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東北好きライターがおすすめ!冬の東北旅行に欠かせないお得な周遊パス5選

東北好きライターがおすすめ!冬の東北旅行に欠かせないお得な周遊パス5選

公開日: 2024/01/26

冬の東北地方は雪深い地域が多いため、スキーなどのウィンターアクティビティのほか、雪景色が美しい温泉地や伝統的な雪まつりなど、歴史的情緒のある見どころがたくさんあります。東京と東北各県は新幹線で結ばれており、成田空港羽田空港からのアクセスも良好なので旅行にぴったり。ただし、東北地方は広いため長期間旅行するには周遊パスを使うのが便利。東北在住経験があり、自称「日本一東北を愛するライター」が、安全でお得に東北を巡れる周遊パスを紹介します。

目次
  1. 冬の東北を旅行するための交通手段
  2. これがあれば観光が楽しく!冬の東北を巡るおすすめ周遊券5選

冬の東北を旅行するための交通手段

画像素材:PIXTA
画像素材:PIXTA

東北地方は本州の北部に位置し、青森県岩手県秋田県宮城県山形県福島県6県で構成しています。非常に広範囲のため旅行の目的地や周遊エリアにあわせて交通手段を選びましょう。

公共交通機関が少ない東北旅行を旅行するのに車はとても便利です。しかし東北の道幅はとても狭く、夏でもすれ違うのが困難な区間も少なくありません。冬は湿気を含んだ重い雪が多く、思わずスタックしてしまうことも。雪道の運転に慣れていない方は車の運転は避けた方がいいでしょう。
電車
東北エリアには、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線など全県に新幹線が開通しています。雪にも強く移動手段として最適です。一方で在来線は本数が少ないため、計画的な利用が必要です。
飛行機
東北エリアには9つの空港があり、全国の主要都市が空路で結ばれています。ただし東北エリア内を結ぶ航路は少なく、あっても便数が少ないことが多いので利用する際は予め具体的なスケジュールをたてておく必要があります。
バス
県内主要都市を結ぶ都市間バスや、エリア内を自由に周遊できるフリーパスを活用することで、リーズナブルに移動することができます。ただし天候の状況により遅延が発生しやすいことや、エリアによっては運行本数が少ないので、利用する際はあらかじめ確認してください。

これがあれば観光が楽しく!冬の東北を巡るおすすめ周遊券5選

東北には鉄道網が張り巡らされていますが、駅から観光地までの距離が遠いなど、不便を強いられることがあります。効率的に旅行をしたいならバスがおすすめ。東北に精通したライターが、東北の見どころと、お得なフリーパスを紹介します。

1.あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)乗り放題きっぷ(青森市内)

1.あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)乗り放題きっぷ(青森市内)

青森市の中心市街地や主要観光施設を巡るバス「あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)」の乗り放題きっぷ。1日券と2日券の2種類があり、青森港フェリーターミナルや県立美術館、三内丸山遺跡などに停車します。バス1回の運賃は300円ですので、乗れば乗るほどお得です。青森市内を中心に観光したい方におすすめです。

【対象エリア】
青森市内
【料金】
1日券:大人700円・小人350円 
2日券:大人800円・小人400円
【外国人購入方法】
ねぶたん号の車内や、青森駅東口 青森市観光交流情報センター、新青森駅 2階あおもり観光情報センター、アスパム1階インフォメーション、ホテル青森、アートホテル青森など所定の窓口のほか、セブンイレブンのマルチコピー機での購入可能です。

「AOPASS 1日乗車券」もおすすめ

休日(土日祝日、8月13日~8月15日、12月29日~1月3日)にICカード限定で利用できるパスです。1日乗車券は利用日、2日乗車券は利用日とその翌日に、ねぶたん号のほか、青森市営バスと青森市市バスに何度でも乗車できます。青森市街地だけでなく、八甲田山や浅虫温泉など、郊外も周遊したい方に最適です。

