日本の風土の基本情報

ユーラシア大陸の極東に位置する日本は、南北約3300キロメートルに日本列島(北海道・本州・四国・九州)と伊豆諸島・小笠原諸島・南西諸島が連なっている。小さな島々が集まった国と思われがちだが、本州は約23万平方キロメートルもあり、世界で七番目に大きい島である。国土全体の面積はドイツと同じくらいだ。
また温帯に位置し、春夏秋冬の四季の変化に富んでいるのが特徴である。
世界で10番目に人口の多い国

日本の人口は約1億2699万人で(2016年7月現在)。世界で10番目に人口の多い国(2015年現在)である。特に気候が温暖である太平洋側に大都市が多く、東京都、大阪府、名古屋市に日本の総人口の約半数が集中して居住している。渋谷駅前のスクランブル交差点 には多くの人が押し寄せ、まさに東京の人の多さの象徴といえよう。
地域によって気候の差が大きい日本

夏は蒸し暑く、冬は雪が降ると思われがちだが、日本は南北に細長い国のため、北海道は寒冷、沖縄は熱帯、といったように地域により大きな気候の差がある。また、同じ本州でも太平洋側と日本海側では天候が全く異なる。しかし、この多様な気候があるために、バラエティに富んだ文化が生まれ、各地でその土地独自の景観や食べ物、イベントを楽しむことができる。
山地が多い日本

国土の約70パーセントは山地が占めているため、ハイキングは日本人に人気の高いアクティビティのひとつで、初心者から上級者まで楽しめる登山コースがたくさんある。また、本州の中央部は「日本アルプス」とよばれる標高3千メートル級の高い山々が連なり、その一部では上質な雪が降ることから、世界中からスキーヤーが集まる。しかも、火山が全国各地にあるため、温泉が湧き出すところも。ちなみに日本には温泉地は約3,000ヶ所、源泉の数は約28,000ヶ所にも上り、温泉に入る文化が古くから根付いている。
海流がぶつかる場所

四方を海に囲まれている日本は、さまざまな種類の魚が獲れる。その理由は、日本海側も太平洋側も暖流と寒流がぶつかる海域があり、豊富なプランクトンが集まることから、小さな魚からマグロなどの大きな魚まで集まる。また、山岳地が多いため河川が多く、川や湖の漁業も盛んである。日本に来たら、寿司はもちろんのこと、さまざまな魚料理に挑戦してみるのもいいだろう。
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