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北海道旅行のプロが厳選!札幌の「朝食が美味しい」おすすめホテル5選

北海道旅行のプロが厳選!札幌の「朝食が美味しい」おすすめホテル5選

公開日: 2024/03/14

北海道旅行で札幌へ行くなら、朝食が美味しいホテルに泊まってみませんか?札幌には街の中心部だけでもホテルが100軒以上あり、朝食の種類も内容もさまざま。北海道各地の食材を活かした料理をはじめ、スープカレーやジンギスカン、ラーメンサラダなどのご当地グルメを楽しめるところもあります。

ここでは、トラベルクリエイターのnobukaが実際に訪れた経験や各種口コミをふまえ、札幌で朝食が美味しいおすすめのホテルを5軒厳選。札幌駅や繁華街のすすきのなどに近いホテルばかりなので、札幌観光にも便利です。これから札幌へ行こうと思っているみなさん、ぜひ参考にしてみてください。

北海道内各地を泊まり歩いた旅行情報のプロnobukaが紹介

▲北海道の旅行情報のプロnobukaが紹介します。旅行会社の添乗員を数年間勤めた経験もあります
▲北海道の旅行情報のプロnobukaが紹介します。旅行会社の添乗員を数年間勤めた経験もあります

nobukaは15年以上北海道各地を旅し、雑誌やwebサイトで旅行記事を1,000本以上書いてきた北海道観光のプロ。北海道内のホテル旅館など数百軒宿泊した経験があり、札幌市内だけでも40~50軒利用しました。

札幌は北海道の中心都市だけあり、シティホテルビジネスホテル旅館アパートメントホテルゲストハウスなどさまざまな宿泊施設があります。また、北海道各地の新鮮な魚やお肉、乳製品などが集まるため、朝食が美味しいホテルも多数あります。

まずは朝食が美味しいホテルの選び方や見つけ方、気を付けておきたいことを簡単に4点ご案内し、そのあとにおすすめの5軒を紹介します。

選ぶポイント①食事スタイルはビュッフェかセットメニューか

▲クロスホテル札幌の朝食料理イメージ。ビュッフェスタイルで楽しめます
▲クロスホテル札幌の朝食料理イメージ。ビュッフェスタイルで楽しめます

食事が美味しいかどうかは人により好みや感じ方は異なりますし、食べるスタイルや雰囲気にも影響されます。ホテルの朝食スタイルは一般的に、数多く並ぶ料理の中から好きなものを選ぶビュッフェスタイルか、きめられた一人分の料理が提供されるセットメニューのスタイルのいずれかです。

札幌の宿泊施設はビュッフェスタイルのところのほか、セットメニューのところ、一部の料理がセットメニューで副菜などはビュッフェスタイルというところもあり、さまざまなパターンがあります。

数多くの料理をたくさん食べたいという方をはじめ、ファミリーやグループ利用で食事の好みが分かれそうという方はビュッフェスタイルのホテルがおすすめ。いっぽう、運ばれてくる料理をゆったり味わいたいという方やビュッフェコーナーへ食事を取りに行くのが面倒という方はセットメニューのホテルがよいでしょう。

選ぶポイント②食べてみたい料理があるかをチェック

▲札幌グランドホテルが発祥のご当地グルメ、ラーメンサラダ
▲札幌グランドホテルが発祥のご当地グルメ、ラーメンサラダ

札幌にはご当地グルメが数多くあり、ジンギスカンやスープカレーをはじめ、寿司や海鮮丼、ラーメンラーメンサラダ、ザンギなどさまざま。また、札幌は北海道各地の良質な食材が集まるので、良質な素材を活かしたオリジナリティある料理も多々あります。

ホテルによっては、ビュッフェスタイルでご当地グルメやオリジナル料理を提供しているところもあれば、ホテル渾身のひと品をメインにしたセットメニューを提供しているところもあります。食べてみたいものによってホテルをどこにするかも変わるはずです。
ホテルの朝食でどんな料理を出しているかの確認方法は、ホテル公式サイトや各種旅行サイトなどの記載内容や写真で判断するのが確実です。情報が不十分な場合は口コミ情報や各種SNSなどを参考にしてみましょう。

