本州の北部エリアにあたる東北地方の最大都市・宮城県仙台市。宮城県は、多彩な魚介が獲れる世界三大漁場のひとつ、三陸金華山沖漁場(さんりくきんかさんおきぎょじょう)を有しています。そんな宮城県の中心地・仙台市を訪れるなら、海鮮グルメは必食! 仙台駅から近い「おさかなセンター イチノイチ」では上質な魚介をお得に味わえるとあって、連日多くの人で賑わっています。今回は、器からネタがこぼれ落ちそうに盛り付けられた人気の海鮮丼をご紹介します。
仙台駅からすぐ!海鮮メニューが豊富に集まる「おさかなセンターイチノイチ」へ
仙台駅西口を出て、左手に建つ「ホテルメトロポリタン仙台」を左折し140メートルほど直進したところに「おさかなセンターイチノチ」はあります。農産物の直売所や総菜・弁当店が入る「AOYA(あおや)」内のレストランで、お酒とともに新鮮な魚介を生かした寿司や海鮮丼、浜焼きが楽しめます。
鮮度抜群な魚を使っていながらお得な価格ということもあり、周辺で働くサラリーマンから観光客まで、平日・休日問わず
利用する人が多い店。居酒屋のような気軽に入れる雰囲気も人気のひとつです。
店内に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んできたのは「魚」と描かれた大きな提灯! 漁船が帰港の際に大漁を知らせるために掲げる大漁旗も飾られています。棚にはだるまや浮世絵のイラストなど、日本らしさがいっぱい。思わず写真を撮りたくなります。
店は2階建てで全70席。一人でも気軽に座りやすいカウンター席のほかは、すべてテーブル席になっています。オーダーは各テーブルに備えているメニュー表を見て、決まったらスタッフを呼ぶシステム。外国語表記はありませんが、英語を話せるスタッフがいるので、気軽に声をかけてみてください。
ネタが器からあふれ出たビジュアル系海鮮丼
この日オーダーしたのは、店の名物「寿司屋の海鮮丼」。着丼した瞬間、そのルックスにびっくり! 器からさまざまなネタがあふれ出しています。時期によってネタは変わるのですが、この日はマグロ、真鯛、サーモン、タコ、ブリ、コハダ、赤エビ、ネギトロ、マグロぶつ切り、玉子焼きの全10種類。ネタの多くは、宮城県の港町・石巻(いしのまき)や女川(おながわ)の漁師から直送されていて、鮮度の良いものばかりです。
ご飯が見えないくらいぎっしりとネタが盛られていて、どのように食べて良いのか分からずスタッフに聞いてみたところ、ほとんどのお客さんはネタとご飯を小皿に取り分けて、ネタをわさび醤油につけながら味わうとのこと。ただ、食べ方は自由。醤油を上からかけて、一気にかき込む人もいるそうですよ
ひとくち頬張ると、ひとつひとつのネタの大きさに驚きます。お客さんに喜んでもらえるようネタを大きくカットするのは店のこだわり。食欲旺盛な人でも食べきれない人もいるとか。
どれも上質なネタを使っているのですが、なかでも宮城県のブランド魚「みやぎサーモン」は絶品。水揚げの際に「神経締め」「活け締め」と呼ばれる鮮度維持の処理を施しているため、とろけるような食感と豊かな甘みが感じられます。旬は3月~7月といわれていますが、1年を通して味わえる地元ならではの魚です。
日本に来たらやはり定番の握り寿司が食べたいという人には、「おまかせ握り8貫」がおすすめです。その時期のおいしい魚介がネタになる定番の寿司メニュー。小鉢が付いて1,150円とお得な価格です。こちらも石巻や女川の漁師から直送されているので、鮮度抜群! 今後は、テーブルの上で海鮮を焼く「浜焼き」をメニューに加えるため準備しているそうですから、そちらも楽しみですね。
「おさかなセンター イチノイチ」では、英語が話せるスタッフがいるほか、話せないスタッフもフレンドリーに対応してくれます。仙台を訪れた際には是非立ち寄ってみてください。
♦実施中の新型コロナ感染症対策
店舗内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施
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おさかなセンター イチノイチ
- 住所 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-1-5 1・2F
- 電話 022-226-8183
営業時間:11:30~14:30(LO)、17:00~22:30(LO)
定休日:月曜
Text by:株式会社シュープレス
※本記事の情報は2022年5月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。