繊細な和食もいいけど、ボリュームのある上質なお肉料理も食べたい!日本への滞在中、そんな欲望を抱く外国人観光客も多いはず。
今回ご紹介するのは、外国人観光客も多く訪れる「エンパイアステーキハウス ロッポンギ(Empire Steak House Roppongi)」。2019年11月から究極のラムステーキの提供が開始されたということで、NY出身のティモシーさんが来店し、その実力を調査してきました。一流店のグローバルなおもてなしにもご注目ください!
最高ランク「プライムグレード」の牛肉をじっくり熟成して旨みを凝縮!
2017年10月、東京に初上陸した「エンパイアステーキハウス ロッポンギ」は、外国人が訪れたいエリアのひとつである六本木に店舗を構えています。六本木ヒルズや東京ミッドタウン等の観光地を巡ったあとの食事タイムに訪れるのも良さそうです。
最大のこだわりは、USDA(アメリカ農務省)で最高ランクに格付けされている「プライムグレード」のブラックアンガスビーフを使用した極上ステーキ。専用熟成庫で21~30日間熟成し、旨みを極限まで引き出した牛肉を、特注オーブンによる900℃以上の熱で一気に焼き上げて仕上げます。
中でも、「ステーキの王様」といわれる牛の最上位部位“シャトーブリアン”と“サーロイン”が同時に味わえる「エンペラーステーキ」は、同店の看板メニューでグルメ通に愛されている逸品なんだとか。
ペアリングも楽しい!250種1000本以上のワイン
エンパイアステーキハウス ロッポンギには、カリフォルニアを中心としたアメリカワインをはじめ、世界各国から仕入れたワインが250種1000本以上もラインナップ。ステーキとのペアリングをじっくり追求できますね。
ワイン以外にも高級シャンパーニュ、ビール、カクテル、ウィスキー、焼酎、日本酒等、多彩なアルコール類をいただくことができます。ノンアルコール飲料も充実しているので、お酒が飲めない方でも安心して楽しめます。
豪華なシャンデリアが目を引くラグジュアリーな空間
今回、上質なラムステーキの味と高級店のおもてなしを調査してくれたのは、ニューヨーク出身のティモシーさん!「日本ではあまり食べられない希少なラムステーキ、とっても楽しみです。どんなサービスを受けられるのかしっかり調査してきますよ!」
内装は1920年代のニューヨークを再現していて、華やかで洗練された雰囲気。座席は余裕のある作りになっているので、ゆったりとした気分で食事を満喫することができます。高級感のあるソファ席はとくに人気なのだそう。貸し切りで使えるプライベートやバーカウンター席もあり、シーンに合わせて利用できます。
海の幸がいっぺんに味わえる豪華なシーフードプラッター
まず、オーダーしたのはステーキに続く人気メニュー「シーフードプラッター」(3800円・税サ料別)。1つ1つがボリューミーで、その迫力にティモシーさんもビックリ!大ぶりのカナダ産ロブスターとエビ、さらに2種類の国産牡蠣の組み合わせです。この日の牡蠣は、北海道厚岸産と岩手県大船渡産とのこと。
「実は……牡蠣が苦手だったんだけど、これは僕でも食べられますね!たっぷりと旨みを感じられる。身がしまっていて食感がしっかりあるのもいいね!エビもブリッとしていて歯応えがいいですね〜!特性カクテルソースの甘さと酸味のバランスもちょうど良い」
「ロブスターは何も付けずにそのまま食べても美味しいし、レモン汁をかけて酸味をプラスするのもまた良し!添えられた西洋わさびもツンとする辛さじゃなくて、ちょっとしたアクセントになります。身がギュッと詰まっていて弾力がすごい!しっかりお腹に溜まる感じですね」
「せっかくならシーフードにマッチするワインを飲みたい」とのリクエストに合わせて、ウェイターの日系アメリカ人・ジェフさんがセレクトしてくれたのが、ワインの名産地で知られるフィンガーレイクス地域で収穫されるシャルドネが使われた「Lamoreaux Landing(ラモローランディング)」(グラス1600円)。
「バターのような風味があって独特な味わいですね!シーフードと合わせると、すごく調和が取れている感じがします」
ジェフさんは英語と日本語どちらも使いこなすバイリンガルで、外国人のお客様のおもてなしをメインで担当されているのだとか。
一般的なレストランでは、なかなかお目にかかれないマグナムサイズのワインまで!ティモシーさんも「これなら思いっきり飲めますね!」とご満悦の表情。
一生に一度は食したい「究極のラムステーキ」のお味はいかに!?