選ぶポイント③口コミ情報をチェック

▲京王プレリアホテルの朝食会場
▲京王プレリアホテルの朝食会場

各種口コミやSNSに投稿内容は美味しい朝食を食べられるかどうかを判断する大事な情報源。料理の内容とともに、朝食会場の雰囲気や使い勝手などを断片的にでも知ることができるので、利用した人の生の声はとても役立ちます。

ただし、口コミやSNSの情報を100%信用するべきではありません。なぜなら、日によって提供されている料理が異なることが多いですし、何より料理や味の好みは人により異なるうえ、食べた時の気分や雰囲気次第で感じ方も変わるからです。あくまで参考程度の情報として考えておくことを大前提に、数多くの口コミ内容を読み比べてみることで朝食の評判がよさそうなホテルを判断しやすくなります。

選ぶポイント④利用条件をチェック

朝食付きのホテルを決める際、大事なことは朝食の提供時間を確認すること。朝食時間が慌ただしいと、せっかく魅力的な食事があっても美味しく味わう余裕がなくなってしまいます。

札幌に泊まる方の中には札幌を拠点に北海道各地へ出かけるため、朝8時前に札幌駅を出発する特急列車に乗るという方もいるでしょう。その場合、朝食の時間が7時スタートのホテルだとかなり慌ただしい朝になってしまいますが、6時スタートのホテルであれば比較的ゆっくり食事を楽しめます。

朝7時台や8時台前半はどのホテルも朝食会場が混み合うことが多いです。札幌市内の観光を楽しむ予定の方など出発時間がそれほど早くない方は、少し遅めの朝食タイムのほうがゆっくりできるかもしれません。この点を考えると、朝に急がない方は朝食の終了時間が遅めのホテルのほうがよいでしょう。

なお、ホテルによっては宿泊の前日や当日に朝食の利用申込ができる場合もありますが、事前予約をしていないと朝食利用できないケースがよくあります。できる限り、部屋の予約を入れる際に朝食の予約も一緒にしておきましょう。

札幌で朝食が美味しいホテルを5軒ピックアップ

札幌の宿泊施設は、札幌駅などの街中に数多く立地し、定山渓温泉など郊外にも点在しています。今回は、札幌の街中に100軒以上ある施設の中から5軒を厳選。すべてnobukaが泊まって利用したことがあるところで、各種口コミでも評価が高いところばかりです。どの朝食も絶品ですよ。

ご当地グルメやアレンジしやすい多彩な料理が絶品、「クロスホテル札幌」

▲クロスホテル札幌の朝食料理のイメージ
▲クロスホテル札幌の朝食料理のイメージ

「クロスホテル札幌」の朝食は、和食洋食を中心に約60品の料理をビュッフェスタイルで楽しめます。彩り豊かな野菜をはじめ、北海道産の肉や魚、卵などを活かしたオリジナリティある料理がずらり。スープカレーをはじめ、日替わりで登場するホッケフライや煮込みジンギスカン、ザンギなど北海道ならではのご当地グルメもありますよ。

▲ザンギ(左上)や煮込みジンギスカン(左)のイメージ
▲ザンギ(左上)や煮込みジンギスカン(左)のイメージ

さまざまな料理を自分流にアレンジをして楽しめるのが魅力です。蒸し野菜や焼き野菜、ザンギなど好きなおかずを器に盛り、スパイシーなスープをかければオリジナルのスープカレーのできあがり。フレーバーオイルを仕上げにひと振りすると、コクが増した味わいに感じられますよ。ごはんに合うのはもちろん、パンにも合います。

▲好みのおかずを器にトッピングし、スープをかけてオリジナルのスープカレーを作れます
▲好みのおかずを器にトッピングし、スープをかけてオリジナルのスープカレーを作れます
▲毎日焼くフォカッチャ。さまざまな料理に合います
▲毎日焼くフォカッチャ。さまざまな料理に合います

数種類あるパンの中から好きなものを選び、冷菜を選んでオープンサンドにしたりベーコンなどを挟んでバーガーにしたり、アレンジをして食べてみるのもおすすめ。バターやハチミツなどのほか、サラダコーナーにはドレッシングのほかトリュフオイルやレオモンオイルなどもあり、味わい方やアレンジのしかたは無限大かもしれません。

▲オープンサンドを作るイメージ。みなさんならどんなアレンジをしますか?
▲オープンサンドを作るイメージ。みなさんならどんなアレンジをしますか?
▲シェフパティシエが腕を振るうプチデザートも種類が多く絶品
▲シェフパティシエが腕を振るうプチデザートも種類が多く絶品

