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世界遺産「白川郷」や新穂高の紅葉を効率よくまわれる、おすすめ2泊3日バスの旅

世界遺産「白川郷」や新穂高の紅葉を効率よくまわれる、おすすめ2泊3日バスの旅

公開日: 2021/03/05

せっかく日本を訪れるのであれば、必ず楽しみたいのが豊かな自然や日本らしい原風景。それに加えて、世界遺産「白川郷」や国宝に指定されている「松本城」など日本の伝統や歴史も合わせて楽しめることで訪日外国人に人気なのが、岐阜県・長野県・石川県などの9県で構成される、日本の真ん中に位置する中部エリアです。

さらに、秋には紅葉がきれいな「新穂高」や温泉が楽しめる「奥飛騨温泉郷」、古い町並みが人気の「飛騨高山」と、魅力溢れるスポットが盛りだくさん。

それらを一度に見てまわるには車が便利ですが、海外での運転が不安な方も多いはず。今回は東京から公共のバスを使って、見どころを効率よく、かつほぼ予約不要で気軽にまわれる、2泊3日のバス旅ルートを実際にレポートしてご紹介します。バスの乗り方や運賃など、参考にしてくださいね。

※新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で交通機関の運行ダイヤや各施設の営業時間が変更または臨時休業をしている場合があります。

  1. 1
    【1日目】7:00頃 国内最大の高速バスターミナル「バスタ新宿」から出発!
  2. 2
    10:30頃 松本着。国宝「松本城」を見学して、「信州そば」を味わう
  3. 3
    15:30頃「平湯温泉」到着。滝と紅葉に癒される
  4. 4
    18:00頃 「匠の宿 深山桜庵」にチェックイン。心ゆくまで山並と飛騨牛を味わう
  5. 5
    【2日目】8:30頃 出発!バスの車窓から北アルプスの絶景を楽しむ
  6. 6
    9:20頃到着。新穂高ロープウェイで空中散歩!
  7. 7
    13:30頃着、飛騨高山観光で外せない「さんまち通り」を散策!
  8. 8
    17:00頃「高山グリーンホテル」にチェックイン。日本庭園や飛騨牛尽くし会席を楽しもう
  9. 9
    【3日目】「白川郷」で日本の原風景に触れる
  10. 10
    9:30頃着、世界遺産「白川郷」を満喫!
  11. 11
    13:35、旅のしめくくりは、日本三名園の「兼六園」や武家文化が残る金沢へ
高山濃飛バスセンター
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【1日目】7:00頃 国内最大の高速バスターミナル「バスタ新宿」から出発!

日本の首都・東京にある国内最大の高速バスターミナル「バスタ新宿」から旅は始まります。1日目は長野県松本市を経由して、岐阜県高山市にある奥飛騨温泉郷のひとつ「平湯温泉」を目指します。

「バスタ新宿」は、東京・新宿と日本全国39都府県300都市を結ぶ高速バスの国内最大のターミナルです。ここから、長野県松本市の「松本バスターミナル」へ向かう高速バスに乗りこみます。運賃は窓口で購入すると片道 3,800円、ネットで予約・購入すると片道3,500円です。

バスタ新宿へのアクセスや当日のチケットの購入方法に関しては、下記の記事をご覧くださいね。

  • バスタ新宿
    • 住所 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 バスタ新宿
      地図をみる
    • 最寄駅 新宿 駅 (湘南新宿ライン / 山手線 / 中央本線 / 埼京線 / 東京メトロ丸ノ内線 / 都営新宿線 / 都営大江戸線 / 京王線 / 京王新線 / 小田急小田原線)
      徒歩2分
    • 電話 00-0000-0000
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10:30頃 松本着。国宝「松本城」を見学して、「信州そば」を味わう

バスに揺られること約3時間、松本バスターミナルで下車します。目的地は日本の国宝に指定されている「松本城」です。

現在まで天守が残っているお城は全国でも12のみ。さらに五重の外部構造を持つ五重天守のうち、松本城は築城400年以上を誇る、日本最古のお城と言えます。壮観な日本の城を間近で見られるだけではなく、お城の中にも入ることができるので、大満足間違いなしです。

  • 松本城
    • 住所 〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1
    • 電話 0263-32-2902
    • 営業時間:8:30~17:00/ゴールデンウィーク期間・夏季期間8:00〜18:00 ※最終入場は終業の30分前まで
      料金:大人700円、小・中学生300円
      定休日:12月29日〜31日(1月1日〜3日は時間変更あり。詳細は公式ホームページをご確認ください)

