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握り40貫ペロリ!白えびもカニも「富山の寿司を食べ放題」できる銀座の神店

握り40貫ペロリ!白えびもカニも「富山の寿司を食べ放題」できる銀座の神店

更新日: 2022/02/18

日本食といえば、不動の人気メニューが寿司。リーズナブルで手軽な回転寿司もいいけれど、最近注目されているのが、高級すしの食べ放題です。

そこで今回、高級ネタや通常の寿司店にはない独自のネタが好きなだけ食べられる高級寿司食べ放題で話題の「廻転とやま鮨 銀座」を徹底調査!「予約方法や注文方法は?」「どんなネタが食べられる?」「食べ放題のルールは?」、はたまた「もっともお得な注文方法」や「絶対イチオシのネタ」まで特別に教えてもらった情報をたっぷり解説します。

回転寿司でありながら、そのイメージとクオリティをはるかに超えるとやま鮨の寿司食べ放題、気になっていた方、これから行く方は必見です。

■他店にない富山ネタが満載の「廻転とやま鮨 銀座」

■他店にない富山ネタが満載の「廻転とやま鮨 銀座」

今回訪れた、高級寿司食べ放題メニューを提供しているのが「廻転とやま鮨 銀座」。店名の通り、富山県ならではの寿司ネタが味わえる寿司店です。

富山県は、日本の本州のほぼ真ん中あたり、中部地方の日本海沿岸に位置しています。東京からは北陸新幹線で約2時間、大阪からは特急と北陸新幹線を乗り継いで約3時間ほどです。

富山は、世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」、迫力満点の「黒部ダム」、世界遺産の「五箇山(ごかやま)」などの有名観光地、温泉など自然豊かな魅力があふれる県。富山湾ではカニやホタルイカなど様々な海産物が水揚げされ、海鮮がおいしい県としても知られています。

そんな富山県発の「廻転とやま鮨 銀座」の特徴は、富山ならではのネタが食べられるところと、好きなものを一品ずつ注文するスタイルに加えて、富山産のめずらしいネタとカニや中トロなのどの高級ネタが食べ放題できるプランがあるところ!

2020年の秋に食べ放題をスタートして以来、「食べ放題でこんなにいいネタを食べられるなんて、コスパ抜群!」「東京ではめずらしい富山ならではのネタが食べ放題で食べられるのは他にない!」と人気を集めています。

日本全国各地、首都・東京にも多くの寿司店はありますが、海産物は鮮度が大事。時間をかけて東京まで運べないものや、地元で消費されるくらいの量しか獲れないものなど、実は地域ごとに個性があって、食べられるネタもさまざまなのです。

■「廻転とやま鮨 銀座」食べ放題の概要:予約方法~料金、食べ放題ルールなど

■「廻転とやま鮨 銀座」食べ放題の概要:予約方法~料金、食べ放題ルールなど

まずは、とやま鮨の高級寿司食べ放題の概要から。90分間の予約制です。

とやま鮨食べ放題
●特徴:
食べ放題用メニューの約100品が、90分間食べ放題
●料金:
男性 4,950円/女性 4,180円/小学生 2,750円(税込
●制限時間:
90分(注文スタート~席を空けるまで)
●利用方法:
予約のみ可
・予約方法▶Webまたは電話(日本語のみ)
・予約可能時間▶14:00~/14:15~/14:30~/16:00~/16:15~/16:30~の6つの時間帯のみ
※上記時間帯以外は、食べ放題ではない通常のオーダースタイル
・予約可能人数▶1グループ最大で2名まで

食べ放題の注文方法

・テーブルにある「注文カード」に、商品名、数を記入して、スタッフに渡す(席設置のタブレットで呼び出しボタンを押す)

<注文の際の注意点>
・紙に記入する際は、握り/軍艦、その他/細巻き/一品料理 の4つのジャンルごとに記入。
(1枚の紙に、同じジャンルのメニューのみを書く。ジャンルが異なる場合は別の用紙を使う)

・1回の注文につき、1グループで10皿まで(握りは1皿2貫、巻き物は1皿1本)

