神奈川県横須賀市東部の久里浜。東京からおよそ1時間半ほどの近郊に位置しながら、自然豊かな環境が広がっています。そんな久里浜には、自然と触れ合える、とっておきのスポットがあるんです。
今回は、四季折々の花が楽しめて、ゴジラにも会えちゃう!?公園「くりはま花の国」をご紹介します。
■「くりはま花の国」とは?
「くりはま花の国」は、JR久里浜駅・京急久里浜駅から徒歩15分ほどの場所に位置する、横須賀市立の都市公園です。自然の地形を生かした緑豊かな公園では、春のポピー、秋のコスモスの季節にはおまつりが開催されます。
また、アスレチック遊具やレストラン、パークゴルフ、アーチェリー場などの施設も豊富で、1日中楽しめること間違いなし!
園内マップには英語バージョンもあるので、外国人観光客にも安心の対応がされています。筆者が訪れた時にも、多くの外国人が楽しんでいましたよ。
それではさっそく、園内施設をご紹介していきましょう!
■季節の花々が満載!「ポピー・コスモス園」
園内に入ってまず目に入るのが「ポピー・コスモス園」。春にはポピー、秋にはコスモスが100万本咲き誇る花畑です。毎年、旬を迎える季節に、ポピーまつり・コスモスまつりを開催しており、まつり最終日の「無料花摘み大会」ではポピー・コスモス園の花を持ち帰ることができるそうです。
また、園内ではいたるところに四季折々の花々が咲いており、色とりどりの花を愛でることができます。樹々の緑色に色鮮やかな花が映えて綺麗! 春の季節は、ネモフィラや菜の花、チューリップなどが咲き誇っています。
■園内の移動には「フラワートレイン」が便利
アップダウンのある広い園内の移動には、蒸気機関車型のバス「フラワートレイン」を使うと便利です。乗員が園内などの説明もしてくれるので、観光気分も盛り上がります。運行は1時間に4本ほどのペース。
白とオレンジ色の「ポピー号」や白とピンク色の「コスモス号」があり、ポップな色合いも魅力です。「フラワートレイン」が通ると蒸気音が鳴るので、園内を散策中に音が聞こえるのも楽しさのひとつです。
「フラワートレイン」
<営業時間>
10:00~16:00(運行ダイヤは季節により異なります)
<運休日>
月曜日(月曜日が祭日の場合には翌日)、年末年始、雨天時 ※春休み等のオフシーズンは無休となります。
<料金>
大人(中学生以上):300円(片道) 小人(3歳~小学生):100円(片道)
■ゴジラの巨大すべり台が圧巻!アスレチック施設「冒険ランド」
「冒険ランド」で目を惹くのは、巨大な「ゴジラ」のすべり台。使用できる年齢は6~12歳までという子ども向けの遊具ですが、大人はその迫力を見ているだけでも充分楽しめます。
「冒険ランド」には他にも、全長45mのローラーすべり台、大型遊具があります。家族連れの人が多く訪れ、子どもたちが思いきり遊んでいて楽しそう。
また、2018年からは「ボルダリング施設」も登場しています。ボルダリングとは、自分の体だけでロープを使わずに岩や壁を登るスタイルのこと。高さ3m85、横5m59、奥行き3m09の大きさを誇る岩山は、初めての方や親子でも楽しめます。
施設のそばにはシーズン営業の「冒険ランド売店」もあり、各種軽食、広場で遊べるおもちゃなどが販売されています。
「冒険ランド売店」
<営業時間>
10:00~16:00
<休業日>
月曜日(祝日の場合は翌日)※オフシーズンは不定休 ※ポピー・コスモス祭り期間は無休
■写真撮影スポットも満載!
