関東地方の北部に位置する栃木県の日光エリアは、東京からもアクセスがしやすく、人気の高い観光地。四季の移ろいに合わせて豊かに表情を変える大自然の景観や、「日光四十八滝」と呼ばれるほど多くの滝群、世界遺産の日光東照宮など、観光スポットが満載です。
また、日光には名物の湯波をはじめ、グルメを満喫できる場所も盛りだくさん! 観光途中にお腹がすいたときや、歩き疲れてちょっと休憩したいときにぴったりの、多彩なお店が存在しています。
そこで今回は、日光に行ったら訪れたい人気のグルメ&カフェ、そして、食べ歩きグルメを、ピックアップしてご紹介します。
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日光で行くべき人気グルメ店3選
絶品の「とちぎ和牛」グリル!緑に囲まれた「山のレストラン」
「東武日光」駅からバスで15分、大自然に囲まれた北米風のカフェレストラン「やまのレストラン」は、地元食材を使ったグリル中心のオリジナル料理が特徴です。
日光のある栃木県のブランド牛「とちぎ和牛」を使ったグリルに定評があり、豊かな自然で育てられたとちぎ和牛のステーキは、きめ細かい霜降りが生み出すあっさりとしつつも深い味わいを堪能することができます。
オードブルやスープなどに使用する野菜は季節によって変わり、絶妙な歯ごたえと食感そして芳醇な「日光まいたけ」をはじめ、アスパラガス、ニンジン、カボチャ、ジャガイモと栃木、そして日光の豊かな食文化を味わうことができます。
野菜はどれも新鮮で味わい深く、肉汁が閉じ込められたステーキは、口に入れた瞬間とろけてしまいそうなほど柔らかく、オリジナルソースとの相性が抜群です。
料理のクオリティはもちろん、ロケーションもお店のリピーターから愛されており、テラス席や窓から見える日光三名瀑「霧降の滝」は絶景。レストラン脇には観瀑台へ続く道があります。
マネージャーの神山仁(かみやまひとし)さんは、「英語メニューもご用意しています。ビール、ワインも多数取り揃えていますので、お料理とお酒、そして景色を楽しんでいただけたら嬉しいです。テラス席が空いていたらラッキーですよ」とおもてなしの心で駅から来るバスの到着を待っていました。
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山のレストラン
- 住所 〒321-1421 栃木県日光市所野1546 霧降の滝
最寄駅JR「日光」駅、東武鉄道「東武日光」駅から「東武バス日光」で10分、「霧降の滝」バス停で下車後徒歩1分
※「東武バス日光」は約1時間に1本のペースで発着のため、行き帰りの時間は要確認。
森のレストラン公式HP(https://www.meiji-yakata.com/ja/pages/map02.html)に時刻表記載あり
営業時間:11:00~16:30L.O.(金・土・日曜、祝日は19:00L.O.)
定休日:火・水曜
滋味深い名物「ゆばむすび」が自慢の「補陀洛本舗」
飲食店や土産店が数多く並ぶ、日光駅から東照宮に向かう参道。中でも立ち寄るべきなのが和菓子店「補陀洛本舗 石屋町店」(ふだらくほんぽ いしやまちてん)で、名物は「ゆばむすび」(480円)です。
料亭などで提供され高級食材だったゆばを、手軽に安く食べられるようにと出汁で炊いたおこわで巻いたテイクアウトOKなアイデア満載の一品。
ゆばは手で持っても形が崩れないように分厚くつくられており、滑らかな舌触りとクリーミーな風味が栃木産のもち米とも見事にマッチ。食べ応えがあり、おこわが出汁と醤油のシンプルな味わいのため、湯葉の風味をしっかり味わうことができる一品です。添えてある大根のたまり漬けは日光で人気の漬物でもあります。
TVなどでも多く紹介されているほか、栃木をテーマにしたコミックの表紙に登場するほどポピュラーな存在になっています。最近では観光客が食べ歩きやお土産として一度に多く購入するケースが増えたそうで、お昼時までに売り切れてしまうこともあるそう。
また、自分で餡をつめる最中「蓮華石」(れんげいし、350円)はあずきそのものの甘さを活かすため、大納言あずきとグラニュー糖のみのシンプルな味わいで日本茶との相性も最高。
厨房と客席を忙しく行き来する女将の川嶋峰子さんは「日光のお水で炊いたご飯やあずきの美味しさを皆さんに味わってほしいですね。売り切れちゃうこともあるから、東照宮に行く前に寄ってってちょうだいね」と笑顔で話してくれました。
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補陀洛本舗 石屋町店
- 住所 〒321-1405 栃木県日光市石屋町406-4
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最寄駅
JR「日光」駅、東武鉄道「東武日光」駅から徒歩5分
- 電話 0288-53-4623
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
