日本は2022年10月11日から水際措置が見直され、入国制限の大幅緩和、そして個人の外国人旅行客の入国も解禁されました。
また、Travel and Tourism Development Index 2021 から世界で最も魅力的な観光地と評されたこともあり、これからafterコロナの海外旅行先として、多くの外国人から高い人気を博すことを期待されています。
今回LIVE JAPANでは読者へのオンラインアンケートを実施し、今後の日本への旅行計画そして旅行全般に関する質問を募集しました。
調査によると、約26%の回答者は2023年5月以降の来日を計画している、また大多数の約74%の回答者は未定ではあるものの、2023年5月までに来日を予定しているという結果になりました。
今回は、いただいた質問に回答しながら、日本を観光するにあたっての必要な最新情報をご紹介します! これから多くの外国人観光客のみなさまが来日することを期待し、お役に立てればと思います。
main image:PIXTA
旅行の準備
Q. 一番混雑する季節はいつですか?
日本には四季がありそれぞれの魅力があるため、一年を通して観光客が絶えることはありません。しかし、日本政府観光局(JNTO)から発表されている月別訪日外客数の推移データによると、4月と7月が最も人気の時期であることがわかります。
また同調査では9月が最も少ない数値になっているため、混雑を避けて旅行をしたい場合は、この時期を候補にしてもいいでしょう。
それぞれの季節ごとの混雑状況をまとめましたので、参考にしてくださいね。
春: この時期は世界的にも有名な桜の開花が始まることにより、観光客数はどこもピークを迎えます。特に満開時においては、人気の観光地などでは大混雑が予想されます。
また、4月後半から5月前半はゴールデンウィーク(日本の大型連休)の時期に当たるため、日本人も含め観光客は1年の中で最も多くなり、どこも混雑が予想されます。
夏:夏の初め頃は梅雨に当たるため、観光客は落ち着く傾向にあります。しかし、夏も中盤になれば、海などへ向かう観光客も増え、夏祭り( 祇園祭(7月)、 七夕祭(8月)、 ねぶた祭り(8月)等)の開催に伴い、賑わいが戻り始めます。
更に、 夏はお盆や学校の長期休暇とも時期が重なるため、全国的にこの期間は混雑が予想されます。
秋: 秋は天気が変動しやすく、度々台風や豪雨に見舞われ、観光客数は落ち着きます。
しかし、紅葉で辺りが色付き始めるにつれ、旅行者の数は次第に増えていきます。シルバーウィーク(9月に祝日や国民の休日が連続する週)の期間は日本人観光客の増加が予想されます。
冬: 冬は上質な雪を目当てにスキーヤーやスノーボーダーが北へ移動するため、北海道や東北地方ではこの時期に混雑のピークを迎えます。また、12月後半からは年末年始の休暇が全国的に始まるため、1月の上旬ごろまでは帰省などでどこも混雑が予想されます。
日本の祝日や国民の休日は多く混雑の要因にもなるため、旅行の計画を立る際は、そこにも注意して日程を検討してみてください。
また、ピーク時はホテルや旅館などの宿泊施設をはじめ、飛行機や各種交通機関の予約も増加します。残念なことにならないように、早めの宿泊の予約、そして、交通手段の確保をおすすめします。
人気観光スポット周辺の宿泊施設をご紹介します!
・東京
・京都
・大阪
・札幌
・那覇
Q. 混雑スポットを避けたい場合、他のおすすめはありますか?
A. 多くの観光客は都市部や人気観光地周辺に集中しがちですが、もしも都会の喧騒を避けたい場合は、都心部から少し離れた場所が魅力的な選択肢の一つです。東京の隣接県である神奈川、千葉、埼玉、もしくは、近くの群馬や静岡などには外国人観光客があまり多くない、穴場的な観光地がたくさん存在します。
東京近郊のおすすめの観光地をいくつかご紹介します!
