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「和歌山ラーメン」は2つの系統を食べ比べるべし!おすすめ名店5選

「和歌山ラーメン」は2つの系統を食べ比べるべし!おすすめ名店5選

公開日: 2020/02/17
更新日: 2020/10/06

温州みかんの生産日本一でも有名な和歌山県。そんな和歌山県ではラーメンも有名であることをご存知ですか?

和歌山ラーメンのおいしさの決め手となるスープは大まかに2つの系統に区別され、それぞれ根強いファンを持っています。一つは、しょうゆが際立つタイプのスープ。もう一つは、白濁した豚骨しょうゆのスープです。創業50年以上のお店も多く、昔ながらの伝統の味を楽しむことができます。また、麺以外のサブメニュー(早ずし、ゆで玉子など)も用意されていることが多いので、ぜひいただきましょう。

今回は数ある和歌山ラーメン店の中から、和歌山市内にある5店をご紹介します。

目次
  1. ご当地ラーメンの決定版! 和歌山ラーメンの実力店を食べ歩く
  2. 1 しょうゆベースの深いコクが特徴「アロチ本家丸髙」
  3. 2 失敗作から生まれた!?とんこつしょうゆがクセになる「井出商店」
  4. 3 「京橋幸太郎」のラーメンは割烹料理人・作
  5. 4 シンプル・イズ・ベスト!を守り続ける「まる木中華そば」
  6. 5 王道の中華そばに玉子インを提案する「正善」

ご当地ラーメンの決定版! 和歌山ラーメンの実力店を食べ歩く

ご当地ラーメンの決定版! 和歌山ラーメンの実力店を食べ歩く

和歌山市内を回ると、「中華そば」の赤い暖簾が掲げられたお店が点在していることに気づきます。最近は“和歌山ラーメン”の幟(のぼり)を出す店が増えましたが、そもそも地元では「和歌山ラーメン」の名称は存在しませんでした。「中華そば」と呼ばれるのが一般的です。

和歌山ラーメンは、しょうゆが際立った茶色のスープのラーメンを出すお店の方が多数。一方で、白濁した豚骨しょうゆスープの系統のお店もあります。もちろん各店オリジナルの味なので、どちらとも言えない中間的なスープもあり、食べ歩いてその違いを感じ取りたいですね。

両系統に関わらず、麺は比較的少量で、小さめの器にスープをたっぷり注いで出す店が多いのも特徴。麺はやわらかく茹でた細麺が多く、スープがよく染みています。一杯のボリュームは決して多くないですが、補ってくれるのが多くの店の卓上に用意されている「早ずし(さば寿司)」や「ゆで玉子」。早ずしは、鯖がのった押し寿司のことで、ラーメンとの相性は抜群です。

1 しょうゆベースの深いコクが特徴「アロチ本家丸髙」

1 しょうゆベースの深いコクが特徴「アロチ本家丸髙」
中華そば650円(税込)

和歌山屈指の夜の繁華街・アロチ。その大通りに「アロチ本家丸髙」は面しています。場所柄、お酒を飲んだ後で利用する人が多く、「1日のシメの中華そば」として愛されてきました。

しょうゆで煮込んでから取ったスープは、スッキリとした味わいの中にも深いコクが主張されています。じっくりと煮込まれたチャーシューも好評。細麺はコシがあり、スープとの絡みが抜群です。

シメの中華そばのつもりが、ついついビールを一杯。アテとして、おでん餃子などもオーダーでき、飲んべぇたちの熱い支持を集めています。

  • アロチ本家丸髙
    • 住所 〒640-8342 和歌山県和歌山市友田町2-50
    • 電話 073-432-3313
    • 営業時間:17:30〜翌3:00
      定休日:日曜
      アクセス:JR和歌山駅から西へ徒歩約10分

2 失敗作から生まれた!?とんこつしょうゆがクセになる「井出商店」

2 失敗作から生まれた!?とんこつしょうゆがクセになる「井出商店」
中華そば 750円(税込)

和歌山ICから市街地に向かう大通りにある、黄色い看板が目印の「井出商店』。ランチタイムにはいつも行列が発生する人気店です。

古くから小売業を営み、見様見真似で中華そばも出していました。もっとおいしくしようと、豚骨を強火で焚き込んだところ、煮詰まり過ぎ。失敗かな…と試しに飲んでみると、今まで味わったことのなかった、まろやかなスープに。このスープをさらに改良して出したところ大評判。和歌山の人気店になりました。

