トレンドに敏感な若者たちを中心に、爆発的な人気を博している東京の原宿・表参道周辺。日本独自のポップカルチャーや最先端の流行グルメ、一流ブランドの直営店などが所狭しと並ぶ日本屈指の大人気スポットです。
そんな原宿・表参道周辺には知る人ぞ知る「夜だからこそ行きたい大人向けのグルメスポット」があることはご存知でしょうか。原宿・表参道周辺のイメージを鮮やかに裏切る「めくるめく魅惑の世界」が存在しています。
今回はそんな夜の原宿・表参道周辺で、デートや友人との会食を楽しむのにもってこいのお店を厳選しました! 洗練された大人たちが足しげく通う“秘密にしておきたい、とっておきのレストラン”を知りたい方は必見です。それでは早速ご覧ください。
オーストリア大使館も御用達!伝統的なウィーン料理を堪能できる店「カフェ ラントマン 青山店」
最初に紹介するのは「カフェ ラントマン 青山店」。地下鉄「表参道」駅B2出口から歩いて2分ほどにある大型商業施設「AOビル(アオビル)」の4階にあるオーストリア料理の専門店です。
オーストリアの首都・ウィーンにある「CAFE LANDTMANN(カフェ ラントマン)」の海外第1号店として2009年に旗揚げされた知る人ぞ知るレストラン。本店は1873年に開業した老舗で、実に140年もの歴史があります。
青山店は、本店・ウィーンで地元の人たちに時代を超えて愛されてきた本場の料理が食べられるレストランで、オーストリア大使館の方々も足しげく通っているそう。シェフは、ウィーンにある本店まで修行に行って現地の味を学んでくるそう。期待が高まりますね。
今回は、そんな同店でイチオシの「おすすめのメニュー」を、アラカルトで注文してみました。注文した内容は以下の通りです。
【注文したメニュー】
・ヴィナー シュニッツェル(パン付き)2200円(税込)
・かぼちゃのクリームスープ 759円(税込)
・ザッハトルテ 748円(税込)
・ラントマン ブレンド770円(税込)※ケーキとセット注文の場合割引あり
最初に頂いたのは「ヴィナー シュニッツェル」と「かぼちゃのクリームスープ」。ヴィナー シュニッツェルは、叩いてうすく引き伸ばした仔牛をカラッと揚げたカツレツ。ウィーンに住む地元の人々に愛されてきたトラディショナルな料理です。
カツレツというと、肉厚な豚肉をパン粉で揚げたガッツリ系なメインディッシュのイメージが根強いですが、ヴィナーシュニッツェルは全く異なります。
まず違うのはその印象。細かく砕いたパン粉をまぶして揚げているので、一見フライドチキンのような見た目なのです。実際に食べてみると、叩いてやわらかくなった牛肉はとてもやわらかくてジューシー。お肉にまとわれたきつね色の衣はサクサクと香ばしく、食感のコントラストが楽しめます!
ごく薄味の塩・こしょうだけで味付けされているので、カツレツそのものは、とてもアッサリしていて食べやすいです。ハードな見た目とは裏腹、ペロリと平らげることができるのが意外ですね。
付け合わせのソースも、日本のカツレツと異なります。ウスターソースではなく「自家製のカシスジャム」を添えていただくのが、ウィーン流のカツレツの食べ方。
カシスジャムはほんのりと甘味がありますが、どちらかというと酸味が強いので揚げ物との相性がバツグンです。一見、斬新な組み合わせですが、カツレツの美味しさが引き立っていて、とても美味しいと感じました。
ヴィナー シュニッツェルと一緒にサーブされた「かぼちゃのクリームスープ」も、これまた絶品でした。かぼちゃ本来のふくよかで自然な甘みをシンプルに味わえる一品です。老若男女問わず誰からも愛される“王道のかぼちゃスープ”といえるでしょう。今まで食べたかぼちゃスープの中で、間違いなくナンバーワンに美味しいと感じました。
食後には、ウィーンで定番のケーキ「ザッハトルテ」とコーヒーをいただきました。
筆者は、ウィーンでザッハトルテを食べたことがありますが「とにかく甘くてハード」という印象がありました。しかし、ラントマンのザッハトルテは無糖のホイップクリームと一緒にいただくので、チョコレートがほどよい甘さに中和されて大変食べやすいです。
ケーキの表面は濃厚なチョコレートでコーティングされている一方、中はさっぱりとした味わいのふわふわのパウンドケーキなので、思いのほか軽やかに食べ進めることができます。オリジナルブレンドのコーヒーは、酸味と苦みのバランスがちょうどよいので、ケーキのお口直しに最適。ザッハトルテにとてもマッチしていました。
