大阪で家電を購入するなら、ぜひ訪れたいのが「ビックカメラなんば店」です。Osaka Metro難波駅や日本橋駅からのアクセスも便利。フロアも広く買い物がしやすい8階建ての家電量販店で、電化製品はもちろん、ドラッグやコスメ、お酒などもそろっていて、外国人観光客にも人気です。2022年の10月より日本の水際対策が緩和されたことで、年始には多くの外国人観光客が訪れました。久しぶりの日本を訪れた彼らはビックカメラなんば店でどんな物を買っているのでしょう?お店で買い物している外国人に聞いてみました。
ビックカメラなんば店のここがイイ!
近くに観光名所やホテルがあり、立地の良さから外国人観光客もよく訪れるという、ビッグカメラなんば店。免税カウンターがあり、英語や中国語など多言語に対応できるスタッフがいるのも人気の理由です。安さと買い物のしやすさで、リピーターが多いのも特徴。
外国人観光客の個人旅行が解禁されてからは、コロナ禍以前に多かった中国人観光客に代わって、台湾や韓国からの観光客が増えたのだそう。同店では、開店直後と19時以降が混み合う時間帯。以前のように大型バスで乗り付ける団体の観光客は減ったそうですが、19時以降はツアーに組まれているお買い物タイムなのか、外国人観光客が団体で来店することもあるそうです。
地元では売っていないアイテム「液体包帯」
最初にお話をうかがったのは、3階のドラッグ売り場にいたニュージーランドからやって来たという30代の女性。「ライスクッカーとビューティプロダクツを見たくて来たのよ」と話す彼女が手に取っていたのは、液体絆創膏。
「これを探しに来たの。ウチの地元では売っていなくて。多くの人が絆創膏を巻くことにアレルギーを持っているわ。でもこの液体絆創膏は塗るだけで良くて、とても使いやすいの」
便利なこのアイテム。残念ながら、彼女が住む地域では販売していないのだとか。何種類かのパッケージを真剣に見比べながら「こうやってGoogle翻訳を使って、パッケージの文字を翻訳して見比べているの」と教えてくれました。同店は、インターネット検索で見つけて来たのだそうで「ビックカメラはとても有名で、しかも安い。さらにクーポンもあるのでお得ね」と話してくれました。
思い出を残すための「チェキフィルム」
次にお話をうかがったのは、ウクライナから来たという10代の女性。3階で購入したのはインスタントカメラ・チェキ「instax mini」のフイルムです。「観光で来たので、たくさん写真を撮りたくて。チェキはもともと持っていて、今日はフイルムを買い足しにきたの」と話してくれました。「プリントのアナログさがエモい」と日本の若者に人気のチェキは、じつは海外でも販売されていて、特に韓国、台湾、中国で人気が高いのだそうです。
同店を選んだ理由については「とても大きなショップだと聞いて、アイテムもたくさんあると思ってきたの。快適でたくさん買い物をしたわ。いろいろあるから買いすぎてしまいそう」と話す彼女。同店ではフィルムの仕上がり見本を並べたコーナーもあり、いろいろなデザインを見比べながら選ぶことができます。
試して良かった!指名買いの「カールアイロン」
1階のビューティ家電のコーナーにいた香港からやって来たという、20代姉妹のお目当ては、カールアイロン。「泊まったホテルにこのアイテムがあって、使ってみて良かったから探しに来たのよ」と教えてくれました。同店を選んだ理由は、割引クーポンがあったから。免税とクーポンを合わせてお得に買い物ができたようです。
「このSALONIAというメーカーは香港でも有名なの。このヘアアイロンは髪の通りがとてもスムーズで引っかからないところがお気に入りよ」と話します。「金沢、京都と観光して、美しい風景を見てきたのだけど、大阪ではとても良い買い物ができたわ」と、ふたりとも満足げな様子でした。
外国人観光客には意外なアイテムも人気
現在、台湾や韓国からの観光客が多いというビックカメラなんば店で、外国人観光客に人気のアイテムをスタッフの方にも聞いてみました。定番の売れ筋アイテムが、5階にある「炊飯器」。コロナ禍前から大人気で2つや3つ購入される方も珍しくないとか。現在は特に、日本と同じモデルが使える台湾からの観光客に人気のようです。
「海外の方には、一升炊きが売れていますね。どれが人気というよりは、どのメーカーもまんべんなく売れている感じです」(売り場担当者)。家族連れで来て、お高めのモデルを購入される方が多いそうです。
また、3階のドラッグコーナーで、3年ほど前から継続して売れているというのが「アリナミンEXプラス」(270錠・店頭価格 5,998円)。目、肩、腰のほか、筋肉痛や肩こりにも効くとして中国のほか、ベトナム、東南アジアの方が主に購入されるのだそうです。
「ひとり大体5から10個くらい買っていかれますね」と売り場担当者。こちらは免税のほか、5パーセントの免税クーポンが使えます。安心の日本製に加え、お得さでも人気のアイテムなのです。
円安の影響で人気なのがお酒です。入国が緩和されてから、じわじわと需要がアップしているのだとか。
「以前は中国の方に日本酒の獺祭(だっさい)がとても人気でした。でも、いまはこちらですね」と売り場担当者が教えてくれたのは、「サントリーの角瓶」(700mlサイズ・店頭価格 1,320円)。韓国で購入すると、日本円で3,000円から5,000円ほどするそうで、お土産用に平均3から4本、多い方は6本ほど買って行かれるのだとか。ウイスキーのバランタイン30年(店頭価格 42,980円)などの高額なお酒も、よく出ているそうです。
同店にはFREE Wi-Fiと免税カウンターがあり、「支付宝(アリペイ)」や「WeChatPay(ウィーチャットペイ)」にも対応しており、まとめ買いにも便利なので、やはりたくさん買い物される方が多い印象。立地の良さもあり、お土産を探すために訪れる外国人観光客も多いようです。それにしても、品揃え豊富なビッグカメラなんば店では、薬やお酒など家電以外のものも人気なのですね。お目当ての商品以外にも、偶然の出合いやお得なアイテムが隠れているのかもしれません。
※本記事の情報は2023年2月時点のものです。
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