和牛は日本が誇る高品質な食材のひとつです。きめ細かな肉質と豊かな旨味を持ち、さまざまな料理で楽しまれていますが、中でも焼肉は、とろける肉の旨味をダイレクトに味わえる食べ方として高い人気があります。
本記事では、和牛の調理や提供方法に強いこだわりを持つ焼肉店の中から、今訪れたい東京の5店舗を厳選して紹介。ブランド和牛や希少部位、焼きの技術など店ごとの個性に触れながら、和牛焼肉の魅力を掘り下げます。
- 目次
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- 東京は世界屈指のグルメシティ。日本の食文化が集まる街
- 日本を代表する食文化のひとつ、「焼肉」の魅力
- 日本で和牛の焼肉を楽しむために知っておきたい基礎知識
- 東京で「個性豊かで贅沢な和牛焼肉体験」ができる厳選5店舗
- 【お肉屋けいすけ三男坊】「幻の和牛」をキャストがその場で焼いて提供
- 【肉亭ふたご iki 新宿店】目の前で新感覚の焼肉料理が繰り広げられるエンターテイメン
- 【和牛焼肉ぱんが 上野店】ハラル和牛一頭買いだからこその希少部位を提供
- 【牛門】「ハラル和牛」のパイオニアが守り続ける、日本の焼肉スタイル
- 【肉兵衛】神戸和牛とハラル和牛を一度に味わえる、和牛一頭買いの焼肉店
- 東京で味わう、和牛焼肉という特別な体験
東京は世界屈指のグルメシティ。日本の食文化が集まる街

日本は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」をはじめ、多彩な食文化を持つ国です。日本の食文化は伝統にとどまらず、海外の料理や技法を柔軟に取り入れながら独自の進化を遂げてきました。その集積地として知られているのが、日本の首都である東京。和食から各国料理まで、幅広いジャンルのレストランが高い水準で揃う都市として、世界的にも評価されています。
日本を代表する食文化のひとつ、「焼肉」の魅力

日本食の中でも、焼肉は寿司やラーメンと並び、広く親しまれているジャンルです。日本の焼肉店では牛肉を中心に、豊富な部位や味付けが用意されており、肉の品質に強いこだわりが見られます。さらに上質な焼肉店で提供される「和牛」は、その質の高さが評価されてきました。日本での和牛焼肉体験を旅の目的のひとつとする人も少なくありません。
日本で和牛の焼肉を楽しむために知っておきたい基礎知識

焼肉店でよく目にする「和牛」と「国産牛」は、定義が異なります。和牛とは、日本固有の4品種として登録された牛のことで、血統まで管理されているのが特徴です。一方、国産牛は飼育地が日本であれば含まれるため、必ずしも和牛とは限りません。

また、和牛には肉質を評価する等級があり、「サシ」と呼ばれる脂の入り方、肉や脂の光沢、見た目などを基準に格付けされます。中でも「A5ランク」は最高評価とされ、きめ細かなサシが均一に入り、見た目の美しさと濃厚な味わいをあわせ持つのが魅力です。
東京で「個性豊かで贅沢な和牛焼肉体験」ができる厳選5店舗
ここからは、東京で和牛の焼肉を楽しめる5店舗を紹介します。新宿や渋谷、上野といった来訪者の多いエリアから、和牛への専門性やハラル対応など独自の体験価値を持つ店を厳選しました。
【お肉屋けいすけ三男坊】「幻の和牛」をキャストがその場で焼いて提供


高級住宅街の広尾に店を構える「お肉屋けいすけ三男坊」は、希少な高森和牛を主役に据えた焼肉店です。


年間出荷数が限られる山口県産の高森和牛は、脂肪融点が低く、舌の上で静かにほどけるような口どけが持ち味。肉の状態を見極めたうえで、キャストと呼ばれる専門スタッフが焼きを担当し、最良のタイミングで提供します。
名物メニュー:厚切り牛タン


最高級の和牛を体験してもらうため、料理は基本的にコースで構成されています。どのコースでも必ず登場する名物が「厚切り牛タン」。タンの中でも特にやわらかい根元部分のみを使い、1枚60gという贅沢な厚みで提供されます。焼き上げたあとにあえて蒸らす工程を挟むことで、肉汁を逃がさず、弾力のある食感と凝縮された旨みを引き出します。鼻に抜けるほのかな甘い香りがちゃんと感じられるのも、高森和牛ならでは。
タレ:部位ごとに引き立てる3種の味わい

タレは3種類を用意。定番のタレに加え、牛タンに合わせる塩ポン酢ハーブソルト、シャトーブリアンの旨みをすっと引き立てるわさび醤油が揃います。どの肉にどのタレが合うのかは、キャストがその場でアドバイスしてくれるため、迷うことなく和牛本来の味に集中できます。
人気サイドメニュー:ヒレカツスライダーバーガー