【対象エリア】
青森市内、八甲田、浅虫温泉など
【料金】
AOPASSワンデーパス:大人1,000円 小人500円
AOPASSツーデーパス:大人1,500円 小人750円
【外国人購入方法】
AOPASS、Suica、PASMOを持っている方…バス降車時に乗り放題券購入を乗務員に伝えてください
上記のICカードを持っていない方…バス降車時、AOPASSの購入(2,000円)と希望される乗り放題パスを乗務員に伝えてください

【冬のおすすめ4日間コース】
1日目:青森駅前(アウガ新鮮市場を訪れ、新鮮な魚介の朝食を楽しむ)~三内丸山遺跡前(約5900-4200年前の大規模集落跡「三内丸山遺跡」を見学)~アスパム前(「青森県観光物産館アスパム」でランチタイム)~青森駅前(青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」と、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田」を見学し、青森の歴史と文化に触れる)~青森市内宿泊
2日目:青森駅前~八甲田ロープウェー(八甲田樹氷スノーシューツアー参加)~酸ヶ湯温泉(遙か昔より高い効能を持つ温泉)宿泊
3日目:酸ヶ湯温泉青森駅前~浅虫水族館(イルカのパフォーマンスが見どころ)~浅虫温泉(海も山も楽しめる温泉)~宿泊
4日目:浅虫温泉駅~青森駅前~新青森

ここが見どころ!「三内丸山遺跡」

画像提供:photo AC  hshk氏
画像提供:photo AC hshk氏

「三内丸山遺跡」は、約5900~4200年前の大規模集落跡です。1992年に県営野球場建設の事前調査により発見されました。遺跡には竪穴住居群、高床倉庫群、大形竪穴建物のほか、シンボル的な3層の掘立柱建物を再現。「縄文時遊館」に資料や出土品が展示されています。

公式ページは、英語、韓国語、簡体中文、繁體中文に対応しているほか、タブレット端末を用いて、遺跡の発掘調査当時の様子などを映像、画像、音声などで解説。日本語、英語、中国語(簡体字)、台湾語(繁体字)、韓国語、タイ語に対応しています。

2.仙台まるごとパス(仙台・松島・山寺など)

2.仙台まるごとパス(仙台・松島・山寺など)

仙台まるごとパス」は、JR・地下鉄・バス・仙台空港鉄道・阿武隈急行の対象エリアが2日間乗り放題になるきっぷです。お土産屋さんや観光地、飲食店で利用できるクーポンブックも付いています。対象となる電車・バスの路線が多いため、松島や山寺、三井アウトレットパーク仙台港、秋保温泉など、さまざまな人気の場所にアクセスできます。

また、デジタル版も販売されています。2日間のおすすめコースを例に通常料金をみてみると、仙台駅前~仙台うみの杜水族館:往復1,020円、仙台駅前~松島海岸:往復1,660円、松島海岸~仙台空港:片道1,000円、合計3,680円。仙台まるごとパスを使ってこれらの移動をすると1,000円近くお得です。仙台だけでなく、松島海岸や秋保温泉、白石などを巡るのに最適です。

【対象エリア】
仙台松島松島海岸・山寺・白石
【料金】
大人2,720円・小人1,350円
【外国人購入方法】
JR東日本の主な駅にある、みどりの窓口・指定席券売機・主な旅行会社及び仙台空港駅券売機のほか、WEBサイトTOHOKU MaaSで「仙台まるごとパス」「仙台まるごとパスワイド」デジタル版を販売しています。ただし外国語には対応しておらず、購入方法も少し複雑です。購入方法が分からない場合は、窓口での購入をおすすめします。

「仙台エリアパス」もおすすめ

仙台エリアを訪れる訪日外国人旅行者向けのおトクなフリーパスです。フリーエリア内の交通手段が1日乗り放題になり、仙台エリアを観光できます。購入には日本以外のパスポートと90日以内に有効な「一時訪問者」ビザ、または同等の要件を持っている必要があります。また、購入時に身分を確認するためにパスポートの提示が求められます。外国人旅行者だけのスペシャルです。

【対象エリア】
仙台松島松島海岸・山寺・白石
【料金】
大人1,320円・小人660円
【外国人購入方法】
JR東日本トラベルサービスセンター(JR仙台駅2階)

