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飛騨牛グルメも!飛騨高山で立ち寄りたい観光&グルメ厳選スポットまとめ

飛騨牛グルメも!飛騨高山で立ち寄りたい観光&グルメ厳選スポットまとめ

更新日: 2021/09/21

岐阜県北部の飛騨地方に位置する高山市は、江戸時代(西暦1600年~1868年)から続く歴史的建造物や伝統文化が今もなお残る、風情ある町並みが人気の観光地。通称「飛騨高山」と呼ばれ、多くの方に親しまれています。

今回は魅力溢れる飛騨高山を存分に楽しむためのおすすめ観光スポットと、絶品のブランド和牛「飛騨牛」を中心に味わえるグルメ情報をお届けします。

まずは定番の観光スポットを5つピックアップして紹介しましょう。

【定番観光スポット1】全国で唯一現存する代官所「高山陣屋」

【定番観光スポット1】全国で唯一現存する代官所「高山陣屋」

「高山陣屋」は江戸時代、幕府から派遣された代官や郡代が働いていた役所のこと。江戸時代が終わる頃には全国で60数か所あったといわれるこのような役所のうち、当時の主要建物が残っているのは高山陣屋だけとなるため、国史跡に指定されています。

当時の高山陣屋は裁判所の役割も担っていたため、法廷が置かれて罪人等が座った「御白州(おしらす)」も残されています。

高山陣屋ではボランティアによる施設内の無料ガイドも実施されています。手入れされた中庭も美しく、その歴史や建造物の魅力も含めて、高山陣屋をじっくりと堪能してみてください。

  • 高山陣屋
    • 住所 〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
    • 電話 0577-32-0643
    • 営業時間:3月1日〜10月31日8:45〜17:00 / 11月1日〜2月28日 8:45〜16:30
      料金:個人 440円 / 高校生以下は無料(団体割引あり)
      定休日:12月29日・31日・1月1日

【定番観光スポット2】伝統的な合掌造りが美しい「飛騨の里」※2021年9月30日まで臨時休館
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【定番観光スポット2】伝統的な合掌造りが美しい「飛騨の里」※2021年9月30日まで臨時休館
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「飛騨の里」は、合掌造りを始めとする飛騨の古い貴重な家屋が移築・復元され、懐かしさを感じる農山村の暮らしや、昔から飛騨に伝わる季節の行事を再現している集落博物館です。合掌造りの家屋は30軒以上、民具は約8000点が収集されています。

合掌造りの家屋内も見学できるので、伝統的な家屋の構造をじっくりと観察することもできます。また、飛騨の民芸品の体験教室も行われており、民芸品の「さるぼぼ」作りや飛騨地域が舞台となった大ヒットアニメ映画のなかでも登場した「くみひも」作りなども楽しめます。

  • 飛騨の里
    • 住所 〒506-0055 岐阜県高山市上岡本町1-590
    • 電話 0577-34-4711
    • 営業時間:8:30〜17:00
      料金:大人700円 / 小人(小・中学生)200円
      定休日:なし(年中無休)

【定番観光スポット3】飛騨高山観光では外せない代表的スポット「さんまち通り」

【定番観光スポット3】飛騨高山観光では外せない代表的スポット「さんまち通り」

江戸時代から現存する建物が連なる、飛騨高山を代表する観光スポット「古い町並み」。その中でも特に人気が高く、伝統的建造物群保存地区でもある高山市上一之町から上三之町を「さんまち通り」と言います。

良質な米と水と気候に恵まれた飛騨高山では酒造りが盛んで、さんまち通りには歴史ある酒蔵が多く軒を連ねており、地酒の試飲を楽しめます。また、伝統工芸品やお土産物の販売店、飲食店や喫茶店も多く、世代や性別を問わず飛騨高山を楽しめる通りになっています。

  • さんまち通り
    • 住所 岐阜県高山市上一之町ほか
    • 電話 0577-32-3333
    • 電話:0577-32-3333(代) (高山市観光課)

【定番観光スポット4】飛騨の匠の技術と心意気を堪能できる「高山祭屋台会館」

【定番観光スポット4】飛騨の匠の技術と心意気を堪能できる「高山祭屋台会館」

飛騨高山で春と秋に開催される「高山祭」は、日本三大美祭の一つです。絢爛豪華な祭屋台が街中を練り歩き、祭の期間中は数十万人規模の観光客が訪れます。

「高山祭屋台会館」は、秋の祭屋台のうち4台が展示されている施設です。高山祭の実物屋台を常設展示しているのは「高山祭屋台会館」だけです。

祭屋台を手掛けた職人のルーツは大和時代(4世紀頃~8世紀初めまでのおよそ400年間)、都の宮殿やお寺の建築に従事したという飛騨の匠まで遡ります。長い歴史の中、脈々と受け継がれた技術によって細部まで丁寧に仕上げられた祭屋台。職人の技術と心意気をじっくりと堪能できます。