じっくりお城を見学した後は、風情ある城下町を散策します。お昼時には、松本城近くで信州蕎麦がいただける「蕎麦倶楽部 佐々木」でのランチがおすすめです。標高が高く、気候も冷涼な長野県では昔から蕎麦が栽培され、その美味しさから代表的な郷土料理となっています。

この日はシンプルな「もりそば」をいただきました。天然だしにこだわった蕎麦つゆに、香り高い信州蕎麦を絡めて、豊かな風味をゆっくりと味わいます。また、蕎麦粉を水で溶き、火をかけて練り上げた「そばがき」や、お味噌に具を足して炙った「焼きみそ」も絶品です。地酒やクラフトビールも楽しめますよ。

「もりそば」1,000円(税込)。蕎麦に温かいつゆをかけた「かけそば」や、温泉卵をトッピングした「月見そば」などもある

実施中の新型コロナ感染症対策

店内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店内換気の実施/コイントレイの利用/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い

  • 蕎麦倶楽部 佐々木
    • 住所 〒390-0874長野県松本市大手4丁目8-3
    • 電話 0263-88-3388
    • 営業時間:11:30〜14:00、18:00〜20:00 ※売り切れ次第終了
      定休日: 月曜、日曜夜、火曜夜 ※月曜が祝日の場合は火曜休業
      ※現在、コロナ感染対策として完全予約制とさせていただいております。また、夜は木曜、金曜、土曜のみの営業で、二日前までの予約が必要。5名以上の会食はお断りしています。

14:00頃に再び、松本バスターミナルから濃飛バスに乗車し、次なる目的地、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷にある「平湯温泉」へ向かって出発です。チケットは松本バスターミナルで購入でき、「平湯温泉」までの片道、2,700円です。

  • 松本バスターミナル
    • 住所 〒390-0815長野県松本市深志1丁目2-30
    • 最寄駅 JR松本駅
    • 乗車券販売窓口営業時間:6:00~19:00

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15:30頃「平湯温泉」到着。滝と紅葉に癒される

山道をバスに乗ること約1時間30分、「平湯バスターミナル」に到着しました。

長時間のバス移動だったので、少し運動も兼ねて「平湯大滝」の紅葉を見に行きました。平湯バスターミナルから徒歩約25分で到着します。

例年10月上旬から11月初旬が紅葉の見頃です。落差64メートル、幅6メートルの平湯大滝は、“飛騨三大名瀑”のひとつで、日本の滝百選にも選定されています。

色鮮やかな紅葉には少し時期が早かったですが、紅葉と滝の迫力のコントラストが美しい絶景に癒されました。

  • 平湯大滝
    • 住所 〒506-1433岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
    • 電話: 0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
      散策自由

散策中も見える景色が全て色づいているので、とても気持ちが良いですね。

また、平湯温泉温泉街も風情があるので、ゆっくり歩くだけでも楽しめます。

4

18:00頃 「匠の宿 深山桜庵」にチェックイン。心ゆくまで山並と飛騨牛を味わう

さて、本日宿泊するのは、大胆な木組みの建物が特徴的な平湯温泉の名宿「匠の宿 深山桜庵(みやまおうあん)」。「木と歩き、木と育ち、木こそ我が人生」そう語る飛騨の匠が「後世へ残すべき建物」として、精魂込めてつくりあげたお宿は、客室から山並を望めるのが大きな魅力です。

紅葉の美しさが映える、重厚な雰囲気漂う入口門(画像提供:共立メンテナンス)

多くの客室は和洋室となっており、落ち着きある木の温もりを感じられます。

(画像提供:共立メンテナンス)

まずは3つの源泉が楽しめる温泉でゆっくりと身体の疲れを癒します。玄関先には足湯もあります。※冬季は閉鎖

紅葉を眺めながら入れる露天風呂も(画像提供:共立メンテナンス)

お食事は食事処の囲炉裏テーブルでいただく和会席。飛騨ならではのとれたての山菜や川魚、そしてメインには岐阜県飛騨地方で育てられたブランド和牛「飛騨牛」が登場しますよ。細やかな肉質と美しい霜降りは口の中でとろけます。

和会席の一例(画像提供:共立メンテナンス)

