nobukaは15年以上北海道各地をくまなく巡り旅行記事を1,000本以上制作してきたクリエイター。商品アイテムが多彩な「MEGAドン・キホーテ 札幌狸小路本店」でおすすめの北海道土産を調査。実際に食べ比べしたり、使ったりしておすすめの20品をセレクトしました。

「ドン・キホーテ」は、日本で定番の日用品から食品、医薬品、化粧品、家電、ブランド品、お土産品など、お得な価格でなんでも揃う総合ディスカウントストア。国内各地にお店がありますが、「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店（通称：MEGAドンキ札幌狸小路）」は北海道内で有数の品ぞろえを誇る大型店です。

地下2階～地上4階の6フロアにありとあらゆる商品がぎっしり。札幌の繁華街で24時間営業しているので、いつでも地元客と観光客で賑わいます。

「MEGAドンキ札幌狸小路」のアクセスは、北海道最大の繁華街ススキノの最寄駅、地下鉄すすきの駅から歩いて3分程度、北海道各地の玄関口となるJR線の札幌駅からは地下街などを通って歩いて15分程度。周囲に飲食店やホテルなども多いので、ホテルに荷物を置いて身軽になっていつでも買い物やお土産探しを楽しめるのもおすすめのポイントです。

24時間いつでも来客が絶えないお店ですが、特に夕方から深夜にかけてはかなり賑わい活気があります。ゆっくり買い物をしたい方は午前中が意外と穴場ですよ。お店には英語や中国語など外国語を話せるスタッフが複数いるので、日本語が不安でも安心して買い物を楽しめます。

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MEGAドンキ札幌狸小路には数えきれないくらい商品点数がありますが、その中からnobukaが実際に食べたり使用したりして絶対おすすめしたいと思った商品や、店内を何度も見て回った際に何人もの外国人観光客が手にしていた商品を調査しピックアップしました。北海道土産で人気のチーズや夕張メロンを使った商品が多いですよ。

世界中で人気の「キットカット」。日本ではさまざまなフレーバーが発売されていて、イチゴや抹茶などのほか、日本各地の食材を活かした地域フレーバーも発売しています。

北海道の地域フレーバーは、小豆&いちご味。北海道産の小豆を使った「あん」のパウダーといちご果汁のパウダーを、ウエハースとホワイトチョコで包み込んだキットカットです。ちなみに「あん」とは食材を煮詰めて練ったもので、小豆を練って砂糖を加えたものは和菓子の主要な食材です。

「アポロ」は三角形のチョコレートで、オリジナルのスタイルは三角形の上がイチゴチョコで下がミルクチョコ。北海道では北海道限定バージョンも販売されていて、三角形の上がホワイトチョコレートで中にイチゴチョコレートが入っています。

かなり濃厚なミルクのコクと甘さがありつつ、噛むと出てくる甘酸っぱいイチゴの味わいがバランスよく調和しています。イチゴのかわりにメロンを使ったバージョンも北海道限定販売されています。

「きのこの山」は、きのこを模したキュートな形が特徴のチョコレート菓子。チョコレートの種類が異なるものが数種類あり、そのうちの一つが「きのこの山　ホワイトギフト」です。濃厚なミルクをたっぷり使ったミルクチョコレートで、北海道でのみ製造販売されています。ミルキーな味わいと濃厚なコクが感じられつつも甘さのくどさはなく、サクサクとしたクラッカーにもよく合います。

ポッキーは日本のチョコレート菓子の先駆け的な存在。プレッツェルをスティック状にしたようなスナック菓子にチョコレートをコーティングしたもので、近年は世界各国でも知られるようになりました。

チョコレートはイチゴやアーモンドミルクなどさまざまな味があり、日本各地の食材を活かした地域限定ポッキーもあります。北海道の地域限定ポッキーは、夕張メロンの果汁を使ったチョコレートを使用。口の中で夕張メロンの芳醇で豊かな香りがふわっと広がり、濃厚なメロンの味わいとミルクのコクがじわじわと感じられます。

「とうきびチョコ」は、とうきび（トウモロコシの北海道弁）とホワイトチョコレートをミックスした、サクサク感のあるチョコレート。北海道の菓子メーカー、ホリが作っています。

いくつかフレーバーがあるのですが、おすすめは夕張メロンのチョコレートを使った「とうきびチョコ　夕張メロン」。ひと口かじるとサクッとした食感とともに、メロンの濃厚な風味が舌にじんわり伝わります。噛みしめていくと、トウモロコシの甘みが染み出てくるように感じます。