  • 高山祭屋台会館
    • 住所 〒506-0858 岐阜県高山市桜町178
    • 電話 0577-32-5100
    • 営業時間:9:00〜17:00(3月〜11月)/ 9:00〜16:30(12月〜2月)
      料金:大人1000円 / 高校生600円/小・中学生 500円
      定休日:年中無休

【定番観光スポット5】まるでお土産物のミュージアム!「飛騨物産館」

【定番観光スポット5】まるでお土産物のミュージアム!「飛騨物産館」

高山グリーンホテルの敷地内にある「飛騨物産館」は、7000点を超えるお土産物が揃っている、まるでお土産物のミュージアム!高山市随一の品揃えは、ぐるっと見て回るだけでもとても楽しめます。

お買い物に加えて、飛騨の民芸品「さるぼぼ」作りや、塩せんべい焼きの手作り体験コーナーもあります。

スタッフの方が優しく教えてくれるので、安心して楽しめます。飛騨高山の思い出話の一つにぜひお試しください。

  • 飛騨物産館
    • 住所 〒506-0031 岐阜県高山市西之一色町2-180
    • 電話 0577-33-5505
    • 営業時間:8:00~21:00
      定休日:なし(年中無休)

【おすすめ宿泊スポット】天然温泉から四季折々の絶景が眺められる「高山グリーンホテル」

【おすすめ宿泊スポット】天然温泉から四季折々の絶景が眺められる「高山グリーンホテル」

先ほど紹介した「飛騨物産館」も入っている人気の宿泊施設が「高山グリーンホテル」です。JR「高山」駅から徒歩6分、ホテルから専用シャトルバスも出ておりアクセスも抜群。105台分の駐車場もあるので、飛騨高山の観光に行く際にも非常に便利な立地にあります。

高山グリーンホテルの魅力は弱アルカリ性で美肌効果が期待できる天然温泉。自慢の大浴場では、ガラス張りの壁一面から四季折々の絶景が楽しめます。さらに露天風呂も2つあり、1つはジャグジー付きの檜風呂、もう1つは幻想的なライトアップが楽しめる岩風呂となっております。

もちろん食事も美味しく、日本料理から洋食中華料理まで幅広いメニューが楽しめます。

また、2020年6月には新館(桜凛閣(おうりんかく))がオープンしました。客室は飛騨高山の自然や伝統工芸をイメージした落ち着いた内装となっており、窓からは飛騨高山の景色が楽しめます。

館内のレストラン「ダイニングマルシェ グリーンコート」では、シェフが面前で調理するライブキッチンから運ばれる飛騨牛や旬の地場食材を用いた出来立ての料理などが楽しめます。

  • 高山グリーンホテル
    • 住所 〒506-0031 岐阜県高山市西之一色町2-180
    • 電話 0577-33-5500

【おすすめグルメ1】食べ歩きの定番!「みずま」のみだらしだんご

【おすすめグルメ1】食べ歩きの定番!「みずま」のみだらしだんご

さんまち通りにある団子屋の「みずま」では、小腹が空いた時にオススメの「みだらしだんご」を食べられます!

日本では一般的に「みたらしだんご」と言えば甘しょっぱい味付けですが、飛騨高山では醤油を付けて香ばしく焼くのが定番。食べ歩きにもぴったりなので、古い町並みの風情と共にお楽しみください。

みだらし団子1本80円
みだらし団子1本80円

ちなみに、古い町並み周辺の路上にゴミ箱は設置されていないので、食べ終わった後のゴミは購入したお店で捨てるか、必ず持ち帰ってくださいね。

  • みずま
    • 住所 〒506-0844 岐阜県高山市上一之町2
    • 電話 0577-33-0645
    • 営業時間:9時00分~17時00分
      定休日:なし(年中無休)

【おすすめグルメ2】丸かじりしたい!旨みが詰まった「飛騨牛ハンバーガー」

【おすすめグルメ2】丸かじりしたい!旨みが詰まった「飛騨牛ハンバーガー」

「古い町並み」エリアにあるハンバーガー専門店「CENTER4 HAMBURGERS」。名物は数量限定販売の「飛騨牛ハンバーガー」です!飛騨産の食材にこだわり、もちろんパティは飛騨牛100%!一口かじれば旨みが口の中に溢れます。

