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[MOVIE] プリクラ:最高に楽しいフォトブース

[MOVIE] プリクラ:最高に楽しいフォトブース

更新日: 2017/12/29

日本に来て、大人気の「プリクラ」にトライすることなく帰ることなんて考えられない!プリクラとは撮った写真でシールが作れる写真ブースのこと。数分で最高に楽しい思い出とお土産を持ち帰ることができるはず。しかも一般的な証明写真のような写真ブースとは異なり、面白いポーズで撮ったり、写真にデコレーションを施したりできるのが、プリクラの醍醐味だ。
今回、LIVE JAPANではプリクラ機が豊富に揃った新宿のタイトーステーション(ゲームセンター)を訪問。実際にプリクラにトライしつつ、プリクラを思う存分楽しむ方法を紹介しよう。

プリクラとは?

プリクラとは?

そもそも「プリクラ」とは「プリント倶楽部」の略語で、シールを作れる写真ブースや、またその写真そのものを指す。一般的な写真とプリクラとの違いは、仕上がりの美しさが最優先されること。プリクラ独自のソフトフォーカス効果は、被写体からシミやソバカスを消し去り、ほんのりピンクの美肌に写し出す。欠点をカバーする技術によって、「カワイイモデル」に近づけることができるのだ。さらに、友人や大切な人と写真を撮る行為そのものもよい思い出になる。
撮影した後、写真をデコレーションすることもとても面白い。デコレーションについては、また後ほど詳しく説明しよう。

まずはプリクラの歴史について簡単に説明しよう。プリクラの初代機は90年代半ばに開発され、爆発的なヒットとなった。日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)によると、人気がピークを迎えた2002年には日本全国に約3万6000台ものプリクラ機が設置されていたという。2010年には約1万5000台に減少してはいるものの、それでもかなりの台数だといえるだろう。

さて、日本全国にプリクラがあることはお分かりいただけただろうが、どこへ行けば見つかるのだろうか?疑問に思った方は、迷わずゲームセンターに足を運んでみよう。大規模なゲームセンターでは、様々な種類のプリクラを設置した専用のフロアを備えているところが多い。

プリクラ機をチョイスしよう

プリクラ機をチョイスしよう

タイトーステーションで私たちがチョイスしたのは、「Cyun’t」という最新のプリクラ機。このプリクラの正式名称は「Cyun’t(キュント)~恋するプリ~」で、一般的には「Cyun’t」と略してよばれる。ちなみに「キュン」とは漫画などによく登場する、胸のときめきを表した擬音語のこと。また「Cyun’t」には撮影した画像を認識して、被写体そっくりに漫画のキャラクター画像を作成する「プリキャラミー」という機能が付いている。

プリクラの使い方

プリクラの使い方

マシンをチョイスしたら、まず硬貨を入れよう。今回はプリクラの平均価格の400円だった。続いて写真を撮る人数を選択する。オプションでは2人、あるいは3人以上から選ぶことができた。もちろん1人で撮ることも可能だ。私たちは2人をチョイスした。そして男性か女性かを選ぶオプションが続く。今回は私たちはどちらも女性。「男性」を選択すると、「プリキャラミー」作成の際に、男性のキャラクターを作成することができる。

さらに、いくつかのヘアスタイルが提示された。いずれかを選択すれば、独自のキャラクターが作成できるというわけだ。また機種によっては、「カワイイ」「クール」などのイメージを選択することもできる。ただ、どれを選んでも間違いというわけではないので、すべてのオプションを理解できなくても混乱する必要はない。さあ、オプションを選び終えたら、いよいよ撮影タイムだ。

「キュン」とポーズをキメて!

「キュン」とポーズをキメて!

写真を撮るといえば、「カメラを覗き込んで、チーズと言うだけ・・・」と思いきや、プリクラはまったく別次元のものといってよい。ブース内はまるでアニメの世界のよう。大音量のJ-POPが流れ、「カメラを見て!3、2、1!」という陽気な声が響き渡る。そしてカメラがシャッターを切るたびに、目の前のスクリーンにはポーズをキメたモデルが映し出される。ぜひとも、そのポーズを真似てみよう。

もちろん、自分の好きなポーズで撮っても構わない。とにかく重要なのは楽しむことだ。撮り直し可能な機種もあるが、注意すべきは時間が限られているということ。この限られた時間こそが非常に面白く、ときに滑稽な仕上がりにつながるのがプリクラというものだ。

私たちは「カワイイ」ポーズをチョイスし、猫とハートの形を作るつもりだった。結果的にはイメージ通りの仕上がりにはならなかったが、そんなことはともかく、最高に楽しかったのだ!

写真デコも自由に!

写真デコも自由に!

ファッションモデルになったかのような気分になり高揚感漂う中、スクリーンにはブースを出るように提示がされた。続いては写真のデコレーションだ。ブースのコーナーの隣には、かわいく撮れた写真をさらに編集するための小さなブースが設けられている。ここではお好みのスタンプを写真に貼り付けたり、写真をレイアウトしたり、さらには目を大きくするといった編集(これは標準的なプリクラの機能)ができる。

用意されたスタンプの数は、動物や食べ物など数え切れないほど!タッチペンで絵やメッセージを描くことも自由自在だ。案内は英語対応可能。
ただし、制限時間があるので、残り時間を意識しながらデコして!

制限時間が過ぎたら、マシンの外に出てプリントをピックアップして。その場で写真を分割したい場合は、ハサミが置かれたテーブルを探そう。
自由にカットして、手帳にスマホに好きなところに貼り付けて!
日本に来たら、ぜひともプリクラにトライしてほしい!

掲載取材協力:フリュー株式会社、タイトーステーション 新宿東口店

Written by:
Holly Neslusan
Holly Neslusan

アメリカのマサチューセッツで育ち、新たな冒険と、おいしい緑茶を探しに日本へやってきました。様々なことを追求し、そして書くことを通じて、大都市・東京で私だけの生き方をみつけることができました。

※記事掲載時の情報です。
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