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毎日の食生活をおいしくヘルシーに!自国料理を日本産米に”おきかえ”したらスゴいことになった

毎日の食生活をおいしくヘルシーに!自国料理を日本産米に”おきかえ”したらスゴいことになった

公開日: 2020/02/14
更新日: 2020/05/19

日本のお米はなぜ美味しい?職人魂が生み出したこだわりの味

日本の主食であるお米。日本では、今から3,000年ほど前の縄文時代には、稲作が始まっていたと言われています。日本は、温暖で雨がよく降る気候や水田に適した土地が多いため、稲作がいまでも盛んに行われています。

田植えから始まり、除草、収穫、脱穀など労働力を必要とする米づくり。人々にとって米づくりは生活の中心であり、農民同士が労働力をシェアする「結の文化」も生まれました。江戸時代には、お米を税金として納め(年貢)、貨幣的な価値を持つように。お米を持つ者が富と権力を得ていたのです。

そして、明治時代の初期に日本経済に貨幣が導入されると、お米は食べるものへと変化。第二次世界大戦中と戦後には米不足に陥り、増産のための品種改良が進みました。

その後、パンや麺類などお米以外のものが主食に取り入れられるようになると、お米は「より美味しいお米」を求めるようになり、つくり手は品質向上を目指して、品種改良や栽培技術を磨いていきました。

このように、日本産米の美味しさは、大地と綺麗な水と空気の中で農家の職人魂が生み出したもの。栽培過程においてはもちろん、収穫後の等級分類にも厳格なチェックポイントがあったり、貯蔵においても管理を怠らないなど、味の決め手には日本人のきめ細やかな精神が関係していると言えるでしょう。

日本産米を使って、自分の国の料理をアレンジしよう

日本で栽培されているお米の種類は約900種類、食用米として生産されているのは約290種類あり、総称して「ジャポニカ米」と呼ばれています。日本列島は南北に長く伸びているため、それぞれの地域で特色のあるお米が育ちます。お米は、丸みを帯びた楕円形で、炊き上げるとふんわりと柔らかくツヤツヤに。また、粘り気があり、噛むとより甘みが出てきます。冷めても美味しいというのも特徴のひとつです。

お米そのものを味わうために白米とおかずを別々に食べたり、おにぎりやお寿司を作ったりと、日本産米の特性は和食のメニューによく表れています。

最近では、日本産米を口にしてからその虜になり、自国でも日本産米を食べている外国人も多いとか。白米で食べるのももちろん美味しいですが、今回は馴染みのある海外のメニューを日本産米を使ってアレンジ。ぜひ試してもらいたいレシピをご紹介します。

【ごはんdeフランスパン】/フランス

【ごはんdeフランスパン】/フランス

1品目は、一般的に小麦粉・塩・水・イーストを使って作られる、フランス・パリ発祥の「フランスパン」をアレンジ。炊いたごはんを生地に加えることで、もちもちなフランスパンに仕上がります。お米の粒も残るので、食べたときの食感も面白いですよ。夜余ったごはんで気軽に作ることが出来ますね。

●材料(25cm長さ2本分)

ごはん(日本産米) 150g
強力粉 120g
薄力粉 80g
イースト 小さじ1
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1
お湯 130ml

●作り方
①ごはん(日本産米)は粗熱をとっておく
②ボウルにイースト、砂糖、塩、お湯を入れよく混ぜる。その後、強力粉、薄力粉を加えて混ぜる
③台の上に出して②の生地をこねる
④まとまってきたら①を加えてこねる

⑤生地を丸めてボウルに入れ、ラップをする。40度で60分ほど発酵させる
⑥生地が2.5倍になったらガスを抜いて生地を取り出し、半分に切って丸めたら、濡れ布巾をかけて5分休ませる
⑦フランスパンの成形をしてオーブンシートの上に乗せる
⑧キャンパス地を乗せてから濡れ布巾をかぶせ、2倍になるまで室温で20~30分ほど発酵させる
⑨オーブンを230度に余熱を入れる
⑩フランスパンにクープを入れて霧を吹き、20分ほど焼く

【ごはんdeチジミ】/韓国

【ごはんdeチジミ】/韓国

2品目は、韓国料理の「チジミ」にごはんを使用します。通常小麦粉を使って生地を作りますが、今回はごはんで代用。お米のつぶつぶが美味しいチヂミです。腹持ちもよく、どちらかといえばサイドメニューのチヂミが立派な主食になりますよ。