※ 支払いは現金のみ
栃木産みそで仕上げた地産ラーメン提供する「梵天」
東照宮に向かう参道沿いにある人気ラーメン店。甘みとコクに特徴がある地元産みそを使った「梵天味噌」(1160円)は、たっぷり乗った野菜と相性も抜群で、極太の麺にもよく絡み合う人気の一品です。
同じくみそラーメンと双璧をなす人気なのがこがし醤油と魚介スープ、さらには背脂を乗せた「こがし醤油チャーシュー」(1350円)。こちらは太いちぢれ麺を使っていて、濃いめスープのしっかりした味わい深いが存分に味わえ、口に入れるとホロホロ崩れるほど柔らかく煮込まれたチャーシューも美味しいです。
パリッと焼き上げられた「梵天餃子」(400円、5個入り)はビールとの相性が抜群です。
メニューは英語版も用意。醤油ラーメン、味噌ラーメン以外にも、塩ラーメン、トッピング、つまみやドリンク類の紹介のほか、使っている素材や調味料もすべて表記されているので、この日も多くの外国人観光客が「日本のラーメン」をうれしそうに味わっていました。
人気は醤油ラーメンと餃子とのことで、メニューには餃子のたれの作り方まで親切に解説されており、会計ではクレジットカードの使用も可能です。「英語を話せるスタッフもいるので安心してお越しください」とスタッフさんが笑顔で話してくれました。
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梵天 日光店
- 住所 〒321-1406 栃木県日光市松原町264-1
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最寄駅
JR「日光」駅、東武鉄道「東武日光」駅から徒歩5分
- 電話 0288-53-6095
営業時間:11:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:無休
日光で行きたいレトロ&写真映えカフェ4選
古民家風カフェで落ち着いた時間を過ごす「日光珈琲 御用邸通」
まずご紹介するのは、「日光珈琲 御用邸通」。日光に5店舗をかまえる「日光珈琲」の中で、4店舗目にオープンしたカフェです。東武日光駅からバスと徒歩を合わせて10分ほどでたどり着きます。世界遺産登録、国重要文化財の“神橋”から川沿いに歩いていけば、日光の大自然の景観を楽しめるので観光にもぴったり!
昭和初期の建物をリノベーションしているため、店内は木のぬくもりを感じられる古民家風になっています。歴史の趣を感じる家具や本、オブジェなどを眺めながら、ゆっくりと落ち着いて過ごすことができます。
「日光珈琲」といえば、四代目徳次郎の天然氷を使用したかき氷が有名ですが、黒カレーやオムライスなどの「カフェごはんセット」も人気が高いそう。
「カフェごはんセット」は、「コンフォートC.」(フード+ドリンク+ケーキ)または、「ビジネスB.」(フード+ドリンク)のどちらかのセットをベースに、フード等の種類を選択するスタイル。いま一番人気でオススメのフードメニューが、「御用邸通の黒カレー」(C.税込2,970円/B.税込2,310円)なのだそうです。
3日間じっくり煮込んだ日光豚の旨みと、特製の焙煎スパイスの香り高さがたまらない逸品です。サラダや焼き野菜もついてくるのでボリューム感も抜群!ランチタイムにもオススメです。
セットのケーキはすべてのケーキメニューから選択することが可能ですが、外国人客から人気が高いという「スコーン2種」がとくにオススメです。フレーバーは、プレーンと栃木県産苺「とちおとめ」の2種類。クリームチーズとの絶妙なハーモニーがたまりません。
ドリンクには「日光珈琲オリジナルブレンド」がオススメ! ブラジル、グァテマラ、コロンビアのコーヒー豆をブレンドし、上質な酸味とコク、香りバランスのとれたコーヒーは、お店イチオシの美味しさ。ぜひご賞味いただきたい逸品です。
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日光珈琲 御用邸通
- 住所 〒321-1434 栃木県日光市本町3-13
- 電話 0288-53-2335
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:月曜(祝日の際は翌火曜)・第1・3火曜(祝日の際は翌日)
※フリーWi-Fi対応、英語メニューあり
「NIKKO丼」で日光をまるごと味わう「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」
次にご紹介するのは、東武日光駅の駅前にある「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」。創業50年余の老舗カフェ・レストランです。元は銀行だったそうで、赤レンガ調のスクエアな建物は重厚な造りになっています。
店内には、お店のアイコンでもある街灯(仏語で“Reverbere”)が灯っており、室内をあたたかく照らしています。奥の客室は元金庫室なのだとか!