・注文した商品がくるまで、次の注文はできない

・シャリ(ご飯)の大きさは変更できない

●注意点、NGなこと
・食べ残した場合は、寿司1貫あたり、一品料理あたり、それぞれ200円支払いが必要。シャリのみ残した場合は1貫100円。※支払い後、持ち帰り可

せっかくとやま鮨に来たのなら、他のお店ではなかなか食べられないネタを中心に食べるのがおすすめです。

そこで今回は、富山のネタを中心に注文するパターンと、食べ放題だからこそお得感のある高級ネタを中心に注文するパターンの2つの方法で注文していきます。

英語表記の食べ放題メニューはないため、通常注文で使用するタブレット端末の写真を参考にしながら、店員さんに手伝ってもらうとスムーズです。

■おすすめの食べ放題攻略①他にはない!とにかく富山ネタを中心に攻める

■おすすめの食べ放題攻略①他にはない!とにかく富山ネタを中心に攻める

ここに来たら富山ならではのネタを中心に攻めまくるのがコツ。他では味わえないめずらしいネタやおいしい素材がたくさんあります。まず注文したのはこちら。これで10皿分です。

富山名物といえば「白えび」。日本近海のなかでは、漁ができるほど獲れるのは富山湾のみで「富山湾の白い宝石」ともいわれる貴重な食材です。そんな白えびをふんだんにのせた『とやま生白えび軍艦』でいただきます。海苔ではなく、おぼろ昆布の軍艦巻きというのもめずらしい!

白エビのやわらかい甘みが口いっぱいに広がり、おぼろ昆布の風味が後から追いかけてきます。

同じく、富山の名物ほたるいかの『釜揚げほたるいか軍艦』釜揚げにしたほたるいかは、身がプリっとして、小さくても旨味がギュッと凝縮されています。普通のイカとは全く違う味なので、ぜひ味わってみてください。

こちらは、『さす昆布』。富山では、めかじきのことを「さす」といい、その切り身の上に昆布をのせためずらしい握りです。実は、富山は昆布の消費量が日本一多い県※。さまざまな料理に昆布が使われ、とても身近に食べられています。

※出典:農林水産省Webサイト https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0308/03.html

『ぶり昆布』と、『とやま生さば』。富山おなじみの昆布との相性が抜群のぶり握り。生さばは口に入れると噛む必要がないくらいとろけてしまう柔らかさで絶品です。

握りや軍艦はだいたい1皿2貫なので、2名で注文するといろいろな種類が食べられます。

富山県のある北陸地方はかにも有名。『かに身かに味噌軍艦』の身は甘く、かに味噌も濃厚です。

巻き物は、1本で6個にカットされてきます。野菜の浅漬けを巻いた『とやま漬け巻き』(右)は、箸休めにさっぱり食べられる味。『白鉄火巻き』(中央)は、ぶりの身を巻き物にした他店ではほとんど見たことがないメニューです。

一品料理は、富山名産の『とやま白えび唐揚げ』を。香ばしさと身の甘さが、後引くおいしさです。

こちらも富山名産の『ほたるいか天ぷら』。サクサクの衣と柔らかいほたるいかの食感が、いいコントラストです。

【注文したメニュー】
<握り>
肝付きくるまだい/めだい/とやま生さば/さす昆布(めかじき)/ぶり昆布/のどぐろ酢〆炙り
<軍艦>
とやま生白えび軍艦/釜揚げほたるいか軍艦/かに身かに味噌軍艦/ねぎとろとびっこ軍艦/玉子
<巻き物>
とやま漬け巻き/鉄火巻き/白鉄火巻き
<一品料理>
とやま白えび唐揚げ/ほたるいか天ぷら/かに爪クリームコロッケ/生のり汁

■おすすめの食べ放題攻略②コスパ重視!お得感満載の高級ネタを攻める

■おすすめの食べ放題攻略②コスパ重視!お得感満載の高級ネタを攻める

高級すしの食べ放題の醍醐味と言えば、高級なネタをお得に食べられるところ。コスパを重視して、とことんお得感を追求します。

寿司ネタでは常に人気上位、やはり高級寿司で食べたいネタといえば『まぐろ中トロ』です。お皿からあふれんばかりの大きな切り身は、脂ものって口にいれるとほろっと溶けてしまいました。

