まずご紹介するのは、「牛かつ もと村 新宿歌舞伎町店」です。『牛かつを日本の食文化にする』という想いを胸に”牛かつ”の美味しさを実直に提供しているお店で、東京の他に大阪や横浜、台北などにも店舗展開しています。

「牛かつ もと村 新宿歌舞伎町店」は、JR・新宿駅東口から徒歩2分ほど。歌舞伎町のど真ん中という場所柄、外国人旅行客も多く訪れています。メニュー表は日本語の他、英語、中国語（繁体字）、韓国語に対応しています。

新宿に事務所を構える地元民Nさんがオススメしてくれたのは、「牛かつ定食（とろろ付）」1400円（税込）。同店のNo.1人気メニューです。牛かつ、千切りキャベツ、ポテトサラダ、麦飯、油揚げとネギの赤だし味噌汁、野沢菜と大根の葉の漬物の定食セットに、とろろをトッピングしたセットです。

牛かつはミディアムレアの状態で提供され、各席に1台ずつ設置されている石盤で自分で焼いて食べるシステム。見るからに柔らかそうなお肉にテンションも上がります！

各席に1台ずつ用意されている石盤で炙ります。目安の焼き時間は片面30秒。両面焼くことで、お肉の脂が溶けて味わいが増します。

石盤で牛かつを焼いたら、まずはワサビと醤油をつけて食べるのがオススメ。お肉の旨みや脂の甘みがダイレクトに感じられる食べ方です。また、醤油の代わりに卓上に用意されている岩塩をつけても、しっかりとした旨みを感じながら、後味さっぱりで美味しくいただけます。

さらに、特製の山ワサビで作られたソースも絶品！　山ワサビソースが足りないときは、スタッフに補充をお願いすればOK。キャベツの千切り用に用意されている、甘めの生姜ドレッシングとも相性ばっちりです。

トッピングのとろろには味がついているので、そのまま麦飯にオン！　濃厚な牛かつの味わいと、のど越しスッキリのとろろご飯が絶妙にマリアージュ。延々と食べ続けられそうな美味しさです。

ご飯は一度だけ大盛り無料、同じく一度だけおかわり無料ご飯のお替りは一杯無料。キャベツ、味噌汁のお替りはプラス100円（税込）で追加できます。お腹いっぱい、大満足できること間違いなしですよ！

続いてご紹介するのは、風格漂う店構えが目印の「御苑 炉庵」です。東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑駅から徒歩1分、JR・新宿駅からは徒歩12分ほどの場所にあります。新宿に10年以上住んでいる地元民Sさんが、週2回以上通うお店としてオススメしてくれた同店は、お昼時になると行列もできるほどの人気。1000円前後で食べられる魚定食が絶品です。

店内へ入ると、まず、備長炭を使った大きな囲炉裏が目を惹きます。囲炉裏をぐるりと囲むようにカウンター席があり、その他にテーブル席と座敷席も用意されています。目の前で焼きあげられた魚を、すぐさま定食で堪能できるのが同店の魅力の一つ。焼いては提供され、焼いては提供され……と、その様子を見るのも楽しく、食欲を刺激されます。

ランチメニューはすべて税込1500円以下。英語表記のメニュー表も用意されています。銀鱈やほっけ、鮭、鰆、サバなどの焼き魚定食がとくにオススメですが、他にも刺身定食などもメニューにラインナップされています。納豆や生卵など、ご飯のトッピングもあるので、お好みに合わせてチョイス！

こちらは「鱈酒粕漬」の定食、900円（税込）。酒粕に漬け込み味をつけた鱈は、店内の囲炉裏で焼いて提供されます。ご飯、味噌汁、漬物、小鉢がセットになっています。

とにかく魚が美味しい同店。焼き加減にも職人技が光ります。鱈の酒粕漬は、一緒に提供されるマヨネーズをつけて食べるのがオススメ。マヨネーズの酸味と酒粕の風味、クリーミーな食感が絶妙にマッチします。

こちらは「銀鮭」の定食で、900円（税込）。魚以外のセット内容は、「鱈酒粕漬」など、他の定食と同様です。大根おろしが気前よくたっぷり乗っているのも、嬉しいポイント。

こちらも絶妙な焼き加減で、身はほっくりとした食感と、噛んだ瞬間じゅわっと口に広がる魚の旨みがたまりません。ぱりっとした皮まで美味しくいただける逸品です。

注文が入るたびに職人が囲炉裏で魚を焼いていくため、店内には焼き上がり時間をお知らせするメニュープレートもあります。とにかく美味しい魚ランチが食べたい！というときに、ぜひ訪れてみてほしいお店です。

最後にご紹介するのは、JR・新宿駅南口から徒歩7分ほどの場所にある「うどん慎」です。『東京うどんランキング』上位にランクインし、3年連続で『うどん百名店』にも選出されている人気のお店。地元民から愛されている同店ですが、昨今では海外からの訪問客も多く、行列ができるうどん店としても有名です。

木造りであたたかみのある店内。同店では店主が理想とする究極のうどんを実現するため、切りおきや茹でおきは一切していません。あらゆる手間を惜しまず、一杯ごとに「打ちたて」「切りたて」「茹でたて」で提供するという徹底ぶり。

同店のうどんへのこだわり一つめは、「打ちたて」ということ。うどんに最も適した小麦を選ぶところから始めた最高の生地を、毎日直送で仕入れています。その生地を一晩寝かせて熟成させ、水分や塩分を最適な状態に仕上げ、その日に提供するだけを打っています。

「切りたて」にこだわった麺は、注文が入るたびに生地を切って作られます。切り置きは一切ナシ。打ち粉を最小限に抑えることで、同店が追求する「つるっ」とした舌触りと「ぷりっ」とした歯触りの麺が実現できるのだそう。

「茹でたて」にもこだわる同店。大量のお湯を張った大釜で茹でることによって、麺の茹でムラを無くします。また茹で上げに必要な時間は、気温や湿度など様々な要因で変化するため毎日その日の最適な茹で時間を見極めてから開店の準備をしているのだとか。

冷たいうどんからオススメしたいのが、「天ざる （南瓜・人参・茄子・ししとう・海老2尾）」1480円（税込）。くるくるに巻かれた麺がインスタ映えも抜群の逸品です。

あたたかいうどんからオススメしたいのが、「かけ＋牛肉＋ごぼう天」1350円（税込）。同店のつゆは、削り節と昆布から取った関西風のダシが基本になっています。本場の讃岐うどんでは、イリコをダシに使うのが一般的ですが、同店が追求し抜いた繊細な麺に合わせて、つゆも同店ならではのこだわりが詰まっています。つゆまでしっかり味わってほしい逸品です。

また、「温しょう油うどん+バター・ペッパー+温泉卵」950円（税込）など、バラエティーに富んだメニューが多数用意されています。メインメニューのすべてが1500円以下で楽しめる絶品うどんランチ。新宿で美味しいうどんが食べたくなったら、ぜひ「うどん慎」に訪れてみることをオススメします。

和食から洋食、中華や多国籍料理など、グルメ迷子になってしまうほど数多くの飲食店がある新宿。今回ご紹介したお店も参考に、ぜひ新宿ランチを楽しんでくださいね。

※営業時間や休業等は、状況に応じて変更になる可能性があります。各店舗の公式ホームページをご確認いただくか、各店舗へ直接お問合せください。