美味しい食事に舌鼓を打ち、天然温泉で身体の芯まで温まる。これぞ、日本の温泉旅館の醍醐味ですね。木の温もりに包まれながら、ゆっくりと眠りにつきました。

実施中の新型コロナ感染症対策

店内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 匠の宿 深山桜庵
    • 住所 〒506-1433岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯229
    • 電話 0578-89-2799
    • チェックイン / 15:00
      チェックアウト / 11:00
      宿泊料金:和洋室2人1室1人25,000円~(1泊2食付。入湯税別)

    空室検索・予約

    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

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【2日目】8:30頃 出発!バスの車窓から北アルプスの絶景を楽しむ

2日目は、北アルプスの雄大な自然と飛騨高山を満喫するプランです。

まずは平湯バスターミナルから8:30頃発の濃飛バスへ乗り込み、「新穂高ロープウェイ」を目指します。チケットは平湯バスターミナルで購入できます。平湯温泉から新穂高ロープウェイまでの片道運賃は910円です。

  • 平湯バスターミナル
    • 住所 〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯628
    • 電話: 0578-89-2351(バス関連)
      営業時間:7:00〜17:30(冬季は16:30まで)

新穂高ロープウェイは岐阜県高山市の奥地、奥飛騨温泉郷・新穂高温泉に位置しており、ロープウェイの先は、日本第3位の標高を誇る「奥穂高岳」を始めとする「穂高連峰」へと続いています。

約40分の乗車ですが、車窓から見える紅葉や温泉街の様子も素敵ですね。

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9:20頃到着。新穂高ロープウェイで空中散歩!

たどり着いた新穂高ロープウェイは日本で唯一の2階建てゴンドラを有する名所です。標高2,156メートルの「西穂高口駅」までロープウェイを乗り継いで上がることができ、北アルプスの雄大な山並みを一望できます。

乗車券は各駅のチケット売り場にて購入可能。また、オンラインチケットストア「Webket」上では24時間、365日いつでも乗車券を買えます。購入するとQRコードが発行されるので、駅の自動発券機で乗車券と引き換えてください。

2020年夏にリニューアルされたばかりの2階建てゴンドラは、旧型に比べてガラス面が広がり、景色が圧倒的に見やすくなっています。鉄塔を通過する際には大きく揺れるものの、安定した乗り心地です。

車内には多言語案内モニターが4台搭載されており、自動放送でも多言語(日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語)案内をしています。海外からのお客様も快適に利用できそうです。

雄大な景色とゴンドラの乗り心地を楽しみながら、西穂高口駅に到着しました。西穂高口駅は地上5階建ての駅舎で、売店や食堂も併設されています。見所はなんといっても屋上にある展望台!西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々を360度の大パノラマで楽しめます。

平湯温泉から新穂高ロープウェイまでの車窓と、新穂高ロープウェイからの景色を動画にまとめました。車窓から見る紅葉や温泉街、ロープウェイからの山並みが素敵ですね。

  • 新穂高ロープウェイ
    • 住所 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
    • 電話 0578-89-2252
    • 営業時間:8:30〜16:45
      料金:第1・第2ロープウェイ連絡 大人 片道1,700円 往復3,000円 / 小人 片道850円  往復1,500円
      定休日:なし(※年1〜2回程度の点検日運休があります)

絶景を満喫したら一路、新穂高ロープウェイから飛騨高山の古い町並みへと向かいます。新穂高ロープウェイから12:00頃発の高山方面行きのバスに乗り込み、約1時間30分の乗車です。「古い町並口」で降りましょう。運賃は片道で2,180円です。

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13:30頃着、飛騨高山観光で外せない「さんまち通り」を散策!

バスを降りたら目の前は、有名な観光地「古い町並み」です。

古い町並みは、江戸時代から現存する建物が連なる、飛騨高山を代表する観光スポット。その中でも特に人気が高いのが、伝統的建造物群保存地区でもある高山市上一之町から上三之町の「さんまち通り」です。

良質な米と水と気候に恵まれ酒造りが盛んな飛騨高山。さんまち通りには歴史ある酒蔵が多く軒を連ね、地酒の試飲を楽しめる

伝統工芸品やお土産物の販売店、飲食店や喫茶店も多く、世代や性別を問わず飛騨高山を楽しめる通りになっています。テイクアウトできるグルメメニューも充実しているので、散策しながら食べ歩きはいかがでしょうか。

「気軽に飛騨牛を食べてもらいたい」という願いから販売している「飛騨牛のにぎり寿し」や、アツアツふわふわの「牛まん 喜八郎」、醤油を付けて香ばしく焼いた「みだらしだんご」などがおすすめです。

