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一度は行きたい「東北の祭り」おすすめ10選。青森ねぶた祭りや山形花笠祭りも

一度は行きたい「東北の祭り」おすすめ10選。青森ねぶた祭りや山形花笠祭りも

公開日: 2019/12/10
更新日: 2020/07/17

伝統文化が息づく東北地方では、土地の歴史や伝承、特色が反映された祭りが各地で開催されています。巨大な灯籠をのせた山車が見どころの「青森ねぶた祭り」や、約1万人の踊り手による大パレードが壮観な「山形花笠祭り」など内容はさまざまです。寒い地域の秋田では、雪で作った小さな建物「かまくら」に神様を祀る横手の雪まつりが有名です。今回は、伝統行事として地域や季節ごとに多彩な表情をみせる東北の祭り10選をご紹介します。

目次
  1. 東北には魅力的な祭りが盛りだくさん
  2. 1.青森ねぶた祭
    毎年8月2日~7日
  3. 2.五所川原立佞武多
    毎年8月4日~8日
  4. 3.秋田竿燈まつり
    毎年8月3日~6日
  5. 4.全国花火競技大会「大曲の花火」
    毎年8月の最終土曜日
  6. 5.横手の雪まつり(かまくら)
    毎年2月15日~16日
  7. 6.盛岡さんさ踊り
    毎年8月1日~4日
  8. 7.仙台七夕まつり
    毎年8月6日~8日
  9. 8.仙台・青葉まつり
    毎年5月の第3日曜日とその前日
  10. 9.山形花笠まつり
    毎年8月5日~7日
  11. 10.相馬野馬追
    毎年7月の最終土~月曜日

東北には魅力的な祭りが盛りだくさん

東北の祭りは夏に多いのが特徴。8月初旬は開催期間が重なる祭りが多いため、東北を周遊して複数の祭りを楽しむことができます。ほかの季節にも、魅力的な祭りはたくさんあります。新緑が気持ちいい5月下旬に開催する仙台・青葉祭りや、雪景色が美しい2月中旬の横手の雪まつりなど、四季折々に開かれる祭りを楽しみましょう。

祭りが行われる時期は、ホテル旅館などの宿泊施設が満室になりやすいので、早めに計画をたてて予約をしておくのがおすすめです。

1.青森ねぶた祭
毎年8月2日~7日

1.青森ねぶた祭
毎年8月2日~7日
画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会

日本の神話や伝承をモチーフにした、巨大な人形型の灯籠「ねぶた」が印象的な青森ねぶた祭。由来は諸説ありますが、中国から伝わった七夕祭りと地元で無病息災を願い行なわれていた精霊送りや人形送りなどが融合し、灯籠を作り川に流す「ねぶた流し」がはじまったといわれています。現在も、祭りの最終日には、青森港でねぶたを海に浮かべる海上運行が行なわれます。

祭りのメインは、連日青森市中心部の大通りで行なわれる大型ねぶた約20 台のパレード。道が広い場所では回転したり客席の間近に迫ったりとダイナミックな動きを見せてくれます。「ラッセラー、ラッセラー」という掛け声とともに、飛び跳ねる「ハネト」と呼ばれる踊り手たちの大乱舞も見どころ。青森市内各所の店舗で衣装をレンタルすれば、事前の受付をしなくてもハネトとして参加できます。

  • 青森ねぶた祭(実行委員会事務局)
    • 住所 青森市新町1-2-18 青森商工会議所会館4F
    • 電話 017-723-7211
    • 料金:無料、観覧席は1席3,000円予約

2.五所川原立佞武多
毎年8月4日~8日

2.五所川原立佞武多
毎年8月4日~8日

青森県各地に伝わるねぷた祭りのなかでも、高さのある巨大ねぷたを見られるのが五所川原立佞武多(ゴショガワラタチネプタ)。高さは大きなもので約20メートルにおよびます。五所川原立佞武多の最も古い記録は1900年ごろ。当時、青森県内の有力者が力の象徴として巨大なねぷたを作ったことが始まりで、近隣の町からでも見えるくらいの高さがあったといわれています。

祭り当日の夕方には、五所川原駅前から延びる通りに巨大なねぷたの山車がずらりと並びます。「ヤッテマレ、ヤッテマレ」という独特な掛け声のもと、五所川原駅近くのスタート地点から、約15台ものねぷたが街なかを練り歩く姿は大迫力。祭り期間外は、市内にある立佞武多の館で一年中ねぷたを観覧できます。

  • 五所川原立佞武多(五所川原市観光協会)
    • 住所 青森県五所川原市内各所
    • 電話 0173-38-1515
    • 料金:無料、観覧席は1席3,000円

