
豊洲市場と言えば、日本の食を支える中心的存在。市場関係者や料理人など、食のプロたちが認める市場内グルメは、ここでしか味わえない名店ばかり。2018年に市場が築地から移転してから、より多くの人が訪れやすくなり、グルメスポットとして人気です。
現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、利用できるのは午前5時~午後3時までと以前よりも短くなっていますが、もともと市場の飲食店は朝が早く昼過ぎ頃まで営業がほとんど。「市場グルメは朝早く行く!」は鉄則です。
この記事では、豊洲市場の飲食店の営業時間やアクセスなどの基本情報、特におすすめしたいお寿司や定食など、絶品グルメを提供しているお店を実食レポート付きでご紹介します。2022年に新たに取材した店舗や各店舗の最新情報もチェックしてください。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため一般客入場は禁止となっていた豊洲市場ですが、2022年4月25日から再開しました。2022年7月現在、入場の際には検温などのチェックがあります。マスクを着用して行きましょう。
豊洲市場へのアクセス、飲食店街、営業時間、一般客が利用できる時間は?
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豊洲市場の飲食店舗は、全部で39店舗。青果棟の1階に3軒、管理棟の3階に13軒、水産仲卸売場棟の3階に22軒と、大きく3つのエリアに分かれています。
一般の人でも利用できる時間は、市場見学可能な時間帯と同様の午前5時~午後3時まで(2022年7月現在)。ただし、多くの飲食店は、ランチが終わる昼過ぎ頃には閉店してしまいます。店舗の営業時間は店舗によって異なるため、お目当ては必ず事前に確認してからいきましょう。
11時頃からはピークの時間帯で、どこも行列で大混雑です。そのため、確実に市場グルメを味わいたいという人は、買い物前など午前中の早い時間に行くのがベスト。市場で働く人たちが利用する時間も考慮すると、8時~11時頃が最もおすすめです。
なお、豊洲市場へのアクセスは公共交通機関で行くのが便利です。豊洲市場の最寄りは新交通ゆりかもめの「市場前」駅。東京メトロ「豊洲」駅から、またはJR「新橋」駅からのいずれかからが便利です。その他、都営バスも運行しています。車でも行けますが、市場内は登録車両以外は入れません。付近の駐車場の情報を事前に確認しておきましょう。
築地から移転した、人気の絶品グルメ店
1:寿司大(すしだい)
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1:寿司大(すしだい)"
築地でも常に行列だった人気の寿司店といえば「寿司大」。豊洲移転後もその人気は変わらず、営業時間は6:00~14:00にもかかわらず平日であれば11時頃、土曜や祝日などは9時頃まででその日の受付が終了してしまうほどです。1日の受付人数が決まっているため、ランチよりも朝食のつもりで早めの来店が必須のお店です。
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ほとんどのお客さんが注文するというのが「店長おまかせセット」(5000円、税込)。その日の仕入れによって変わるおすすめの寿司ネタを全10貫と巻物が1本。そのうち、最後の1貫は好きなものを注文できます。
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目の前でお寿司を握ってくれる姿が見られるのも、カウンターの寿司店ならでは。流れるような動きと見事な手さばきは、惚れ惚れしてしまいます。
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この日は、大トロ、穴子、ウニ、タイ、サンマなど、色とりどりのお寿司が輝いています。ひと口食べれば、もう絶句。ネタが口の中でとろけていき、その美味しさで、どうしたって笑顔になってしまいます。出汁が利いた玉子焼きも絶品です。
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高い職人技術と味で人気の寿司店でありながら、敷居の高さは全くなく、店内はアットホームでフレンドリーな空気が漂っています。
「やっぱり楽しんでほしいじゃないですか。外食は美味しくて当たり前。さらにもっと楽しいって思ってもらうためにも、雰囲気は大事ですよね!」と語ってくれたのは店長の漆原さん。
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外国の方とわかれば、「Thank you~!」「謝謝~!」とその方にあわせた挨拶をしてくれます。寿司のおいしさはもちろん、こうしたおもてなしを感じる温かさが、多くの人に支持される理由なのではないでしょうか。
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並んでも食べたい寿司店とは、まさに納得。お腹も心も絶品のお寿司で満たされる満足感を、ぜひお店にいって確かめてみてください。
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寿司大(すしだい)
