街を歩けば必ず見つかるイタリア料理店。和食よりイタリアンの方がよく食べる!なんて人もいるくらい、日本人の食生活に欠かせない料理として定着しています。しかし、本場からやってきたイタリア人が日本のイタリアンに行ったら、思わず「あれ?」と違和感を覚えることが多々あるんだとか。
来日2年目のイタリア人男性Pさんが、日本のイタリアンでショックをうけた理由を教えてくれました。
一個だけなのに「パニーニ」?それっておかしすぎ!

まずは、日本でもおなじみのパニーニについて。実は、名前が違和感ありまくりなのだとか。
「イタリア語は、単数だとOで終わって、複数だとIで終わるんだ。だから、『パニーニ』は複数形で、ひとつなら『パニーノ』。『パニーニひとつ』って注文は、不思議だなあっていつも思いながら聞いているよ!」
コンビニでも「パニーニ」がひとつ、当たり前のように売られていますよね……。パニーノと呼ばれる日はくるのでしょうか。
「クアトロフォルマッジオ」?? 頭の中はパニックだよ

パニーニと同じ理由で、違和感のあるイタリアンメニューがありました。
「4種類のチーズがのっているピザ。時々、『クアトロフォルマッジオ』と書いてあるお店があるんだ。語尾がOは単数だから、正しくは『クアトロフォルマッジ』。4種類なのにひとつ?と混乱するよ(笑)」
調べたところ、某有名スーパーの看板スイーツが見事に「クアトロフォルマッジオ」と名付けられていました。たかが一文字、されど一文字。「オ」のあるなしで意味が全然変わるとは。
グラッチェじゃなくて「グラーツィエ」でしょ!

ありがとう、という意味で「グラッチェ!」と声をかける店員さん。それ、イタリアでは通じません!
「正しくはグラーツィエと発音します。グラッチェ、なんて言い方しません。初めて言われたとき、何を言っているのか分からなくて、聞き返して初めて理解して、大笑いでした」
完璧な発音ができないとしても、通じないレベルだと感謝の気持ちも台無しなので気をつけたいものです。
「ドリア」って何?イタリアで食べたことないよ

最後にPさんが話してくれたのは、イタリアンの定番メニュー「ドリア」について。
「ドリアって料理、イタリアにはないんだよ。だから、日本のイタリアンで『看板メニュー』って言われているのを見て、なんで!?とびっくりしたよ。でも、食べてみたらおいしかったし、今では大好き。イタリアでも流行ればいいのにね!」
ドリアはイタリアにもあると勘違いされがちですが、1930年代に横浜のホテルニューグランドで考案された、立派な日本発祥グルメ。イタリア人のPさんが毛嫌いせず認めてくれてちょっとホッとしました。
「日本のイタリアンによく行くし、好意的に思っているからこそ気づいてしまう」と話してくれたPさん。イタリア語のまちがいはあれど、味は本場に負けていない自信あり!これからも日本のイタリアンの味を楽しんでくれますように!
旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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