オーナーシェフ・パティシエが作る「かまや」オリジナルメニューは、原材料や調理方法にかなりのこだわりを持っています。地元名産品や世界的高級食材を用い、ほとんどを手作りしているそう。
こちらは看板メニューの数量限定「NIKKO丼」。S.M.Lサイズがあり、税込S1,980円、M2,200円、L2,860円でいただくことができます。
前日光和牛のシキンボウを使用した自家製ローストビーフ、日光名物・揚巻湯波の自家製煮つけ(きび砂糖仕立て)、地元産卵を使用した自家製温泉玉子、地元契約農家から仕入れる季節の野菜が、地元契約農家のコシヒカリを使ったご飯に盛り付けられています。さらにイタリア産バルサミコ3年モノを使用した自家製照り焼き風ソースを絡めかけたのが「NIKKO丼」。
日光をまるごと味わえる「NIKKO丼」には、刺身湯波サラダとスープもついてきます。日光を訪れたらぜひ食べておきたい逸品です。
「NIKKO丼」の他にも、ピザやハンバーガーなど、バラエティ豊かなメニューがラインナップ。各種アレルギー食、ハラルやビーガンなど各宗教食に対応したメニューも用意されているとのこと。雰囲気抜群のカフェで、お腹いっぱい日光グルメを味わってくださいね。
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かまやカフェ・デュ・レヴァベール
- 住所 〒321-1406 栃木県日光市松原町12-6
- 電話 0288-54-0685
営業時間:11:00~17:00(L.O.16:00)
※要事前電話確認。売り切れ多数の場合、早めに閉店いたします。
定休日:不定休
※お手数ですが、お問合せください。
※Wi-Fi対応あり、英語メニューあり
御神木パワーを浴びながら食事を楽しめる「本宮カフェ」
続いてご紹介するのは、世界遺産“日光の社寺”原点の地「本宮神社」の参道に建つ「本宮カフェ」。東武日光駅からは1.6kmほどの場所に位置しています。築300年以上の古民家を改装したカフェで、以前は神社の神主さんが社務所兼住居として使っていたのだとか!
美しいカウンターや床など、随所に使われているのは、御神木である日光杉。壁には、文化財の修復を手掛ける職人による彩色が施されています。重要文化財の神橋や大谷川を一望できるテラス席もあり、御神木パワーを浴びながら美味しい食事やスイーツを堪能することができます。
オススメNo.1は、「季節限定 クラムチャウダー 」1,320円(税込)。数々のメディアでも取り上げられる人気店「本宮カフェ」の看板メニューです。
日光金谷ホテルの有名な四角い食パン「ロイヤルブレッド」をくり抜き、本宮カフェ特製クラムチャウダーを流し込んだ逸品。日光の生湯波と地産の舞茸がトッピングされており、日光を存分に味わうことができます。
また、コーヒーやラテ、抹茶を使った飲み物や和風甘味も大人気。7月下旬より日光天然氷を使ったかき氷を提供しており、奥日光岡崎農園の夏苺、なつおとめをトッピングした生いちごミルク、こだわりの小豆あんと宇治抹茶を使った宇治金時など、本宮カフェオリジナルシェイブアイスは外国人観光客にも人気が高いそうです。
写真は「クリームあんみつと抹茶のセット」1,320円(税込)。彩り豊かな果物と季節の果物を乗せ、こだわりの餡とアイスクリームのコラボが楽しめる逸品です。味わい深い宇治の抹茶とともに、和の趣きをたっぷり堪能してみてはいかが?