贅沢したいときに食べたい料理といえば、うなぎ寿司店で穴子は定番ですが、『うなぎのかば焼き』の握りはなかなか見られません。こちらも脂がのって身は柔らかくほどけます。甘辛いタレで、一層食欲が増してきます。

高級な寿司ネタのひとつ、いくら。『かに身いくら軍艦』は、かにもいくらも食べられるいいところ取りのネタです。

一品メニューの、『うなぎのせ茶わん蒸し』も外せません。柔らかくてプルプルの茶わん蒸しのなかにたっぷりうなぎが詰まっています。

ここでひとつ、チャレンジメニュー。寿司といえば、欠かせない薬味がわさび。そのわさびをたっぷり盛り込んだ『激辛わさびいなり』なるメニューがあります。

こんな冒険ができるのも食べ放題だからこそ。気分をもっと盛り上げるために挑戦します!

この緑の粒は、すべてわさび。確かにツーンと強い辛みはくるものの、甘めに煮付けた油揚げ(いなり)が助けてくれるので、意外と食べられそう!? 気になる方はぜひ実際に味わって見てください。

一品メニューには大ぶりの牡蠣フライもあります。『大粒カキフライタルタル』は、身がふっくら、牡蠣の旨味が広がります。たっぷりのタルタルソースで満足感もアップです。

魚介のだしがたっぷり染み出た『地魚あら汁』は、寿司店ではマストメニュー。締めにもぴったりです。

【注文したメニュー】
<握り>
まぐろ中トロ/サーモン/天然ひらめ/蒸しえび/うなぎかば焼き
<軍艦>
いくら軍艦/かに身いくら軍艦/生えびたたき軍艦/生のり軍艦/激辛わさびいなり
<一品料理>
地魚あら汁/うなぎのせ茶碗蒸し/大粒カキフライタルタル

■いったいどれくらい食べられた?90分食べ放題の結果は…

今回、女性2名で90分の注文総数は、31皿!握り寿司41貫、巻物3本、1品料理が7品という結果でした。時間いっぱいに堪能して、もう食べられないくらいお腹いっぱいです。お店によると、少ない方でもたいてい10皿以上、多い方だと一人で30皿程食べる方もいるのだそう。

量はもちろんですが、これだけネタのバリエーション豊かで、めずらしく貴重なネタがたっぷり食べられるだけでもお得感アリ。また食べ放題とは思えないほど、とにかく味がおいしいというのが、何より満足度が高いポイントです。

<実施中のコロナ対策>
・店内や設備等の消毒、除菌、洗浄
・除菌消毒液の設置
・お客様の入れ替わり都度の消毒
・店内換気の実施
・コイントレイの利用
・仕切り板の設置
・スタッフのマスク着用、手洗い、消毒、うがい、検温の実施
・入店人数や席間隔の調整
・体調不良のお客様の入店お断り
・お客様へのマスク着用のお願い
・検温の実施
<支払い方法>
現金/クレジットカード/電子マネー、およびコード決済(PayPay、楽天ペイ、ID、Suica、PASMO、auペイ、楽天Edy、QUICPayに対応)

■とやま鮨の食べ放題は、お値段以上! 唯一無二の寿司体験ができる

とやま鮨銀座食べ放題プランは、値段以上の味、そして貴重なネタが食べられる魅力的な食べ放題でした。富山県のおいしい海鮮が東京・銀座で楽しめる、それだけでも行く価値アリです。ここでしか食べられない寿司ネタを味わいに、ぜひ行ってみてください。
人気の食べ放題店なので、早めの予約がおすすめですよ。
【取材協力】

  • 廻転とやま鮨 銀座
    廻転とやま鮨 銀座
    • 住所 東京都中央区銀座8-2-16 FUNDES銀座 B1F
    • 最寄駅 JR新橋駅
    • 電話 03-6264-5560
    • 営業時間
      11:00〜21:00(L.O 20:45)

食べ放題は時間限定(予約制)
※ 2022年1月取材時の情報です
※ 新型コロナウィルス感染拡大の状況により、営業時間等は変更の可能性があります

Written by:

島田みゆ

島田みゆ

旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。X(旧Twitter):@myuu_works

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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