青森県八戸市にある「八食センター」は、新鮮な刺身、炭火焼きの「浜焼き」、そして地酒まで揃う、まさにシーフード好きの聖地です。4,200平方メートルもの広さを誇る市場には、港町・八戸の豊かな海から水揚げされたばかりの最高級の魚介類が並びます。
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青森の海鮮テーマパーク「八食センター」

八戸市は、本州北端の青森県東部に位置し、太平洋に面した中心都市です。1980年に誕生した八食センターは、もともと港近くで商売をしていた商人たちが集まってできた歴史ある市場で、現在は市中心部から少し離れた場所に位置しています。

売り場面積は約4,200平方メートル、約60の店舗が軒を連ねています。各商店が個別に営業する対面販売スタイルの市場で、年間約300万人が訪れる「食のテーマパーク」のようです。一般的な朝市とは違い、通路が広く、全天候型の屋内施設なので、冬の寒さや雪を気にせず一年中快適に楽しめます。

場内には、鮮魚、乾物、お菓子、惣菜、日用品など、あらゆるカテゴリーのショップが並んでいます。店舗の間には自由に飲食できるフリースペースが多く、休憩や「ちょい食べ」にも便利です。また、2階にはキッズルームもあり、家族連れでも安心して過ごせる設備が整っています。

場内には170mのメインストリートが2本、それと並行して100mの通りが1本走っています。また、飲食店が集まる「味横丁」や、別棟の飲食施設「厨スタジアム」もあり、多彩なグルメが楽しめます。まずはメインストリートで、新鮮な青森の味覚を探してみましょう!
刺身に海鮮、選択肢は無限大!
市場の中央にある鮮魚店「加賀商店」などでは、好きな具材を選んで作る自分だけの「のっけ丼」を楽しめます。市場直送の新鮮なネタをその場で味わう贅沢は格別です。

ご飯(150円〜)を購入し、300円前後の小皿に盛られたネタを自由に選んでいきます。どれも美味しそうで迷ってしまいますが、そんな時はお店の人におすすめを聞くのが一番。今回は旬の青森の海鮮を組み合わせてみました。

ネタがふっくらと輝いているのを見るだけで、その鮮度の良さが一目でわかります。食べるのを想像するだけで、期待に胸が膨らみます。

店員さんが目の前でたっぷりとネタを盛り付けてくれた完成品の海鮮丼は、ホタテ、マグロ、甘エビのどれもが新鮮で、最高の食感です。ワサビ醤油を合わせることで、素材の甘みがさらに引き立ち、一度食べ始めたらもう箸が止まりません!

グルメはまだまだあります。北広場の「屋久岳」では、八戸の郷土料理「せんべい汁」や「鯖の炭火焼き定食」が味わえます。

特におすすめは「鯖マヨ丼」。香ばしく焼いた鯖とマヨネーズの相性が抜群で、ご飯がどんどん進みます。シンプルながら奥深い味わいで、せんべい汁ともよく合います。

センター内には、他にも回転寿司、天丼、本格的なラーメン店などが集まるレストラン街があり、座ってゆっくり食事を楽しみたい人にも嬉しい選択肢が揃っています。

また、鮮魚店の軒先で売られている焼きたての魚介串や惣菜を「ちょい食べ」するのも市場巡りの醍醐味。広い通路にはベンチも多く、休憩しながら楽しめます。

市場で買った食材をその場でBBQ!「七厘村」
次に向かったのは、八食センターで不動の一番人気を誇るスポット「七厘村(しちりんむら)」です。ここでは、市場内で購入した新鮮な魚介や肉、干物、珍味など、何でも持ち込んで炭火で焼いて食べることができます。

利用料は1人500円(2時間制)。人気コーナーのため順番待ちが発生することもありますが、まずは受付を済ませてから、市場へ買い出しに行くのがスムーズです。どのお店で何を買えばいいか迷ったら、各鮮魚店が用意している「BBQセット」が便利です。

今回は、鮮魚店「とちぎ」でセットを購入しました。カキ、エビ、ホタテ、ハマグリ、そしてサザエがそれぞれ2つずつ入った豪華なセットです。

受付を済ませて炭がセットされたら、BBQスタート!2時間以内なら何度でも市場へ追加の買い出しに行けます。

網の上で新鮮な魚介が焼ける音と香ばしい匂いは、食欲を最大限に刺激します。それでは、いただきます!