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本宮カフェ
- 住所 〒321-1431 栃木県日光市山内2384
- 電話 0288-54-1669
営業時間:10:00~18:00(冬期期間12〜3月は~17:00)
定休日:木曜(祝日の場合は翌日、冬期期間12~3月は木曜 )
上品な甘さの焼き芋&かき氷が人気「Cafe千両茶屋」
東武日光駅から徒歩10分ほどの道沿いにある「Cafe千両茶屋」。テイクアウトのみでいただける焼き芋や、かき氷などのカフェメニューが人気のお店です。
季節によってカフェ内のメニューが変わるそうで、夏場はかき氷がメイン。雑誌などのメディアにも取り上げられ、多くのファンから愛されています。
こちらは、かき氷のなかで一番人気が高いという「やきいもの付いた和風 黒蜜きなこかき氷」880円(税込)。こだわりの自家製濃厚黒蜜&きな粉を使用しています。黒蜜のチョコレートがけのようなイメージのかき氷には、別皿でプレミアムな焼き芋が付いてきます。
焼き芋に使われているのは、主に「金蜜芋」という品種のサツマイモ。かき氷に付いてくる焼き芋は、一度冷凍したものを解凍した状態で提供されます。ジェラートや冷たい芋羊羹のような感覚もあり、かき氷のひんやり感との相性も抜群です。
かき氷に付いてくる焼き芋は、一度冷凍したものを解凍した状態で提供されます。ジェラートや冷たい芋羊羹のような感覚もあり、かき氷のひんやり感との相性も抜群です。
削り方にこだわった氷は、ふんわりシャクシャクとした軽い食感。口の中で心地よく、すっと溶けていきます。
黒蜜やきな粉は“和”を感じることもあり、外国人のお客さんからも人気が高いメニューなのだそうです。氷の中には白玉が2つ隠れており、最後まで楽しませてもらえます。
「濃厚スイーツヨーグルトの付いたイチゴミルク」990円(税込)も、No.1を競い合う人気のかき氷。お店イチオシのメニューです。厳選された栃木県産苺「とちおとめ」が使われており、心地よい酸味とオリジナル練乳とのコラボが絶品!
苺の風味がダイレクトに感じられる濃厚ソースは、甘すぎず、大人からも好まれる味わい。ふわふわとした綿菓子のような氷と、別皿でついてくるヨーグルトの濃厚な舌ざわりの相性も抜群です。
一年を通してテイクアウトで楽しめる焼き芋(g単位で販売、販売していない日もあり)もおすすめ。日光を訪れた際は、ぜひ「千両茶屋」こだわりの焼き芋も楽しんでくださいね。
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Cafe千両茶屋
- 住所 〒321-1404 栃木県日光市御幸町601-3
- 電話 0288-53-2208
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
※メニューに英語表記あり
日光東照宮周辺の食べ歩きグルメ3選
「日光さかえや」揚げゆばまんじゅう&栃木名産の苺たっぷりかき氷
まずご紹介するのは、日光の玄関口、東武日光駅前に店をかまえる「日光さかえや」。昭和33年に創業して以来、日光を訪れる旅人はもちろん、地元民からも愛され続けている老舗のお土産店です。
看板メニューは、自家製のオリジナル商品「揚げゆばまんじゅう」250円(税込)。日光名物の湯波と豆乳を生地に練り込んだ「日光ゆばまんじゅう」を、油でカラっと揚げた逸品です。
これまで数々のメディアに取り上げられており、多くのテレビ番組調査で、“日光の人気お土産ランキングNO.1”の座に輝きました。
熱々の「揚げゆばまんじゅう」に、岩塩を軽くまぶしていただきます。衣のサクッとした食感と、ほどよい甘さの餡子、岩塩の塩味が相性抜群! テイクアウトの際は1つずつ紙袋に入れて渡してもらえるので、食べ歩きにもぴったりです。
また、「日光産イチゴかき氷」1300円(税込)も、ぜひ食べてみてほしいオススメの逸品。3種類ほどの苺と豆乳、練乳が贅沢にかけられています。
世界遺産・日光の大自然で育った日光産いちごのゴロゴロとした食感と、希少価値の高い日光の天然氷(三ツ星氷室謹製)のひんやりシャリシャリした食感の絡み合いがたまりません。
テイクアウトメニュー以外にも、ゆばまんじゅう、ゆばさしなどのお土産が多数販売されているので、お土産に買って帰るのも良さそうです。
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日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
- 住所 栃木県日光市松原町10-1
- 電話 0288-54-1528
営業時間:9:30~17:00
定休日:不定休
「日光ぷりん亭」の濃厚ぷりん&ハーフぷりんソフト
続いてご紹介するのは、東武日光駅から徒歩で20分ほど、「神橋」のバス停から徒歩1分の場所にある「日光ぷりん亭」。日光霧降高原大笹牧場の牛乳と那須御養卵を使った、プリン専門店です。
古民家をリノベーションした大正ロマンあふれる店内は、写真映えもばっちり! かわいらしくレトロな雰囲気漂うお店で販売されているのは、これまた写真映えしそうなカラフルなパッケージのプリンたち。
お店では常時数種類のぷりんが販売されています。濃厚なコクとほんのりした甘味、なめらかな口あたりの「日光ぷりん」、栃木県産苺を使った「乙女ぷりん」、日光銘水仕込みの醤油を使った「みたらしぷりん」など、日光ならではの味を堪能することができます。
一番人気の「日光ぷりん」は、栃木県産の牛乳と御養卵を使った、とろけるようななめらか食感のプリン。
こちらの「乙女ぷりん」も人気が高くオススメの逸品です。生産量全国1位を誇る栃木の苺の中でも、甘さと酸味のバランスのとれた果肉を使用。
苺とプリンのどちらの味も楽しめるように、「日光ぷりん」とはまた違った製法でつくられており、卵の味が際立つしっかりした食感になっています。季節により、その時期にあった苺を使用し、製造方法も変えているのだそうです。
また、「オリジナルぷりんソフトクリーム」も、ぜひ試してみてほしい絶品メニューです。ハーフサイズのプリンの上に、クリーミーで濃厚なミルク味のソフトクリームがあふれんばかりに豪華にそそり立つ姿は、写真映えもばっちりですよ!