【冬のおすすめ4日間コース】
1日目:仙台市内観光(「瑞鳳殿」「仙台城跡」「青葉城資料展示館」など、初代藩主・仙台藩租伊達政宗ゆかりの地を訊ねたり、2011年3月11に発生した東日本大震災で被災した「仙台市立荒浜小学校」を保存した震災遺構を訪れる。)~仙台宿泊
2日目:仙台駅前~仙台市八木山動物公園(約130種の動物を展示)~八木山ベニーランド(30種類近いアトラクションが楽しめる)~仙台の奥座敷「秋保温泉」宿泊
3日目:仙台駅前~仙台うみの杜水族館(東北最大級となる約1,000人を収容可能なイルカやアシカのショープールを見学)~三井アウトレットパーク仙台港でショッピング~仙台市内宿泊
4日目:仙台松島海岸(日本三景の一つに数えられる風光明媚な海岸)~仙台空港

ここが見どころ!「松島海岸」

画像提供:一般社団法人松島観光協会
画像提供:一般社団法人松島観光協会

松島海岸は「日本三景」の一つに数えられる風光明媚な海岸です。約5000年前に丘陵が沈下し、海水が流れ込み頂上部分が島となりました。湾内には260あまりの島があり、大型遊覧船に乗って湾内を1周すると楽しいです。仙台藩初代藩主・伊達政宗ゆかりの地でもあり、伊達家ゆかりの寺院・仏堂など、歴史的建造物も多く残されています。雪で覆われた光景はとても幻想的。冬にだけ見ることができる美しさです。

3.きたいわてぐるっとパス(二戸・久慈・盛岡・宮古)

画像提供:IGRいわて銀河鉄道
画像提供:IGRいわて銀河鉄道

列車とバスを乗り継いで、「きたいわて」をぐるっとめぐる一定方向乗り降り自由のお得な3日間周遊パスです。IGRいわて銀河鉄道:盛岡駅~金田一温泉駅間(二戸駅~金田一温泉駅間は折返し乗車が可能)、JRバス東北スワロー号:二戸駅~久慈駅間、三陸鉄道:久慈駅~宮古駅間、岩手県北バス:宮古駅前~盛岡駅前間を一方向に限り、どこから乗っても何度でも乗り降り自由です。岩手を隅々まで旅行したい方におすすめです。

おすすめコースの3日間の運賃は、盛岡駅~二戸駅(2,000円)二戸駅~久慈駅(2,410円)、久慈駅~宮古駅(1,890円)、宮古駅~盛岡駅(1,980円)で合計8,280円。パスを使ったほうが断然お得です。

【対象エリア】
二戸・久慈・盛岡・宮古
【料金】
大人5,200円・小人2,600円
【外国人購入方法】
オンラインで購入可能(さまざまな言語に対応)

「でんでんむし 一日フリー乗車券」もおすすめ

盛岡市を巡りたい方は観光に便利な、中心市街地循環バス「でんでんむし」のフリーパス「でんでんむし一日フリー乗車券(大人 350円 小人 180円)」もあります。

【対象エリア】
盛岡中心市街地
【料金】
大人350円・小人180円
【外国人購入方法】
盛岡駅前案内所、盛岡バスセンター乗車券売り場、プラザおでって

【冬のおすすめ4日間コース】
1日目:盛岡駅~二戸駅~御所野縄文公園(北東北の縄文遺跡群を展示)~荒瀬橋(美しいコンクリート橋の)~北のチョコレート工場 2door(チョコレートや名物の南部せんべいの製造過程を見学)~二戸市内宿泊
2日目:二戸駅~九戸城跡や周辺を散策~久慈駅~久慈琥珀博物館~宮古駅~宮古市内宿泊
3日目:宮古市内観光(リアス式海岸が美しい「浄土ヶ浜」や、浄土ヶ浜ビジターセンター、宮古市魚菜市場を見学)~盛岡駅~ 盛岡市内宿泊
4日目:盛岡市内観光(「盛岡城跡公園」「岩手銀行赤レンガ館」など名跡を見学~名物わんこそばの老舗「東家 本店」でランチ~「盛岡手づくり村」で郷土芸能体験

