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【東京フリーきっぷの使い方まとめ】賢く使えばお得!いろいろな1日乗り放題乗車券

【東京フリーきっぷの使い方まとめ】賢く使えばお得!いろいろな1日乗り放題乗車券

更新日: 2024/02/02

各電鉄会社から出ている「東京フリーきっぷ」などの1日乗り乗車券。上手に使えば交通費の節約にもなるので、賢く選んで積極的に利用しよう!

1日乗車券とは?

1日乗車券とは?

1日乗車券とは、1日のみ、その乗車券を発行した鉄道・バス会社の指定された路線において、何度でも乗り降りが自由にできる乗り放題乗車券のことである。

1日乗車券の購入方法と使い方

1日乗車券の購入方法と使い方

各社によって駅の自動券売機で購入できる場合と、窓口で購入する場合がある。1日乗車券は、購入した日限定で乗り放題になるのが基本。1日乗車券を手に入れたら、後は自動改札機を通すか有人の改札口で駅員に乗車券を提示して乗降すればよい。特典がついているものは、対象の店舗に1日乗車券を提示するとサービスが受けられる。

以下で、主な1日乗車券を紹介する。

JR東日本の1日乗車券(都内)

JR東日本の1日乗車券(都内)

JR東日本の鉄道は、東京都内全域を行き来したいときに便利、また種類も多いので日程や行動範囲に合わせて選択が可能。

・都区内パス
区内パスは東京都の23区内のJR普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り放題。

・東京フリーきっぷ
東京フリーきっぷは東京23区内のJR普通列車(快速含む)の普通車自由席、さらに東京メトロ線全線、都営地下鉄線全線、日暮里・舎人ライナー、都電、都バスと殆どの乗り物が乗り放題。

・休日おでかけパス
土日祝日および、4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の期間で使える。追加の料金を支払うと特急や新幹線にも乗車ができる。

各駅のみどりの券売機・みどりの窓口などで購入可能。

東京メトロの1日乗車券

東京メトロの1日乗車券

東京メトロは東京23区の細やかなエリアを網羅しており、都内観光に便利な有効期限3日間の乗車券もある。

・東京メトロ24時間券
初回に改札を通ってから、24時間東京メトロ全線が乗り放題。有効期限は、たとえば15時に使用開始で改札を通ったら、翌日の15時まで利用可能。

・Tokyo Subway Ticket(24-hour~72-hour)
改札を通ってから24時間~72時間、東京メトロ線全線および都営地下鉄線全線が乗り放題。

・東京フリーきっぷ(JR共通)
東京フリーきっぷは東京23区内のJR普通列車(快速含む)の普通車自由席、さらに東京メトロ線全線、都営地下鉄線全線、日暮里・舎人ライナー、都電、都バスと殆どの乗り物が乗り放題。

東京メトロ線各駅の券売機で購入可能。

東京都交通局の1日乗車券

東京都交通局の1日乗車券

東京都交通局は、都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーを運営。都営地下鉄は、浅草新宿渋谷など、都内の主要エリアを移動できる1日乗車券があり、都電は東京の下町を観光できる1日乗車券がある。また、都営バスが1日に限り乗り放題になる乗車券も発売している。

・都営まるごときっぷ
都営地下全鉄、東京さくらトラム(都電荒川線)、都営バス、日暮里・舎人ライナーが1日乗り放題になる。

・都電1日乗車券
東京さくらトラム(都電荒川線)で1日乗り放題。利用当日に限り、提携のお店やレストラン、美術館などで特典がついている。

・都電IC1日乗車券
フリー区間は都電1日乗車券と一緒だが、PASMOとSuicaなどのICカードでも購入できる。特典は受けられないが、ICカードを使うので、切符の出し入れが不要。

・都営バス一日乗車券 / 都営バスIC一日乗車券
23区内の都営バス(江東01系統を除く)が、1日に限り何回でも乗車できるチケット。都営バスIC一日乗車券は、PASMO、Suica(モバイルPASMO、Apple PayのPASMO、モバイルSuicaも含む)に発売。