いよいよメインのラムステーキ「エンペラーラム」(1本 7800円・税別)が登場!使用しているのは、2018年に日本への輸入が解禁されたばかりのUSラムで、日本ではまだ数店舗しか取り扱いがないのだとか。
一般的な牧草飼育でなく、出荷前の30~45日間良質なトウモロコシなどを与える穀物肥育で育てられているため、ラム特有の臭みがなく肉厚でジューシーなのが特徴です。シェフいわく「一生に一度は食べたいラム」だそう。
「キレイな焼色ですね〜!柔らかい食感ながらも適度な弾力が感じられます。シンプルな塩味は、まろやかな旨みが引き立って最高です。添えられたグリーンマスタードソースを付けると、程よい味のアクセントになる感じ。これはおもしろい組み合わせだと思います」
「脂身のところは、すごく柔らかいですね!最後は思わずかぶりついてしまいました(笑)。とても本格的なステーキでした!」
この最高品質のラムステーキに合わせてジェフさんがセレクトしてくれたのが、映画監督のフランシス・フォード・コッポラ氏が保持しているワイナリーの赤ワイン「Zinfandel-Francis Ford Coppola Director's Cut (ジンファンデル フランシス フォード コッポラ)」(グラス1800円)。アメリカ全土でポピュラーな銘柄なのだとか。
「バランスが良くて重すぎないワインです。ラムステーキの香ばしさ、まろやかさとの相性が良いですね!」
ステーキハウスだけど「ヴィーガン」の人でも大丈夫!
エンパイアステーキハウス ロッポンギはステーキがメインのレストランですが、ヴィーガン対応もしています。「例えば肉厚のマッシュルームなど、ボリュームのある野菜を高熱の特注オーブンでグリルにしたり、野菜のだしからとったミネストローネをご用意したり、リクエストに応じてメニューを臨機応変に変更させていただきます」とジェフさん。
できれば2〜3日前に事前予約しておくのが確実ですが、来店当日の相談でも可能な限り対応してくれるそうです。日本では、まだヴィーガンメニューがあるレストランが少ないため、これは嬉しいおもてなしですよね!
六本木の充実した「ナイトライフ」の提案もしてくれる
六本木といえば、深夜まで盛り上がれる夜の街としても有名ですよね。この地の酒場をよく知るジェフさんは、訪れた外国人観光客のリクエストに応じて、食事の後に立ち寄りたいバーの提案もしてくれるのだとか。
「しっとり飲みたい方には雰囲気の良いワインバーやカクテルバー、ワイワイとにぎやかな感じを好む方にはスポーツバー、ゆったりと音楽を楽しみたい方には生演奏のジャズが聞けるバーと、みなさまの気分や用途に合わせてご紹介させていただいています。店から距離がある場所でしたら、先にお電話で予約を入れることもできますので、ぜひお気軽にお申し付けください」
地元の人にオススメのスポットを聞けるのはもちろん、電話予約までお願いできるのはありがたいですよね。
ラグジュアリーな空間でいただく本格的なステーキとハイクオリティなおもてなし。六本木ならではのインターナショナルな雰囲気を味わいながら、思いっきりステーキにかぶりついてお腹を満たしてみてはいかがでしょうか?
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エンパイアステーキハウス ロッポンギ(Empire Steak House Roppongi)
- 住所 東京都港区六本木6-7-11 1F
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最寄駅
東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩2分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」から徒歩3分
- 電話 03-6721-1909
営業時間:
Lunch Time
11:30~15:00
(LO:Food 14:00/Drink 14:30)
Dinner Time
平日・金・土
17:00~23:30
(LO:Food 22:30/Drink 23:00)
日・祝日
17:00~23:00
(LO:Food 22:00/Drink 22:30)
定休日:なし
筆者ホームページ:https://love-trip-kaori.com/
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2014年ライターデビュー。WEB媒体の取材記事を中心に【働き方、ライフスタイル、旅、海外文化】等のジャンルで多数執筆。旅と仕事を両立する海外ノマドワーカー。2019年よりフリーランス広報/PRとしても活動をスタート。好きなものは、旅、テクノロジー、英語、アート、カフェ。
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