クロスホテル札幌の朝食は、多彩なアレンジをしながら楽しめるメニューが多いので、ひと品あたり少量ずつお皿に盛るのがおすすめ。ひと品あたりの量が多いとすぐお腹いっぱいになってしまいますが、少量なら数多くの味わい方を楽しめます。ちなみにnobukaが利用した時は、スープカレーは少量ずつ3回に分けて異なる味わいを楽しみましたよ。

▲朝食会場はメインダイニング「アッシュ」で
▲朝食会場はメインダイニング「アッシュ」で
▲ホテルの建物内外ともにスタイリッシュな雰囲気が特徴
▲ホテルの建物内外ともにスタイリッシュな雰囲気が特徴
▲デザイナーズチェアなどを配すロビーラウンジ
▲デザイナーズチェアなどを配すロビーラウンジ

客室は2名定員の部屋を中心に、一部1名定員、3名定員や4名定員の部屋もあります。館内の各所にアート作品が展示されているほか、「アートと泊まる」をコンセプトにスタンダードフロアの全客室内に、北海道を拠点に活動するアート作家の作品も展示しています。

▲スタンダードフロアの客室「ツイン アーバンルーム」
▲スタンダードフロアの客室「ツイン アーバンルーム」

高層階の「クロスフロア」はこのフロアの宿泊者限定でラウンジ「meetlounge」を利用できます。ワンランク上の優雅なステイを満喫できます。

▲クロスフロアの客室「デラックスツイン コンバーチブルルーム」
▲クロスフロアの客室「デラックスツイン コンバーチブルルーム」
▲「meetlounge」ではフリーフロースタイルでドリンクやフードを楽しめます
▲「meetlounge」ではフリーフロースタイルでドリンクやフードを楽しめます
▲夜景を望む大浴場。宿泊者は滞在中何度も利用できます
▲夜景を望む大浴場。宿泊者は滞在中何度も利用できます
アクセス
札幌駅から徒歩約5分
大通駅から徒歩5約
朝食時間
7:00~10:00(最終入場9:30)
対応言語
・館内の案内表記:日本語、英語
ホテルスタッフ:日本語、英語
nobukaおすすめポイント
オリジナリティある北海道のご当地グルメがある
自分でアレンジをしてさまざまな味わい方を楽しみやすい

和御膳でホッケのひつまぶしを楽しめる「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」

▲朝食のメイン料理、ホッケのひつまぶし
▲朝食のメイン料理、ホッケのひつまぶし

「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」の朝食は、和食のセットメニューで、北海道の旬の食材を使用した「和御膳」。本格的な和食を楽しみたい方におすすめです。

御膳のメイン料理は、「ホッケのひつまぶし」。「ひつまぶし」は、蒲焼(タレをつけながら焼いた料理)にしたウナギの切り身をご飯にのせたりまぶしたりした、愛知県名古屋市の郷土料理です。

▲朝食会場はホテル1階の和食レストラン「夏下冬上 札幌(KAKATOJO SAPPORO)」
▲朝食会場はホテル1階の和食レストラン「夏下冬上 札幌(KAKATOJO SAPPORO)」

ONSEN RYOKAN 由縁 札幌のひつまぶしは、名古屋市の定番のひつまぶしからインスパイアされた、北海道流のオリジナル料理。魚はウナギではなく、北海道の定番の魚、ホッケを使用。ホッケは北海道各地で水揚げされますが、脂がのって質がよいと評判の羅臼産か稚内産のホッケを一夜干しし、自家製のタレをつけながら焼き上げています。

3通りの食べ方を楽しめるのが特徴です。まず、お櫃から茶碗に軽くよそい、そのまま食べます。ふっくらとしたホッケの食感と素材の味わいを楽しめます。次に、さらに茶碗によそい、ネギやワサビ、山椒などの薬味をかけて食べて味の変化を楽しみ、最後は出汁をかけてお茶漬けにして味わえます。

▲朝食のイメージ。ホッケのひつまぶし(左上)と刺身(左下)、八寸(右下)などがセットになっています
▲朝食のイメージ。ホッケのひつまぶし(左上)と刺身(左下)、八寸(右下)などがセットになっています

朝食はホッケのひつまぶしだけではありません。ONSEN RYOKAN 由縁 札幌では朝食をコース料理に仕立て、北海道・猿払(さるふつ)産ホタテなどの刺身、八寸、ひつまぶしが出てくる展開で、具だくさんの汁物と飲み物もつきます。

