
日本に旅行に来たら、やっぱり日本らしさを実感できる場所に遊びに行きたいもの。日本旅行のアクティビティの中で密かな人気を誇っているのが日本のゲームセンターです。圧倒的ハイクオリティかつ、斬新なゲームが楽しめ、「日本のエンタテインメントは一味もふた味も違う」と、外国人観光客にとって驚きの対象となっているようです。
■SEGAは世界でも認知されている人気ゲームメーカーだ!

日本を代表するゲームセンターとして多くの人が思い浮かべるのが、「SEGA」ではないでしょうか。秋葉原だけでも5軒の店舗が並ぶSEGAは、1960年代からさまざまな業務用アミューズメント機器を開発・製造してきた会社です。1985年にはUFOキャッチャー®(以下UFOキャッチャー)を開発し、1988年に家庭用ゲーム機「メガドライブ」を発売したSEGAは、日本のゲーム文化の発展を担ってきました。現在も日本各地に多くの施設を展開し、ゲーマーたちに親しまれています。青いハリネズミのキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグも世界的に有名で、2020年には実写映画『ソニック・ザ・ムービー』が公開されることになっています。
■中国人女性が秋葉原SEGA3号館へ!

そんなSEGAの世界を、ぜひとも多くの外国人の方にもご紹介したい…、ということで、中国・広州出身の秦さんがSEGAのゲームセンターを初体験する様子を伝えていきます。
今回訪れたのは、「セガ 秋葉原3号館」。JR秋葉原駅の電気街口より徒歩3分、中央通り沿いに位置するゲームセンターです。秋葉原には1〜5号館までそれぞれにコンセプトを有した5つのSEGAがあります。今回訪れる3号館の特徴は、なんといってもUFOキャチャーが充実していること。1階から3階までさまざまなUFOキャッチャーがところ狭しと並んでいます。4階・5階には最新の音楽ゲームやシューティングゲームなどがあり、6階の「SEGA VR AREA AKIHABARA」ではリアルなVRゲームを体験することができます。
秦さん:「中国にもゲームセンターはありますが、ここまで大きなゲームセンターはあんまりないですね。こんな大きなゲームセンターがいっぱいあるなんて、やっぱり秋葉原ってすごい!」
■なんと1~3階が全部UFOキャッチャー!!

この3号館のUFOキャッチャーの中には、男性向けから女性向け、アニメ系からアイドル系まで、ありとあらゆるグッズが入っています。ディズニーやポケモンのキャラクターなどは、外国人観光客からも大人気だそう。さらに、「ラブライブ!」の聖地・秋葉原ということもあり、「ラブライブ!」関連のグッズも男女問わず人気があるそうです。店内には「ラブライブ!」の声優さんがサインを書いたUFOキャッチャーの筐体もありました。

秦さん:「UFOキャッチャーは初めてです。うーん、なんだか難しそう…。あ、このぬいぐるみ、かわいいですね!」
さて、秦さん、「ラブライブ!」の松浦果南ちゃんのぬいぐるみが気に入ったよう。さっそくチャレンジしてみることに…。

秦さん:「え、どうすれば?それぞれのボタンは1回しか押せないの?えー、ぜんぜんうまくいかない!」
初めてのUFOキャッチャー体験、あえなく撃沈…。果敢に2回目にチャレンジしますが、2回目も…。
■全然取れない……人は必見。UFOキャッチャーでゲットするテクニック!

そんな秦さんを見かねたのか、イケメンスタッフ・のんさんが現れました。
一部では“UFOキャッチャー王子”の異名を取るスタッフさん。この3号館のUFOキャッチャーフロアを担当しているそうです。

■【UFOキャッチャーテクニック①】欲しい景品の場所が悪かったらスタッフに声をかけてみて

王子:「秦さん、UFOキャッチャーは初めてなんですか?せっかくなのでUFOキャッチャーのコツをお教えしましょう」
王子:「欲しいぬいぐるみはどれですか?これですね。OK、待ってて」
すると鍵を使って筐体を開け、狙ったぬいぐるみを山の上においてくれました。え、これってズルじゃないの?大丈夫?
王子:「大丈夫ですよ。欲しいグッズをスタッフに言ってくれれば、そのグッズを取りやすい位置に置きますからね。遠慮なく声をかけてください」
盛りの大きい山のてっぺんにおかれたぬいぐるみ、どこを狙えばいいのでしょうか…。
■【テクニック②】景品をつかむではなく、引っ掛けるイメージを持とう

王子:「アームでつかむのではなく、ぬいぐるみの体に引っ掛けるように意識してください。ぬいぐるみの重心を意識しながら、ひっかけて転がすイメージですね、これなら、体の部分にアームをひっかける感じかな」

王子の助言に従ってぬいぐるみの体部分にアームをひっかけた秦さんですが、ぬいぐるみはすぐに下に落ちてしまいました。残念…。
■【テクニック③】一発勝負ではなく、複数回でゲットするプロセスを考えよう

王子:「1回で取るのは僕でも無理ですから。景品をひっかけて少しずつ転がして、徐々にダクトに近づけていけばいいんです。何回かかけてダクトのところまで持ってきてください。僕でも、だいたい5回くらいはかかるかな」
アドバイスを聞いた秦さん、6度目のチャレンジで、無事ぬいぐるみをゲットできました!

秦さん:「最初は難しいって思ったけど、何回かかけて取るものだって言われて安心しました(笑)。取れてよかった〜。なんだかハマりそうです(笑)」
王子:「ぜひまた遊びに来てくださいね」
爽やかな笑顔を残し、王子は仕事に戻っていきました。

SEGAのゲームセンターに置かれたUFOキャッチャーは、すべて現金と交通系ICカード、楽天Edyやnanaco、WAONなどの電子マネーでの支払いが可能です。小銭の必要がないので、日本のコインに慣れない外国人観光客にもわかりやすいかもしれませんね。店内でチャージも可能です。
■最新のアーケードゲームもすごいことになってる!!