コースの中で特に印象に残るサイドメニューが「ヒレカツスライダーバーガー」です。シャトーブリアンをぜいたくにフライし、小ぶりなバンズで挟んだ一品。歯を入れた瞬間、やわらかな肉がすっとほどけ、軽やかな衣とともに口の中で溶けていきます。トリュフの香るマスタードソースが、後味に爽やかな余韻を添えます。
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お肉屋けいすけ三男坊
- 住所 東京都渋谷区広尾5-2-25 本国ビルB1
- 電話 03-3446-2929
【肉亭ふたご iki 新宿店】目の前で新感覚の焼肉料理が繰り広げられるエンターテイメン

新宿・歌舞伎町に位置する「肉亭ふたご iki 新宿店」は、兵庫県但馬地方の太田牧場で育てられる太田牛を中心に提供する焼肉店です。

太田牛は雌牛のみを使用しており、脂の融点が低く、口に入れた瞬間にすっと溶けるような舌触りが魅力。赤身の部位でも繊維がやわらかく、和牛ならではの旨味を楽しめます。


10階からの歌舞伎町の眺望を楽しみに訪れる方も多いそう。窓際の席からは新宿東宝ビルのゴジラヘッドがお目見え!
名物メニュー:サーロインの出汁たれ焼き


名物は「サーロインの出汁たれ焼き」(1枚1,650円)。ロースターいっぱいに広げたサーロインを、スタッフが目の前で焼き上げる一品です。片面を焼きながら、わさびをたっぷりのせ、短時間で一気に火入れ。仕上げに牛骨の出汁につけていただきます。タレの甘みと香味が重なり合い、脂の多いサーロインでありながら、後味は驚くほど軽やか。和食を思わせる奥行きのある味わいです。
タレ:和牛を最後まで楽しむためのこだわり

タレは、長ネギと万能ネギ、ゴマを合わせた香り豊かな一種を基本に提供。脂の甘みを引き締める役割を果たします。わさびは静岡県産を使用し、店内でその日に摺ったもの。カルビなど脂の多い部位と合わせることで、太田牛の旨味がより際立ちます。
サイドメニュー:鉄板ガーリックライス


サイドメニューの定番は「鉄板ガーリックライス」(1,650円)。カルビに近い部位の和牛をドーム状に盛り付け、熱々の鉄板で仕上げます。ガーリックの風味はしっかりと感じられますが、重たさはなく、締めとしてちょうど良いバランス。鉄板で焼かれた香ばしいおこげも、この一皿の楽しみのひとつです。
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肉亭ふたご iki 新宿店
- 住所 東京都新宿区歌舞伎町1-18-9 WaMall歌舞伎町10F
- 電話 03-6205-6525
【和牛焼肉ぱんが 上野店】ハラル和牛一頭買いだからこその希少部位を提供

上野・アメ横エリアに店を構える「和牛焼肉ぱんが 上野店」は、厳格なハラル認証を受けた和牛を専門に扱う焼肉店です。

熊本や鹿児島で育てられたハラル和牛を一頭買いで仕入れ、希少部位まで含めた幅広い部位を提供。サシの入り方が美しく、赤身と脂のバランスに優れた肉質が特徴です。あえてタレで味付けをせずに提供するのは、新鮮な和牛の色味やサシを、まずは目で見て味わってほしいという自信があってこそ。

店内には多国籍のスタッフが在籍しており、英語での対応もスムーズです。和牛や焼肉について丁寧に説明してくれるので、安心して過ごせます。
名物メニュー:和牛一頭盛り6種


名物は「和牛一頭盛り6種」(17,600円)。一頭買いならではの魅力を凝縮した盛り合わせで、その日のおすすめ希少部位4種に加え、ステーキや焼きすきも含まれます。ステーキやサーロインは、講習を受けたスタッフが焼きを担当し、焼き加減も相談可能。和牛の旨味を感じたいなら、レアでのオーダーがおすすめです。
タレ:ハラル対応でも妥協しないバリエーション

タレは、しょうゆベース、コチュジャンを使ったスパイシーなもの、レモンタレ、そして焼肉を焼く前につけるタレの4種類。いずれもハラル認証に準拠し、アルコールは不使用です。酒類の代わりにウーロン茶やワインジュースを使ってコクを出すなど、工夫がたっぷり。調味料のみりんもハラル認証のものを使用し、レモンタレには酢を使わないよう徹底しています。
サイドメニュー:石焼和牛ガーリックライスやユッケジャンスープ