ちなみに八寸とは一般的に懐石料理コースの中頃で出される料理で、海や山の旬の幸を活かした料理を数種類盛ったぜいたくなひと皿。ONSEN RYOKAN 由縁 札幌の八寸は月替わりで内容が変わり、手の込んだ品々が少量ずつ多数並びます。どれも美味しく食べ応えもあり、かなり満足感の高い朝食です。

▲ONSEN RYOKAN 由縁 札幌。入口に暖簾がかかっています
▲ONSEN RYOKAN 由縁 札幌。入口に暖簾がかかっています

ONSEN RYOKAN 由縁 札幌は、日本古来のおもてなし文化を凝縮した旅館をコンセプトにした宿泊施設で、札幌の街中にある宿泊施設では比較的珍しい露天風呂を併設した大浴場があります。露天風呂はカルルス温泉(北海道・登別市)から運んできた源泉を使用していて、温泉入浴も楽しめます。

▲大浴場は照明が抑えられ、落ち着いた雰囲気
▲大浴場は照明が抑えられ、落ち着いた雰囲気

どの客室にも浴衣や足袋、雪駄なども用意されていて、シャワールームかバスルームがあります。寝室には靴を脱いで上がり畳もしくは板敷きの上に置かれた低床のベッドで寝るスタイル。1~2名定員の客室が数タイプあるほか、3名定員や4名定員の客室もあり、一部の客室は3名以上の場合布団が用意されます。日本文化を楽しんでみたい方に一押しの宿泊施設です。

▲1~2名定員の「コーナーダブルルーム」は角部屋で、広く取られた窓が特徴
▲1~2名定員の「コーナーダブルルーム」は角部屋で、広く取られた窓が特徴
▲1~3名定員の「ハリウッドツインルーム」は、窓際にある広縁(奥行きのある縁側)でゆっくり寛げます
▲1~3名定員の「ハリウッドツインルーム」は、窓際にある広縁(奥行きのある縁側)でゆっくり寛げます
アクセス
札幌駅から徒歩約13分、もしくはタクシー約5分
大通駅から徒歩約5分
朝食時間
7:00~10:00(L.O. 9:30)
対応言語
・館内の案内表記:日本語、英語
ホテルスタッフ:日本語、英語、韓国語
nobukaおすすめポイント
ここでしか味わえないホッケのひつまぶしは忘れられない美味しさ
手の込んだ八寸など純和風の朝食を楽しめる

ホテルブレッドが特に絶品の「札幌グランドホテル」

▲「札幌グランドホテル」のレストラン「ノーザンテラスダイナー」の料理イメージ
▲「札幌グランドホテル」のレストラン「ノーザンテラスダイナー」の料理イメージ

札幌グランドホテル」の朝食は、複数のレストランから好みの場所・料理スタイルを選べます。東館1階にある「ノーザンテラスダイナー」では約90品の洋食和食ビュッフェスタイルで、本館4階にある 「ガーデンダイニング 環樂(わらく)」では日本庭園を眺めながら和定食和食のセットメニュー)を楽しめます。

▲ 「ガーデンダイニング 環樂」では、いくらの醬油漬けや季節の野菜など小鉢に入った料理や焼き魚などを楽しめます
▲ 「ガーデンダイニング 環樂」では、いくらの醬油漬けや季節の野菜など小鉢に入った料理や焼き魚などを楽しめます

今回はノーザンテラスダイナーの朝食を紹介します。北海道産の食材を活かした多彩な料理が並び、ホテルオリジナル料理も多数。シェフが目の前で焼き上げるオムレツなど実演メニューも人気です。どの料理も絶品なのですが、札幌グランドホテルだからこそ絶対食べたい料理を3つ厳選してご案内します。

▲オムレツは10種類の具材から好きなものをいくつでもチョイス可能。ソースは3種類
▲オムレツは10種類の具材から好きなものをいくつでもチョイス可能。ソースは3種類

1つ目は、北海道のご当地グルメの一つとして知られているラーメンサラダ。実はラーメンサラダの発祥の地はここ、札幌グランドホテルなのです。1985年にホテル別館1階にビアホール「ビッグジョッキ」がオープンし、当時の調理長が夏でも美味しく食べられるラーメンを提供したいと考え、今までにない新しい商品として開発しました。ビールなどお酒にも合うことから、北海道各地の居酒屋などに広まりご当地グルメとして定着しました。

