東京の絶景レストラン4選！最高のロケーションが堪能できる名店

更新日: 2020/06/16

東京は近代的な高層ビルだけではなく、歴史的な建造物や自然も存在する、世界有数の多様性溢れる都市だ。上階から見渡す夜景や窓から望む日本庭園など、こだわりの料理を味わいながら東京の絶景が楽しめる名店を紹介する。

窓一面に広がる夜景と絶品の鉄板焼き

「元祖鉄板焼ステーキ神戸みその新宿店」では、A4・A5ランクの特選黒毛和牛やアワビなどの高級食材を鉄板焼きで味わえる。目の前の鉄板で行われる調理は、迫力満点。料理ができあがるまでの時間も、客を飽きさせない。食べるペースに合わせて調理するなど、行き届いた心遣いも嬉しい。
お客様の対面に立って鉄板越しにステーキを提供するスタイルは、今では一般的となったが、実は同店が初めて確立したもの。戦後まもない頃、牛肉の料理を求めていたアメリカ人に、お好み焼きなどに使っていた鉄板でステーキを作ったのが始まりだとか。蓋をして焼くスタイルも同店が発祥で、当初、火を通すためにフライパンを蓋代わりにしたことに始まる。
同店は、周辺地域の中でも特に高い「新宿住友ビル」の51階に位置し、個室・カウンター席共に一面窓が広がっているので、都庁や東京タワーを見下ろすことができる。神戸牛コース2万520円、特選黒毛和牛コースは1万1880円から。

東京タワーを横目に高級日本料理を堪能

ゆったりと食事を楽しめる高級日本料理店。広々とした窓から、東京タワーを望めるカウンター席はムード満点。旬の食材を使った季節の会席1万円（税抜）や、和牛のしゃぶしゃぶ1万2千円(税抜)、すっぽん鍋1万円(税抜)など幅広いコースが選択できるのも嬉しい。飲み物のメニューも豊富で、特に日本酒は全国各地から選りすぐりの銘柄を取り揃えたラインナップとなっている。
ビルの10階に位置しているが、テラスの外には庭が広がっており、空中庭園のような幻想的な雰囲気を味わえる。

広大な日本庭園と優雅な懐石料理

ホテルニューオータニのガーデンタワーロビー階に位置する「紀尾井なだ万」からは、広大なホテルの日本庭園を眺めることができる。
自然溢れる、壮大な景色の中で食事を楽しめる場所は、東京ではなかなかお目にかかれない。彩り鮮やかな懐石料理1万5444円〜や、職人が揚げる絶品の天麩羅7128円〜など日本が誇る和食文化を優雅に堪能してほしい。24名まで対応可能の個室もあるので、グループで訪れても問題ない。※個室は別途部屋代、料理制限あり

東京駅を一望できるフレンチの名店

東京駅からすぐ、新丸ビルの5階に位置する「ヌーヴェルエール」は、本格フレンチを堪能できる高級店。佐々木シェフは、9年間フランスで料理を学んだ職人。フレンチにおいて重要な食材に火を入れる時間・タイミングを完璧に計算し、食材本来の持ち味を見事に引き出した料理を提供してくれる。コースは1万1000円から。
ガラス張りの店内からは、創建当時の姿を取り戻した東京駅を一望できる。日が暮れた後に、ライトで照らされる赤レンガが非常に美しい。

ライター：山下貴將