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『ミシュランガイド』で紹介されているレストランが多数あり、世界中の美食が集まる街、東京。この街は、日本のおいしいものの中心地でもあります。その中でも今回ご紹介したいのは「イタリアン&肉バル 北の国バル 新宿西口店」。食のクオリティーの高さと反比例して、価格はリーズナブルでボリュームたっぷりなところが、20代~60代と幅広い世代に人気を集めています。
東京にありそうでなかった北海道産食材をふんだんに使った店
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「日本に来たら和食」と思うかもしれませんが、何回かある食事のうち1回は「日本食材にこだわった日本の洋食」を楽しむのはいかが? こちらの店の料理は日本屈指の美食の地、北海道の食材を使ったイタリアンが中心。北海道産食材をふんだんに使ったメニューが受けて、東京都内に10店舗まで増えています。
オーナーの山本優輔さんにお話を聞きました。
「代々木公園で、北海道の食フェスがあると、すごい行列で大人気じゃないですか。そんなに人気なのに、街中に出ると意外と北海道の食が楽しめる店がないなと思ったんです」
知り合いが北海道の町おこしに携わっていた縁もあり、現地から食材を調達。その新鮮さは、朝、札幌や函館で水揚げされた牡蠣や鮮魚など海産物がその日のうちに食べられるほど。そのほか、肉、水耕栽培による完全無農薬の野菜に至るまでを北海道から直送しているそう。驚くのは、おいしさやボリュームに対して圧倒的に安いこと。
「生産者と直で話して売ってもらっているし、5年のつきあいもあるので、安くていいものが手に入るんです」
必ず食べたい「まるえもん」と「北海道の肉皿 三種盛り」
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北海道産食材を期待して来店する人がほとんどで、それからリピーターになる日本人客が今のところは多いそうですが、外国からのお客さまも大歓迎とのこと。
「まずは北海道厚岸産生牡蠣の『まるえもん』1個380円(税抜)を食べてもらいたいですね。生食に抵抗のある方もいらっしゃいますが、食べてもらえばわかってもらえます」
やわらかいのにぷりっとハリがあって、味が深いのにまったく臭みがない「まるえもん」は、とにかくマストの一品。産地の厚岸は海水温が低いため、1年中楽しめます。
また、海産物のイメージが強い北海道ですが、牛、豚、鶏肉、ジビエ(鹿肉)の名産地。こちらも新鮮さでは負けません。
「日本人に一番人気は、今の肉ブームもあって『北海道の肉皿 三種盛り』940円(税抜)。北海道ならではの『蝦夷鹿のグリル』940円(税抜)もおすすめです」
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「北海道の食材は味がいいので、味付けもシンプルで決まる」そうで、塩とコショウのみとは思えない濃厚な肉の味は、ステーキが急に食べたくなったという人も満足できるはず。
「ボトルワインは100種類あって、非常にお安く提供しています。なかでもグラス2杯分ある『こぼれスパークリング』590円~(税抜)は圧倒的人気ですね」
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ほかにもドレッシングも手作りしている北海道産有機野菜のサラダや、取り分けできるボリュームのパスタやリゾットなどのメニューも充実しています。1カ月半に一度は季節のメニューを追加しているそうで、夏は北海道のイワシやブルーベリーを使ったメニューが登場するそうです。
ワイワイガヤガヤと食べて飲みたいときはもちろん、食事を食べ損ねたけど店が閉まってしまったというときに、朝4時まで営業(金曜・祝前日は5時まで)もうれしいところ。お店には英語メニューや、英語が話せるスタッフも常駐しています。
取材・文/浅香来、撮影/石川ヨシカズ
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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