▲麺にサラダを盛りつけ、ドレッシングをかければラーメンサラダのできあがり
▲麺にサラダを盛りつけ、ドレッシングをかければラーメンサラダのできあがり

2つ目は、ホテル内のベーカリーでブーランジェが焼き上げたホテルブレッド。札幌グランドホテルのベーカリーは長年札幌市民の間で美味しいと定評があり、どれを食べても絶品。朝食ではバターやはちみつとともに味わえます。

▲日替わりで内容は変わりますが、朝食時は常時8~10種類並びます
▲日替わりで内容は変わりますが、朝食時は常時8~10種類並びます
▲はちみつはアカシアやクローバーなど8種類。パンやヨーグルトなどに合います
▲はちみつはアカシアやクローバーなど8種類。パンやヨーグルトなどに合います

3つ目は、同じくベーカリーが作るスイーツ類。特にフレンチトーストとアップルパイは必食です。フレンチトーストは、北海道産のとうもろこしを使ったホテル伝統のコーンスープに一晩じっくりと漬け込んだホテルブレッドを、弱火のオーブンでじっくり焼き上げた逸品。アップルパイは1934年にホテルが開業した当時から続くロングセラー商品で、伝統を受け継ぎつつ現代風にアレンジして提供しています。

▲フレンチトーストはメープルシロップとともに味わいましょう
▲フレンチトーストはメープルシロップとともに味わいましょう
▲生地のサクサク感とシナモンがきいたリンゴのジューシーさがたまらないです
▲生地のサクサク感とシナモンがきいたリンゴのジューシーさがたまらないです

札幌グランドホテルは、札幌駅から大通駅まで続く地下道「チカホ」に直結していて、アクセスが便利なホテル。本館、東館、別館の3館あり、1~2人で利用しやすい客室からファミリーで利用しやすい4名定員の客室など、数多くの部屋タイプがあります。利用シーンに合わせて選べるのも魅力です。

▲札幌グランドホテルの本館
▲札幌グランドホテルの本館
アクセス
札幌駅から徒歩約10分
大通駅から徒歩約5分
朝食時間
ノーザンテラスダイナー 6:30~10:00
ガーデンダイニング 環樂 7:00~L.O.10:00
対応言語
・館内の案内表記:日本語、英語
ホテルスタッフ:日本語、英語
nobukaおすすめポイント
元祖ラーメンサラダを味わえる
ホテルブレッドやスイーツ類がたまらなく美味しい
  • 札幌グランドホテル
    • 住所 060-0001 北海道 札幌市中央区北1条西4丁目
      地図をみる
    • 最寄駅 大通 駅 (南北線 / 東西線 / 東豊線)
      徒歩6分

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    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

お重に入った料理が楽しみな「THE KNOT SAPPORO」

▲「THE KNOT SAPPORO」の朝食料理のイメージ。手前が「三段お重」の1段目
▲「THE KNOT SAPPORO」の朝食料理のイメージ。手前が「三段お重」の1段目

「THE KNOT SAPPORO」の朝食は、「KNOTのオーブな朝ごはん」と呼ばれる、丸い「三段お重」が特徴的な和洋食膳で、和食洋食のセットメニューです。お重とは、食事を盛りつけた器を数段積み重ねたもので、日本の食文化を象徴するものの一つ。一般的には、お祝いの日や豪華な食事を提供する時などに利用されることが多いです。

3段の器は現代風にスタイリッシュにアレンジした形で、丸くて可愛らしい見た目。蓋を取ると上の1段目の料理が見え、1段目の器をはずすと2段目の料理が、2段目をはずすと3段目の料理が出てきます。開けるたびに何が出るかワクワクする遊び心のある仕掛けです。

▲三段お重の一例。手前真ん中の丸い器がお重の2段目、右上がお重の3段目、その左が1段目
▲三段お重の一例。手前真ん中の丸い器がお重の2段目、右上がお重の3段目、その左が1段目

料理は北海道産の食材を中心に使い、季節を感じられるようにと、季節ごとに内容が変わります。朝食のセット内容は、「三段お重」に入っている料理の数々と、日替わりの焼き魚、自家製出汁巻き卵、サラダが人数分用意されています。