同じくホリが製造する、夕張メロンの完熟果肉を使ったゼリーです。食べ応えのある大きなサイズのゼリーもありますが、飛行機に乗って持ち帰ることを考えたら軽くて運びやすい「プチ・ゴールド」がおすすめ。

味や香りだけではなく、食感もまるでメロン！ ホントにゼリーなのかと思うほどです。ひと口サイズのゼリー、常温でそのまま食べても美味しいのですが、冷蔵庫で冷やすとメロンの味が引き締まったように感じられ、味変を楽しめます。

北海道産のマスカルポーネチーズを使った蒸しチーズケーキです。1個あたり小さ目のケーキで、2口か3口で食べられるくらいの大きさ。軽くおやつを食べたいという時に便利です。常温保存できることもお土産にぴったりです。ふっくらとした食感の生地の中にチーズクリームが包まれています。濃厚でコクのある味わいがたまりません。

次は、甘いものではなく辛いものをご紹介。ツーンと鼻にくるスパイシーでピリッとした辛さが特徴のポテトチップスです。山わさびとはホースラディッシュのこと。北海道では長年山わさびと呼んでいて、すりおろして醤油を垂らしてごはんの上にのせるなど、食事のお供や薬味として愛されてきました。

そんな北海道民の庶民の味わいを再現したのがこのポテトチップスです。おやつというより、ビールなどお酒とともに楽しみたい、ちょっと大人な味。ハマる人はクセになるでしょう。

次も北海道らしい味わいで、ホタテにバターと醤油の風味がするスナック菓子です。「かっぱえびせん」とは、エビの殻を丸ごと使ったサクサク食感のお菓子で、日本では古くからおなじみの商品です。

「かっぱえびせん」にはさまざまな味がありますが、こちらで紹介するものは北海道だけで販売している限定商品です。サクッと噛むとふわっとホタテの風味が感じられ、バターと醤油のほんのりとした風味も後からついてくる感覚。噛みしめると「かっぱえびせん」おなじみのエビの味わいがじわじわ滲み出てきます。

「ハッピーターン」は、日本で古くからあるお米で作ったお菓子。サクサクとした米菓に、味わい深いさまざまなパウダーをしっかりとまぶしてあるのが特徴です。オリジナルは甘じょっぱい味わいのパウダーですが、地域限定の味も複数あります。

北海道では、北海道産のチーズで作ったチーズパウダーを使用した「ハッピーターン　北海道チーズ味」が販売されています。ふわっと香るチーズの味わいと、サクッとしたお米の生地がよく合います。

チーズ好きは必見！ 袋をあけた途端チーズのいい香りが漂ってくるんです。ゴーダチーズとチェダーチーズをミックスしたチーズパウダーを、ものすごく大量にまぶした「おかき」です。おかきとは、もち米から作った米菓で、1粒が指の爪くらいの大きさです。

サクッとした軽い食感で、チーズの味わいとお米の甘みがじわりと伝わってきます。袋の中にはおかきに混ざって、ミックスチーズをフリーズドライ加工した小さなサイコロ状のドライチーズも少し入っています。これがまた美味しいんです！

札幌発祥のご当地グルメの一つがスープカレー。札幌にはスープカレーの名店が数多くありますが、その中でもトップクラスの人気店が「GARAKU」。お店の味を自宅でも楽しめるレトルトタイプの商品です。人気がありすぎてMEGAドンキ札幌狸小路でも店内に大量に並べてもすぐに品薄になることも。店頭で見つけたら、後で買おうと思わず即買いです。

札幌発祥のご当地グルメで絶対外せないのは札幌味噌ラーメン。札幌には札幌味噌ラーメンを提供するお店が数えきれないほどありますが、昔から続く人気のお店の一つは「純連」。ここの味わいを再現したカップラーメンです。味噌のしっかりとしたコクとうまみが感じられるスープに、コシのある黄色っぽい麺がよく絡みます。濃厚で味わい深いラーメンです。

もう一つラーメンを紹介します。近年大人気で行列が絶えないお店、「えびそば一幻」のレトルトです。えびの風味をこれでもかというほど存分に感じられるスープが特徴。インスタント麺ではなく生麺タイプの商品なので、モチモチ感のある麺の味わいをしっかり感じられます。ラインナップは3種類。さっぱり醤油スープとエビのうま味が合う「えびしょうゆ」、味噌のコクが加わった濃厚な「えびみそ」、お好みでどうぞ。