飛騨牛ハンバーガー(ポテト・サラダ付き)2700円
飛騨牛ハンバーガー(ポテト・サラダ付き)2700円

その他にもチーズバーガーやアボカドバーガーなど様々な種類のハンバーガーやアメリカ、ドイツ、ベルギーを中心に常時15〜20種類ものビールが置いてあります。大人気店のため事前のご予約をオススメします。

  • CENTER4 HAMBURGERS
    • 住所 〒506-0844 岐阜県高山市上一之町94
    • 電話 0577-36-4527
    • 営業時間:ランチ 11:00〜14:30(L.O) / ディナー17:30〜20:0018:00~21:30(L.O)
      ※2021年9月21日現在、営業時間:ランチ 11:00〜14:30(L.O) / ディナー18:00~20:00(L.O)
      定休日:水曜日、年末年始

【おすすめグルメ3】大行列の飛騨牛グルメと言えばこれ!「飛騨牛の握り寿し」※2021年8月27日~9月30日まで臨時休業中

【おすすめグルメ3】大行列の飛騨牛グルメと言えばこれ!「飛騨牛の握り寿し」※2021年8月27日~9月30日まで臨時休業中

さんまち通りにある御食事処「坂口屋」では、「気軽に飛騨牛を食べてもらいたい」という願いから「飛騨牛のにぎり寿し」をテイクアウトで販売しています。

飛騨牛にぎり寿し テイクアウト料金700円/店内料金800円
飛騨牛にぎり寿し テイクアウト料金700円/店内料金800円

炙った飛騨牛に酢飯、甘タレ、わさびの相性はバッチリ。えびせんべいをお皿代わりに使用しているので、余分なゴミが出ないのも嬉しいポイントです。店内での飲食でも絶品飛騨牛を楽しめますのでぜひご利用ください。

  • 坂口屋
    • 住所 〒506-0846 岐阜県高山市上三之町90
    • 電話 0577-32-0244
    • 営業時間:10:30~15:00
      定休日:火曜日

【おすすめグルメ4】アツアツふわふわな飛騨牛グルメ「牛まん 喜八郎」※閉店

【おすすめグルメ4】アツアツふわふわな飛騨牛グルメ「牛まん 喜八郎」※閉店

アツアツふわふわ!飛騨牛の旨みが閉じ込められた「牛まん 喜八郎」は、見た目もその味も思わず笑みが溢れてしまうほど絶品な飛騨牛グルメの一つです。

牛まん喜八郎 500円(税込)
牛まん喜八郎 500円(税込)

食べ歩きもできますが、かなりアツアツの状態で提供されますので、ぜひ店内でゆっくり食べてください。飛騨牛以外にも、中華や抹茶、黒ごま味もありますよ。冷凍販売もされているので、お土産や差し入れにもぴったりです。

  • 牛まん喜八郎 安川本店
    • 住所 〒506-0843 岐阜県高山市下一之町2
    • 電話 0577-33-4848
    • 営業時間:10:00〜18:00
      定休日:火曜日

【おすすめグルメ5】飛騨牛焼肉専門店「味蔵天国」で味わう格安の飛騨牛グルメ

【おすすめグルメ5】飛騨牛焼肉専門店「味蔵天国」で味わう格安の飛騨牛グルメ

JR高山駅から徒歩約1分の飛騨牛焼肉専門店「味蔵天国」もおすすめのグルメスポット。

飛騨牛の焼肉を楽しめるお店は高山市内にいくつもありますが、味蔵天国を運営するのは飛騨地方の農畜産物を取り扱う農業協同組合「JAひだグループ」!安全・安心・おいしい飛騨牛が格安で味わえます。

【ランチ限定】飛騨牛盛り定食3300円
【ランチ限定】飛騨牛盛り定食3300円

サーロイン、ヒレ、リブロースを始め様々な部位のステーキや、しゃぶしゃぶすき焼きと一通りの飛騨牛メニューが揃っています。心ゆくまで存分に飛騨牛を堪能してください。

  • 味蔵天国
    • 住所 〒506-0026 岐阜県高山市花里町4丁目-308
    • 電話 0577-37-1129
    • 営業時間:11:00~14:30(L.O 14:00) / 17:00~21:30(L.O 21:00)
      ※2021年9月21日現在、営業時間:11:00~14:30(L.O 14:00) / 17:00~20:00(L.O 19:30)
      定休日:火曜日

【おすすめ土産】飛騨高山を代表する民芸品「さるぼぼ」とは?

