HOME 東京・東京周辺 鎌倉 江ノ電散歩2~長谷駅から北へ~花の名刹「長谷寺」と「鎌倉大仏」を巡る古都散策
江ノ電散歩2~長谷駅から北へ~花の名刹「長谷寺」と「鎌倉大仏」を巡る古都散策

江ノ電散歩2~長谷駅から北へ~花の名刹「長谷寺」と「鎌倉大仏」を巡る古都散策

Update: 2018/04/22

東京から電車に乗って1時間ほどでアクセスできる鎌倉&湘南。古都の風情やオーシャンビュー、多彩なグルメなど魅力に富み、東京からの日帰り観光エリアとして根強い人気を誇っている。
その鎌倉・湘南エリアを抜け、約10㎞の区間を走る列車が「江ノ島電鉄(通称:江ノ電)」だ。
2~4両編成のレトロな列車が、数々の映画やドラマのロケに使われたおしゃれな海岸エリアを通り、寺社の門前や住宅街を走り抜ける姿はとてもフォトジェニックで、江ノ電を目当てに訪れる旅行者も多い。
江ノ電の停車駅の一つ、長谷駅の北側一帯には「長谷寺」や「鎌倉大仏殿 高徳院」など鎌倉を代表する名所・旧跡が点在。落ち着いた古都の雰囲気と観光地らしい賑わいを同時に感じさせてくれる。

SPOT1)四季の花や眺望が魅力の名刹「長谷寺」

SPOT1)四季の花や眺望が魅力の名刹「長谷寺」
赤い提灯が目を引く長谷寺の山門

奈良時代に徳道上人という僧侶により開山されたと伝わる浄土宗系統の寺院。花の寺として知られ、特に6月には40種2500株ものアジサイが咲き誇り、参拝者の目を楽しませてくれる。
境内は観音山の裾野から中腹にかけて広がり、裾野エリアを「下境内」、中腹エリアを「上境内」とよんでいる。下境内には「妙智池」と「放生池」という2つの池を中心に池泉回遊式庭園が設けられ、11月の紅葉シーズンは特に美しい。池の畔から石段を上った先が上境内で、本尊の十一面観音菩薩像(長谷観音)を祭る観音堂をはじめ、阿弥陀堂、経蔵、鐘楼といった堂宇が立ち並んでいる。観音堂に隣接して、観音菩薩の
紹介と寺宝の展示を行う「観音ミュージアム(入館300円、9~16時)」がある。高台にある見晴台や眺望散策路からは鎌倉の町並みや由比ガ浜を一望。眺望を楽しみながら名物「お寺のカレー」や「お寺のパスタ」が味わえる食事処「海光庵」もおすすめだ。

経蔵の裏手の斜面に咲くアジサイの花
1触ると御利益があるという大黒堂の「さわり大黒天」 2池の畔の石段を上り上境内へ 3階段の途中に供養のために置かれた地蔵 4観音堂 5本尊の十一面観音菩薩像 6展望台

料金:拝観300円
時間:8:00〜17:30、10~2月は~17:00(入場は各30分前まで)
休み:無休
アクセス:江ノ電長谷駅から徒歩5分

SPOT2)腰から胎内に入ることもできる!「鎌倉大仏殿 高徳院」

SPOT2)腰から胎内に入ることもできる!「鎌倉大仏殿 高徳院」
境内の中央に鎮座する鎌倉大仏

奈良・東大寺の大仏と並び、日本国内で屈指の知名度を誇る鎌倉大仏。高さ11.3m、重さ121tという青銅製の大仏で、鎌倉時代を代表する貴重な仏教芸術作品として国宝に指定されている。
鎌倉大仏は浄土宗の古刹「高徳院」の本尊であり、正式名称は「国宝銅造阿弥陀如来坐像」という。造立が開始されたのは鎌倉時代の1252年。もともとは大仏を収容する建物(大仏殿)に覆われていたが、大地震や大風により倒壊と再建を繰り返し、室町時代の中期以降は大仏殿をもたない「露座の大仏」として現在に至る。台座には入口が設けられ、大仏の内部を見学する胎内拝観(入場20円、8:00~16:20)が可能だ。

