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【2023年】日本のイベント&国民の祝日カレンダー

【2023年】日本のイベント&国民の祝日カレンダー

更新日: 2023/01/10

日本は祝日が多い国のひとつだとご存知ですか?
では、日本の国民の祝日はいつ?1年に何日あるの?日本を旅行するのに最も適した時期は?

今回は旅行計画のためにも知っておきたい、国民の祝日スケジュールと、旅行のベストシーズンについてご紹介します。

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日本の「国民の祝日」について

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日本には年間16日、国民の祝日があります。多くの企業や店舗は、国民の祝日に加え、夏のお盆、正月が連休となることがほとんどです。ただし、業種によって違い、大型商業施設の多くは、正月の元旦を除き、年中無休で営業しています。コンビニエンスストアをはじめ、24時間365日営業している店もあるので、都市部へ旅行する方はちょっとした買い物で困ることはほとんどありません。

【2023年】国民の祝日・イベント一覧

★は祝日

1月1日
元旦★
1月2日
振替休日(2023年は国民の祝日である元旦が日曜のため)
1月9日
成人の日★
2月11日
建国記念の日★
2月14日
バレンタインデー
2月23日
天皇誕生日★
3月3日
ひな祭り
3月14日
ホワイトデー
3月21日
春分の日★
4月29日
昭和の日★
5月3日
憲法記念日★
5月4日
みどりの日★
5月5日
こどもの日★
5月14日
母の日
6月18日
父の日
7月7日
七夕
7月17日
海の日★
7月30日
土用の丑の日
8月11日
山の日★
8月13~16日
お盆
9月18日
敬老の日★
9月23日
秋分の日★
10月9日
スポーツの日★
11月3日
文化の日★
11月23日
勤労感謝の日★
12月24~25日
クリスマス
12月31日
大晦日

日本のレジャーのハイシーズンとオフシーズン

日本のレジャーのハイシーズンとオフシーズン

日本で最もイベントが集中するのは、7月から8月にかけての夏の2ヶ月ほどの間。学校は夏休みとなり、夏祭りや花火大会といった楽しい行事が日本各地で催されます。年間の長期休暇は、国民の祝日が連続する5月の「ゴールデンウィーク」、8月中旬頃の「盆休み」、9月中旬の「シルバーウィーク」、そして12月末から1月3日までの「年末年始」の年4回あります。この時期はホテルの宿泊料が高くなり、電車や高速道路は渋滞し、また観光地も非常に混雑します。

ゴールデンウィークは祝日が続き、毎年連休となる一方、シルバーウィークは厳密には、5連休(土日、敬老の日、国民の祝日、秋分の日)となるタイミングだけを指します。2023年は5連休にならない並びですが、間の平日に仕事を休んで長期休暇とする人もいます。

レジャーのオフシーズンは、年間の長期休暇を外した時期。春から夏であれば、ゴールデンウィーク直後から7月第3月曜日の「海の日」まで。また、冬は1月の第2月曜日の「成人の日」以降の時期が混雑を避けた旅行に最適です。

国民の祝日とイベントの紹介(2023年)

2023年1、2、3月 春

2023年1、2、3月 春

★1月1日:元旦
日本の正月はグレゴリオ暦の1月1日。しかし新年を祝う行事は、年末年始の数日から数週間にわたって行われます。1月1日~3日は「三が日」と呼ばれ、多くの企業や個人商店は冬休みのことが多いです。また、2023年は1月2日が休日になります(国民の祝日である元旦が日曜のため)。

★1月9日:成人の日
毎年1月第2月曜日。20歳になった若者たちを祝う日です。この日には、自治体が主催する「成人式」と呼ばれる祝典が開催され、新成人たちは生まれ育った地域の成人式に参加します。この時期は、華やかな着物(振袖)やスーツ姿の若い男女を多く見かけることができます。

