HOME 東京・東京周辺 栃木 日光 【2023年】日光エリア完全ガイド!おすすめの買い物・グルメ・観光スポットを定番から穴場まで
【2023年】日光エリア完全ガイド!おすすめの買い物・グルメ・観光スポットを定番から穴場まで

【2023年】日光エリア完全ガイド!おすすめの買い物・グルメ・観光スポットを定番から穴場まで

更新日: 2023/10/03

東京から電車で約2時間、栃木県の北西部に位置する関東随一の観光地が日光です。世界遺産の「日光東照宮」をはじめとする歴史的な建造物や日本三名瀑(日本の滝の名所)のひとつ「華厳の滝」、紅葉の名所「いろは坂」や「中禅寺湖」、歴史&自然温泉と老若男女が楽しめるスポット満載です。

そんな日光の基本情報と定番&おすすめの観光、グルメスポットなど最新情報をご紹介します。

目次
  1. 日光の特徴:日本における日光とは?
  2. 日光に行くベストタイミング
  3. 日光へのアクセス
  4. 日光で宿泊する
  5. 日光でグルメを楽しむ
  6. 日光でカルチャーを楽しむ
  7. 日光でアクティビティを楽しむ
  8. 日光でショッピングを楽しむ
  9. 日光周辺の観光地&スポット

日光の特徴:日本における日光とは?

日光の特徴:日本における日光とは?

関東地方の北部、栃木県の北西部にあり、全国の市町村の中で三番目に面積が広い市です。「男体山」や「中禅寺湖」といった山や湖などの豊かな自然が多く、季節ごとに変わる美しい景観を目当てに、年間1200万人以上が訪れる国内有数の観光地です。

日光は、西暦766年に勝道上人(しょうどうしょうにん)という僧侶が開山※し、古くから山岳信仰の聖地とされてきました。日本の江戸時代(1603年~)に日本を統治していた徳川家の初代将軍・徳川家康のお墓「日光東照宮」ができるとより多くの人が訪れる場所になりました。

1999年には「日光二荒山神社」、「日光山輪王寺」とともに、「日本の社寺」として世界遺産に登録されています。その他、歴史的・文化的な価値が高いパワースポットともいわれる寺社仏閣がたくさんある地域です。
※開山:森林を切り拓いて仏教における修行の場とすること

日光のエリアは広く、世界遺産エリアを中心とした市街地と、バスで80分ほどいった奥日光エリアがあります。奥日光は、山、湖、滝、そして温泉など豊かな自然が見どころで、標高は1300mほど。遊覧船やカヤックなどで景色を楽しめる「中禅寺湖」、「明智平展望台」からは中禅寺湖と山々の絶景も拝めます。

2018年頃までは、年間約10万人の外国人観光客が日光に訪れていた人気の観光地。「日光東照宮」は、TripAdvisorの「外国人に人気の観光スポットランキング 2020」では、全国7位にランクインするほどです。

かつては、大使館の別荘があるなど、日本に住む外国人の避暑地として賑わっており、欧米の文化が根付いていました。そのためどこか馴染みやすさを感じるのかもしれません。伝統的な建造物、歴史や文化の深さなど唯一無二の魅力が多く、「NIKKO」として世界的にも知られています。

日光に行くベストタイミング

日光に行くベストタイミング

日光の魅力は、歴史的建造物と四季折々の美しい自然。年間を通して楽しめますが、特に秋冬はおすすめのシーズンです。なんと言っても、日光の秋の紅葉は全国的に有名。竜頭ノ滝、中禅寺湖、華厳滝、「日本の道100選」にも選ばれている「いろは坂」など名所だらけで、毎年多くの観光客が訪れます。例年、見頃は10月中旬~11月上旬です。

また、冬は日本らしい雪景色も絶景。雪を見ながら入る温泉(=雪見風呂)や、氷瀑(凍った滝)、奥日光の雪まつりなど、寒い時期ならではの体験や景観も盛りだくさんです。

日光は、東京と比べると年間を通して3~7℃ほど気温が低い地域です。1日のなかで気温差が激しく、夏でも朝晩は急激に冷え込むため、気温差に対応できる服装がおすすめです。奥日光ともなると標高が高いため春でも寒く、秋といっても東京の真冬並み。冬はマイナスにまで下がり、雪も降るため、しっかりした防寒対策が必須です。

日光へのアクセス

画像提供:東武鉄道
画像提供:東武鉄道

a. 東京からのアクセス

【鉄道】
日光には、JR「日光」駅と、東武鉄道「東武日光」駅があります。この2つの駅は、徒歩5分ほどの距離ですが、観光に便利なのは「東武日光」駅です。

東京方面から向かう場合は、浅草駅からが最もアクセスが便利です。1日の本数は少ないですが、新宿池袋からもJR・東武直通特急「日光号」が出ているので約2時間で直行できます。

・利用できる路線
JR…日光線「日光」駅
東武鉄道…東武鉄道日光線、東武伊勢崎線「東武日光」駅

・東京駅からのアクセス
JR利用の場合
東京駅<東北新幹線>→宇都宮駅<日光線>→日光駅 約2時間~(新幹線自由席の場合5,150円)
JR+東武鉄道利用の場合
東京駅<JR上野東京ライン・土浦行>→北千住駅<東武伊勢崎線「東武特急スペーシア」利用>→東武日光駅 約2時間3分(3,570円)
新宿池袋からのアクセス
JR・東武直通特急「日光号」利用、約2時間(4,090円)
上野からのアクセス
上野駅<東京メトロ日比谷線>→北千住駅<東武伊勢崎線「東武特急スペーシア」利用>→東武日光駅 約2時間(3,520円)
浅草からのアクセス
浅草から「東武特急スペーシア」利用で直通 約1時間55分(3,340円)