テイクアウトで気軽に楽しめる、坂口屋の「飛騨牛のにぎり寿し」 700円(税込)テイクアウト料金/店内料金800円(税込)

この日は座って休憩もしたかったので、「古い町並み」エリアにあるハンバーガー専門店「CENTER4 HAMBURGERS」へ。数量限定販売の名物「飛騨牛ハンバーガー」をチョイスしました。飛騨産の食材にこだわり、もちろんパティは飛騨牛100%!一口かじれば旨みが口の中に溢れます。

飛騨牛ハンバーガー(ポテト・サラダ付き)2,700円(税込)
  • CENTER4 HAMBURGERS
    • 住所 〒506-0844 岐阜県高山市上一之町94
    • 電話 0577-36-4527
    • 営業時間:ランチ 11:00〜14:30(L.O) / ディナー17:30〜20:00 (L.O)
      定休日:水曜日、年末年始

史跡や匠の技術を堪能できるスポットも

また、古い町並み近くには見逃せない観光スポットがもう一つあります。江戸時代、幕府から派遣された代官や郡代が働いていた役所「高山陣屋(たかやまじんや)」です。
江戸時代が終わる1860年頃には全国で60数か所あったといわれるこのような役所のうち、当時の主要建物が残っているのは高山陣屋だけとなるため、国史跡に指定されています。

高山陣屋ではボランティアによる施設内の無料ガイドも実施されています。英語のガイドもいますが、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一時中止となっています。それでも、手入れされた中庭は美しく、その歴史や建造物の魅力も含めて、高山陣屋をじっくりと堪能することができました。

実施中の新型コロナ感染症対策

施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/店内換気の実施/スタッフのマスクおよびフェイスシールド着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入場制限の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/岐阜県感染警戒QRシステムへの登録のお願い

  • 高山陣屋
    • 住所 〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
    • 電話 0577-32-0643
    • 営業時間:3月1日〜10月31日(8月除く)8:45〜17:00 / 8月1日〜8月31日 8:45〜18:00 / 11月1日〜2月28日 8:45〜16:30
      料金:個人 440円 / 高校生以下は無料(団体割引あり)
      定休日:12月29日~1月3日

そのほかにも、日本三大美祭の一つ「高山祭」で使用される絢爛豪華な祭屋台が展示されている「高山祭屋台会館」や、合掌造りを始めとする飛騨の古い貴重な家屋が移築・復元された「飛騨の里」など、まだまだ見所がたくさん。

飛騨牛をもっと味わいたいという人には、JR高山駅から徒歩約1分の飛騨牛焼肉専門店「味蔵天国」も外せないスポットかもしれません。時間に余裕のある場合は、ぜひ延泊して飛騨高山をたっぷり味わい尽くしましょう。

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17:00頃「高山グリーンホテル」にチェックイン。日本庭園や飛騨牛尽くし会席を楽しもう

町並みを散策した後は、JR高山駅へと向かいます。さんまち通りから徒歩で約10分です。JR高山駅から出る無料のシャトルバスに乗り込み、本日の宿泊先である「高山グリーンホテル」へとチェックインします。
※JR高山駅から高山グリーンホテルまでは徒歩でもアクセス可能です(徒歩約6分)。

(画像提供:高山グリーンホテル)

高山グリーンホテルは、飛騨高山を代表する有名ホテル。ロビーや客室の美しさもさることながら、ラウンジからは手入れの行き届いた日本庭園を鑑賞できます。

(画像提供:高山グリーンホテル)

高山グリーンホテルの客室は、和室から洋室まで幅広く取り揃えられています。ゆったりとしたレイアウトに、飛騨で作られた上質な家具も合わさって、くつろぎの空間が実現されています。

東側と北側のコーナーに位置するスイート和洋室は、広い窓面から飛騨高山の景色を一望できる(画像提供:高山グリーンホテル)

高山グリーンホテルの多くのスタッフは、英語はもちろん、中国語も堪能。様々な言語に対応できるスタッフもいるので、安心してくつろげるのも大きな魅力でしょう。

食事は、飛騨牛をふんだんに使用した「飛騨牛尽くし会席」がおすすめです。朴葉味噌焼き(ネギやキノコを加えた味噌を朴の葉の上で焼いた料理)に蒸篭蒸し、ローストビーフにしぐれ煮(牛肉に生姜を加えて、しょうゆや砂糖で甘辛く煮詰めた料理)と、飛騨牛を大満喫できるコースです。