3.秋田竿燈まつり
毎年8月3日~6日

3.秋田竿燈まつり
毎年8月3日~6日

秋田の夜空を彩る秋田竿燈(かんとう)まつり。1789年にはまつりの原型となる、ねぶり流しという夏に邪気や病を取り除くための行事があったという記録が残っています。

祭りの本番は、竿燈の明かりが映える夜。秋田駅から歩いて15分ほどのメイン会場「竿燈大通り」を、約70団体、280本近くの竿燈が埋め尽くします。竿燈は大きなもので、長さ12メートルの竿に46個の提灯が下がり、重さはなんと50キログラム。明かりをともした竿燈を差し手と呼ばれる参加者たちが、手のひらや額、肩、腰に乗せてバランスをとる妙技をじっくりと観覧しましょう。演技後の「ふれあいの時間」には、会場で差し手たちと写真撮影や竿燈体験も。日中は、「エリアなかいち」にぎわい広場で差し手たちが技を競い合う、昼竿燈を観覧できます。

  • 秋田竿燈まつり(秋田市竿燈まつり実行委員会事務局)
    • 住所 秋田県秋田市内各所
    • 電話 018-888-5602
    • 料金:無料、観覧席は1席B席2,100円、A席2,500円、S席3,000円

4.全国花火競技大会「大曲の花火」
毎年8月の最終土曜日

4.全国花火競技大会「大曲の花火」
毎年8月の最終土曜日

1910年に神社の祭典として行なわれて以来、100年以上の歴史をもつ「大曲の花火」。全国から約27人もの花火師たちが参加し、約1万8000発もの花火が打ちあがる国内でも規模の大きな花火競技会です。

大会では昼花火、10号玉芯入割物、10号玉自由玉、創造花火の4種目で技を競い合います。赤や黄、青などの色煙を使って明るい空に模様を描く、昼花火の競技が見られるのは、国内では現在この大会のみ。夜花火では、丸く大きな花が打ちあがる伝統的なものや、さまざまな形状の花火を音楽とともに打ち上げる創造花火を観覧できます。

この大会は、ロケーションの良さもポイント。観覧場所は、大曲花火大橋から姫神橋までの間に作られる特設会場です。打ち上げ場所と会場の間に川があるため、観客は視界が遮られずに美しい花火を見ることができます。

  • 全国花火競技大会「大曲の花火」(大曲商工会議所花火振興事業部)
    • 住所 秋田県大仙市大曲花火大橋下流河川敷 「大曲の花火」公園
    • 電話 0187-88-8073
    • 料金:当日入場料1,000円、有料観覧パイプイス席3,000円~※詳細は要問合せ

5.横手の雪まつり(かまくら)
毎年2月15日~16日

5.横手の雪まつり(かまくら)
毎年2月15日~16日

秋田県横手市で、約450年前から行なわれている水の神様を祀る行事。雪で作った山に穴を開けた「かまくら」のなかに入り、お金や供物を捧げて家内安全や商売繁盛を願います。1954年からは、長い棒に派手な装飾を凝らしたぼんでんを掲げて町内の安全や農業の成功を祈る祭り「ぼんでん」と共に「横手雪まつり」として開催。横手市を代表する観光行事となっています。

昔の日本では、大人よりも純粋な子どもたちは神様に近い存在といわれていました。そのため、現在でも、横手かまくらでは神様を祀るかまくらのなかに地元の子どもたちが入り、訪れた人に「神様を拝んでください」と秋田弁で声をかけながら甘酒や餅をふるまっています。横手市内各所に設置された、約80基のかまくらから作り出す幻想的な風景を眺めながら、街なかに点在するかまくらを訪ねて回りましょう。

  • 横手の雪まつり(かまくら)(横手市観光協会)
    • 住所 秋田県横手市内各所
    • 電話 0182-33-7111
    • 料金:無料

6.盛岡さんさ踊り
毎年8月1日~4日

6.盛岡さんさ踊り
毎年8月1日~4日
画像提供:盛岡さんさ踊り実行委員会

1600年代以降より伝わる盛岡さんさ踊りは、軽快な和太鼓の音と優雅な踊りが魅力の岩手県を代表する祭りです。昔、この地方で暴れていた鬼を神様に退治してもらった人々が、その喜びを表現し踊ったことが起源といわれています。現在も、鬼が悪さをしないことを誓った場所とされる三ツ石神社に、毎年踊りが奉納されています。

祭りのメインイベントは、「魅せるさんさパレード」。3万人を超す踊り手と太鼓の敲き手たちが、リズミカルに舞いながら会場となる盛岡市の中央通をパレードします。先頭で華麗に舞う、艶やかな着物が美しい「ミスさんさ踊り」も注目のポイント。パレード終了後に開催する輪踊りには、観光客もその場ですぐ参加できます。