※ 東武鉄道「特急スペーシア」は、東武日光駅発着の場合は「けごん」、鬼怒川線・鬼怒川温泉駅発着場合は「きぬ」と、行き先によって電車の名称が異なりますので注意してください
※ 費用は切符利用の場合
※ JR Rail Pass は、栗橋~下今市間は東武鉄道と直通運転している急行列車のみ利用可能

日光地区の鉄道、バスが乗り降り自由!「まるごと日光東武フリーパス」
浅草など東武鉄道の発車駅~下今市駅間の往復乗車券と、フリー区間の乗車が乗り降り自由な切符。有効期限は4日間なので、ゆっくり回りたい方にはぴったり。

【バス】
東京駅から高速バスも利用できます。

東京駅八重洲南口からのアクセス…東北急行バスの「東京~日光・鬼怒川線」で「東武日光」約2時間55分(2,500円)
※2023年9月現在運休

b.日光を周遊する場合の交通方法

日光周遊に便利な周遊パスがたくさんあります。中でも訪日外国人観光客専用パスは、お得でおすすめ。2018年にリニューアルされて、さらに使いやすくなりました。

▶訪日外国人専用「NIKKO PASS ALL AREA」
日光の有名な神社寺院などはもちろん、中禅寺湖機船や明智平ロープウェイまでお得に楽しめるパスです。また、施設等でのさまざまな割引特典もついています。

料金:夏季(4/20~11/30)大人4,780円 小児1,330円/冬季(12/1~4/19)大人4,160円 小児1,080円
有効期限:4日間

▶訪日外国人専用「 NIKKO PASS world heritage area」
日光世界遺産指定エリアにある寺社仏閣を中心に回りたい方に便利なパスです。

料金:大人2,120円 小児630円
有効期限:2日間

日光で宿泊する

日光は「日光湯元温泉」とも呼ばれ、昔から温泉地として有名で、多くのホテル旅館温泉があります。手頃な温泉付き旅館ホテルから、贅沢な5つ星級のハイクラスなホテル、高級旅館など、バリエーション豊か。

日光東照宮周辺の温泉旅館なら観光に便利、ゆっくり自然の中でくつろぎたいときは、静かで落ち着いた奥日光の宿への滞在がおすすめです。

日光でグルメを楽しむ

日光の名産品といえば、山から湧き出る豊富な地下水で作られる「湯波(ゆば)」。「ゆばむすび」や「ゆばそば」、ゆばをつかったスイーツ「揚げゆばまんじゅう」や「ゆばソフトクリーム」は必食です。その他、プリンやチーズケーキ、栃木の名産いちごを使ったスイーツ日光の天然氷を使ったかき氷も人気があります。

日光でカルチャーを楽しむ

日光は由緒ある寺社仏閣が多いエリアなので、世界遺産日光の社寺」をはじめとした建築物等の文化的遺産は必見です。

日光東照宮:徳川家康がまつられた神社
日光二荒山神社:縁結びの神様として有名なの神社
日光山輪王寺:日光山最大規模の木造建造であるお堂をはじめ、15の支院がある
・神橋:木造朱塗りの美しい橋
日光真光教会:ゴシック様式の教会

日光な数々の伝統工芸品もあります。龍を一筆で書き上げるアート「一筆龍」、その昔は神域境内の履物として重宝されていた「日光下駄」、日光市特産の「日光彫」はお土産にもおすすめ。その場で彫って、キーホルダーや表札などにしてくれます。

日光でアクティビティを楽しむ

自然豊かな日光では、大自然を満喫できるアクティビティが楽しめます。半月山、戦場ヶ原のハイキングやトレッキング、中善寺湖では遊覧船やカヌー。キャンプもできるので、アウトドアレジャー好きな方へイチオシです。

宿泊する場合は、夜ならではの星空観測ツアーやナイトツアーなども人気です。季節限定ですが、夏は奥日光でマスのつかみ取り体験、冬は戦場ヶ原でパウダースノーの中をシュートレッキングなど、ユニークなものもあります。

日光でショッピングを楽しむ

日光名産のゆば製品をはじめ、さまざまな銘菓や工芸品はぜひ調達してほしいところ。「冨士屋観光センター」は、日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の門前にあり、お菓子から工芸品まで扱う便利なお土産店日光限定「とちおとめチーズケーキ」など限定品からメジャーなものまでひと通り手に入ります。

日光周辺の観光地&スポット

周辺スポットでは、日光エリアにも含まれる鬼怒川がおすすめ。鬼怒川渓谷沿いに多くのホテル旅館が立ち並ぶ、関東有数の温泉地です。発見された江戸当初は、大名や僧侶など限られた人しか入ることができなかったという由緒ある場所でもあります。

日光からは、電車(東武日光線)またはバスで行くことができます。

周辺には、「東武ワールドスクエア」、「江戸ワンダーランド 日光江戸村」などの特徴あるテーマパーク、絶景が望める「鬼怒川ロープウェイ」などがあり、家族連れにぴったり。フリーパスのエリアで行けたり、割引き対象施設もあったり、日光とセットで訪れると便利なので、足を延ばしてみてください。

都心からアクセスが良く、日本らしい四季で移り変わる自然と深い歴史的な魅力がいっぱいの日光。訪日外国人観光客専用のお得なパスがあるなど、ますます便利になっています。日帰りはもちろん、温泉地でゆっくり宿泊もできるので、行きたいスポットや滞在できる期間に合わせて訪れてくださいね。

Written by:
島田みゆ
島田みゆ

旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。

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