UFOキャッチャーを堪能した秦さん、4階に移動して最新リズムゲーム「maimai
でらっくす」にチャレンジすることに。

7月に稼働が開始されたばかりのこの「maimaiでらっくす」、旋回する音と光に合わせて円の形をした高精度LED付きのオリジナルコンソールをタッチしたりスナップしたりするリズムゲームです。日本の歌謡曲やヒット曲、SEGAのオリジナル曲などに合わせ、ゲームを楽しむことができます。
「maimaiでらっくす」の操作はかなり複雑。あまりリズムゲームをやったことがないという秦さん、かなりマゴマゴ…。
「えー、わかんない!ここ?この光?なにこれ?」

マゴマゴしてはいましたが、リズムに合わせてプレイするこのゲーム、かなり楽しかったようです。
「楽しかった!運動してる感じもありますね(笑)」
この秋葉原のSEGAは、ゲーマーにとっての聖地でもあるそう。全国ランキングの上位に入るトップランクのゲーマーたちが全国から集まり、いろいろなゲームで腕を競っているそうです。
この日も、秦さんの隣の台では凄まじいテクニックを発揮しながら、「maimaiでらっくす」をプレイしているゲーマーがいました。トップランカーたちのスーパーテクニックを間近で見ることができるのも、秋葉原のアーケードならではなのです。
「maimaiでらっくす」の他にも最新ゲームが揃ったSEGAでは、週末などには人気ゲームに待機列ができることも。他の人のゲームの様子を見て学びながら、並んで自分の番が来るのを待ちましょう。
■VRゲームにも初挑戦。技術の進化がすごすぎる

最後に、秦さんは6階のVRゲームのフロア「SEGA VR AREA AKIHABARA」にやってきました。ここでは5種類のVRゲームを体験することができます。ここで秦さんはウォーキング型VRゲーム『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』(以下 モータルブリッツ)
を体験することに。
この「モータルブリッツ」、バーチャル空間で襲い来るエイリアンと戦うゲームです。VR用のゴーグルと、センサーなどを内蔵したベスト、そして銃を装備して、ゲームの世界にダイブします。

このVR用のゴーグルをつけると、視覚と聴覚の作用で別の世界に入り込んだようなVR体験をすることができます。フリーローミング型といって自分で足を動かさないと、ゲームが展開していかないので、怖がりな人がプレイすると時間がかかってしまうそう。早い人は8分、普通は12分くらいかかるそうです。

秦さん、途中で悲鳴をあげたりしながらも、冷静にゲームを進めていきます。銃を構える姿も、なかなか堂に入ったもの。キマっていますね。
15分かかってゲームの世界から戻ってきた秦さん。かなり興奮しています。
「怖かった!もう、途中でやめたかったですよ〜!早く終わればいいのにってずっと思ってました。何時間くらいやってました?え?15分?映画を一本観たくらい、長く感じました。怖かったけど、いい体験にはなったかな」

VRゲームの世界を本物の世界のようにリアルに感じたようで、しばらくVR酔いで足が震えていました。
この「モータルブリッツ」は1プレイ2000円。日本語のほか、英語、中国語、韓国語にも対応しているので、外国人観光客も安心して楽しむことができますね。

「SEGA VR AREA AKIHABARA」には他にも4つのVRゲームがあり、対応言語や価格などはそれぞれに違っています。プレイ前にスタッフに確認してみるといいでしょう。また、このフロアの支払いは現金のみとなるので、日本円を用意していきましょう。
■秋葉原は日本のアーケードの聖地!ぜひ一度は体験を
「やっぱり日本のゲームセンターはすごいですね。あんなにUFOキャッチャーが並んでいるのもすごいし、リズムゲームとかVRゲームも、まさに最先端って感じです。私は今日が初めてだったけど、日本旅行に来て、ゲームセンターに来たくなる気持ちもよくわかりました。UFOキャッチャーも楽しめて、さらにおみやげのぬいぐるみもゲットできて、一石二鳥ですね」
SEGAだけでも5つのゲームセンターが揃った秋葉原は、まさに日本のアーケードの聖地と言えるでしょう。秋葉原を訪れた際には、ぜひSEGAのアーケードで日本のゲームセンターを体験してみてください。
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セガ 秋葉原3号館
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-11-11
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最寄駅
秋葉原 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 東京メトロ日比谷線 / つくばエクスプレス / 総武線)
徒歩2分
- 電話 03-5297-3601
-
住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-11-11
※秋葉原にはSEGAがまだまだある!
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セガ 秋葉原1号館
-
住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-10-9
-
最寄駅
秋葉原 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 東京メトロ日比谷線 / つくばエクスプレス / 総武線)
徒歩2分
- 電話 03-5256-8123
-
住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-10-9
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セガ 秋葉原2号館
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-15-1
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最寄駅
秋葉原 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 東京メトロ日比谷線 / つくばエクスプレス / 総武線)
徒歩2分
- 電話 03-3252-7528
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-15-1
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セガ 秋葉原4号館
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-15-9
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最寄駅
秋葉原 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 東京メトロ日比谷線 / つくばエクスプレス / 総武線)
徒歩1分
- 電話 03-3254-8406
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-15-9
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セガ秋葉原5号館
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-10-1 吉葉無線ビル
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最寄駅
秋葉原 駅 (京浜東北線 / 山手線 / 東京メトロ日比谷線 / つくばエクスプレス / 総武線)
徒歩3分
- 電話 03-3255-2168
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住所
101-0021 東京都千代田区外神田1-10-1 吉葉無線ビル
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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