  • 盛岡さんさ踊り(盛岡さんさ踊り実行委員会)
    • 住所 岩手県盛岡市内各所
    • 電話 019-624-5880
    • 料金:無料

7.仙台七夕まつり
毎年8月6日~8日

7.仙台七夕まつり
毎年8月6日~8日
写真提供:仙台七夕まつり協賛会

風に揺れる3千本以上の笹飾りが、仙台市内を飾る仙台七夕まつり。1600年ごろから続くといわれる伝統のある祭りで、毎年200万人以上の観光客が訪れています。

特徴は、仙台の市街地や周辺の地域商店街に飾られる、和紙で作られた吹き流しや折鶴など色とりどりの七夕飾り。全部で7種類の飾りがあり、それぞれに技芸の上達や健康といった願いが込められています。短冊には、思い思いの願い事を書いて飾るのが一般的ですが、古くは学問や書道の上達を願う飾りだったそう。祭り期間中は、市内各所に短冊が置かれています。見るだけではなく、実際に願いを込めて短冊を書いてみるのも、七夕まつりを訪れた記念になりそうです。

  • 仙台七夕まつり(仙台七夕まつり協賛会)
    • 住所 宮城県仙台市内中心部、周辺地域商店街
    • 電話 022-265-8185

8.仙台・青葉まつり
毎年5月の第3日曜日とその前日

8.仙台・青葉まつり
毎年5月の第3日曜日とその前日

仙台・青葉まつり」は、1655年に始まった東照宮で最も大切にされていた祭り仙台祭」が起源といわれています。のちに、仙台藩祖・伊達政宗公を祀る青葉神社祭りへ変わり青葉祭りともよばれ、政宗公の命日5月24日に行なわれるように。一時期祭りが途絶えましたが、1985年に復活し、現在の形となりました。

5月の第3日曜日の前日に行なわれる宵まつりのメイン会場は、ケヤキの並木道が美しい定禅寺通。太鼓や笛の音楽に合わせてカラフルな衣装の踊り手たちが、スズメのように飛び跳ねながら踊る「仙台すずめ踊り」が披露されます。翌日の本まつりは、甲冑を着た武者の姿をした人々の勇ましい時代行列や政宗公の御霊を乗せた「政宗公神輿渡御」が見どころ。行列の後ろに続く、豪華な山車と華やかな仙台すずめ踊りの絢爛豪華な大パレードは圧巻です。

  • 仙台・青葉まつり(仙台・青葉まつり協賛会)
    • 住所 宮城県仙台市青葉区定禅寺通ほか
    • 電話 022-223-8441
    • 料金:無料

9.山形花笠まつり
毎年8月5日~7日

9.山形花笠まつり
毎年8月5日~7日
画像提供:山形県花笠協議会

「ヤッショ、マカショ!」という元気のいい掛け声とともに、鮮やかな衣装を着た踊り手たちが群舞を繰り広げる山形花笠まつり。参加する企業や学校、有志の団体などのグループごとに統一された衣装と、山形県の花である紅花をモチーフにした飾りをつけた花笠が特徴です。

踊りは地域によってさまざまでしたが、1963年に誰でも手軽に踊れるようにと、優雅な振付の「正調花笠踊り・薫風最上川(くんぷうもがみがわ)」が誕生。1998年には男性的な踊りの「正調花笠踊り・蔵王暁光(ざおうぎょうこう)」も生まれ、ほかにも「笠回し」や「創作踊り」など多彩な舞を見ることができます。山形市の約1.2キロメートルに及ぶメインストリートを1万人もの踊り手が舞いを繰り広げる大パレードは、山形の夏を熱く彩ります。

  • 山形花笠まつり(山形県花笠協議会事務局)
    • 住所 山形県山形市、十日町、本町、七日町通り~文翔館
    • 電話 023-642-8753
    • 料金:無料

10.相馬野馬追
毎年7月の最終土~月曜日

10.相馬野馬追
毎年7月の最終土~月曜日

約千年もの歴史をもつ相馬野馬追(そうまのまおい)は、武具を身につけた武者姿の人々が馬を駆る勇壮な姿を目の前で見られる伝統行事。武士たちが、野に放った馬を敵に見立てて戦の訓練をしたことが始まりといわれています。

3日間行なわれる祭りの見どころは、南相馬市原町地区の祭場地で行なわれる本祭りの「甲冑競馬」。勇猛果敢な騎馬武者たちが兜を外し、白い鉢巻きを頭に締め、旗をなびかせながら走る姿はまるで現代に武士が蘇ったかのようです。

  • 相馬野馬追(相馬野馬追執行委員会事務局)
    • 住所 福島県南相馬市、相馬市各所
    • 電話 0244-22-3064
    • 料金:無料、本祭りは1,000円

Text by:株式会社シュープレス

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