おすすめのサイドメニューは「石焼和牛ガーリックライス」(1,650円)。熱した石鍋で和牛とガーリックライスを混ぜ合わせ、香ばしいおこげとともに味わいます。「ユッケジャンスープ」(990円)は真っ赤な見た目のインパクトに反して旨味のあるほどよい辛さで、和牛と交互に食べたくなる一杯。サラダやキムチといった副菜も、和牛の味を引き立てます。
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和牛焼肉ぱんが 上野店
- 住所 東京都台東区上野3-27-3 ハトヤ3ビル 2F
- 電話 03-5846-8529
【牛門】「ハラル和牛」のパイオニアが守り続ける、日本の焼肉スタイル

渋谷に店を構える「牛門ハラル和牛焼肉」は、20年近く前からハラル和牛を提供してきた先駆的存在です。

扱う和牛はA5ランクを中心に、きめ細かなサシとやわらかな赤身のバランスに優れた肉質が特徴。炭火でじっくり焼くことで、和牛の旨味が凝縮して感じられます。

客層はマレーシアやインドネシアなどのムスリムが多い国が中心。昼から営業する店内は、多くの観光客で賑やかな雰囲気です。
名物メニュー:プレミアムA5和牛セット

「初めて和牛に触れる人にも肉の違いを楽しんでほしい」という思いから、コース料理が基本。その中でも人気なのが「プレミアムA5和牛セット」(9,680円)です。上カルビ、上ロース、肩ロース、サーロインの4種が揃い、日本の焼肉で定番とされる部位を一通り味わえます。

甘辛いタレで煮込む「すき焼き」風のアレンジも用意され、同じ和牛でも食べ方による味の変化を感じられるに違いありません。
タレ:制限の中で磨かれた味

タレはすべてハラル認証の調味料のみを使用し、アルコールや豚由来の素材は一切不使用です。みりんが使えないという制約がある中でも、日本の焼肉店らしい味に近づけるため、甘みやコクの出し方に工夫が凝らされています。
サイドメニュー:キムチ、ナムルのほか人気のミルクプリンも


セットで提供されるキムチやナムルは、焼肉には欠かせない定番の脇役です。ナムルはにんじんやもやしなどの野菜を店内で仕込み、食事の合間に口の中を整える役割を果たします。デザートのミルクプリンも豚由来の素材を使わずに仕上げられており、最後まで配慮が行き届いた構成です。ドリンクの人気メニューは日本の炭酸飲料であるラムネ。すっきりとしたのどごしが、和牛と意外なほどマッチします。
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牛門ハラル和牛焼肉
- 住所 東京都渋谷区渋谷3-14-5
- 電話 03-5469-2911
【肉兵衛】神戸和牛とハラル和牛を一度に味わえる、和牛一頭買いの焼肉店


国際色豊かな赤坂エリアに店を構える「神戸牛焼肉 肉兵衛」は、神戸牛とハラル対応和牛の両方を扱う、都内でも貴重な焼肉店です。

きめ細かな肉質と芳醇な香りで知られる神戸牛に加え、ハラル対応の和牛も一頭買いで仕入れ、部位ごとの良さを生かして提供。焼肉店一筋30年以上の経験を持つオーナーが、自ら肉の状態を見極め、最適な厚みを決めています。
名物メニュー:KOBE BEEF 金色の究極盛り

名物は「KOBE BEEF 金色の究極盛り」(2人前 10,978円)。直径35cmのゴールデンボールに、サーロインをはじめとする神戸牛のおすすめ部位と、赤身の旨さを楽しめる上ハラミなど計9種が盛り込まれます。

部位ごとに異なる食感や風味を比べながら、自分好みの肉を見つけられるはず。炭火で焼き上げることで、和牛の旨味に香ばしさが重なります。

ハラル向けには「ハラルゴールデン焼肉セット(1人前10,000円)」も用意され、肉寿司など日本らしい和牛料理をまとめて堪能できます。
タレ:和牛の味を引き立てる3種の選択肢

タレはオリジナルを含む3種類。瀬戸内産レモンを皮ごと絞った果汁を使うレモンだれは、爽やかさの中にほのかな苦みがあり、脂の甘みを引き締めます。名物の「醤油麹」は、米麹によるまろやかさが特徴で、わさびを添えると味の輪郭がより際立ちます。
サイドメニュー:一頭買いの考えが生きる一品

おすすめのサイドメニューは「豆腐サラダ」(858円)。豆腐の上にかかるピリ辛のジャンソースには、和牛の切れ端をひき肉にして混ぜ込み、肉を余すことなく使う店の姿勢が表れています。このサラダはハラル対応も可能で、使用する醤油も認証済みのもの。
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神戸牛焼肉 肉兵衛
- 住所 東京都港区赤坂3-10-5 赤坂クインビル2F
- 電話 03-6441-2914
東京で味わう、和牛焼肉という特別な体験

東京の和牛焼肉は、肉質の違いはもちろん、焼きの技術や味付け、空間まで含めて体験の幅が無数に広がります。それぞれの店が持つ個性に触れながら、東京ならではの和牛焼肉を味わいに出かけてみませんか。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
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