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池袋の新スポット「キュープラザ池袋」はもう行った? 映画、ランチカフェ、最恐VRゲームなど注目店まとめ

池袋の新スポット「キュープラザ池袋」はもう行った? 映画、ランチカフェ、最恐VRゲームなど注目店まとめ

更新日: 2020/04/13

新宿渋谷と並んで都内屈指の大都市である「池袋」。近年では、アニメマンガなど日本の「サブカルチャー」を楽しむ若者向けの街として、大きな変貌を遂げてきました。2018年以降は、CG映像を駆使した新しいタイプのプラネタリウムや、さまざまなゲームが楽しめるeスポーツの複合施設がオープンするなど、ますます魅力的な街へと変化しています。

そんな池袋に2019年誕生したのが「キュープラザ池袋」。池袋サンシャインシティと並んで、池袋を代表するランドマークになるのではないかと注目されています。今回は、キュープラザ池袋で外国人観光客におすすめの店舗を3つピックアップして紹介します!

キュープラザ池袋とは?

キュープラザ池袋とは?

「キュープラザ池袋」は、2019年7月にオープンした大型複合施設です。コンセプトは「ENTERTAINMENT PLAZA(エンターテイメントプラザ)」。映画館のほかにも、ゲームセンターにグルメにと、一日中楽しめるのが特徴です。

施設の最大の目玉は、首都圏最大級の「巨大シネマコンプレックス」。地下2階から地上14階のうち、実に4階から13階までが映画館で占められています。収容されているスクリーン数は全部で12あり、2500人もの観客を収容できます。

そんなキュープラザ池袋には、シネコン以外にも注目すべき「3つのスポット」がありますので、順に紹介していきます。

バイオハザードの世界観をリアルに体験できる最恐VRゲーム

バイオハザードの世界観をリアルに体験できる最恐VRゲーム

最初に紹介するのは、3階にある「プラサカプコン池袋店」。ここは、クレーンゲームや音楽ゲーム、プリントシール機などが楽しめるゲームセンターですが、その一角に、世界中で唯一、ここだけでしか遊べない「特別なVRアトラクション」があります。それが「BIOHAZARD VALIANT RAID(バイオハザードバリアントレイド)」です。

あのバイオハザードの世界感を、VRでリアルに体験できる「世にも恐ろしいサバイバルホラー・アトラクション」です!バイオハザードを知らない人向けに補足すると、「バイオハザード」シリーズは、武器やアイテムを駆使し惨劇からの脱出を試みるサバイバルホラーゲームです。1996年の第1作発売以降、シリーズ累計販売本数9,000万本(2019年2月26日時点)を超え、登場から20年以上経過した今なお、世界中から熱狂的な支持を得ている作品です。
アトラクションの入り口に足を踏み入れると、まず目に入るのが、VRゲーム内でもボスとして君臨している「タイラント」の巨大フィギュア。等身大なのでしょうか、3mは超えているであろう巨体のインパクトはすさまじいものがあります。

VR 体験スペースには、 には、 作品のモデルとなったモデルガンがショーケスに飾られています。自分が特殊部隊となってゾンビと死闘を繰り広げるのだというワクワク感が、一気に高まっていきます!

バイオハザードのVRアトラクションは、「ノーマルエディション(2200円・税込)」と「DXエディション(2500円・税込)」の2種類があります。DXエディションの場合、振動装置を設置したマットの上でプレイするため、よりリアリティと恐怖感を味わうことができます。DXエディションも気になりますが、今回は初めてということで、ノーマルエディションを体験してみました!

VRゴーグルを装着し、両手にガンをもてば準備完了です!
基本のルールは至ってカンタン。引き金をひいて、VR映像に登場するゾンビたちを倒していく極めてシンプルなものです。弾切れしたら両手を振り下げることで補充され、銃の種類を変えたいときは両手を振り上げることで切り替わります。

銃は、基本となるハンドガンの他に攻撃力の高いショットガンと、弾を連射することができるマシンガンがあります。これらの銃を効果的に使い分けていく必要がありますが、基本的には「撃つ・両手を下げる・両手を上げる」の3つの動作だけなので、非常にわかりやすいです。

筆者はゲーム機でバイオハザードを楽しんだ経験がありますが、正直、比較にならないくらい怖かったです!VRアトラクションなので、目の前にいるゾンビのリアリティが非常にハイレベルなのです。

「グロテスクなゾンビが迫ってくる気持ち悪さ」「迫りくる大量のゾンビと、ギリギリの状態で死闘を繰り広げるサバイバル感」が、強く感じられます。お化け屋敷で恐怖体験を味わうよりも、もっと身に迫るようなホラー体験が味わえるでしょう。

2019年7月にリリースされて以来、クリアしたグループが数組しかいないそうです(2019年10月1日現在)。1~4人でプレイできますが、ゲームクリアを目指すならば4人がおすすめだそうです!外国人観光客の方はぜひグループで、一度腕試ししてみてはいかがでしょうか。

