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清水寺 京都の代表的観光地の見どころガイド

清水寺 京都の代表的観光地の見どころガイド

公開日: 2019/09/17
更新日: 2020/11/16

京都に訪れたら必ず行きたい観光地の一つ、清水寺。778年開創と伝わる由緒ある古いお寺で、世界遺産に指定されています。音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、30を超す建物や碑が建っています。国宝や重要文化財が多く、見どころがいっぱいの清水寺は、訪日外国人にも大人気。崖の上にせり出した「清水の舞台」や、霊水とされる「音羽の滝」など、必ず見ておきたいスポットを紹介します。

清水寺のシンボル的存在の「三重塔」

清水寺のシンボル的存在の「三重塔」

清水寺は、1200年を超す歴史を持つ寺で、京都でも指折りの人気を誇ります。長い坂道になっている参道を上ると目に飛び込んでくるのは、朱塗りの仁王門(におうもん)。さらに階段を上った先には、高さ約31メートルの三重塔がそびえています。これは国内最大級の高さで、京都の街中からもよく見えるため、本堂の舞台とともに清水寺のシンボル的存在として親しまれています。

朱塗りに極彩色が施された三重塔は、被写体としても大人気。どこから撮影しても画になります。内部には大日如来が祀られています。

「随求堂(ずいぐどう)」で胎内めぐりにチャレンジ

「随求堂(ずいぐどう)」で胎内めぐりにチャレンジ
khuntapol / Shutterstock.com

仁王門から参道を歩くと正面に見えてくるのは、慈心院(じしんいん)。随求堂という本尊にちなんだ通称で知られています。1718年に再建された堂内に、あらゆる願いを叶えてくれるという本尊で秘仏の大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)をはじめ、縁結びや安産、子育ての神仏を祀っています。

随求堂を訪れたらチャレンジしたいのが「胎内めぐり」 。菩薩の胎内に見立てた真っ暗な空間を、壁面に手すりのように張り巡らされた大きな数珠を頼りに巡ります。真の闇に包まれた空間は右も左も分からず、感じることができるのは、足元の床と、手に触れる数珠玉のみ。やがて、淡い光に照らされて、大随求菩薩の梵字が刻まれた石が現れます。この石を回して祈願し、再び暗闇を歩いて外に出ると、まるで新しく生まれてきたような不思議な感覚に包まれます。

釘を1本も使っていない清水の舞台

釘を1本も使っていない清水の舞台
清水寺の御朱印帳(1,200円)には、清水の舞台が描かれたデザインが

本尊の千手観音を祀る清水寺の本堂は、険しい崖の上に立っています。日本に古くから伝わる「懸造り(かけづくり)」という建築技法が使われていて、格子状に組まれた木材が特徴。この舞台が誕生したのは平安時代以降で、観音信仰の高まりとともに清水寺に人々が押しかけたためだと考えられています。参拝者の増加に伴い、少しずつ本堂の前を拡張し、ついに中空に舞台を張り出したそう。

舞台を支える18本の柱は樹齢400年以上の欅が使用され、一切釘を使わず固定されています。本堂は2017年2月から檜皮屋根の葺き替え工事が行われていましたが、2019年末に完了、本堂を覆っていた素屋根も2020年2月下旬に撤去されました。現在は舞台板交換の工事が行われていますが、舞台は一部入場可能です。

奥の院や子安の塔など境内を巡る

本堂を出たら、順路に従い釈迦堂や阿弥陀堂、奥の院などの諸堂を巡っていきます。音羽の滝の真上に建つ奥の院は、本堂と同じ懸造りの舞台が特徴的。奥の院の舞台からは、桜や紅葉で埋め尽くされる谷の上に建つ本堂の眺めが楽しめます。京都市内も一望でき、写真撮影にもおすすめのスポットです。

本堂と谷を挟んだ反対側には、清水寺塔頭である泰産寺の塔がそびえています。子安観音(千手観音)を祀ることから子安の塔と呼ばれ、安産祈願の名所として知られています。拝観順路に従い、子安の塔から坂道を下っていくと、音羽の滝に出ます。

清水寺の名称の由来となった音羽の滝

清水寺の名称の由来となった音羽の滝
dowraik / Shutterstock.com

いつも参拝者が長蛇の列を作っている音羽の滝は、清水寺の寺名の由来になった滝です。かつて僧の延鎮上人(えんちんしょうにん)が夢のお告げで音羽の滝にたどり着き、清水寺を開いたといわれています。

今もこんこんと湧き出ている水は、古くから「金色水」「延命水」と呼ばれてきました。3筋に分かれて流れ落ちる水を、柄の長い柄杓ですくって飲み、さまざまな願いが叶うように祈願します。3筋の滝それぞれに異なるご利益があるという俗説もありますが、どの水もご利益は等しいそうです。

清水寺の御守りで仏様の加護をいただこう

清水寺の御守りで仏様の加護をいただこう
左から御守護500円、開運桜鈴500円、招福守400円、頭痛守100円
左からミニ大黒400円、金運守500円、縁結守500円
左から不動明王御影100円、青龍守500円

清水寺ではさまざまな御守りが授与されていますが、国内外を問わず観光客に人気なのが、花を組み合わせたデザインと澄んだ音色がかわいらしい「開運桜鈴」。小さな貝殻を縮緬でくるんだ「招福守」もキュートです。

あらゆる願いを叶えてくれる御守護や縁結びの御守り、頭痛除けの御守りなど、ここでしか手に入らない御守りをいただきましょう。本堂に祀られる出世大黒天にちなむ「ミニ大黒」なども見逃せません。音羽の滝の霊水が入った青龍守や、滝に祀られる不動明王の御影もご利益がありそうです。

お参り後のお楽しみ、門前町散策

お参り後のお楽しみ、門前町散策
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昔から、寺院神社の参拝後は門前町散策というのが定番コース。清水寺に訪れたら、参道の門前町も楽しみましょう。陶器店が軒を連ねる茶わん坂や、祇園方面へ抜ける三年坂、二年坂など、清水寺の参道には土産物店が建ち並んでいて、観光客で常に賑わっています。

和菓子や漬け物などの土産物や、陶磁器や京人形、扇子などの伝統工芸品など、京都ならではの商品がたくさん並んでいるので、ついつい目移りしそう。湯豆腐やそば、甘味の店もたくさんあり、京都グルメも満喫できます。

清水寺の参拝するときのマナー

清水寺の境内では、喫煙、飲食が禁止されています。本堂の舞台など、三脚を使った撮影が禁止されている場所もあるので、案内に従いましょう。

Text by:株式会社ワード

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