1境内入口に立つ仁王門 2長さ1.8m、重さ45kgの藁草履 3近代日本の代表的な女性歌人、与謝野晶子歌碑 4少し猫背の鎌倉大仏

料金:入場200円
時間:8:00〜17:30、10~3月は~17:00(入場は各15分前まで)
休み:無休
アクセス:江ノ電長谷駅から徒歩7分

SPOT3)ホカホカの焼きたてどら焼が食べられる「鎌倉するがや長谷駅前店」

SPOT3)ホカホカの焼きたてどら焼が食べられる「鎌倉するがや長谷駅前店」
栗の蜜漬けが入った栗どら焼1個280円

1937年に創業し、80年以上の歴史をもつ和菓子店。江ノ電長谷駅の目の前に立つ支店の長谷駅前店は、鎌倉するがやの名物「鎌倉どらやき」の専門店としてオープンした店で、珍しい「焼きたて」のどら焼を味わうことができる。どら焼の餡は大納言小豆の餡がたっぷり入った「大納言どら焼」1個180円をはじめ、皮に宇治抹茶を練り込んだ「抹茶どら焼」1個180円、白あんとネーブルオレンジを使った「ネーブルオレンジどら焼」1個250円などユニークなものもある。さらに「アイスどら焼」、「どら焼ソフトクリーム」など、季節限定の商品も登場。

1長谷駅前店の外観 2店頭でどら焼を1個から販売 3常時6種類以上のどら焼が並ぶ 4宇治抹茶アイスどら焼350円

営業:11:00~17:00
休み:水曜
アクセス:江ノ電長谷駅から徒歩すぐ。

  • Kamakura Surugaya Hase ekimae ten
    • 住所 2-14-11 Hase,Kamakura, Kanagawa Prefecture, 248-0016

街歩きルートガイド1:長谷駅→長谷寺

街歩きルートガイド1:長谷駅→長谷寺
1長谷駅に停車する江ノ電 2長谷駅 3通り沿いにはレストランやショップが点在 4長谷観音前の信号 5長谷寺の参道 6鎌倉の町や海を一望する長谷寺の展望台

鎌倉駅から江ノ電に乗車し、3駅目の長谷駅で下車する。まずは花の寺として名高い「長谷寺」へ参拝しよう。改札を抜けたらすぐ左にある通りを、右方向へ進む。「鎌倉どらやき するがや長谷駅前店」の前を通り、直進すると「長谷観音前」という信号に到着する。ここで左折して信号を渡り、路地を進むと正面が長谷寺の山門だ。庭園や観音堂をじっくり鑑賞し、高台の展望台から由比ガ浜の眺望を楽しもう。

街歩きルートガイド2:長谷寺→鎌倉大仏殿高徳院→長谷駅

街歩きルートガイド2:長谷寺→鎌倉大仏殿高徳院→長谷駅
1・2長谷観音前から鎌倉大仏へ向かう通り 3みやげ店の軒先で売られている風鈴 4鎌倉大仏殿高徳院の境内

長谷寺の見学を終えたら、「長谷観音前」の信号まで戻り、長谷駅と逆方向の左へ進む。みやげ物店や飲食店が軒を連ねる賑やかな通りを歩き、約5分で「鎌倉大仏殿 高徳院」に到着する。鎌倉大仏は鎌倉で唯一国宝に指定されている貴重な仏教芸術作品で、日本国内でも高い知名度を誇る。大仏見学の後は近くのみやげ物店などで買い物を楽しみながら、長谷駅まで戻ろう。

まとめ

江ノ電沿線のなかでも「長谷寺」と「鎌倉大仏殿高徳院」がある長谷駅の北側は、鎌倉でも有数の観光エリアとして賑わっている。みやげ探しや鎌倉らしいグルメを楽しむのもよいだろう。海辺の街にカフェやショップが点在する長谷駅の南側、「坂ノ下」地区や「極楽寺駅」方面へ足を延ばすなら、「江ノ電散歩3」を参照。

※記事掲載時の情報です。

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