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2023-24年「月山スキー場」ガイド!夏スキーの魅力やおすすめコース、アクセス情報など紹介

2023-24年「月山スキー場」ガイド!夏スキーの魅力やおすすめコース、アクセス情報など紹介

更新日: 2023/09/25

冬のイメージが強いスキー。山形県にあり標高1600mの環境で天然雪と大自然に囲まれたスキー場「月山スキー場」なら、4~7月上旬でもスキーが楽しめます。今回はそんな月山スキー場の魅力やアクセス情報などをまとめてご紹介します。

目次
  1. 日本には夏でもスキーできるスポットがある!
  2. 夏でも遊べる「月山スキー場」の魅力
  3. 「月山スキー場」4種類のコース
  4. スキー場直営の宿やレストランも
  5. スキー場の麓にある温泉郷
  6. 東京から月山スキー場へのアクセス方法
  7. まとめ

日本には夏でもスキーできるスポットがある!

スキー場に広がるゲレンデ
スキー場に広がるゲレンデ

日本のスキーシーズンといえば、やはり12~2月といった冬場が定番。ですが、春や初夏にもスキーやスノボを楽しめる場所があります。

日本には、豪雪地帯で夏場でも雪が残っている土地であったり、雪の上で滑る感覚を再現した「スノーマット」を敷き詰めたりと、本来雪が降らない季節でもスキーが楽しめるスポットがいくつかあります。

月山もそのひとつ。4~7月上旬までスキーを楽しめます。

夏でも遊べる「月山スキー場」の魅力

緑に囲まれた「月山スキー場」
緑に囲まれた「月山スキー場」

日本には、新潟県の「かぐらスキー場」や長野県の「野沢温泉スキー場」といった、夏場でも遊べるスキー場がいくつかあります。中でも山形県にある「月山スキー場」は、夏スキーの中でも早めの4~7月末がシーズンです。

標高1,600mという山地にあるゲレンデなので、春・夏も天然雪で滑走することができるのが魅力的です。6月中旬以降は、上級者でないと難しくなります。

「月山スキー場」4種類のコース

月山スキー場は、初級コース・中級コース・上級コースの3つのコースに分かれています。

●初級コース 姥沢小屋前ゲレンデ
●中級コース(コブ有り)姥ヶ岳ゲレンデ、大斜面
開放感のある斜面です。斜面にコブがあるため、中級者以上のスキーヤーにおすすめです。
●上級コース 牛首ゲレンデ
山頂に近く、広大なコースです。ゲレンデまでは、50分程、歩いて行って滑ります。

上級コースである牛首ゲレンデなどは、天候によって滑走できなくなることもあるので、当日の天気やアナウンスをよく確認しておきましょう。

スキー場直営の宿やレストランも

「月山リゾートイン」
「月山リゾートイン」

1日中スキーを楽しんだあとは、食事や宿泊でしっかり疲れを取りたいところ。

スキー場の麓にある「リフト下駅」には、売店やレストランもあります。レストランでは玉こんにゃくやコロッケ、うどんやそばといった身体が温まるようなグルメが楽しめますよ。

また、月山スキー場は直営のホテル「月山リゾートイン」があります。スキー場に一番近い宿泊施設なので、たっぷり遊んだあともゆったり安心して休むことができます。

・食事

「月山リゾートイン」で楽しむ食事
「月山リゾートイン」で楽しむ食事

山形牛や地野菜といった、山形県ならではの食材を使ったメニューを用意。朝食・夕食の御膳だけでなく、お昼のお弁当も。山形県ならではの地ビールや地ワインといったドリンクも充実しています。

・浴場
旅の疲れを癒す大浴場。月山の天然水を使ったお風呂です。日帰りでも利用できるので、軽く汗を流したい時にもおすすめです。

標高1,160mという大自然の中にあるホテルは、ウッド調で統一されたナチュラルな空間が広がります。スキー場にほど近いロケーションで宿泊したい人はいかがでしょうか?

  • 月山リゾートイン
    • 住所 山形県西村山郡西川町大字月山沢字月山国有林115-ホ
    • 電話 0237-75-2316

スキー場の麓にある温泉郷

月山スキー場を下っていくと「月山志津温泉郷」があります。

温泉街として栄える月山志津温泉郷には、いくつもの宿や温泉が連なり、宿泊だけでなく、日帰りで温泉に入ることも可能です。

アトピーにも効能があるという「美肌の湯」や、筋肉痛や疲労回復に効くお湯はスキーにもぴったりです。

月山のふもとに沸いた、ブナ林や山に囲まれた自然いっぱいの中で入る温泉は格別です。スキーでたっぷり滑った後の疲れも癒してくれるはず。

  • 月山志津温泉郷
    • 住所 山形県西村山郡西川町大字志津
    • 電話 0237-74-4119
    • 料金: 日帰り 500円~800円、宿泊9800円~