なお、レストランの内装は本店の趣を忠実に再現しており、優雅でエレガントなインテリアで統一されています。ムーディな雰囲気で、デートや気兼ねない友人とのディナーにもピッタリです。
レストランはビルの4階にあるので、開放的で気持ちの良いバツグンのロケーションが楽しめます。外のテラス席で食事を楽しむのもおすすめです。
夜も深まってくると、原宿・表参道界隈の夜景が一望できる、知る人ぞ知る極上の夜景も堪能することができます。
本場のオーストリア料理を食べてみたいという方はもちろんのこと、「美しい夜景と美味しい料理を楽しみながら、優雅なひとときを過ごしたい」方にも大変おすすめです。
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カフェ ラントマン 青山店
- 住所 東京都港区北青山3-11-7 AOビル4F
-
最寄駅
東京メトロ千代田線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
東京メトロ銀座線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
東京メトロ半蔵門線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
- 電話 03-3498-2061
営業時間:月曜日~土曜日11:00~23:00、日曜日・祝日 11:00~22:00
定休日:なし
間接照明だけのムーディなレストラン。表参道の夜景を肴に贅沢食材を楽しむ「マーサーブランチ テラスハウス トウキョウ」
続いて紹介するのは、同じく地下鉄「表参道」駅B2番出口 から徒歩2分の好立地にある「マーサーブランチ テラスハウス トウキョウ」。昼はブリオッシュを使ったフレンチトーストや卵料理などを提供するNYスタイルのカフェですが、夜は高級食材をふんだんにあしらった、目にも鮮やかなディナーを提供するカジュアルレストランです。
ご覧のとおり、店内は間接照明のみなので、シックで落ち着いた雰囲気。取材当日は20:00頃にうかがいましたが、女子会やデート、友人との会食などの利用客で大変にぎわっていました。
今回は「ひときわ人気の高いオススメのメニュー」ということで、以下の2品をチョイスしました。
【注文したメニュー】
・箱ウニを添えたトマトクリームリングイネ 2200円(税込)
・国産牛 モモ肉のステーキ グレービーソース 2600円(税込)
※税込表示価格からサービスチャージとして別途10%加算されます
最初にいただいたのは「箱ウニを添えたトマトクリームリングイネ」。まず目に入るのが、リングイネの横に堂々と鎮座する「箱ウニ」です。リングイネと絡めて食べるのもいいですが、まずはそのまま食べてみるのがオススメです!食欲をそそる鮮やかな黄金色のウニは、なめらかで口どけがよく、芳醇な磯の香りと共に、あっとういう間に口の中で溶けてしまいます。
続いて、リングイネと一緒に。トロトロで柔らかいウニは、フォークでいとも簡単に割かれて、トマトクリームソースとよく絡み合います。トマトクリーム自体は思いのほかあっさりとしているので、濃厚なウニとの相性がバツグンです。
いわゆる「ウニクリームパスタ」はモッタリとしていてくどい印象がありますが、トマトの酸味がアクセントになっているので、大変食べやすいのが特徴です。ウニと絡めたときのコンビネーションを想定し、絶妙なあんばいに仕上がるように計算されたパスタは、とても美味しくて、あっとういう間に平らげてしまいました。
パスタに続いていただいたのは、国産牛を使ったモモ肉のステーキ。分厚く切ったモモ肉はミディアムレアの状態で提供されるので、目にも鮮やかな仕上がりです。
モモ肉なので、ほどよい弾力があり、牛肉本来のワイルドな旨味を存分に楽しめます。一口噛むごとに、牛肉の旨味が口いっぱいに広がっていくのがたまりません。
薄く塩コショウが振られているので、そのままでも十分美味しいですが、付け合わせのポテトクリームと一緒に食べたり、肉汁と赤ワインを煮詰めた特製ソースを絡めながら食べたりするのも絶品です。
「カフェ ラントマン 青山店」同様、ビルの4階に位置しているので、バツグンのロケーションがアドバンテージの一つとして挙げられます。ご覧の通り、夜風を感じながら食事を楽しめるテラス席があり、表参道・原宿界隈の夜景を一望できます。人気の席なので、事前に空席があるか確認してから行くとスムーズです!