とろりとしたスープは、まったりとした深いコクがあり、一度食べたらクセになります。見た目はコッテリしていますが、最後まで飽きずに食べられます。細麺にそのスープが染みわたり、とろけるように煮込まれたチャーシューも美味。昭和レトロな店内で味わうのは格別です。

  • 井出商店
    • 住所 〒640-8329 和歌山県和歌山市田中町4-84
    • 電話 073-424-1689
    • 営業時間:11:30〜23:30
      定休日:木曜
      アクセス:JR和歌山駅から南へ徒歩約10分

3 「京橋幸太郎」のラーメンは割烹料理人・作

3 「京橋幸太郎」のラーメンは割烹料理人・作
幸太郎らーめん 710円(税込)

割烹の料理人として腕をふるっていたご主人が生み出したラーメン。元々は、割烹料理店の“まかない”として出していたそうです。ラーメン専門店じゃないからこそ、「ラーメンはこうだ!」という先入観なしに、おいしいラーメン作りに没頭できたとか。

水、豚骨、鶏がらなどの素材にこだわり、和食を極めた料理人ならではの、きめ細かい技を駆使しています。だから仕上がりは、臭みのない、まろやかな味わいのスープに。“上品なお料理”として、スープを全部飲み干したいですね。

  • 京橋幸太郎
    • 住所 〒640-8033 和歌山県和歌山市本町1-1 サンケイ京橋ビルB1F
    • 電話 073-432-9399
    • 営業時間:11:00〜14:30、17:30~翌1:00
      定休日:無休
      アクセス:JR和歌山駅から和歌山バス(南海和歌山市駅行)約10分、京橋バス停下車北へ徒歩約3分

4 シンプル・イズ・ベスト!を守り続ける「まる木中華そば」

4 シンプル・イズ・ベスト!を守り続ける「まる木中華そば」
中華そば 650円(税込)

屋台で中華そばを提供し始めて70年以上。創業当時の味を守り続けているのは三代目のご主人。丁寧な下処理によって生み出されるスープは、スッキリとクセのない味わい。シンプルな王道の中華そばに、今も多くのファンが付いているのは納得できます。

大盛りや、トッピングはなく、アルコール類も一切置いていないという、中華そば一本で勝負する清々しさ。昔ながらの「中華そば」と、お腹を満たしてくれる「さば寿司」「ゆで玉子」があれば、それでもう十分です。

  • まる木中華そば
    • 住所 〒641-0022 和歌山県和歌山市和歌浦南1-1-3
    • 電話 073-447-9557
    • 営業時間:17:00〜翌1:00
      定休日:月曜
      アクセス:JR和歌山駅から和歌山バス(新和歌浦行)約20分、権現前バス停下車南へ徒歩約3分

5 王道の中華そばに玉子インを提案する「正善」

5 王道の中華そばに玉子インを提案する「正善」
生玉子入り中華そば 750円(税込)

親戚筋にあたる「井出商店」同様に、王道の“和歌山ラーメン”を古くから出す同店。2018年に新店舗を構え、スタイリッシュな雰囲気の中で珠玉の一杯が味わえます。

他の和歌山の店ではあまり見られない、生玉子入りのラーメンを出すのが特徴。まずは玉子を崩さずに、スープから麺を上げて口に含めば、慣れ親しんだ安定の味に、ほっこり安心します。次に、生玉子の黄身の部分に麺をくぐらせて一口。マイルドな優しい味が新鮮です。

  • 正善
    • 住所 〒640-8481 和歌山県和歌山市直川591-1
    • 電話 073-461-1739
    • 営業時間:11:00~21:00
      定休日:木曜、第3水曜
      アクセス:JR和歌山駅から(天王寺方面行)5分、JR六十谷駅から西へ徒歩約20分。または、南海和歌山市駅から和歌山バス(川永団地行)約20分、鳥井バス停下車南へ徒歩約3分

「お水は自分でウォーターサーバーからコップに入れる」「卓上のお寿司などを食べた際は、その数を自己申請して精算」「和歌山ラーメンではない。呼び方は中華そばや!」など、和歌山独自の食文化が体験できるのも“和歌山ラーメン”を出すお店の醍醐味です。

決して奇をてらわない、歴史ある王道の味。でもそれぞれのお店によって違いがあり、ぜひ食べ比べてみませんか。

Text by:株式会社ウエストプラン

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