このほか、ごはんと味噌汁、北海道産小麦の日替りパンや各種ドリンクはビュッフェコーナーにあり、これらはおかわり自由。さらに、ごはんに合う「北海道珍味2種」か、食後のデザート向けの「北海道産ヨーグルトと千秋庵(ホテル1Fにある創業100年以上の老舗菓子メーカー)のお菓子」のどちらか1種を選べます。

▲「THE KNOT SAPPORO」の朝食ラウンジ
▲「THE KNOT SAPPORO」の朝食ラウンジ

ちなみに、2024年3月~5月の三段お重の中身は以下メニューです。

1段目
北海道産ホタテのミキュイ 旬の山菜のフリット 柚子の泡仕立て
ホタテをカツオ出汁で低温調理し、山菜を添え、甘酸っぱい柚子の泡を雪のようにふんわりかけた一品。
2段目
北海道産牛ロースのグリエ 山わさび添え
米麹(日本の伝統的な発酵食品)でマリネした軟らかい牛ロース肉を香ばしくグリル。ホウレン草のピュレや山ワサビ(ホースラディッシュ)、付け合わせのマッシュポテトとともに味わいます。
3段目
北海道野菜のミルクチャウダー
ベーコンと牛乳をベースに北海道産の食材を使ったスープ。やさしいまろやかな味わいです。
▲THE KNOT SAPPOROのフロントは2階にあります
▲THE KNOT SAPPOROのフロントは2階にあります

THE KNOT SAPPOROは、ホテルの地下からは大通駅からすすきのまで続く地下街に直結していて、雨や雪に濡れることなくアクセスできるのが魅力。観光客に人気の狸小路商店街や繁華街のすすきのまで歩いて2分程度で、買い物や食事へ行くのも極めて便利です。

▲暖炉があり温かみのある雰囲気のホテルロビー
▲暖炉があり温かみのある雰囲気のホテルロビー

ホテルラウンジでは、チェックイン時にもらえるホテルのオリジナルコイン「KNOTコイン」をフードやドリンクと交換して楽しめるサービスもあります(16:00~23:00 、L.O.22:30)。エントランスフィーは1人につきオリジナルコイン2枚でウェルカムプレート付なので、お得感いっぱいです。

▲ウェルカムプレートのイメージ。季節により内容が変わります
▲ウェルカムプレートのイメージ。季節により内容が変わります

客室は2名定員の部屋が数タイプあり、どちらも道南杉の壁面や札幌軟石のナイトテーブルなど、北海道の建材を活かした造り。キングサイズのベッド1台の「デラックスキング」はゆとりのある間取りで眺めもよく、ゆったりと部屋で過ごしたいカップルや夫婦などに特におすすめです。

▲デラックスキングは部屋いっぱいに広がる窓から札幌の街並みを一望できます
▲デラックスキングは部屋いっぱいに広がる窓から札幌の街並みを一望できます
アクセス
札幌駅から地下鉄南北線で3分、すすきの駅下車徒歩2分
大通駅から徒歩5約
朝食時間
7:00~11:00(L.O. 10:30)
対応言語
・館内の案内表記:日本語、英語
ホテルスタッフ:日本語、英語
nobukaおすすめポイント
三段お重が宝箱のようでワクワクする
北海道の食材を活かした手の込んだ料理を味わえる
  • ザ ノット 札幌
    • 住所 060-0063 北海道 札幌市中央区南3条西3丁目16-2
      地図をみる
    • 最寄駅 狸小路 駅 (札幌市電山鼻線)
      徒歩1分

    空室検索・予約

    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

北海道産食材の極上洋食を楽しめる「京王プレリアホテル札幌」

▲京王プレリアホテル札幌の朝食料理のイメージ
▲京王プレリアホテル札幌の朝食料理のイメージ

京王プレリアホテル札幌の朝食は、北海道の旬の食材を活かした洋食ビュッフェスタイルで楽しめます。海鮮を楽しみたい方は、ホテル外の提携飲食店に振り返ることもでき、海鮮丼など海の幸を楽しめます。

ただ、京王プレリアホテル札幌に泊まるのであれば、ホテル洋食を絶対楽しむべきです。優れたフランス料理人に送られる称号「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を持つ料理長が、自ら道内各地の生産者を訪問し、現地で吟味・厳選した食材を使用したオリジナル料理の数々を提供。食材ごとに一番美味しい時期のものを生産者から取り寄せているため、どの料理を食べても味も質も絶品です。