- 住所 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-0042
<営業時間>
6:00~14:00 (14:00の閉店に合わせて受付終了)
<席数>
カウンター(18席)
<休み>
市場の休市日に準ずる
2:センリ軒(せんりけん)

センリ軒は、魚河岸が築地より前の日本橋にあった頃からミルクホールとしてスタートし、創業100年以上になる老舗の喫茶店。長きに渡って、市場で働く人達の食を支え続けているお店の一つです。営業時間は朝5時~13時まで。朝ごはんにもランチにもおすすめです。
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センリ軒の看板メニューといえば、半熟卵が入っためずらしいクリームシチュー「半熟入りクリームシチュー」(620円、税込)。喫茶店らしいモーニングにおすすめのスペシャルセット(1230円、税込)は、半熟入りシチューのハーフサイズとトースト、ミニサラダ、コーヒーがついています。ハーフサイズといっても、卵が丸々1個、たっぷり1人前はあるボリュームでお得なセットです。
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シチューの卵を割ってみると、中から黄身がとろけだしてきます。クリーミーで優しい味は、朝ごはんにぴったりです。
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もう一つの人気看板メニューが、「ヒレカツサンド」(820円、税込)。センリ軒の姉妹店としても知られる水天宮の洋食レストラン「ラグー」は、現在のセンリ軒のオーナー川島さんが1983年にオープンしたお店です。その味が食べられるとあって、こちらも大人気。柔らかいカツと、サクっと軽く焼いたパンがマッチしています。
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出てきた瞬間に「これでいいの?!」と思ってしまうほど、見た目にインパクトがあるのが「ミルコーソフトクリーム」(460円、税込/テイクアウトは390円)、その名のとおりミルクコーヒーのソフトクリームです。こちらはスプーンで食べやすいようにと、カップに入れて出してくれています。
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「大人でも飽きずに食べられる味にしたいと思って作ったんですよ」と、3代目のオーナー川島さん。このソフトクリームは、豊洲に移転してからの新メニューだそうで、強めに焼いたコーヒーがしっかりと香り、甘さも控えめでさっぱりといただけます。お店には英語表記のメニューもあります。なんとお客さんが作ってくれたのだとか。常連さんに愛されていることが伝わってくる、心温まるエピソードですよね。
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店頭では、サンドイッチ、コーヒー、ソフトクリームのテイクアウトもできます(※2022年7月現在、ほぼ全商品がテイクアウト可)。豊洲市場で、歴史ある喫茶店グルメを楽しむというのもいかがですか?
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センリ軒(せんりけん)
- 住所 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-0050
<営業時間>
5:00~13:00
<席数>
カウンター・テーブル(25席)
<休み>
市場の休市日に準ずる
3:小田保(おだやす)

築地市場の頃から、美味しい定食が食べられると評判の「とんかつ 小田保」。朝5時半~午後3時半まで営業していて、とんかつはもちろんのこと、さまざまな種類のフライや季節限定のカキを使ったメニューが人気です。1938年頃に居酒屋としてスタートし、その後、洋食屋で修行されていた先代からフライを中心とした定食を出すお店になったのだそうです。
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お店の人気メニューは、海老フライ、カニクリームコロッケ、ヒレカツの3種のフライが一度に食べられるA定食(1750円、税込)です。海老フライは大振りでさっくり。
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半熟卵のスコッチエッグ(定食1600円、税込)は、小田保でしか食べられない人気の一品。サクっとした衣、ジューシーなハンバーグのようなお肉、そして半熟の卵は、最高の組み合わせです。
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季節限定で人気のメニューは、カキミックス定食(1950円、税込)です。とにかく驚くのはその大きさ!冬の期間が旬のカキは、身も大きくてプリプリ&ジューシー。カキフライだけでも贅沢ですが、こちらではバターソテーのカキもセット、まさに豪華版です。
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市場で仕入れた新鮮な魚介、そして精肉店で仕入れた良質なお肉、バリエーション豊かなメニューは食欲をそそります。