★2月11日:建国記念の日
紀元前660年の2月11日に、時の天皇である神武天皇が建国した日とされ、国民の祝日に指定されています。なおこの日は、太陰暦の元旦と同じ日です。

2月14日:バレンタインデー
世界各国と同じく、カップル同士が祝う日です。日本では、女性から男性に告白する日としても浸透しています。その一環で、女性から男性にチョコレートを贈る習慣が根付いており、百貨店や商業施設では限定のチョコレートを多数販売。最近では、友人同士で贈り合う「友チョコ」、自分へのご褒美「自分チョコ」として購入する人も増えています。

★2月23日:天皇誕生日
現在の天皇陛下の誕生日は国民の祝日です。2019年5月1日より、現在の天皇陛下が即位され、2020年から新たに2月23日が天皇誕生日になりました。2019年以前は、12月23日が天皇誕生日でした。

3月3日:ひな祭り
女の子の健やかな成長を祈る年中行事。桃の花が咲く時期であることから「桃の節句」とも呼ばれています。女の子がいる多くの家庭では、2月上旬ごろから3月3日当日までひな人形を飾り、ひなあられと呼ばれる和菓子やちらし寿司、ハマグリのお吸い物などをいただきます。

3月14日:ホワイトデー
バレンタインデーのお返しで、男性から女性にプレゼントをあげたりディナーをごちそうしたりする日。お返しは、マシュマロ、キャンディ、クッキーなどが定番。同僚やあまり親しくない友達からバレンタインデーにもらう「義理チョコ」のすべてにお返しをあげる必要はないと考えられています。

★3月21日:春分の日
春の節目を示す日です。日本の法律で月日が決まっておらず、前年の2月、国立天文台が発表。自然を愛で、すべての生き物へ感謝を捧げる日とされています。

■2023年4、5、6月 夏

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★4月29日:昭和の日
昭和天皇の誕生日で、かつては「みどりの日」や「天皇誕生日」と称していました。「ゴールデンウィーク」の始まりを昭和の日とする企業やビジネスパーソンが多く、この日から5月上旬まで長期休暇に入る人もいます。

★5月3日:憲法記念日
第二次大戦後の1947年5月3日に日本国憲法が施行された日を記念して制定。5月1日~7日は「憲法週間」として、法廷見学などの憲法に関する啓もう活動が日本各地で開かれます。

★5月4日:みどりの日
自然の恵みに感謝し、環境と人間の関係を考える日として制定。自然を感じられるよう、国立公園の一部では、無料開放されます。最新情報はウェブサイト等で確認しましょう。

★5月5日:こどもの日
こどもの健やかな成長を願う祝日。この日は成功と成長の象徴である鯉の形をした旗「こいのぼり」を掲げて家族で祝うのが習わしです。また、心と身体を清めるとされる「菖蒲湯」に入る風習もあります。関東地方では柏餅、関西地方ではちまきを食べることが多いです。

5月14日:母の日
毎年5月第2日曜日。お母さんへの感謝を伝える日です。アメリカの母の日と同様に、日本でもお母さんにカーネーションを渡すのが定番。一部のレストランやホテルでは、「母の日プラン」を実施しています。

6月18日:父の日
毎年6月第3日曜日。母の日と同じく、アメリカの風習を参考に制定されました。日本ファーザーズ・デイ委員会が「父の日黄色いリボンキャンペーン」を広めたことから、黄色いバラを贈る人が増えました。

■2023年7、8、9月 秋

■2023年7、8、9月 秋

7月7日:七夕
「短冊」と呼ばれる細長い紙に願い事を書き、笹の葉に下げて祈るイベントです。離れ離れになった織姫と彦星が、1年に1度、夜空に流れる天の川を渡って再会できるという伝説があります。