ここが見どころ!「浄土ヶ浜」

画像協力:岩手県観光ポータルサイト
画像協力:岩手県観光ポータルサイト

浄土ヶ浜は、宮古の代表的な景勝地です。浄土ヶ浜の地名は「さながら極楽浄土(天国)のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。夏の美しさは目を見張りますが、雪化粧を施した冬の浄土ヶ浜も格別。風光明媚な海岸を遊覧船で巡ることができます。

  • 浄土ヶ浜
    • 住所 〒027-0001 宮古市日立浜町32番地

4.まちなか周遊バス1日フリー乗車券(会津若松市内)

4.まちなか周遊バス1日フリー乗車券(会津若松市内)

「まちなか周遊バス1日フリー乗車券」は、会津若松市内を運行する「ハイカラさん」「あかべぇ」が乗り放題になります。ハイカラさんとあかべぇの停車バス停は同じですが、それぞれ運行コースが逆回りです。

指定の観光施設に入場する際、まちなか周遊バス1日フリー乗車券を提示すると、割引料金で入場できます。その他、会津若松市内の人気スポット3施設の入場券+まちなか周遊バス1日フリー乗車券がセットになったお得なチケットもあります。1区間の運賃は210円なので、3回以上乗り降りすると元が取れます。会津の歴史にじっくり触れたい方におすすめです。

【対象エリア】
会津若松市内
【料金】
大人600円・小人300円
【外国人購入方法】
会津バス駅前案内所や若松駅前バスターミナルなどの窓口、及び会津Samurai MaaS 及び 乗り換え案内(ジョルダン)で販売しています。くわしくは、MaaSデジタルチケットの購入方法をご覧ください(日本語のみ対応)。

「会津ぐるっとカード」もおすすめ

「会津ぐるっとカード」は、会津エリア全域における利用エリア内のJR線・会津鉄道・会津バス・ハイカラさん・磐梯東都バスが2日間乗り放題となるほか、観光・宿泊施設や飲食店などの割引優待サービスが受けられます。会津若松近郊にも足を延ばしたい方におすすめです。

【対象エリア】
会津エリア全域
【料金】
大人2,720円・小人1,360円
【外国人購入方法】
「会津ぐるっとカード」は、紙カード版とスマホで利用できるデジタル版(TOHOKU MaaS または Samurai.MaaS)があります。紙カード版は、コンビニ端末や旅行会社窓口などの「引換券発売箇所」で購入した引換券を「本券引換箇所」で本券に引換えて使います。デジタル版は下記URLからQRコードを読み込んでください。なお、いずれも外国語には対応していませんので、モバイルなどの翻訳機能を利用してください。

【冬のおすすめ4日間コース】
1日目:会津若松市内観光(江戸時代の趣を今に伝える「鶴ヶ城」や「会津武家屋敷」、世界の医療発展に貢献した「野口英世青春館」、不思議な二重構造のらせん階段を持つ「さざえ堂」などを見学)~会津若松市内宿泊
※市内観光は、鶴ヶ城/会津武家屋敷/野口英世青春館の3施設の入場券がセットになった「三施設入場券+まちなか周遊バス1日フリー乗車券(大人 1,630円/中学生 1,180円/小学生 890円)」や、さざえ堂/御薬園/福西本店の3施設の入場料がセットになった「新三施設入場券+まちなか周遊バス1日フリー乗車券(大人 1,500円/中学生 1,030円/小学生 660円)」の利用が便利です。
2日目:会津若松~芦ノ牧温泉渓谷美と湯量豊富な天然温泉が自慢の「芦ノ牧温泉」宿泊
3日目:芦ノ牧温泉~喜多方市内観光(ラーメンをはじめ、喜多方のお土産が揃う「会津喜多方ラーメン館」、日本酒の試飲が嬉しい「喜多の華酒造場・造り酒屋」や、古い街並みを見学)
4日目:猪苗代湖観光(淡水湖では全国3位の面積を持つ「猪苗代湖」や、その周辺の「天神浜」、約800種類の生物を展示する「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」、世界の医療の発展に寄与した「野口英世記念館」などを見学)~猪苗代湖宿泊

