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京都旅行するなら知っておきたい10のこと

京都旅行するなら知っておきたい10のこと

更新日: 2020/12/03

日本の伝統文化を象徴する「京都」。歴史を感じる神社仏閣はもちろん、美しい風景においしいグルメと、1年を通して楽しめる街ですが、道の名前や移動手段など、知らないと損することもたくさん。そこで今回は、京都に行く前に知っておきたい10のことを紹介します! 

これからおでかけが解禁になって旅行を存分に楽しめるようになったときのために、予習をしておいてくださいね!

目次
  1. ■1:道路は「碁盤の目」。タクシーで住所を言ってもわからない!?
  2. ■2:混む時期と、混まない時期を知っておく。混まない時期でも情緒あり!
  3. ■3:混雑を避けて、おいしい朝ごはんも。朝観光のススメ
  4. ■4:バスと地下鉄を活用して、お得&効率よく巡リましょう
  5. ■5:混雑知らずでスイスイ!レンタサイクルを利用してみる
  6. ■6:歩きやすい靴と、暑さ寒さ対策ができる服装で
  7. ■7:舞妓に変身して京都文化をさらに知る
  8. ■8:のんびり観光派は「穴場エリア」がおすすめ
  9. ■9:観光エリアが広い京都。どこに泊まるのが便利?
  10. ■10:京都に来たなら味わいたい、絶品グルメをチェックしておこう

■1:道路は「碁盤の目」。タクシーで住所を言ってもわからない!?

Sakaj Pawasuttikul / Shutterstock.com
Sakaj Pawasuttikul / Shutterstock.com

京都観光でまず覚えておきたいのが、道路の名前です。街路が碁盤の目のようになっていて、京都御所を中心に東西の筋を北から南に一条通、二条通と数え、南北はそれぞれ「○○通り」と名称が付けられています。北に行くことを「上がる」、南に行くことを「下がる」、東西に行くことは「入る」と示します。

例えば三条通から河原町通を北に行くなら「三条河原町上がる」、烏丸通から四条通りを東に行くなら、「烏丸四条東入る」となリます。この呼び方が一般的で、逆にタクシーに乗って町名を伝えても理解してもらないことも多いのでご注意ください。

■2:混む時期と、混まない時期を知っておく。混まない時期でも情緒あり!

■2:混む時期と、混まない時期を知っておく。混まない時期でも情緒あり!

京都が最も混雑する時期は紅葉シーズンの11月中旬から12月初旬。次に混むのが3月下旬から4月中旬の桜のシーズン。この両時期は大型バスが多数来るので、道路も観光地もとても混雑します。逆に比較的空いているのは、2月と8月。寒さと暑さが厳しいため避ける人も多いのですが、8月は「青モミジ」と呼ばれるほど深緑が美しく、冬は雪が降れば雪化粧した神社仏閣が見られる数少ない機会です。普段出会えない光景を見にいくのも楽しみ方の一つです。

■3:混雑を避けて、おいしい朝ごはんも。朝観光のススメ

■3:混雑を避けて、おいしい朝ごはんも。朝観光のススメ

観光客の多さに疲れてしまい、「もっとゆっくり観光したい」という人におすすめなのが、早朝。観光客はホテルで朝食を済ませてチェックアウトを終えた10:00ごろから動き始める傾向が強いため、それを逆手に取って早朝から行動すれば、混雑も避けられます。

6:00や7:00から参拝できる寺社が多いうえ、近年は「朝ごはん」に力を入れているお店も増加中。例えば東山区の「伊右衛門サロン アトリエ 京都」なら、鶏出汁で丁寧に炊いたおかゆが絶品の、「IYEMONのお粥御膳」1,800円が8:00から楽しめます。朝早くから行動して効率よく観光しましょう!

  • 伊右衛門サロン アトリエ 京都
    • 住所 〒605-0821 京都府京都市東⼭区⼋坂⿃居前下る清井町481-1
    • 電話 075-744-6451
    • 営業時間:モーニング8:00~11:00(LO10:30)、ランチ11:00~15:00(LO)、ディナー17:00~22:30(LOコース21:30、グランドメニュー・ドリンク22:00)
      定休日:無休

■4:バスと地下鉄を活用して、お得&効率よく巡リましょう

Tang Yan Song / Shutterstock.com
Tang Yan Song / Shutterstock.com

京都は路線バスが多く走っていて、主要な観光地へは全てバスの路線が網羅されています。京都駅からも多くのバスが出ているので、1日中何度でも乗り放題になる、お得なバス1日券を買って回るのがおすすめです。

ただ、紅葉や桜の時期は道路が渋滞し、バスの遅延が発生するので、地下鉄と組み合わせるとさらに便利に。また、「路線バスがありすぎて複雑すぎる」という方は、地下鉄で行ける所まで行ってバスに乗り換え、観光スポットへ行くのが最善策です。

■5:混雑知らずでスイスイ!レンタサイクルを利用してみる

■5:混雑知らずでスイスイ!レンタサイクルを利用してみる

バスや地下鉄で観光すると、待ち時間や乗り換えの手間、混雑などにうんざり…なんて感じる人も多いはず。そんな時はレンタサイクルを利用しましょう。

JR京都駅烏丸中央口から一番近いレンタサイクル「京都サイクリングツアープロジェクト」をはじめ、市内各所にレンタサイクルがあり、リーズナブルな価格で借りることができます。観光各社寺に駐輪場が確保されている所も増えてきているので、自由自在に動けるレンタサイクルは旅の思い出を色濃いものにしてくれます。