葉山(神奈川):富士山と海の絶景を楽しむことができるスポットです。
秩父(埼玉):大自然の中で静寂な時間を過ごすのにぴったりなスポットです。
下田(静岡):伊豆諸島の南海岸沿いで温泉を満喫するのに最適なスポットです。
水上(群馬):山に囲まれながら、伝統的な日本の温泉文化を満喫するのに最適なスポットです。
Q. 季節ごとの見どころを教えてください
A. 春の桜や夏のお祭り、秋の紅葉や冬のパウダースノー、日本は四季ごとに様々な表情を持ち合わせ、一年を通し、観光客を魅了し続けます。
春:
日本の春は花々に彩られ、中でも代表的な桜は多くの人々を魅了します。桜の花は開花期間が短く儚いですが、その儚さが織りなす美しさを目当てに、毎年たくさんの人が訪れます。
夏:
夏はいろいろな地域で夏祭りが開催されます。日本の夏祭りはお盆に起因するものが多く、文化的にも大切な催しと考えられています。
秋:
夏の猛暑が過ぎ、天気も少しずつ涼しくなるにつれ、景色は一変し、秋の紅葉に彩られます。日本では、「もみじ狩り」(紅葉鑑賞)を通じ、人々は秋の色彩を楽しみます。
冬:
年末に差しかかると全国的にとても賑やかな雰囲気が漂い始めます。
クリスマスの時期にもなると、辺りは煌びやかなイルミネーションで飾り付けられ、華やかになります。
また、クリスマスが過ぎお正月になる頃には、景色は様変わりし、伝統的な正月飾りが辺を彩ります。
Q.季節ごとの天候は? 何を準備すればいいですか?
A. それぞれの季節ごとに、様々な天候が予想されるため、その時期に合わせ準備するものが異なります。
日本の季節ごとの天候とそれぞれの時期に必要な持ち物、注意点等をご紹介します。
春(3月~5月):概ね過ごしやすい気候に恵まれ、東京では平均最高気温は19度、平均最低気温が10度程になり、とても穏やかです。しかし、冬の寒さも時折感じるため、暖かい服なども常備しておく必要があるでしょう。
夏(3月~5月):6月と7月は日本の梅雨にあたり(北海道を除く)、雨や湿度の高い日が多くなります。しかし、 8月に入ると雨雲は去り、晴天の日が次第に増え、暑い日差しを多く感じるようになります。日本の夏は晴れても曇りでも非常に蒸し暑いことが多く、たくさん汗をかくことが予想されるため、涼しい服や着替えを十分に用意する必要があります。
秋(9月~11月): 秋の天気は変動が大きく、暑い日と寒い日が混同します。特に秋の前半は残暑が残っているため、服装は薄着と羽織るものを両方準備したほうが賢明でしょう。この時期は時折台風も発生するため、注意が必要です。台風についてはこちらを参考にどうぞ。
冬(12月~2月): 日本の冬の寒さは地域により大きく異なります。例えば、1月の南部での平均最低気温は5度程、東京は1度程であるのに対し、東北や北海道の北部では、平均気温は−8度まで大幅に下がります。そのことにより、局地的な豪雪を伴うこともしばしばあります。 ですので、もし北部を訪れる予定がある方は、防寒性能の高い服や靴、防寒対策グッズ等をしっかりと準備することが重要です。ただし、東京や大阪、京都等の都市部の訪問であれば、簡単なジャケット及びマフラー等の準備で問題ありません。
Q. 効率的に観光するにはどんな交通手段がありますか?
A. 日本にはいろいろな交通手段がありますが、その中でも世界に誇る日本の鉄道は、旅行者にとって最も便利な交通手段でしょう。また、各鉄道会社からは様々なお得で便利な乗車券が販売されており、電車の乗り放題特典なども付与されることもあるので、より経済的で効率的な旅をすることができます。
お得な乗車券をいくつかご紹介します!