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定食がメインですが、お酒のおつまみにもなるような一品メニューも豊富で少しずつ色々注文できるものも嬉しいところ。ご飯のお代わりも無料なので、気になるものがあったら、少しずつ色々なものを食べることができます。お酒といっしょに楽しむ、なんていうのもおすすめです。
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11~14頃までは常に満席。閉店は15時ですが、14時がラストオーダーになっているので、それまでには入店してください。英語メニューの用意もあります。小田保は、豊洲市場のほか、築地の場外にもお店があり、ランチやディナータイムもやっているので、そちらもチェックしてみてください。
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小田保(おだやす)
- 住所 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-0182
<営業時間>
5:30〜15:00(L.O14:00)
<休み>
市場の休市日に準ずる
4:中栄(なかえい)

市場というと、お寿司や海鮮丼のお店を目当てに行く方も多いと思いますが、おすすめしたいのは1912年創業のインドカレー店「中栄(なかえい)」。独自の伝統製法ですべて手作り、どことなく懐かしい、ほっと安心するような味わいのカレーを提供しています。営業は朝5時~午後2時で、朝ごはんにもランチにも人気です。
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カレーは、種類によってすべてベースが異なっているそうで、それぞれに違った味が楽しめます。印度カレー(ポーク)、ビーフカレー、炙りチャーシュー、シーフードカレーなど、メニューも豊富。
人気は、一度で二種類の味を良いところ取りできる「合いがけ」(800円、税込)。印度カレー、ビーフカレー、ハヤシライスの中から好きな2種類が選べます。
ちなみに、印度カレーは中辛。ビーフカレーは少し甘口。ハヤシライスはトマトの酸味が効いたマイルドな味。辛めがお好みの方は、100円の「大辛」を頼めば印度カレーをさらに辛くすることもできます。
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市場に来たら、やはり食べておきたいのは新鮮な魚介を使った「築地魚河岸シーフードカレー」(1200円、税込)。本ズワイガニやエビ、ホタテなど、魚介の旨味がたっぷり溶け出した深い味です。
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お店の味を持ち帰りできるお土産カレーもあるので、家で楽しめるのもうれしいところ。約5食分入って1500円(税込)です。
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すべてのカレー、ハヤシライスにはキャベツがトッピングされており、ルーと混ぜて食べるのが中栄流なのだそう!ルーとまぜると辛さがマイルドになり、さっぱりした味わいにもなって、カレーの新しい味が発見できます。
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添え付けの福神漬けも加えると、酸味がいいアクセントになってまた美味しさが増します。支払いは、前金制なので、注文したら先にお金を払っておいてくださいね。
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リーズナブルにボリュームたっぷりに食べられるとあって、店内は常に市場で働いている常連の方々が多く見られます。まさに、市場で働く人たちの胃袋を支える「市場の食堂」と言うにふさわしい雰囲気です。日本語メニューのみですが、オリジナルのカレーとその活気ある雰囲気をぜひ感じてみてください。
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中栄(なかえい)
- 住所 〒135-0061 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-0200
<営業時間>
5:00~14:00
<席数>
カウンター
<休み>
市場の休市日に準ずる
5:天房(てんふさ)

築地市場の頃から天ぷらの名店として知られる「天房」。こちらは青果棟の1階に移転しています。海外から、この天ぷらを食べるために日本に来るというリピーターもいるほどです。営業時間は7~14時で、ランチにおすすめの丼ものや定食はもちろん、朝から食べられるメニューも充実しています。
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天房では市場という場所柄、「朝からでも食べられる天ぷら」をということで、衣もカラっと揚がるようにひと工夫、揚げ油にもこだわっています。その通り、衣はサクっと軽く、揚げ物ということも忘れて、これなら朝からでもばっちり食べられてしまいます。