七夕のイベントは日本各地で行われ、仙台七夕まつり(宮城)、湘南ひらつか七夕まつり(神奈川)、一宮七夕祭り愛知県)が「日本三大七夕」と称されています。

★7月17日:海の日
毎年7月第3月曜日。海に感謝を捧げるとともに、海に囲まれた国である日本の成長と発展を祈る祝日です。7月は日本の夏にあたるため、全国各地で海水浴場がオープンする「海開き」が行われます。この時期、海水浴場の近くは電車や道路が大変混雑するため、旅行の予定を立てる際は注意が必要です。

7月30日:土用の丑の日
日本の古い日付の数え方で、年に4回ある「土用の丑の日」のうち、夏だけが今でも残っています。夏の土用の丑の日には、うなぎを食べる習慣が江戸時代から続いています。スーパーでは、うなぎのかば焼きやうな重が販売。

★8月11日:山の日
山の恵みに感謝する「山の日」(8月11日)という祝日もあります。日本は海と山に恵まれた国であり、「海の幸」「山の幸」といった表現はまさに日本ならではのものです。

8月13~16日:お盆
亡くなった先祖の霊を祀る期間です。お盆の前後に花火大会が多いのは、鎮魂の目的で始まったからという説もあります。お盆に合わせて夏休みにする企業が多く、地元へ帰省して、家族や親戚と過ごす人も多いです。お盆はもともと旧暦(太陰暦)の7月15日頃とされていました。現在は、新暦(太陽暦)にもとづいており、太陰暦の7月15日頃に当たる8月15日頃をお盆とする地域が多くなっていますが、旧暦(太陰暦)だった頃の日付に基づいて7月15日頃をお盆としている地域もあります。

★9月18日:敬老の日
毎年9月第3月曜日。高齢者の長寿を祝い、ねぎらう日です。孫や子どもたちが祖父母に贈り物を贈る風習もあります。また100歳を迎えた高齢者には、国から銀杯が贈られます。

★9月23日:秋分の日
秋の節目を示す日です。春分の日同様に、国立天文台が制定します。秋分の日を中日とした1週間を「秋のお彼岸」と言い、先祖供養やお墓参りをする人が多いです。もち米をあんこで包んだ「おはぎ」が先祖にお供えされることから、この時期にスーパーや商業施設ではおはぎがよく売られます。

■2023年10、11、12月 冬

■2023年10、11、12月 冬

★10月9日スポーツの日
毎年10月第2月曜日。1964年に開催された東京オリンピックを記念して制定されました。スポーツに親しむことで健康な体を作るという目的もあり、この日に運動会を催す学校や地域も多いです。

★11月3日:文化の日
11月3日に平和と文化を重視した日本国憲法が公布され、国民が文化に親しむことを目的として定められました。全国各地の美術館博物館、資料館などは無料開放されるところが多いため、秋に観光する方は要注目!

★11月23日:勤労感謝の日
何世紀も前に行われていた収穫祭に起源を持つ祝日です。数十年前から、労働者の権利を促進する日として発展してきました。「勤労感謝」という言葉にちなんで、レストランやスーパーでは日ごろの仕事を労うビールセットの販売などが増えています。

12月24~25日:クリスマス
日本でクリスマスは国民の祝日ではありませんが、イベントとして大々的に盛り上がります。11月中旬から、ホテルや商業施設では大きなツリーが飾られ、街がクリスマスムード一色に。家庭では七面鳥よりフライドチキンを食べる習慣があり、ケンタッキー・フライド・チキンが代表。

12月31日:大晦日
一年の節目である「大晦日」。昔からの縁起物として、「年越しそば」もよく食べられています。大晦日の夜から、多くの寺院では「除夜の鐘」という、大きな鐘を撞く仏教行事を開催。有名な寺院では、大晦日の深夜から新年のお参りの行列ができます。新年の一部のレストランや商業施設は12月29日頃から閉まっていることがあるため、旅行の際は事前に確認しておくのが安心です。

※日本政府の方針により、国民の祝日は変更の可能性があります
※日曜日と「国民の祝日」が同じ日の場合、翌月曜日も休日となります

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