焼きたての海鮮を味わうのは格別な体験です。様々な調味料も用意されていますが、新鮮な貝はそのまま食べても濃厚な旨味が楽しめます。青森の新鮮な魚介は、何もつけなくても驚くほど美味しいのです。

大人数で新鮮な海鮮を囲むのは、いつだって楽しいものです。ぜひ友人や家族と一緒に立ち寄って、賑やかなひとときを過ごしてください。

七厘村では、ライスやお吸い物などのサイドメニュー、各種ドリンクも注文できます。事前の準備は一切不要。手ぶらでふらりと立ち寄って、本格的なBBQ体験が楽しめます。

自分で食材を焼くスタイルだからこそ、市場で珍しい魚介を探す楽しみも倍増します。市場で買ったものをその場ですぐに味わえるこの贅沢なシステムは、まさに日本ならではの素晴らしいサービスです。
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七厘村
- 住所 青森県八戸市河原木神才22−2
- 電話 0178-29-4451
貸出し受付時間:午前9時~午後5時
定休日:水曜定休
利用料:(2時間)大人:500円/小学生:200円/幼児:無料
お土産も充実!鮮魚から乾物、地酒まで
手頃な価格の新鮮な海鮮はもちろん、「キンキン」など都会では滅多にお目にかかれない希少な高級魚も見つかります。あまりに選択肢が多く、どれを買うか決めるのが大変なほどです。

しかし、八食センターの魅力は鮮魚だけではありません。乾物や珍味、旬の果物、野菜、そして地酒まで幅広く揃っています。まずは珍味コーナーを覗いてみましょう。八戸名産の焼き海苔や煮干しなど、地元ならではの品々が並びます。

場内の乾物店では、八戸産のイカを使った「さきいか」の実演販売を行っているお店もあります。八戸はイカの水揚げ量日本一を誇る街(水産庁「平成29年(2017年)漁業・養殖業生産統計」)であり、多種多様なイカの珍味が手に入ります。イカの旨味が凝縮された乾物は、お酒のつまみやお土産に最適です。



「青森の逸品 サービスエイト」は、青森県内ほぼ全ての蔵元の地酒が揃う屈指の品揃えです。有料試飲コーナーもあるので、実際に味を確かめてから納得の一本を選ぶことができます。

何を買うべきか迷ったら、ぜひスタッフに相談してみてください。青森特有の方言は聞き取るのが難しいかもしれませんが、それも旅の醍醐味の一つ。個性豊かなスタッフとの交流こそが、市場での買い物の楽しさです。


地元に愛される市場として
八食センターは観光客に大人気ですが、その原点はあくまで「地元の市場」です。「地元の人々を大切にする」という創設時からのコンセプトは今も変わらず、スーパーとは一線を画す、独自の品揃えと活気ある環境作りにこだわっています。
近年では、プロの料理人から学べる「八食料理道場」を開催し、地元の食材の素晴らしさを伝える食育活動にも取り組んでいます。

土地を知り尽くした地元シェフから、素材の良さを引き出す調理法を学べます。不慣れな土地での参加は少し勇気がいるかもしれませんが、八食センターの食材について深く知る絶好の機会です(※要事前予約)。

毎週様々なイベントが開催されますが、特に8月頃の「八食サマーフリーライブ」は、駐車場がライブ会場に一変する熱狂のイベントで、全国から多くのファンが集まります。

進化を続ける八食センターは、珍しい海鮮が手に入るだけでなく、買ったものをその場ですぐに食べられる日本でも稀有な市場です。一周してBBQを楽しみ、お土産を見るなら、滞在時間は約2時間がちょうど良いでしょう。青森の海の幸を堪能するなら、絶対に外せないスポットです。
[八戸に泊まって、夜の街も満喫しませんか?]
八食センターで美味しい地酒を堪能した後は、八戸駅周辺や、活気ある屋台村「みろく横丁」がある中心街での宿泊がおすすめです。
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八食センター
- 住所 青森県八戸市河原木字神才22-2
営業時間:
市場棟/9:00~18:00
味横丁/9:00~18:00(L.O. 17:30)
厨スタジアム/9:00~21:00
※お盆・年末年始は営業時間が異なります。
【LIVE JAPAN編集部のおすすめアドバイス】
八食センターを楽しんだ後、十和田湖や奥入瀬渓流など青森観光を満喫するなら、八戸駅前でのレンタカー予約がスムーズです。特に連休や観光シーズンは混み合うため、早めの確保が安心ですよ。
※ 本記事の情報は2026年2月の最新取材に基づき更新されています。一部の写真は過去の取材時のものを継続して使用しているため、現在の店内の様子や掲示物、提供メニューと異なる場合があります。
※ 掲載されている価格やサービス内容は変更される可能性があるため、お出かけの際は必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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