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おすすめは、天丼。天丼(1000円、税込)と上天丼(2100円、税込)があり、仕入れによって内容は変わります。天丼のタレは20年間継ぎ足し続けている歴史ある味です。
時期によって入るめずらしい芝海老の天ぷらは人気で、香ばしく旨味がギュッとつまっています。自分の好きな具で食べたいという場合は、お好みでオーダーすればオリジナルで丼にしてくれるので、単品の組み合わせで頼むのもおすすめです。
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天ぷら屋さんでありながら、もうひとつの人気はまぐろ定食。インドマグロの赤身、天ぷらの両方が食べられてお得感のある定食です。せっかく市場に来たなら、やっぱりお刺身も食べたい!という人にはぴったりで、外国の方は喜ばれるそうです。
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「朝から美味しいご飯を食べて欲しいので、お米にもこだわっているんですよ」とおっしゃるのは、とても気さくで笑顔が素敵な店主の鈴木さん。
お米は、専門の米農家さんで玄米から精米したものを直送してもらっているのだそうです。こだわりのご飯が、より一層天ぷらのおいしさを引き立ててくれます。
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新鮮な魚を使った美味しい天ぷらに加えて、お刺身や煮魚など、市場で楽しみたいバリエーション豊かなメニューがあるところが嬉しいですよね。
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お寿司ももちろんですが、和食においてはやはり天ぷらも欠かせません。11時頃から閉店までは行列必須、材料がなくなり次第閉店となってしまうので、確実に味わいたい場合は、朝食の時間帯にいくのがおすすめです。天房は駅から近い青果棟の1階にあるので、お間違いなく。
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天房(てんふさ)
- 住所 東京都江東区豊洲6-3-2 豊洲市場 5街区 青果棟 1F
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最寄駅
ゆりかもめ「市場前」駅 徒歩1分
- 電話 03-6633-0222
<営業時間>
7:00~14:00
<座席>
カウンター・テーブル(12席)
<休み>
市場の休市日に準ずる
6.大江戸

創業は1909年頃。豊洲以前の築地よりさらに前、市場が日本橋にある頃から、市場で働く人たちの食を支えている歴史ある海鮮丼専門店の「大江戸」。
毎日豊洲で仕入れる新鮮な海鮮の中でも、その時期に一番おいしい旬の産地のものにこだわり、かつ長く付き合いのあるベテランの目利きが選りすぐったネタが食べられるのは老舗店ならではです。
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驚くのは、メニューとネタの種類の豊富さ!いろんな魚介類が食べたいという人におすすめしたいのが、分厚く大きなネタがたっぷりの「ゴロゴロ魚の漁師めし」(税込2,600円)。基本具材が、まぐろ、かつおたたき、ぶり、サーモン、ねぎとろ、鯛、しめ鯖、たこぶつ、きびなご、ほたて、いか、玉子焼き、大根漬物、焼きのりと14種類!
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こちらは、その漁師めしにいくらを加えた「いくら増し増し漁師めし」(税込3,200円)。こぼれんばかりのたっぷりのいくら。さらにその中には具材がてんこ盛りで、ご飯が全く見えないほどです!
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わさびと醤油を混ぜて上から回しかけて、全体を混ぜて食べるのがオススメ。海鮮以外の大根の漬物がアクセントになって、よりいっそうおいしさが際立つのは豪快な「漁師めし」ならではです。添えてある海苔は大きめにカットされているので、ご飯と好きな具材をのせて手巻き寿司風も楽しめます。
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もうひとつのイチオシは、海外ではなかなか食べられない新鮮な生のうにがたっぷりのった「うに盛り北海丼」(税込3,400円)。えび、かに、うに、いくら、サーモン、ほたてなど、北海道の海の幸の代表格のネタが丼いっぱいに広がっています。
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こちらも醤油とわさびを混ぜて回しかけ、ご飯と一緒に食べてみてください。一つひとつのネタがとにかく分厚く大きい!脂ののったサーモン、濃厚なうに、甘みのあるえびやほたて‥にぎり寿司とはまた違う丼の味わいが楽しめます。すべてのメニューに味噌汁付き、ご飯は+100円で大盛りも可能です。
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お店はオープンなカウンター席なので入りやすく、スタッフのみなさんも明るい雰囲気。また、すべてのメニューの写真が掲載されているので、日本語がわからなくても注文できるという点も利用しやすいポイントです(メニューは多言語表記に対応予定)。