ムーディでリラックスできる空間の中で「気の置けない友人やパートナーとの会食に花を咲かせたい」という方には、大変おすすめです。まさに「夜だからこそ行きたいグルメスポット」の代表格といえるでしょう。
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マーサーブランチ テラスハウス トウキョウ
- 住所 東京都渋谷区神宮前5-50-3 アーバンテラス青山4F・5F
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最寄駅
東京メトロ千代田線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
東京メトロ銀座線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
東京メトロ半蔵門線 「表参道」駅 B2出口から徒歩2分
- 電話 03-5467-2551
営業時間:【平日ランチ】11:00〜17:00(L.O. 16:30)、【週末ランチ】10:00〜17:00(L.O. 16:30)、【日〜木・祝日のディナー】17:00〜23:30、【金・土・祝前日のディナー】17:00〜24:00
定休日:なし
北海道で大人気のシメパフェで、大人同士の“イニシャルトーク”に花を咲かせる「INITIAL 表参道」
最後にご紹介するのは「INITIAL(イニシャル) 表参道」。「シメパフェ」が楽しめるお店で人気を博しているスイーツ専門店です。ちなみにシメパフェとは、ごはんやお酒を楽しんだ後に「食事の締めとしてパフェを食べる食文化」のことをいいます。北海道札幌市で花開いた独自のカルチャーなので、都内では馴染みがない方も多いかもしれません。
お酒を飲んだあとに締めでラーメンを食べることはありますが、それが北海道ではパフェなのですね。筆者も同店を取材するまでは、北海道にこのような食文化があることを知りませんでした。なんともユニークで興味深いですね。
本店は2014年の開業以来、地元の方々から根強い人気があります。北海道で大人気のシメパフェ専門店の旗揚店が、2019年5月にOPENしたばかりの表参道店というわけです。
今回は、根強い人気がある定番パフェ「パルフェ・ピスターシュ~いちごのモンブラン~」1600円(税別)を注文しました。
粉雪が降りかかったかのようなまばゆい美しさを放つイチゴをトップに、上からマスカルポーネクリーム、イチゴクリーム、ピスタチオのアイスクリーム、角切りイチゴが入ったシャーベット、レモンジュレの層が順々に積み重なっています。
ピスタチオグリーンや淡いピンクなどのパステルカラーが、大変フォトジェニックで可愛らしいですね。
ご覧の通り、ピスタチオのアイスクリームはパフェの中までギッシリ詰まっていて、ピスタチオ本来の濃厚で香ばしい味わいを思う存分堪能できます。これだけで食べても美味しいですが、イチゴクリームや、酸味が強めの角切りイチゴが入ったシャーベットと一緒に食べると、より一層おいしく感じられます。ピスタチオの濃厚でまろやかな味わいと、イチゴの酸味が絶妙にマッチしていて絶品なのです。
最後の方まで食べすすめていくと、リキュールのレモンチェッロをアクセントに使った「レモン&エルダーフラワーのジュレ」の層に辿り着きます。
パフェというと、フルーツと一緒にコーンフレークや生クリームがふんだんに使われたボリューム満点なスイーツというイメージがありますが「食事の締めに食べるパフェ」というコンセプトなので、最後はジュレで軽やかにまとめることを「パフェ作りのセオリー」にしているのだそうです。
レモンのジュレはほのかにリキュールが効いていてキレがあり、後味がサッパリ。まさに食事の締めにピッタリなスイーツだと思いました。
ちなみにイニシャルという店名は、内緒話のことを指す「イニシャルトーク」に由来しているのだそう。「イニシャルトークに花が咲くようなリラックスできるお店を作りたい」との想いが原点となり、イニシャルという店名がつけられたのだそうです。取材当日も、親しい友人同士のおしゃべりに花を咲かせているお客さんたちでにぎわっていました。
イニシャル表参道には、ついつい写真を撮りたくなるフォトジェニックなパフェがたくさんあります。季節折々のフルーツを使った期間限定のパフェもあるとのことなので、気になる方は食事の締めに、訪れてみてはいかがでしょうか。
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INITIAL 表参道
- 住所 東京都渋谷区神宮前6-12-7 J-cube A棟 1F
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最寄駅
JR「原宿」駅から徒歩7分
- 電話 050-5597-2604
営業時間:11:00~23:30(L.O. 23:00)
定休日:不定休
原宿・表参道エリアでおすすめのグルメ飲食店
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ニッカブロックカフェ 原宿健康・安全に関する取り組み実施中
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住所
150-0001 東京都渋谷区神宮前3-23-5 1・2F
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最寄駅
明治神宮前(原宿) 駅 (東京メトロ千代田線 / 東京メトロ副都心線)
- 電話 080-4210-8054
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住所
150-0001 東京都渋谷区神宮前3-23-5 1・2F
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貸切&パーティ CITRUS‐シトラス‐ 青山・外苑前店
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住所
107-0061 東京都港区北青山3-2-1 2F
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最寄駅
外苑前 駅 (東京メトロ銀座線)
- 電話 03-3796-5333
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住所
107-0061 東京都港区北青山3-2-1 2F
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DEN 表参道健康・安全に関する取り組み実施中
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住所
107-0061 東京都港区北青山3-5-23 吉川表参道ビルB1
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最寄駅
表参道 駅 (東京メトロ銀座線 / 東京メトロ千代田線 / 東京メトロ半蔵門線)
- 電話 03-3796-8360
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住所
107-0061 東京都港区北青山3-5-23 吉川表参道ビルB1
ライター
株式会社ダリコーポレーション
大学卒業後、出版社でメディアプランナー、ブランディングの会社でWebディレクターを経て、独立。取材記事やSEO記事、CSRレポートのコンテンツ制作などを手がける。男児の育児に奮闘中!
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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