  • 京都サイクリングツアープロジェクト
    • 住所 〒600-8231 京都府京都市下京区油小路塩小路下ル東油小路町552-13
    • 電話 075-354-3636
    • 営業時間:9:00~18:00(京都駅サイクルターミナル)、ほか京都駅八条口、伏見、御所南にあり
      料金:1,000円~/1日(自転車の種類、クラスにより異なる)
      定休日:なし

■6:歩きやすい靴と、暑さ寒さ対策ができる服装で

■6:歩きやすい靴と、暑さ寒さ対策ができる服装で

京都観光はとにかく歩くことが多いため、歩きやすい靴が必須です。社寺に行く場合は砂利が多く、女性のヒールはどうしても足を取られてしまいます。汚れてもよく、歩きやすくてヒールがない靴が理想です。

また、夏は暑く冬は寒いので、暑さ&寒さ対策はしっかりと。特に気をつけたいのが冬。靴を脱いで拝観するお寺も多いので、カイロを貼ったり、靴下を2枚履きしたりするなど、足元の冷え対策は欠かさずに。

■7:舞妓に変身して京都文化をさらに知る

■7:舞妓に変身して京都文化をさらに知る

京都を歩いていると、稀に舞妓さんに出会う時があります。しかし、彼女たちは仕事の途中であるため、むやみに声をかけたり許可なく撮影したりすることは禁止されています。なら、自分で舞妓さんに変身してみませんか?

京都駅前や祇園嵐山に店を構える「舞妓体験STUDIO 夢工房」では、舞妓さんの姿になれるだけでなく、花魁体験や、着物レンタルも。様々な体験で、より深く京都の文化に触れることができます。

  • 舞妓体験STUDIO 夢工房 京都駅前本店
    • 住所 〒600-8232 京都府京都市下京区南町511
    • 電話番号:075-353-4423(予約センター)
      営業時間:10:00~17:00、土日祝は9:00~(終了時間は舞妓体験の場合。体験プランにより異なる)
      料金:舞妓プラン5,900円~など
      定休日:無休

■8:のんびり観光派は「穴場エリア」がおすすめ

■8:のんびり観光派は「穴場エリア」がおすすめ

有名観光スポットは混雑必至ですが、少し移動すれば比較的混雑が緩和されるエリアもたくさん。例えば「嵐山」なら「渡月橋」周辺は混んでいますが、10分ほど歩いた「嵯峨野」エリアは、嵐山と比べると落ち着いた雰囲気が広がっています。

また、出町柳から「叡山電車(えいざんでんしゃ)」を利用すれば、洛北屈指の名刹「曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)」がある「修学院」や、ラーメン激戦区の「一乗寺」など、比較的ゆったり観光できるエリアへもアクセスが便利。「平等院」などがあり観光地として有名な「宇治」なども、中心部に比べるとゆったりとした時間が流れ、のんびりと散策できるのでおすすめです。

■9:観光エリアが広い京都。どこに泊まるのが便利?

■9:観光エリアが広い京都。どこに泊まるのが便利?

ホテルを予約するなら観光名所の近くよりも、夜まで営業する飲食店が多い「四条河原町」エリアや、どこに行くのにもアクセス抜群な「京都駅」付近が便利です。京都駅付近には大きいホテルがたくさんあるので予約も取りやすいですが、春や秋、大型連休などハイシーズンは予約が取れないことが多いので、早めに連絡を。観光地の近くですが、町家ホテルゲストハウスがたくさんある「清水寺」周辺も、気軽に泊まることができておすすめです。

■10:京都に来たなら味わいたい、絶品グルメをチェックしておこう

■10:京都に来たなら味わいたい、絶品グルメをチェックしておこう

観光に行ったらその土地の名物は食べたいもの。伝統的な「京懐石」をはじめ、名店「南禅寺 順正」の国産大豆を使った口当たりのよい「湯どうふ」や「湯葉料理」「精進料理」など、京都には長い歴史の中で培われてきた名物グルメがたくさんあります。

最近では、「京町家」でいただくランチやおばんざい、日本三大銘茶の一つ「宇治茶」を使った抹茶スイーツも個性豊かなものが豊富にそろい、若者を中心に人気を集めています。さらに京都は府民一人当たりのパン消費量が「日本一」というパン屋激戦区でもあり、おいしいパンもいっぱいです!

  • 南禅寺 順正
    • 住所 〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町60
    • 電話 075-761-2311
    • 営業時間:11:00~21:30 (LO20:00)
      定休日:不定休

国内旅行の定番中の定番•京都。しかし「いざ観光!」となれば意外と知らないことも多かったのでは? ストレスを感じることなく京都を思う存分楽しむためにも、ぜひこの記事を参考に、旅行計画をたててくださいね。

一刻も早く京都旅行が楽しめるように、今はひとりひとりできることをやっていきましょう。

Text by:株式会社エフィール

※本記事の情報は2020年4月時点のものです。

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