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日光ぷりん亭(日光本店)
- 住所 栃木県日光市上鉢石町1017
- 電話 0288-25-6186
営業時間:10:00〜17:00(季節により延長あり)
定休日:不定休
※事前に要確認
※英語メニューあり
「カテッジイン・レストラン&ベーカリー」で金谷ホテルのパンを堪能
最後にご紹介するのは、東武日光駅からバスに乗ること約10分、「金谷ホテル歴史館」のバス停で下車してすぐの場所にある、「カテッジイン・レストラン&ベーカリー」。「金谷ホテルベーカリー」の直営レストランで、2015年の「金谷ホテル歴史館」オープンと同時に、隣接地で営業を開始しました。
瀟洒な雰囲気の店内は広々としており、ゆったりと落ち着いて食事を楽しめそう。レストランでは主に、100年近い歴史を持つ「金谷ホテルベーカリー」製のパンと、シェフが自ら厳選する新鮮高品質な素材の組み合わせで作る料理をいただくことができます。
くりぬいたカンパーニュにデミグラスソースとハンバーグを詰め、チーズをのせて焼く「ハンバーグシチュー・パングラタン」や、柔らかいビーフと味わい深いシェフ特製のデミグラスソースが好評の「ビーフシチュー」などが、とくに人気が高い様子。
サンドイッチ類のなかでは、「クラブハウス・サンドイッチ」単品1,600円(税込)が一番人気なのだとか。「金谷ホテルベーカリー」製パンのベストセラー「ロイヤルブレッド」を使う、トラディショナルなクラブハウス・サンドイッチ。注文を受けてから卵やベーコンを焼き、他の具材とともにパンではさんで提供されます。
「カテッジイン・レストラン」は毎朝9時開店で、11時まではモーニングメニューが用意されています。日光には朝食を提供しているレストランはほとんどないそうなので、朝の散歩がてら朝食を食べたいときにも、訪れてみると良さそうです。
また、併設のベーカリーコーナーでは、お持ち帰り用のパンも各種販売されています。「金谷クロワッサン」324円(税込)や「まろやかクリームパン」303円(税込、いずれも販売しない日もあり)など、1つずつ包装されているパンは、日光散策をしながらの食べ歩きにも良さそうです。
「カテッジイン・レストラン」に隣接する「金谷ホテル歴史館」は、「金谷ホテル」の前身「金谷カテッジイン」が1873年に創業した建物(登録有形文化財:金谷侍屋敷)を紹介する施設。おいしいお食事でお腹を満たした後は、ぜひ立ち寄って、連綿と受け継がれる歴史にも触れてみてくださいね。
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カテッジイン・レストラン&ベーカリー
- 住所 栃木県日光市本町1-25
- 電話 0288-50-1873
食事:9:00~L.O.15:00、喫茶:15:00~17:00(L.O.16:30、15:00以降はスイーツとお飲物のみになります)
※年間を通して15:00以降は喫茶メニューのみになります。
。
定休日:3~11月: 無休、12~2月:月2-3回休業日あり
※専用Wi-Fiの使用可能、英語メニューあり
今回ご紹介したお店のほかにも、日光周辺にはグルメスポットが満載! 散策や観光をしながら、ぜひ“美味しい日光”も楽しんでくださいね。
※本記事は2019年8月公開時の情報を2024年9月に更新しています
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