全国を旅するにおいてお得な乗車券:
ジャパン・レール・パス
JRから外国人旅行者へ特別に販売されているこのチケットは全国(一部を除き)のJR鉄道を1、2、3週間の期間乗り放題で利用できる特典が付いてくるお得な乗車券です。さらに、東京モノレールやJRバス、宮島フェリーの乗り放題特典も付くため、日本全国の旅行を予定している場合は、見逃したくないお得な乗車券です。
都市部をまわるにあたり、おすすめな乗車券(東京、大阪):
Tokyo Subway Ticket
Tokyo Subway Ticketは東京の地下鉄13路線上の250駅を乗り放題で利用できるお得な乗車券です。さらに、このチケットを提示することで東京の人気スポットで割引やお土産が受け取れる特典もついてくるので、東京を観光する場合は見逃したくない乗車券です。Tokyo Subway Ticketには3種類(24、48、72)あり、1日、2日、3日の乗り放題特典から選択することができます。
大阪アメージングパス
こちらの乗車券は大阪メトロ、路面電車、そしてバスを1日または2日間の期間、乗り放題で利用することができ、さらには大阪の有名観光地(梅田スカイビル、大阪海上バス等)への入場割引等を受けることができる、とてもお得な乗車券です。
東京からの日帰り観光におすすめなお得乗車券:
JR TOKYO Wide Pass
JR東日本より、外国人へ特別に販売されているこのパスは、3日間の期間、関東地方(対象エリア)、さらには長野県や新潟県、または山梨県や静岡県の一部のJR列車を乗り放題で利用できるお得な乗車券で、東京からその周辺を日帰りで観光する旅行者に特におすすめです。さらに、いくつかのJR系列外の列車にも特典が適用されるため、日光や富士山など人気観光スポットへも足が伸ばすことができます。
地方の観光におすすめな乗車券:
JR EAST PASS Nagano, Niigata area or Tohoku area
JR東日本より、外国人へ限定的に販売されているこのパスは5日の間、長野・新潟エリア、もしくは東北エリアで運行するJRの列車、並びにJRバスを乗り放題で利用できるお得な乗車券で、日本の地方を旅行する場合にとても便利でお得なパスになります。信州地域(長野、松本、白馬等)を観光予定てあれば、JR EAST PASS(Nagano)がおすすめです。また、さらに北の地域、例えば山形、秋田、青森等を目指す場合はJR EAST PASS(Tohoku area)をおすすめします。さらに、いくつかのJR系列外の列車にも乗り放題の特典が適用されるため、日光や伊豆等、同パスを利用し、人気の観光地へも訪れることも可能です。
JR EAST-SOUTH HOKKAIDO RAIL PASS
JRより短期滞在の外国人へ特別に販売されているこのパスは、東北地域から更に北の北海道を旅行したい方におすすめな乗り放題特典付の乗車券です。この乗車券は6日間(2週間内で連続した6日間)、関東並びに東北のJR東日本の列車と北海道南部のJR北海道の列車を乗り放題で利用することができます。特典の中には東京モノレールやいくつかのJR以外の列車、またはバス等の乗り放題も含まれます。
その他の交通手段の活用について:
・レンタカーを借りて、日本を運転してまわる。レンタカーの手配についてはこちらをご参照下さい。
・飛行機の国内線を使用し、移動する。国内線の旅行券の予約に付きましては こちらをご参照下さい。
・高速バスや夜行バスを使用し、格安で移動する。詳細はこちらをご参照下さい。)
日本への入国について
Q. 入国の手続きは? よりスムーズに済ませるコツはありますか?
A. 基本的な入国手続きは次の通りです。
・検疫所での検査
・イミグレーション
・手荷物の受け取り
・動植物検疫所にて検査
・税関申告
・到着ロビーへ進む
また、より円滑に手続きを進めるには、Visit Japan Web; のデジタルサービスへ事前登録を済ませておくことをおすすめします。このサービスを使用することでイミグレーションや税関申告をオンライン上で完了させることが可能になります。
更に、ファストトラック機能を利用すれば、検疫手続きで必要な書類(正式なワクチン接種証明書、72時間前に発行された正式な陰性証明書等の画像)を事前にアップロードすることができるため、入国手続きの一部を前もって完了することができます。
このように、最近では入国手続きをより便利にする方法がいくつか導入されてはいますが、重要なことはオフィシャル情報等のアップデートを確認し、ご自身で入国時に必要な最新事項をしっかりと把握することです。
Q. 入国するにはワクチン接種が必須ですか?
A.入国の際、ワクチン接種は必須ではございません。しかしながら、正式な接種証明書が提出できない場合には、検疫所へ72時間以内に医療機関から発行された陰性の検査証明書を提出することが義務付けられています。WHOの新型コロナワクチン緊急使用リストに記載されているワクチンを3回接種済みであると証明する正式な接種証明書を保有している場合は、出国前検査証明書の提出や入国時の検査、及び入国後の待機が不要となります。
Q. 本人はワクチン接種済みですが、同行者が未接種の場合はどうすればいいですか?
A.1つ前の質問への回答の通り、入国に際してのワクチン接種は必須要件ではありません。しかし、正式なワクチン接種証明書が提出できない場合は、各自で必要な検疫手続きを踏む必要があります。
Q. 子供及び乳児のワクチン接種は必須ですか?
A. 18歳未満のお子様の接種証明書については、親または監護者が正式なワクチン接種証明書を提出可能であれば、書類の提出は免除されます。
親または監護者が正式なワクチン接種証明書を保有せず、陰性証明書で入国手続きを進める場合、6歳未満のお子様に関しては陰性証明書の提出は免除されます。(ただし、陰性証明書はできる限りの取得を推奨されています。)
また、6歳以上のお子様に関しては、大人と同様のプロセスを踏む必要があり、各自で陰性証明書を検疫にて提出する必要があります。
子供の接種証明書や陰性証明書の提出の免除は親や監護者が同行していることが前提です。ですので、子供が単独で入国する場合には年齢に関わらず各自で検疫手続きを踏む必要があります。
