浅草寺の発祥地、駒形堂

浅草寺から少し離れたところにある駒形堂。1400年ほど前、まだ浅草で漁業が盛んだったころ、2人の漁師が漁をしている時、網の中に本尊観世音菩薩があるのを見つけた。その発見場所が駒形堂付近なのだ。過去何度か焼失しており、現在の駒形堂は再建されたもの。
雷門にある「雷神像・風神像」

朱色が際立つ、巨大な提灯がかけられた雷門は浅草寺のシンボル。近寄ってよく見ると、正面の右側には風の神様「風神」、左側には雷の神様「雷神」がある。この2つの神様は力強く気高い表情で浅草寺を見守っているように感じた。
現在は、「雷」門といわれているが、当初は風神も含めた「風雷」神門とよばれていた。
提灯の下には龍がいる?!

雷門の提灯は、高さ約3.9メートル、幅約3.3メートル、重さは約700キロと巨大だ。提灯の正面に「雷門」と書かれていることは有名だが、後ろ側には正式名である「風雷神門」と書かれていることをご存知だろうか。また提灯の下には、龍の彫刻が描かれている。
参拝の前に!手水舎で心身を清める

浅草寺でお参りする前に、しなければならないことがある。それは、手水舎で身を清めること。本堂向かって右手に、石でできた龍神像の口から水が出てている噴水が見えるだろう。そこが、お水舎。
右手で柄杓を持ち、水盤から水をすくって左手を洗う。その後、左手に柄杓を持ち替え、右手を洗う。再び右手で柄杓を持ち、左手に水をためて口をすすぐというのが作法だ。
注意点は、水を飲まないこと、地面にかけないこと、そして手ではなく柄杓を使うこと、またお水をすくうのは一度だけということだ。
参拝の前に!常香炉で心身を清める

供えられた線香の束からもくもくと煙が立ち上がる「常香炉」。体の悪いところにかけると治りがよくなるといわれている。線香の束には「卍(まんじ)」の印が入っているのでチェックしてみて。線香は、本堂向かって右の「授香所」で購入できる。
参拝の後に!将来を占うおみくじ

将来の運勢を予測する、占いの一種「おみくじ」。100円を入れて、木製のおみくじ棒が入った筒箱をふり、1本の木の棒を引くとそこに番号が書かれている。同じ番号の引き出しを開けると中に「みくじ紙」が。
おみくじの種類はよい順に大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、凶と7種類。しかし例え凶が出たからといって、恐れる心配はなく、逆に大吉が出たからといって油断をしないように!
浅草寺の鐘音

江戸時代、浅草寺には時の鐘として鳴らしていた。しかし現在は一日一回、朝の6時に鳴らしている。
12月31日の大晦日には、仏教の教えに基づき、108の煩悩を除く意味を込めて108回鐘をつく。
ぜひ訪れてみて!

浅草寺について新しい発見はありましたか?ぜひ浅草寺に足を運んでみてくださいね。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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