※さらに2019年10月26日(土)からは、VRで「バイオハザード7」の世界に入り、恐怖に満ちた屋敷の中を最大4人の仲間と探索していく、フリーロームVRホラーアトラクション『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)』も始まるようです。こちらも、ぜひ足を運んでみてください

  • プラサカプコン池袋店
    • 住所 東京都豊島区東池袋1-30-3 キュープラザ池袋3F
    • 最寄駅 各線「池袋」駅から徒歩5分
    • 電話 03-5904-9105
    • 営業時間:10:00~23:45(「VR-X」コーナーは最終受付23:00)
      定休日:なし

寿司職人さんがひと手間加えた「江戸前寿司」がリーズナブルに味わえる

寿司職人さんがひと手間加えた「江戸前寿司」がリーズナブルに味わえる

続いて紹介するのは「寿司築地 日本海」。豊洲市場や銚子漁港から仕入れた新鮮な魚介類を使った江戸前寿司と、こだわりの和食をリーズナブルに提供している「寿司和食のお店」です。

店内には、職人さんがお寿司を握る様子を目の前で眺められる「カウンター席」のほかに、落ち着いて食事が楽しめる「テーブル席」も用意されています。

天井に海の生き物がダイナミックに描かれていたり、日本酒の酒樽が飾られていたりといった具合に、日本らしさが感じられる美しい内装・インテリアで統一されています。美的センスがすばらしく、食事の気分を大いに盛り上げてくれますね。

そんな同店でイチオシなのが「まんぷく盛り(2,398円・税込)」。市場に足を運び、最高の状態の魚介を仕込むことを日課にしているので、日によって若干ネタが異なりますが、定番のマグロやイカ、エビ、玉子のほかに、アナゴやイクラ、サーモン、アジなど合計12貫と、巻物が2種添えられたボリューム満点のお得な一品です。

筆者が特に美味しいと感じたのは、マグロとアナゴです。マグロはほどよく脂がのっていて、シンプルにマグロ本来の美味しさが味わえる一級品です。

アナゴは絶妙な塩梅でふっくらと炊きあがっており、ふくよかな食感が楽しめます。甘目のタレとさっぱりとした酢飯が絶妙にマッチしていて、絶品でした!

一方、一品料理のおすすめが「大海老天布羅(1,408円・税込)」。漁港で厳選した極上の大きなエビをカラッときつね色に揚げた一品です。エビはプリッとしており、芳醇な甘みとほのかな磯の香りが感じられます。

温められた天つゆに浸して食べるのも美味しいですが、サッと絞ったカボスと塩であっさりいただくのが、とても美味しかったです。

寿司築地 日本海」の職人さんたちは、“絶妙なひと手間”を大切にしているそうです。板長の大門さんは、こう語ります。

「淡白な味が特徴のヒラメや甘ダイなどは昆布締め。エビは味付けをした上でボイルして、酢で締める。旬のサンマは仕上げに炙りを施す。こんな具合に、寿司ネタによって適切な“ひと手間”を加えて、お出ししています。これらの行程は、ネタの状態や季節によって大きく変わってきますから、いつも同じ作業の繰り返しということはありません。最高の状態でお召し上がりいただけるよう、長年の経験と勘を頼りに趣向を凝らしています」

言葉の節々から「江戸前寿司への並々ならぬ情熱」がひしひしと感じられます。さらに、イカや白身の魚は塩、マグロは煮切り醤油といった具合に、寿司ネタによっておすすめの食べ方があるそうです。「ぜひ、おすすめの食べ方でお寿司を味わいたい」という外国人観光客の方は、「How is the best way to eat this?」と一言声をかけてみてはいかがでしょうか?

取材時は、カウンターでお寿司をいただいたのですが、肩ひじ張らない“ほどよい距離間のコミュニケーション”も、大変心地よく感じました。「寿司職人さんのひと手間が施された、最高の状態の寿司をリーズナブルに楽しんでみたい」という方は、足を運んでみてくださいね。

  • 築地日本海 キュープラザ池袋店
    • 住所 東京都豊島区東池袋1-30-3 キュープラザ池袋B1F
    • 最寄駅 各線「池袋」駅から徒歩5分
    • 電話 03-6915-2641
    • 営業時間:11:00~23:00
      定休日:なし

コリアンデザートと金沢発のあっさり豚骨ラーメンが同時に楽しめる!

コリアンデザートと金沢発のあっさり豚骨ラーメンが同時に楽しめる!

