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【関西国際空港】日本入国・出国時手続きの流れ完全ガイド

【関西国際空港】日本入国・出国時手続きの流れ完全ガイド

更新日: 2024/09/20

西日本最大の国際空港である「関西国際空港」は、大阪、京都、兵庫など、関西地方を中心とした旅の拠点。2026年秋にかけて大規模なリノベーション工事を行っており、2022年10月に第1ターミナルビルの「新国内線エリア」がオープン、2023年12月には「国際線出発エリア」がリニューアルしました。この記事では、関西国際空港で日本へ入国・出国する際の流れや観光案内所、人気施設についてをご案内します。

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目次
  1. まずは事前準備!日本入国前に「Visit Japan Web」に登録を
  2. 関西国際空港に到着した後の流れ
  3. 入国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス
  4. 出国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス

まずは事前準備!日本入国前に「Visit Japan Web」に登録を

関西国際空港着の飛行機で日本旅行が決まったら、まずは「検疫・入国審査・税関申告」の入国手続を行うことができるウェブサービス「Visit Japan Web」の登録を始めましょう。

従来通りの紙での手続きも可能ですが、現在、日本へ入国する際には、Visit Japan Webを利用した事前の入国手続きが推奨されています。アカウントを作成してログインし、同伴家族を含む利用者情報と入国・帰国のスケジュールを登録します。その後、入国審査(外国人入国記録)、税関申告(携帯品・別送品申告)の登録を続けます。

関西国際空港に到着した後の流れ

1.検疫・入国手続き 
降機後は、案内に従って検疫と入国絵続きをします。

2.手荷物の受け取り 
手荷物受取所の案内ボードで航空会社と便名を確認し、手荷物を受け取ります。野菜、果物、肉製品などを日本国内に持ち込む場合は、動物検疫と植物検疫も受けます。

3.税関申告・税関検査 

Visit Japan Webで作成した「携帯品・別送品申告書」から税関用のQRコードを生成し、税関検査場内に設置された電子申告端末で、パスポートと一緒に読み取らせます。これにより、税関申告を電子的に行うことができます。(※税関職員による質問や検査を受ける場合もあります)
書面による申告を行う場合は、荷物を持ったままで税関検査に進み、「携帯品・別送品申告書」(紙)を提出してチェックを受けます。

4.到着ロビー 
到着ロビーへ進んで、入国します。

入国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス

入国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス

日本入国後、空港を出発する前に、空港内で情報収集するのがおすすめです。第1ターミナルビル1階(南)には、「関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港」があります。英語、中国語、韓国語で案内できるスタッフさんがおり、モバイル通訳サービス「さわって+みえる翻訳」を完備。関西をはじめ日本全国の観光情報が入手できます。

JR-WEST RAIL PASSなど外国人向け鉄道パスや各種交通機関のチケットも販売しているので、周遊する予定がある人はここで買っておくと後々便利。また、チケット購入が少し複雑なユニバーサル・スタジオ・ジャパン®入場券の販売なども行っているので、気兼ねなく旅の相談をしてみましょう。

関西ツーリストインフォメーションセンター以外にも、案内カウンターを設置。「?」マークが目印です。空港内で困ったことを質問できるほか、フライト・アクセス・施設等の案内、迷子の受付、車イス・ベビーカーの貸出も行っています。スタッフが不在の場合は、専用電話で対応してくれます。

フロア案内や看板は、英語、中国語、韓国語、日本語対応。フロアマップは現在地と近くの施設が一目で分かるように表示されるので、迷うことなく目的地に辿り着けます。

関西国際空港からの移動がスムーズにできるよう、アクセス案内も設置。鉄道(JRまたは南海)、リムジンバス、高速船の運行時刻と乗場マップを英語で案内します。アクセス案内下部のQRコードをかざせば、関西国際空港が運営するアクセスルート検索サイト「KIX ACCESSMOOTHIE」が表示され、到着地への最もスムーズな行き方を調べられます。

携帯電話の充電残量が不安な方は、Charge SPOTの利用をおすすめします。日本で急速に普及しているモバイルバッテリーシェアリングサービスで、ホテルのまでの道中に移動しながら充電可能。このバッテリーは、宿泊先や目的地の近くにあるコンビニなどの連携先店舗で返却できます。

また、WiFiルーターのレンタルは第1ターミナルビルと第2ターミナルビルの各所で行っています。下記の設置場所をご確認ください。

出国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス

出国時に利用したい関西国際空港の施設・サービス

関西国際空港では、2023年12月に「新国際線出発エリア」がオープンしました。飲食店・物販店・サービス店を含む27店舗が新たにオープンしたので、保安検査と出国審査を終えた後、搭乗までの待ち時間にぜひいろいろな店舗を訪れましょう。

ショッピングをするなら、売場面積約2,500㎡の、日本最大級のウォークスルー型の総合免税店がおすすめ。ウェブでの事前注文も可能です。和洋菓子をはじめ、大阪・京都・神戸の名品がそろう「TASTE OF KANSAI 関西旅日記」では、さまざまなお土産を買うこともできます。また、出国エリア内にドラッグストアのココカラファインがあるので、常備薬や酔い止め、栄養ドリンク、耳鳴り防止の耳栓を買い忘れた人も安心です。

1F手荷物一時預かりカウンター
1F手荷物一時預かりカウンター
4F手荷物一時預かりカウンター
4F手荷物一時預かりカウンター

チェックイン前にお買い物や食事を済ませたいけど、荷物が多くて移動が大変…。そんな時は、手荷物一時預かりが便利。第1ターミナルビル1F北及び4Fの南北に預かり専用のカウンターがあります。

関西国際空港の「スカイデッキ」は屋上公園が併設されている、全国でも珍しい展望エリア。子どもが遊具に乗れるプレイエリア、お弁当を広げて軽食が食べられるレストエリアを完備。搭乗までたっぷり時間があるなら、長旅に備えて外の空気を吸ってリフレッシュするのも良さそうです。空港や飛行機のことを学ぶことができる、体験型の見学・学習施設「スカイミュージアム」もあります。

関西旅行の拠点となる関西国際空港は、観光客にうれしいサービスが充実。関西国際空港で、気持ちいい旅の始まりと締めくくりを過ごしてくださいね。

※ この情報は2023年掲出のものを2024年9月に更新したものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

Written by:
田中ラン
田中ラン

旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。

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