(写真提供:さるぼぼ製造共同組合)
(写真提供:さるぼぼ製造共同組合)

飛騨高山を代表するお土産といえば、民芸品の「さるぼぼ」。顔のない赤色の人形です。さるぼぼとは飛騨の方言で「猿の赤ちゃん」という意味で、「安産」や「無病息災」の願いが込められたお守りです。

ルーツは奈良時代(西暦710年~794年)に中国から伝わった「這子(ほうこ)(子どもが”はいはい”をしているような姿の人形)」だと言われています。当時は貴族たちが安産のお守りとして産屋に飾っていたそう。

今日では飛騨高山のシンボルの一つとして、多くの観光スポットに飾られているほか、お土産物のパッケージにも使用されるなど多くの方に親しまれています。

【アクセス情報】東京から飛騨高山までのアクセスは?

東京から飛騨高山までは、高速バスか新幹線でアクセスが可能です。高速バス利用の場合は、乗り換えなしでアクセスできます。新幹線利用の場合は、名古屋駅か富山駅経由になります。

●高速バスの場合
・バスタ新宿―(新宿~飛騨高山線 高速バス)―高山濃飛バスセンター 約5時間30分

●電車の場合
【東海道新幹線・特急ひだ】
東京駅―(東海道新幹線)―名古屋駅 約1時間50分

・名古屋駅―(JR高山本線 特急ワイドビューひだ号)―高山駅 約2時間20分

・所要時間 約4時間10分(乗継時間を除く)

【北陸新幹線・特急ひだ】
東京駅―(北陸新幹線)―富山駅 約2時間10分

富山駅―(JR高山本線 特急ワイドビューひだ号)―高山駅 約1時間30分

所要時間 約3時間40分(乗継時間を除く)

例年ですと、日本の長期休暇であるゴールデンウィーク(5月上旬)やお盆(8月中旬)、シルバーウィーク(9月下旬)、年末年始、また春と秋の高山祭(春:4月14日・15日 /秋: 10月9日・10日)の前後は大混雑が予想されますのでお気をつけください。

【周辺おすすめスポット1】「新穂高ロープウェイ」で北アルプスを一望!

(写真提供:高山市観光課)
(写真提供:高山市観光課)

飛騨高山の中心部から少し離れて、高山駅から路線バスで約1時間30分ほど向かった先には日本で唯一の2階建てゴンドラが特徴的な「新穂高ロープウェイ」があります。標高2000mを超える高さから、北アルプスの山々を一望しながら頂上まで上がっていきます。

標高2156mに位置する西穂高口駅屋上にある山頂展望台からは、雄大な自然の絶景が目の前に広がります。四季で変わる山の表情をぜひお楽しみください。

  • 新穂高ロープウェイ
    • 住所 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
    • 電話 0578-89-2252
    • 営業時間:8:30〜16:45
      料金:第1・第2ロープウェイ連絡 大人 片道1700円 往復3000円 / 小人 片道850円  往復1500円
      定休日:なし(※年1〜2回程度の点検日運休があります)

【周辺おすすめスポット2】飛騨高山が誇る秘湯「奥飛騨温泉」も要チェック!

(写真提供:高山市観光課)
(写真提供:高山市観光課)

先ほどご紹介した新穂高ロープウェイは、飛騨高山の奥地「奥飛騨温泉郷」に位置しています。奥飛騨温泉郷は、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高という5つの温泉で構成されており、北アルプスの大自然が育んだ秘湯として有名です。

レトロな雰囲気が漂う温泉旅館は情緒に溢れ、全国各地から根強いファンが定期的に訪れます。天気が良ければ、満天の星空を眺めることができるのも大きな魅力。ぜひ飛騨高山から足を伸ばしてご堪能ください。

  • 奥飛騨温泉郷
    • 住所 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
    • 電話 0578-89-2458
    • 電話:0578-89-2458(奥飛騨温泉郷観光案内所)

日本一の市面積を誇る飛騨高山を遊び尽くそう!

まだまだ掲載できていない飛騨高山の魅力的なスポットやお店はたくさんあります。特に夜の飛騨高山は、酒蔵が多い地域だけあって居酒屋やバー、スナックが充実しています。

近隣の白川郷や上高地、金沢などの魅力的なスポットと合わせて、ぜひ飛騨高山にも長期滞在して、古い町並みも奥飛騨温泉郷も、朝昼夜の飛騨高山も全て味わってみてはいかがでしょうか。

深く広大な魅力を持つ飛騨高山を、五感全てを使って遊び尽くしましょう!

※2020年8月24日の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、 掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。

Text by: 丸山純平

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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