詳細については下記をご確認ください。
Q. 日本へ入国する際、ビザが必要な国はどこですか?
A.2022年10月11日の時点で、日本への入国に際し、68カ国が短期滞在ビザの取得を免除されています。(国によって条件が異なる場合があります。詳しくはこちらをご確認ください。 )
上記以外の国から入国した場合、もしくは上記の国から入国しても条件を満たさない、ビザの取得が必要になります。
ビザを必要とする主要国家:フィリピン、ベトナム、CIS 諸国等。
Q. 日本への航空便の状況はどうですか?
A.国にもよりますが、2022年10月より日本が外国人観光客の受け入れを再開したことで、各航空会社は増加する観光客へ対応するべく便数を増やす傾向にあります。10月の再開を機にインバウンド観光客はすでに前年同月から2154.8%程増加し、この数字は今後も上昇する見通しです。
それぞれの出発地からの航空便の有無はこちらからご確認ください。
航空便の確認後はお得な運賃を検索してみましょう。
スカイスキャナーのような検索エンジンを使用することにより、オンライン上で最もお得な運賃を検索することができます。
日程がすでに確定している場合はプライスアラート機能を設定することで、変動価格のお知らせを受けることができ、一番お得な運賃価格を見逃すことなく、予約することができますよ。
日本滞在中について
Q. 滞在中もしコロナに感染した場合、どのように対応すれば良いですか?
A. コロナに感染したと疑われる場合、まずは保健所または新型コロナの相談窓口へ連絡することが先決です。その後、各機関より、その後の治療方法や期間について連絡があります。
もし、医療機関を受診し、陽性が判明した場合は受診先の医療機関が保健所に連絡をします。健康状況によって、現在の滞在先で療養をする、もしくは他の施設へ移動を指示される場合があります。
市販のコロナ検査キットで陽性が判明した場合はご自身で保健所ないしは新型コロナ相談窓口へ連絡をして、治療方法や待機期間等の指示を持ちます。
詳細につきましては下記をご確認ください。
Q. 滞在時はマスクを着用する必要はありますか?
A. 日本では厳格なマスク着用義務はないものの、政府は屋内 (ソーシャルディスタンスが保てる場合、会話がない場合を除く)もしくはソーシャルディスタンスを保てない場合(人混みや交通機関の利用時)においてはマスクの着用を今も推奨しています。
また、レストランやショッピングセンター等各種インドア施設では、マスク着用のお願いをされる場合が多く、入り口付近にイラスト等でわかりやすく、提示がされています。
また、2歳から6歳の子供においては、ソーシャルディスタンスの有無に関わらず、マスクの着用は通常求められませんが、状況によっては着用をお願いされる場合があります。
日本ではコロナの流行前から風邪予防や保湿のためにマスクをする習慣が根付いているため、多くの人々は自発的にマスクを着用しているということも理解ください。
Q. 2020年以降日本で新しいこと、変化したことはありますか?
A.コロナ禍は外国人観光客の不在により、日本の観光業界は長い間停滞していました。 しかしそのような状況下でも進化を続け、2023年、そしてその先も外国人観光客の方々に楽しみを提供する試みは止まることはありません。
2022年新規オープンしたおすすめ施設をいくつかご紹介します!
・ネイキッドフラワーズ フォーユー (有楽町、 東京): 複数のデジタルガーデンを巡る、体験型アート展 (2022年3月オープン)。
・ジブリパーク(愛知県):日本の有名なアニメーションスタジオ、ジブリを題材にしたテーマパーク。(2022年11月オープン)
2022年以降オープン予定施設についてはこちら:
・東京ミッドタウン八重洲 (八重洲, 東京):
2023年3月に東京駅の目の前にオープンする大型商業施設 。2022年9月時点では、本施設のグランドオープンに先駆け、B1Fとバスターミナルがすでに開業をしています。
・千客万来(豊洲, 東京):2023年9月にオープン予定の豊洲市場に隣接する商業施設。本施設は江戸の町並みが再現されており、日本の食文化の発信拠点としての役割が期待されています。
・東急歌舞伎町タワー(新宿、東京):2023年4月、東京で有名な繁華街、歌舞伎町にて2023年4月にオープン予定の大型エンターティンメント施設。
※本記事の情報は2022年12月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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