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築地 海鮮丼 大江戸(つきじ かいせんどん おおえど)
- 住所 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-0812
<営業時間>
平日 9:00~14:30(L.O)
土曜 8:00~15:00(L.O)
※夏期(7/19~8/31)は平日も8:00オープン
※営業時間は変更の可能性があります
<休み>
市場の休市日に準ずる
7. 粋のや
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築地市場の時代、和食の老舗有名店だった「和食かとう」が豊洲で店舗名を新たにオープンしたのが「粋のや」です。
豊洲市場の魚料理と言えば、寿司!というイメージが強いですが、外国人観光客のなかには「寿司は有名だけど、生の魚が苦手…」という方もいるはず。そんな時でも、ここ「粋のや」なら安心です。海鮮丼や刺身など生の魚以外に、火を通した焼き魚や煮魚、さらにはあまり他店にはない部位を使ったオリジナルの料理などさまざまな魚料理が食べられます。
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お店自慢のメニューのひとつが、「銀だら西京焼き定食」(税込2,350円)。「和食かとう」でも看板メニューだった一品で、その味を受け継いでいます。西京焼きで使う味噌はお店の手作り、味は通常の西京焼きよりも甘すぎず、ご飯に合う味付けに工夫されています。
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脂がのった大きな切り身の銀だらは絶品!普段あまり焼き魚を食べない、あまりなじみがないという外国の方にもぜひ味わってほしいメニューです。
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「まぐろのはらも(大とろの横にある一番脂がのっている部位)やまぐろテール(尾の部分)などもめずらしいのでおすすめです!」と店長の栁澤さん。
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「焼き魚もいいけれど、やはり豪華な海鮮メニューも外せない!」という方はぜひ「豊漁丼」(税込2,700円)を。金目鯛、まぐろ赤身、はまち、国産サーモン、いくら、ほたて、生えび、子持ち昆布の8種のネタが詰め込まれた大きな丼です。こちらも、金目鯛や子持ち昆布といっためずらしいネタが入っています。
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わさびを溶いた醤油を全体に回しかけ、ご飯といっしょに食べてみてください。箸で持ち上げるのにひと苦労するほど大きな切り身!満足度たっぷりです。
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焼きも生もいろいろ味わいたいという人には、家族や友人とシェアしながら食べやすい「刺身定食」(税込2,650円)がぴったり。これだけ大きな切り身は、寿司で食べたらかなり高級です。ご飯と分かれているので、少しずつ色々味わえるのが日本の定食スタイルのいいところです。
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店内はゆとりがあり、テーブル席がメイン。市場では大人数での来店が難しいところも多いですが、4名以上のグループでもOK。多言語メニューはありませんが、メニューは写真付きなので注文しやすくなっています(メニューは多言語表記に対応予定)。
日本人にとっても寿司は特別な料理で、日常の食卓で馴染みがあるのは焼き魚などの主菜にごはんと味噌汁など汁物がセットになった定食。と言ってももちろん、粋のやの料理は市場ならではのプロの味!魚料理のバリエーションを楽しめる貴重なお店です。
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魚がし料理 粋のや(うおがしりょうり いきのや)
- 住所 東京都江東区豊洲6-5-1 東京都中央卸売市場豊洲市場内6街区 水産仲卸売場棟3F
- 電話 03-6633-8011
<営業時間>
平日 9:00〜14:30 (L.O)
土曜 8:00〜15:00 (L.O)
※夏期(7/19~8/31)は平日も8:00オープン
※営業時間は変更の可能性があります
<休み>
市場の休市日に準ずる
東京の台所、豊洲市場で美味しいグルメを楽しもう!
東京のみならず日本の食文化を支える豊洲市場。各地から食材が集まる市場だからこそ、新鮮で安くて美味しいグルメを味わうことができます。創業から味を守っている歴史あるお店、時代に合わせて新しい味にバージョンアップしているお店など、食通も納得の絶品グルメがたくさん!ぜひ豊洲市場で味わってみてください!
※本記事は2019年公開記事のを再編集、情報追加したものです
旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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