日本ではおなじみの即席麺ブランド「マルちゃん」が発売している、「マルちゃんのカップ焼そば」シリーズのうちの一つが「マルちゃん やきそば弁当」です。通常のカップ焼きそばは湯を入れて麺がゆで上がったら湯を容器から流して捨てますが、「やきそば弁当」は湯を捨てません。付属品の中華スープ粉末をカップなどに入れ、そこに容器から出す湯を流し込み、湯をスープに再利用するのです。

日本各地でスープ付きのカップ焼そばは販売していますが、マルちゃんでスープ付きのカップ焼そばは北海道のみ。北海道は寒い地域なので、厳しい冬でもカップ焼きそばの需要が落ちないようにと、北海道でのみスープがついていると言われています。北海道では「やき弁」と呼ばれ、古くから親しまれています。

北海道のタレのメーカー、ソラチが製造する「十勝豚丼のタレ」は、北海道十勝地方の郷土料理「豚丼」に合うタレ。十勝地方の豚丼は、炭火で焼いた豚肉にお店独自のタレをかけてご飯の上に盛り付けられたものが一般的なスタイル。自宅で再現するなら、豚肉を焼いてこのタレをかけてご飯の上に盛ればできあがり。水も化学調味料も加えず、北海道産の砂糖と醤油などをベースにした濃厚で甘辛い味わいが特徴のタレです。

炭酸の清涼飲料水の代表格は一般的にコーラかもしれませんが、北海道では「ガラナ」！ コーラに似た見た目で炭酸のシュワッとしたさわやかさも同様ですが、味わいは全く別物。ほんのり薬草のような味わいとフルーティーな甘みが感じられる、他にはない独特な味。クセもなく飲みやすいのが特徴です。

ガラナは複数のメーカーが製造していていずれも北海道で販売していますが、「MEGAドンキ札幌狸小路」では函館市近郊で製造している小原のガラナ「コアップ ガラナ」（500ml入りペットボトル）を販売しています。函館市近郊の横津岳の天然水と、北海道のじゃがいもを主原料とした甘味料を使用した、天然素材の清涼飲料水です。

日本のウィスキーメーカー「ニッカウヰスキー」のハイボール缶飲料で、北海道のみ限定販売しています。缶をあけると、バニラのような甘いモルトの香りがふわっと感じ、グラスに注ぐとより香りが華やぎます。口にすると炭酸とともに香りが舌の上で弾けて広がるような感覚で、モルトのフルーティーな味わいがじわじわと感じられます。アルコール度数が9%と少々高めなので、一気にスカッと飲むよりもゆったり飲みたい時におすすめの1本です。

北海道は馬産地だけあり、馬油も北海道お土産のひと品にぜひ加えたいです。「MEGAドンキ札幌狸小路」では、クリームのほか、石鹸や化粧水、シャンプーやリンスなどさまざまな馬油製品を売っています。お土産として持ち帰ることを考えると、大きさや重量からクリームや石鹸などがベストかもしれません。

「北海道日高純馬油プレミアムゴールド」は、日頃のスキンケアにおすすめのクリーム。少量でも肌に塗ると保温・保湿効果が期待できると言われています。人気商品ということもあり売切れ必至！ 取材時「MEGAドンキ札幌狸小路」では、「北海道日高純馬油プレミアムゴールド」入口入ってすぐのところに陳列されていましたが、石鹸は品切れでした。

かつて北海道北見地方ではハッカの栽培と精油の一大産地で世界各国に輸出するほどでした。その後合成香料が登場したことで北見地方のハッカ産業はほぼ終息してしまいましたが、近年はお土産品や日用品として復活。ハッカスプレーのほか、クリームやバスソルト、飴などの食品をはじめ、さまざまなハッカ商品が登場して北海道内各地を中心に販売されるようになりました。

「MEGAドンキ札幌狸小路」は、道内各地のお店の中でもハッカ製品の品揃えが豊富！ ハッカ製品のコーナーがあり、スプレーやクリームのほか、バスソルトや飴など、さまざまな製品を手にすることができます。お気に入りを見つけてみてください。

「MEGAドンキ札幌狸小路」は、観光客も地元客も集まるお店だけあり、定番のお土産品のほか北海道民が日常使いをしている商品まで多数並んでいます。今回紹介した20品はもちろん、そのほかにもきっと気になる北海道土産が見つかることでしょう。ありとあらゆる商品を24時間販売しているので、旅行中に急に必要になったものを買いに行くにも便利なお店です。札幌観光でのお土産選びや買い物に絶対おすすめです。

※本記事の情報は2024年2月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。