●材料(2人分)

ごはん(日本産米) 350g
卵 3個
顆粒だし 小さじ2
塩 少々
ニラ 1/3袋
人参 5cm
玉ねぎ 1/4個
タコ、イカ、エビ等 適量
ごま油 大さじ1

・タレ
酢醤油、糸唐辛子 各適量

●作り方

①ニラは5cm長さに切り、人参は千切りにする。玉ねぎは薄切りにする。海鮮は食べやすくカットする
②溶き卵とごはん(日本産米)を混ぜる。その後、他の材料を加えて生地を作る

③ごま油を熱したフライパンで生地を両面カリッとするまで焼く

【おじや風フォー】/ベトナム

【おじや風フォー】/ベトナム

3品目は、ベトナム料理の「フォー」をアレンジ。フォーの麺の代わりにごはんを使います。見た目にはフォー、食べてみたらおじや。癖になる美味しさです。スプーンでスープとごはんを一緒にすくって食べればダシの旨みまで存分に楽しめます。

●材料(2人分)

ごはん(日本産米) 300g
つぶ黒こしょう 5つぶ
生姜薄切り 3枚
八角 1個
水 6カップ
ビーフブイヨンの素 1個
塩胡椒 各適量
ニョクマム 大さじ1〜2
牛しゃぶしゃぶ用 120g

・トッピング
もやし、紫玉ねぎ、万能ネギ、パクチー、ライム 各適量

●作り方

①八角と黒こしょう、生姜は出汁用パックに入れて水と一緒に鍋に入れ、ビーフブイヨンの素を入れて火にかけ、煮たったら弱火で30分ほど煮る。※出汁用パックがない場合は、生姜を鍋にそのまま入れる
②塩胡椒、ニョクマムで味を調える。
③器にごはん(日本産米)を盛り付け、上に牛肉を広げる。熱々にした②のスープをかけて、上にトッピングを盛り付ける。

【ごはんde春巻き】/中国

【ごはんde春巻き】/中国

4品目は、中国料理の点心の一つ「春巻き」にごはんを使用。春巻きの皮をつぶしたごはんで作ります。揚げるとお煎餅のようになるので、パリッパリッとした従来の食感と違い、ザクッザクッとした不思議な食べ応えが新鮮です。ベトナムのエビ煎餅のような食感というとイメージが沸きやすいかもしれません。

●材料(6本分)

ごはん(日本産米) 450g
豚もも薄切り肉 50g

A酒 大さじ1/2
A塩胡椒 各少々
A片栗粉、水 各小さじ1

キャベツ 100g
竹の子の水煮 40g
干し椎茸 2枚
にら 1/8束

B醤油、酒 各大さじ1/2
B砂糖 小さじ1
Bオイスターソース 小さじ1
Bガラスープのもと 小さじ1/4
Bこしょう 少々

ごま油 大さじ1/2
醤油、練りがらし 各適宜
片栗粉 小さじ2
サラダ油 大さじ1
揚げ油 各適宜

●作り方

①干し椎茸はぬるま湯で戻し、石突きを取って薄切りにする。椎茸の戻し汁は水と合わせて80mlにする。豚肉、キャベツ、竹の子もそれぞれ細切りにする。にらは5cm長さほどに切る。片栗粉は小さじ2の水で解いておく。調味料Bを合わせ、椎茸の戻し汁と水を合わせたものを加えて混ぜておく。
②ボールに下味の調味料Aを合わせ、豚肉を入れて手で揉み、味を馴染ませる。
③フライパンにサラダ油を入れて熱し、②の豚肉を色が変わるまで炒め、竹の子、椎茸、キャベツの順に加えて炒める。
④ ③に①の合わせ調味料を加えて2〜3分煮る。
⑤水とき片栗粉を加えてとろみをつけ、ごま油を加えて一混ぜしてバットなどにタネを平らにして広げ、全体ににらをちらして冷ます。
⑥ごはん(日本産米)をすり鉢ですってペースト状にしたら、6等分してラップに挟み、綿棒で15cm角の正方形になるように伸ばす。タネを6等分し、手前の角から10cmくらいのところにタネを横長に広げてのせて巻く。