※編集注:「SulbingCafe(ソルビンカフェ)×神仙」は2020年1月末に閉店しました

最初に紹介するのは、2階にある「SulbingCafe(ソルビンカフェ)×神仙」。韓国に約500店舗ある大人気のコリアンデザートカフェ「ソルビン」と、国内で人気を博している石川県金沢市の豚骨ラーメン店「金澤濃厚中華そば 神仙」がコラボレーションしたお店です。

まずはソルビンカフェの定番商品「抹茶ソルビン(1120円・税込)」から。「抹茶ソルビン」は、大きな抹茶アイスクリームが中央に鎮座し、ほろ苦く香り高い抹茶の粉末がこれでもかといわんばかりに振りかけられているボリューム満点のかき氷です。

「抹茶ソルビン」。かき氷の周りに散りばめられたあんこ餅も大変かわいらしいです。このかき氷は、専用の抹茶ソースをかけていただきます
「抹茶ソルビン」。かき氷の周りに散りばめられたあんこ餅も大変かわいらしいです。このかき氷は、専用の抹茶ソースをかけていただきます

口に入れた瞬間の感想は、とにかく「フワフワで軽い!」。かき氷というと、水分を含んで重たくなった「ザクザク・ザラザラ」した食感をイメージしますが、ソルビンのかき氷は全く異なります。

氷の粒一つひとつが大変きめこまやかで「サラサラ・フワフワ」とした軽い口当たり。口の中で溶けて、あっという間になくなってしまいました。あたかも、空からチラチラと舞い落ちる雪を集めて、かき氷にしたかのようなイメージ。斬新な食感を作りだしている製法が気になりますが、 それは“企業秘密”のよう。また、断面を見てみると、かき氷だけではなく抹茶や練乳の層があってとても美しいです。

氷部分はほんの少し甘みがある「ミルク氷」が用いられていて、抹茶パウダーや抹茶アイスクリームとの相性がバツグンです。ちなみに、「かき氷もあんこ餅も日本のお菓子じゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、いずれも、韓国で伝統的に親しまれてきたスイーツでもあるのです。

韓国でかき氷は「ピンス」と呼ばれ、小豆を載せた「パッピンス」が有名ですが、韓国の若者には古い食べ物というイメージがあり、人気がなかったそうです。そのような中、ソルビンの創業者は、韓国の伝統的なスイーツに、斬新なアイデアを加えて現代風にアレンジして提供することを思いついたそう。

いまだかつてない革新的なデザートは見事にヒットし、世界中で愛される新感覚スイーツとして、その地位を不動のものにしました。「今まで食べたことがない新感覚スイーツを体験してみたい」という方は、是非足を運んでみてください!テイクアウトも可能です。

続いて紹介するのが「金澤濃厚中華そば 神仙」のラーメン。神仙は石川県金沢市にあり、2003年の創業以来、爆発的な人気で行列が絶えない豚骨ラーメン店です。

「万人に嫌われないラーメンより、賛否があっても誰かにとって“一番のラーメン”を作りたい」との熱い想いで作られたラーメンは、“こってりしているのにくどくない”革新的なラーメンとして、多くのラーメン通たちをうならせています。

今回いただいたのは「特製やみつき濃厚らーめん(1045円・税込)」。ストレートの細麺に、味付け玉子・ネギ・磯のり・メンマ・厚切りチャーシューがのった贅沢な一品です。

ストレートの細麺を持ち上げると、ご覧のとおり、トロリとした濃厚なスープが絡みついてくるのが特徴。ニンニクや余計な背脂などを一切使用せず、強火で煮出した豚骨の旨味をベースに仕上げられています。

ラーメンに添えられている具材一つひとつも、大変丁寧な下処理が施されており、麵やスープに負けず劣らず美味しいです。

肉そのものの旨味が感じられる素朴な味付けのチャーシュー、歯切れがよくシャキシャキとした食感が楽しいメンマ、ふくよかな海の香りがつきぬける磯のり、燻製のような独特の香りが楽しめる味付け玉子、全体の味を引き締めるべく鎮座したネギ。それぞれの取り合わせが絶妙にマッチしていて、最後まで飽きずに食べ進められます。

なんといっても「豚骨の旨味がガツンと感じられる“濃厚なラーメン”を食べたい」というド直球の願いを叶えてくれるのが、このラーメンの魅力だと思います。

「革新」をキーワードに、共鳴しあったコリアンデザートと金沢ラーメンの異業種コラボ店、おすすめです!

  • SulbingCafe(ソルビンカフェ)×神仙
    • 住所 東京都豊島区東池袋1-30-3 キュープラザ池袋2F
    • 最寄駅 各線「池袋」駅から徒歩5分
    • 電話 03-6709-0324
    • 営業時間:11:00~23:00
      定休日:不定休

「キュープラザ池袋」はシネマコンプレックスのみならず、外国人観光客の方々を魅了する刺激的なスポットが目白押しです。今回紹介したスポット以外にも、雑貨屋が併設したカフェやコンビニ、飲食店など、映画にエンターテイメントにグルメに全16店舗と盛りだくさん(2019年10月取材時点)。一日中楽しめる観光スポットをお探しの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!

Written by:
なりかわ さやか
なりかわ さやか

ライター

株式会社ダリコーポレーション

大学卒業後、出版社でメディアプランナー、ブランディングの会社でWebディレクターを経て、独立。取材記事やSEO記事、CSRレポートのコンテンツ制作などを手がける。男児の育児に奮闘中!

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