(画像提供:高山グリーンホテル)

個室で食べることができるので、プライベート空間でゆっくりと楽しむことができました。もちろん、天然温泉も欠かせません。規模が自慢の「本陣大浴殿」や、四季折々の美しさも一緒に楽しめる「庭園露天風呂」では贅沢なひと時を過ごしました。

庭園露天風呂には檜風呂のジャグジーもある(画像提供:高山グリーンホテル)

また、高山グリーンホテルの敷地内にある「飛騨物産館」は、7,000点を超えるお土産物が揃っている、まるでお土産物のミュージアム!高山市随一の品揃えは、ぐるっと見て回るだけでもとても楽しめます。お買い物に加えて、飛騨の民芸品「さるぼぼ」作りや、塩せんべい焼きの手作り体験コーナーもあるので、飛騨高山の思い出話の一つに試してみては?

高山グリーンホテルが運営するYouTubeチャンネルでは、飛騨高山を中心におすすめ観光スポットの魅力を凝縮し、映像に収めています。明日はどこに行こうか?映像を観ながら計画を立てるのも楽しいですよ。

身体も心も大満足の中、飛騨高山の夜が更けていきます。

実施中の新型コロナ感染症対策

店内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 飛騨高山温泉 高山グリーンホテル
    • 住所 〒506-0031 岐阜県高山市西之一色町2-180
    • 電話 0577-33-5500
    • チェックイン:天領閣 15:00~/桜凛閣 14:00~
      チェックアウト:天領閣、桜凛閣 ~11:00
      宿泊料金:2人1室1人10,450円~(1泊2食付。税・サ別)

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【3日目】「白川郷」で日本の原風景に触れる

3日目は世界遺産「白川郷」を観光し、ゴールの石川県金沢市へ向かいます。

まずは高山濃飛バスセンターから9:00頃発の高速バスに乗り込み、白川郷へ。飛騨高山から白川郷への特急バスは1日に往復20本程度運行しています。運賃は片道2,600円、往復券は4,600円。乗車時間は約50分、飛騨高山からあっという間に到着するお手軽さも魅力の一つです。

  • 高山濃飛バスセンター
    • 住所 〒506-0026 岐阜県高山市花里町6-125
    • 電話 0577-32-1688
    • 営業時間:9:00〜17:00

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9:30頃着、世界遺産「白川郷」を満喫!

9:30頃着、世界遺産「白川郷」を満喫!
v写真提供:岐阜県白川村役場

岐阜県大野郡白川村にある人気の観光地「白川郷」は、1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、さらに1995年には富山県の「五箇山」と共に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、ユネスコの世界遺産文化遺産)に登録されました。まさに日本の原風景であるその美しい景色を見るべく、国内外問わず多くの観光客が訪れます。

毎年11月上旬頃には、火災に備えた一斉放水の訓練が行われる

白川郷の特徴は「合掌造り」。合掌造りとはその名の通り、まるで掌を合わせた形のように木の梁を組んだ建築様式を指しています。冬季の積雪量が多い白川郷ですが、釘などを使用せずに巧みな技術を用いて木材を組み合わせることで、負荷に耐える柔軟性を生んでいます。

冬のライトアップの様子(写真提供:岐阜県白川村役場)

白川郷の魅力や景観といえば、数々の合掌造りが立ち並ぶ「荻町合掌造り集落」が象徴的です。ぐるっと歩いて回ると1時間ほどの小さな集落に、合掌造り家屋は約60棟(主屋)、喫茶店やお食事処、お土産屋さんも多く軒を連ねていました。散策して写真撮影するだけでも長い時間楽しめますよ。

1971年に発足された「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」により、合掌造り家屋を「売らない」「貸さない」「壊さない」の三原則の住民憲章のもと、保存運動が推進されてきました。そのため、今でも多くの合掌造り家屋では住民が生活しており、その息遣いを感じられるのが大きな魅力です。この日も多くの地域住民にお会いしました。「こんにちは」と挨拶することをお忘れなく。

この日はバスターミナルからすぐの場所にあり、国の重要文化財に指定されている「和田家」を観光しました。合掌造り家屋の中でも最大規模を誇る和田家は、有料で館内を見学できます。囲炉裏を設けた大広間や装飾の美しい仏間、屋根裏の様子などを見られるのは貴重な機会でした。

  • 和田家
    • 住所 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町山越997
    • 電話 05769-6-1058
    • 営業時間:9:00〜17:00
      入館料:大人 300円 / 小人 150円

和田家を見学した後は、東側にある坂道を10分少々登ります。登りきった先には、「城山展望台(荻町城跡展望台)」があります。荻町の合掌造り集落を一望できる絶景は必見の価値ありです!