都営地下鉄の1日乗車券は、各駅の自動券売機と、都営バス・都電の車内で購入可。都電の1日乗車券は、都電車内で購入できて、前売りの発売場所でも購入できる。

東急電鉄の1日乗車券

東急電鉄の1日乗車券

東急電鉄は、行きたいエリアによって変わる1日乗車券を発売。

・東急ワンデーオープンチケット
東急線のすべてが乗り放題になる。

・トライアングルチケット
渋谷自由が丘、二子玉川という人気のスポット「トライアングルエリア」の区間が1日乗り放題になる。

・東急江の島・鎌倉フリーパス
「東急田園都市線各駅から中央林間駅までの往復」、「小田急江ノ島線中央林間駅~藤沢駅までの往復+藤沢駅~片瀬江ノ島駅間1日乗り降り自由」、「江ノ島電鉄全線1日乗り降り自由」がセットになったお得なチケット。提携のレストラン、お寺や水族館で特典がついている。


ほとんどは東急線各駅の券売機で購入可能。ただし、一部の駅や世田谷線では買えない。

京急電鉄の1日乗車券

京急電鉄の1日乗車券

京急電鉄の1日乗車券は、空港からの移動を意識したものと、観光に特化したものがある。

・東京1DAYきっぷ
京急線各駅~品川の往復乗車券(品川~泉岳寺は乗り降り自由)と都営地下鉄全線、日暮里・舎人ライナー、都バス(一部除く)の1日乗車券がセットになったきっぷ。

・京急羽田・ちか鉄共通パス
羽田空港国内線ターミナル」駅または「羽田空港国際線ターミナル」駅から「泉岳寺」駅までの片道乗車券と都営地下鉄全線、東京メトロ全線が1日乗り放題。

羽田空港から使う1日乗車券は羽田空港内の各駅の自動券売機で販売。その他は京急各駅の自動券売機で購入可能。

東武鉄道の1日乗車券

東武鉄道の1日乗車券

東武鉄道は、都内を観光するなら行っておきたいスポットを含めたお得な乗車券を発売。

東京スカイツリー(R) 周辺散策フリーきっぷ
東京スカイツリーと、浅草など周辺地域を散策できる1日乗車券。

浅草下町フリーきっぷ
東京の「下町」と呼ばれるエリアと循環バス「めぐりん」の一日乗車券。北千住浅草間、曳舟~亀戸間、曳舟~押上間が乗り降り自由。

チケットごとに購入できる沿線が違ったり、東武トップツアーズでしか購入できなかったりするチケットもある。有効期限1日。

小田急電鉄の1日乗車券

小田急電鉄の1日乗車券

小田急電鉄は、神奈川県内を中心とした人気の観光エリアでお得になる1日乗車券を発売。

・小田急・世田谷線散策きっぷ
小田急線と世田谷線が乗り放題。都内の下町情緒が味わえる。

箱根旧街道・1号線きっぷ
小田急の往復割引券と、箱根登山線および箱根登山バスが乗り放題。

購入場所は各駅の自動券売機、小田急トラベル各営業所などである。切符の種類によっては特定の駅窓口でしか販売していないものもある。

西武鉄道の1日乗車券

西武鉄道の1日乗車券

西武鉄道は、埼玉県の名所を巡りやすい1日乗車券を発売している。

・小江戸・川越フリークーポン
西武線各駅から「本川越」駅までの往復乗車券と、小江戸巡回バスの乗り降りが自由。

・川越アクセスきっぷ
「西武新宿」駅と「高田馬場」駅から「本川越」駅までの往復乗車券と往復特急券がセット。全席指定、リクライニングシートの特急小江戸号が利用できる。

・秩父フリーきっぷ
西武線発駅から「西武秩父」駅までの往復乗車券と、「芦ヶ久保」~「西武秩父」駅間と秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口駅間)が2日間乗り降り自由となる乗車券。

西武各駅の券売機で購入可能だが、川越アクセスきっぷは「西武新宿」駅と「高田馬場」駅のみの限定販売。

京成電鉄の1日乗車券

京成電鉄の1日乗車券

京成電鉄の1日乗車券は、東京の下町巡りに便利な乗車券だ。

・下町日和きっぷ
京成線の都内エリアが乗り降り自由。千葉県内の発行駅からは、フリー区間内までの1往復分の乗車券がセットになった値段設定。京成線各駅の券売機で購入可能。

東京ベイエリアの1日乗車券

お台場へつながる東京ベイエリアを走る鉄道にも、1日乗車券がある。

・「ゆりかもめ」一日乗車券
ゆりかもめ各駅の自動販売機で購入できる。

・「りんかい線」一日乗車券
りんかい線各駅の窓口および一部の自動券売機で購入できる。

最後に

いろいろあって選択に迷う1日乗車券。ご紹介した切符以外にも種類があるので、ホームページなどで調べてみると良い。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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