ここが見どころ!「鶴ヶ城」

画像提供:会津若松観光ナビ
画像提供:会津若松観光ナビ

「鶴ヶ城」は、1384年に葦名直盛(あしな なおもり)が築いた東黒川館を起源とし、1593年に蒲生氏郷が「鶴ヶ城」と命名しました。1868年の戊辰戦争では新政府軍の一か月に及ぶ猛攻に耐え、難攻不落の名城として知られるようになりました。冬の鶴ヶ城は真っ白な雪の中に瓦の赤色が目立ちます。瓦は寒さによる凍み割れが起きないよう、鉄分を多く含む釉薬を使って焼き上げられています。国際交流協会が有料で通訳を受け付けています。(電話:0242-27-3703)

  • 鶴ヶ城
    • 住所 〒965-0873 会津若松市追手町1-1
    • 電話 0242-27-400
    • 開館時間:8:30~17:00 ※最終入場は16:30 まで
      料金:三施設共通券(天守閣・茶室麟閣・御薬園)730円
      休館日:無休

5.TOHOKU HIGWAY BUS TICKET(東北全域)

5.TOHOKU HIGWAY BUS TICKET(東北全域)

訪日外国人観光客を対象に、東北全県の高速バスに2日間または3日間何度でも乗り降りできる周遊チケットです。英語表記のホームページがあり、オンラインで購入することができます。2日間乗り放題は6,000円、3日間乗り放題は8,000円です。

例えば弘前青森県)~仙台宮城県)の高速バスの運賃は片道5,700円。新幹線より時間はかかりますが、料金は半分以下なので、乗れば乗るほどお得になります。なお、乗車できるバスにはステッカーが貼ってあります。東北を長距離移動したい方におすすめです。

【対象エリア】
東北全域
【料金】
2日間 6,000円  3日間 8,000円
【外国人購入方法】
公式ページから購入可能

【冬のおすすめ4日間コース】
1日目:山形駅前~山寺(山寺観光ガイド「きざはし会」による案内に参加)~蔵王温泉(山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ、樹氷ライトアップなど見学)~蔵王温泉宿泊
2日目:蔵王温泉スキー場(蔵王中央高原かんじきスノーハイク・ナイトクルーザー号で行く樹氷幻想回廊ツアー参加)~蔵王温泉宿泊
3日目:蔵王温泉~天童駅(日本一の将棋駒技術を紹介した駅併設の資料館「天童市将棋資料館」見学~)~銀山温泉散策~銀山温泉宿泊
4日目:仙台(市内観光)※仙台まるごとパス参照

ここが見どころ!「銀山温泉」

画像素材:PIXTA
画像素材:PIXTA

「銀山温泉」は、銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並び、夜になるとガス街灯に照らされ、どこか懐かしくなる光景が漂います。特に街灯に照らされた冬の夜景はファンタスティック。降り積もる雪が温泉街を包み、美しい銀世界が広がります。温泉旅館の壁には「小手絵」と呼ばれる色とりどりの絵や、道路のタイルには雪の結晶が描かれています。和洋折衷の不思議な魅力を楽しんでください。

  • 銀山温泉
    • 住所 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑
    • 電話番号:0237-28-3933(銀山温泉案内所)
      営業時間:9:00~17:00
      料金:なし
      定休日:不定休

東北の冬は日本の魅力が詰まっている

画像提供:TRAVEL TO TOHOKU
画像提供:TRAVEL TO TOHOKU

東北の観光スポットの中には、地域の歴史や文化に触れられる場所がたくさんあります。きりたんぽや、牛タン、わんこそばなどの郷土料理も美味しく、日本を満喫したい旅にぴったりです。雪で真っ白に覆われた冬は、夏とは異なる趣で、モノトーンの風景は墨絵のよう。便利なパスを使って、日本の伝統が感じられる東北を旅行してください。

※本記事の情報は2024年1月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:

吉田 匡和

吉田 匡和

札幌在住。北海道の民間企業や国家公務員等においてキャリアを積み、2016年4月より会社員からフリーライターに転身。現在は兼業ライターとしてWEBメディアを中心に北海道の魅力を紹介している。

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