  • 白川郷(白川郷観光協会)
    • 住所 〒501-5627岐阜県大野郡白川村荻町1086白川郷バスターミナル内
    • 電話: 05769-6-1013(9:00~17:00)
      散策自由

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13:35、旅のしめくくりは、日本三名園の「兼六園」や武家文化が残る金沢へ

白川郷を観光した後、次の目的地は様々な選択肢があります。標高3,000m級の山々が連なる立山連峰を有する「富山県」へ向かうもよし、飛騨高山を経由して「東京」へ戻るのもよし、南下して「名古屋」から「大阪」「京都」へと向かうもよしと、様々なルートで有名観光地へとアクセスできます。日本の中心部に位置する中部エリアだからこその魅力ですね。

今回は、日本三名園のひとつである「兼六園」や武家屋敷が有名な石川県金沢市へと向かいます。この旅の最終スポットです。

白川郷のバスターミナルから12:20頃発のバスに乗車し、「金沢駅前(東口)」に13:40頃に到着。白川郷から金沢への特急バスは1日に往復10本程度運行しています。白川郷から金沢までのバスは全て予約便となりますので、高山濃飛バスセンターや白川郷バスターミナルなどで乗車前に座席の予約をしましょう。乗車時間は約1時間15分。運賃は片道2,000円、往復券は3,600円です。

石川県の中心に位置する金沢市は、金沢城の城下町として栄えた歴史を持ち、今でも残る武家文化が魅力です。「ひがし茶屋街」をはじめとする、3つの有名な茶屋街もあり、日本の江戸時代の花街文化を垣間見ることもできます。

金沢の街歩きを楽しんだ後は、金沢の観光スポットの代名詞、日本三大庭園のひとつ「兼六園」へ。日本庭園の象徴のようなスポットである兼六園では、広大な敷地内に、池や築山、茶屋などが点在しており、四季折々の景色を散策しながら眺められます。日本の美をじっくり鑑賞できました。

  • 兼六園
    • 住所 〒920-0936石川県金沢市兼六町1
    • 電話 076-234-3800
    • 営業時間:3月1日~10月15日  7:00~18:00
      10月16日~2月末日 8:00~17:00
      料金:大人(18歳以上) 320円
      小人(6歳から18歳未満) 100円
      定休日:年中無休(時雨亭除く)

この旅の締めくくりは、金沢市民の台所と称される「近江町市場」です。北陸の新鮮な魚介や、野菜、果物を買ったり、その場で食べたりと活気のある雰囲気を楽しみました。そして、一番のお目当は、金沢グルメ「海鮮丼」!器いっぱいに盛られた、日本海で採れた新鮮な海の幸を丸ごといただきました。どの海鮮丼のお店も連日行列必須ですが、行列に並んででも食べる価値がある美味しさです。

  • 近江町市場
    • 住所 〒920-0905 石川県金沢市上近江町50
    • 電話 076-231-1462
    • 営業時間・定休日:各店舗による

お腹も心も大満足で、中部エリアバス旅を終えました。
このまま金沢から北陸旅を楽しんだり、飛騨高山へ戻って再びバスで東京を目指したりと選択肢は様々です。バスではなく、北陸新幹線を利用して長野、東京へ戻る電車旅も一興ですね。

いかがでしたか?新宿を出発して、世界遺産・白川郷や新穂高の紅葉風景温泉など、中部エリアをとことん満喫した2泊3日のバスの旅。紅葉の季節には、移動中バスの車窓からの眺めが楽しめるのも嬉しいポイントです。また、時間があれば気になるポイントで途中下車してみたり、バスを利用している地元の日本人と交流したりとバスならではの自由さとフレンドリーさがやみつきになるはず。

本記事を参考に、ぜひ日本ならではのバス旅時間をお過ごしください。

※本記事は2020年11月取材時の情報です。
※状況により、サービスや価格の変更、営業時間の変更等がされている場合があります。最新情報は掲載施設の各公式ホームページ等でご確認ください。

Text by: 丸山純平

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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