▲シェフの実演メニューの一例「厚岸産キングサーモンのマリネとprelia mini farm産の野菜たち」
▲シェフの実演メニューの一例「厚岸産キングサーモンのマリネとprelia mini farm産の野菜たち」

旬の食材を使用したシェフの実演メニュー(食材の仕入れにより内容は日々異なります)もあり、「朝からこんな素敵な料理を食べられるの?」と驚くほど見た目が華やかで美味しい食事を楽しめます。

▲朝食レストラン
▲朝食レストラン
▲ライブキッチンが人気
▲ライブキッチンが人気

どの料理も美味しすぎて食べ過ぎてしまいお腹パンパンになること間違いありません。その中でも、特に印象的なメニューを3つ紹介します。

ラクレット
北海道・十勝川温泉温泉水を使って熟成させた十勝のラクレットモールウォッシュチーズを、グリルした野菜をはじめ、クロワッサンなどのパンやカレーの上にのせて味わえます。
▲好きな具材を取ってシェフに渡すと、トロっとしたチーズをかけてくれます
▲好きな具材を取ってシェフに渡すと、トロっとしたチーズをかけてくれます
北大牛乳を使用したモーモーロール
北海道大学で研究用として飼育されている牛から絞った牛乳「北大牛乳」を使用したロールケーキ。クリームはもちろん生地にも北大牛乳が練りこまれていて、しっとりした食感とミルキーな味わいです。
▲牛柄の見た目が可愛いモーモーロール
▲牛柄の見た目が可愛いモーモーロール
オリジナルプリン
ホテルのパティシエ特製のプリン。ケーキなど多数あるスイーツ類の中でも特に人気があり、各種口コミでもプリンが美味しかったという声が多数。nobukaは利用した時、美味しすぎて2つ食べてしまいました。
▲北海道産の牛乳と卵で作ったオリジナルプリン
▲北海道産の牛乳と卵で作ったオリジナルプリン
▲札幌駅の北口から徒歩約3分にてアクセスが便利
▲札幌駅の北口から徒歩約3分にてアクセスが便利

客室は1~2名で利用できるツインルームが中心で、ベッドが3台あり3名定員のトリプルルームもあります。大浴場のほか、女性専用のラウンジとパウダールームがあることも好評です。

▲窓から北海道大学を見下ろせる「スーペリアツインルーム」。1~2名利用時は大きめのスーツケースを楽々広げられます
▲窓から北海道大学を見下ろせる「スーペリアツインルーム」。1~2名利用時は大きめのスーツケースを楽々広げられます
アクセス
JR札幌駅北口から徒歩約3分
朝食時間
6:00~11:00(ラストオーダー10:30)
※2024年度中に時間変更予定
対応言語
・館内の案内表記:日本語、英語
ホテルスタッフ:日本語、英語
nobukaおすすめポイント
北海道の旬の食材を活かした洋食はどれも美味しすぎる
シェフの実演メニューやラクレットなどライブ感ある食事を楽しめる
  • 京王プレリアホテル札幌
    • 住所 〒060-0808 北海道札幌市中央区北8条西4丁目11-1

    空室検索・予約

    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

みなさんはどのホテルの朝食が気になりましたか?食材に恵まれた北海道へ旅行に行くなら、ホテルの朝食選びはぜひこだわりたいポイント。特に札幌ホテルの数も多いうえ良質な食材も集まるので、ハイレベルな朝食がたくさんあって目移りしてしまうほど。じっくり調べて好みに合うホテルを見つけて、美味しい朝食を楽しんでくださいね。

※本記事の情報は2024年3月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:
川島暢華
川島暢華

北海道の絶景とご当地グルメを求めてくまなく巡ったトラベルクリエイター。2009年に東京都から北海道へ移住。それ以来、LIVE JAPANをはじめ観光WEBサイトや旅行雑誌などで、北海道旅行やグルメ記事の取材撮影や執筆を続けている。北海道商工会議所が主催する北海道観光の達人に贈られる称号「北海道観光マスター」に認定されているほか、「国内旅行業務取扱管理者」「旅程管理主任者資格」所有。自身がトランスジェンダーであることから、LGBTQの方々が旅行をしやすくなる環境作りのための支援団体を主宰しているほか、大学や企業などでの講演や講義なども行う。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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