東京から月山スキー場へのアクセス方法

春~夏場のスキーとして名高い「月山スキー場」。東京駅から月山スキー場にアクセスしたい場合、どのように行けばいいのでしょう。

「車」「飛行機+車」「電車+車」「電車+バス」の4つのアクセス方法をまとめたので、実際にアクセスする際の参考にしてみてくださいね。

●車でのアクセス

はじめにご紹介するのは車(レンタカー)でのアクセス方法です。

・東京→浦和(約35分)、浦和→村田JCT(東北自動車道経由、約3時間10分)、村田JCT→西川IC(山形自動車道経由、約55分)、西川IC→月山IC(山形自動車道経由、約15分)、月山IC→月山(約20分)
所要時間:約5時間25分

所要時間が約5時間25分とそれなりの時間はかかりますが、スキー道具やウェアを積み込めるので、グループや家族で遊びに行きたい時にはぴったりなアクセス方法でしょう。

●飛行機+車(レンタカー)でのアクセス
空港からそのまま月山スキー場に向かいたい場合のアクセス情報をご紹介します。

羽田空港→庄内空港(約1時間)、庄内空港→月山(車、約1時間20分)
所要時間:約2時間20分 料金:1万4,970円(レンタカー代除く)~

羽田空港→山形空港(約1時間5分)、山形空港→月山(車、約1時間12分)
所要時間:約2時間17分 料金:1万270円(レンタカー代除く)~

やはり、飛行機の場合は車やバスで向かうよりも格段に早く到着することができます。少々値段が高くなっても快適に移動したいという場合にはおすすめです。

●電車+車(レンタカー)でのアクセス

mTaira / Shutterstock.com
mTaira / Shutterstock.com

次に、電車+車(レンタカー)でのアクセス情報をご紹介します。

・JR東京駅→山形駅(山形新幹線、約2時間50分)、山形駅→さくらんぼ東根駅(山形新幹線、約16分)、さくらんぼ東根駅→月山(車、約1時間)
所要時間:約4時間6分

・JR東京駅仙台駅(東北新幹線、約2時間)、仙台駅→山形駅(仙山線、約1時間20分)、山形駅→寒可江駅(左沢線、約30分)、寒可江駅→月山(車、約50分)
所要時間:約4時間40分

電車でアクセスする場合は、乗り換えが何度か必要となります。そのため、子ども連れやグループでの移動には不向きかもしれません。途中で山形や仙台での観光を楽しみたい方におすすめのアクセス方法です。

●バスでのアクセス
最後はバスでのアクセス方法です。

・JR東京駅→JR上野駅(JR京浜東北・根岸線経由、約8分)料金:160円 IC157円
上野駅→山交ビルバスターミナル(高速バス経由、約6時間53分)料金:6900円
山交ビルバスターミナル→月山口(高速バスバス経由、1時間2分)料金:1700円
山口→姥沢(西川町営バス、25分)料金:500円
所要時間:約9時間30分

バスは1番時間がかかってしまうのですが、夜行バスでの移動なので眠っている間に到着するというメリットがあります。待ち時間が多くあります。また、車で移動する必要がないため、レンタカーを借りる手間やコストもかかりません。

まとめ

本来ならスキーのシーズンではない春や夏でもスキーが楽しめるのは、広大な自然に囲まれた月山スキー場だからこそ。夏場でも天然の雪でできたゲレンデで滑りたいという人はぜひ月山スキー場に遊びに行ってみてください。

  • 月山スキー場
    • 住所 山形県西村山郡西川町大字志津姥沢
    • 営業期間:例年4月10日前後~7月第1週まで
      営業時間:例年8:00~16:30
      定休日:例年6月の数日間リフト運休日あり

      料金:
      1回券 大人800円 小人 500円
      7回券 大人4500円 小人 3000円
      1日券 大人5500円 小人 4000円
      午前券(始発~13:00)大人4000円 小人3000円
      午後券(12:00~最終)大人4000円 小人 3000円
      サービスデー1日券 レディースデー(火・水)メンズデー(木)シルバーデー(毎日)4500円
      初滑り特別料金 大人3800円 小人1800円 ※4/11~4/21

※上記は2023年の情報です。2024年の情報は2024年1月ごろに公開予定。

※料金はすべて税込です

Written by:

つちだ四郎

つちだ四郎

大学卒業後、1年ほど広告会社で経験を積んだあと、大学時代に報道サークルに所属した経験を活かし、フリーのライターとして活動を開始。関西在住として地域に根差した強みを活かし、近畿圏で行なわれるアート・音楽・お笑い・グルメ・エンタメなど多岐にわたりイベント取材・レポート記事を執筆し、写真撮影も担当。また、地域ならではの「あるある」ネタやその地方の文化・歴史に関する深堀りネタにも注力。現在は5媒体以上のメディアで定期的に取材・記事執筆を行なう。

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