⑦揚げ油を160度に熱し、菜箸で返しながらゆっくりと揚げる。皮が色ついてきたら火を強めて揚げる。油を切って器にもり、好みで辛子醤油を添える。

【ごはんde豆花】/台湾

【ごはんde豆花】/台湾

5品目は、台湾スイーツの王道「豆花(トウファ)」をごはんを使ってアレンジ。黒糖を混ぜた水でお米を柔らかくなるまで茹でてタピオカに見立ててトッピングします。黒糖で甘く煮たごはんはコクがあり、あっさりとした豆花と相性抜群。タピオカより重くなくあっさりした味わいに仕上がります。

●材料(4人分)

豆乳 2カップ
砂糖 40g
粉ゼラチン 5g
冷水 20ml

米(日本産米) 50ml
水 300ml
黒糖 大さじ4

・シロップ
砂糖 100g
水 1カップ
パイナップルやマンゴーなど好みのフルーツ 適量


●作り方

①粉ゼラチンは冷水を混ぜてふやかしておく。
②鍋に豆乳と砂糖を入れて火にかけ、鍋のフチがフツフツとしてきたら火を止めて①を加えて溶かす。深さのある容器に入れて固まるまで冷蔵庫で冷やす。
③お米(日本産米)は洗って30分ほど吸水する。鍋に水と黒糖を入れて水気を切ったお米を入れ強火にかける。沸騰したら弱火にしてそのまま10分ほど煮て火を止め、冷ます。

④シロップの砂糖と水を鍋に入れ沸騰させ、冷ます。
⑤器に冷やし固めた②をスプーンなどですくって入れ、シロップをかける。上に水気をさっと切ったお米、好みでパイナップルやマンゴーなどのフルーツをのせる。

お好みの銘柄を見つけて、お米ライフを楽しんでみて

日本産米自体、総じて評価が高いですが、産地や品種によっても味わいは異なります。日本産米に食べ慣れてきたら、自分好みの銘柄を見つけてみては?ここでは特徴的な3つの銘柄をご紹介します。

●新潟県産コシヒカリ

●新潟県産コシヒカリ

日本最大の稲作県である新潟で作られた「コシヒカリ」。粘りと甘みが強く、炊き上がりの香りやツヤが良いのが特徴で、日本で一番食べられている品種です。新潟は肥沃な大地と豊富な雪解け水、稲作に適した気候が揃っているため、美味しいお米ができると評判です。

●北海道産ゆめぴりか

●北海道産ゆめぴりか

日本最北端の北海道で栽培された「ゆめぴりか」。 甘さとやわらかさのバランスがとてもよく、モチモチとした食感を楽しめます。ほどよい粘り気と炊き上がりのツヤの良さが評価され、ANAのファーストクラスの機内食や高級料亭などで選ばれています。高級感のあるブランド米のため、贈答品としても使われています。

●山形県産はえぬき

●山形県産はえぬき

山形県で誕生した品種「はえぬき」。一粒一粒がしっかりとしており、適度な水気と旨みを含んでいます。炊き上がりに形が崩れず、冷めても味が落ちにくいので、お弁当やおにぎりに最適。日本でも知る人ぞ知るお米です。

日本産米が美味しい理由や各銘柄の特徴、日本産米を使ったアレンジレシピはいかがでしたか?
この記事を読んで実際に日本のお米を使ってみたくなった方は、下記のサイトから購入することができます。自宅の食卓で日本産米を好きなだけ堪能することができますよ。日本のお米で毎日の食生活をおいしくヘルシーに。お米ライフを楽しんでくださいね!

Food styling / Ai Hasunuma

<ライタープロフィール>
名前:長谷川浩史&梨紗(株式会社くらしさ)
Names: Koji and Risa Hasegawa (Kurashisa Inc.)
自己紹介(90字程度):
広告出版社を退職後、世界一周の旅へ。海外で受け入れられている日本文化≒COOL JAPANと、日本が学ぶべき海外の文化≒BOOM JAPANを発信しながら40か国を巡る。その後、全国各地に根ざしたモノ・コト・ヒトを取材・発信する日本一周の旅へ。現在では、(株)くらしさを立ち上げ、日本各地の「らしさ」を伝え、繋いでいく活動に尽力している。 URL:http://kurashisa.co.jp/

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