こちらは、管理棟のそばに設置されている撮影スポット。たくさんの花でかたどられたハートマークが可愛らしく、「フラワートレイン」の窓枠から顔を出して撮影すれば、思い出づくりにぴったりです。
各都道府県の県木を集めた「県木の広場」には、海を背景に「愛の鐘」が設置されています。恋人証明書を発行すると、ソフトドリンク無料サービスもGETできる様子。記念写真を撮影するのに最高の、ロマンティックなロケーションです。
■海を眺めるレストラン「ロスマリネス」
道なりに歩き、管理棟や「県木の広場」を抜けた先にあるのが、海を眺めながら食事ができるガーデンレストラン「ロスマリネス」。各種食事メニューや、アイスクリームなどのスイーツを、素晴らしい景色とともに楽しむことができます。
東京湾を一望できる「天空BBQ」では、バーベキューレンタル機材、食材すべてを事前予約すれば、手ぶらでBBQを楽しめます。心地よい海風に吹かれながらの食事は最高!
テラス席はペットの同伴もOK。色とりどりの花と海を目の前に、のんびりとした時間を過ごせます。メニューは食券を購入して注文するシステムです。ランチプレートやカレー、パスタに加え、各種アラカルト、スイーツがラインナップ。季節のおすすめメニューも用意されているので、旬の味わいを楽しむこともできます。
春のおすすめメニュー「菜の花ボンゴレ」(税込850円)は、菜の花と大粒のあさりを使用し、白ワイン、ガーリックを効かせて仕上げた、風味豊かなスパゲティ。「花の国名物ポテチカレー」(税込800円)は、トッピングされたポテトチップスと野菜の旨みが溶け込んだベジタブルカレーの味わいが絶妙にマッチしています。
「5種のチーズピザ 花の国はちみつ添え」(税込850円)は、公園スタッフが飼育するセイヨウミツバチが、公園の花から集めた蜜で作られたはちみつをかけていただくピザ。「花の国はちみつパンケーキ」(税込700円)に添えられているはちみつも、「くりはま花の国」で採れた純正はちみつです。程よい甘さが、ピザにもパンケーキにもよく合います。
「レストラン ロスマリネス」
<営業時間>
10:30~16:00
※ラストオーダー:食事15:00、飲み物15:30
<休業日>
月曜日(祝日の場合は翌日)
■「複合遊具」でアスレチック体験
多種多様なハーブを一堂に集めた「ハーブ園」のそばには、さまざまなアスレチック遊具が集まる「複合遊具」スペースがあります。大型ロングすべり台は、刺激的な体験がしたい人にオススメ! 何度でも試したくなる面白さがあります。
アドベンチャーツリーやみつばちターザン、フラワーネット、キッズパークなどの、魅力ある遊具がそろい踏み。遊具の近くにはゆっくり座れるベンチやテーブルもあるので、歩き疲れてちょっと一息つきたいときにも良さそうです。
併設されている「ハーブ園ガーデンカフェ」では、軽食やドリンク、ソフトクリーム、おもちゃなどが販売されています。
■ハーブ足湯「湯足里(ゆったり)」でちょっと一息
「ハーブ園」の近くには、花の国の秘湯・ハーブ足湯処「湯足里(ゆったり)」がひっそりと佇んでいます。収穫したハーブを季節ごとにブレンドした足湯が楽しめるとあって、多くの方が集まります。
やや熱めのお湯が全身をポカポカ温めてくれます。湯あがりに園内を歩くと、足が軽くなっているのを実感できるとのこと。季節の花々を眺めながら、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせそうです。
「湯足里(ゆったり)」
<営業時間>
10:00~17:00(4月~10月) 10:00~16:00(11月~3月)
<料金>
無料
<休園日>
月曜日(月曜日が祭日の場合には翌日)、年末年始
■来園の思い出にお土産が買える「コスモス館」
園内に入ってすぐにお店をかまえる「コスモス館」は、「くりはま花の国」のお土産などを販売している売店です。「くりはま花の国」ならではのお土産や、ゴジラグッズ、横須賀市の各種お土産などが豊富に取り揃えられています。
オススメは、メイドインくりはま花の国の「天然はちみつ」(35g・税込540円)。「レストラン ロスマリネス」の料理メニューでも食べられるはちみつを、お土産として買って帰ることができます。また、いちご味のピンクとメロン味のグリーンがポップな色合いの「花の国キャンディー」(税込600円)や、「ハニーインハニーキャンディ」(税込500円)も、「くりはま花の国」ならではのお土産です。
「コスモス館」
<営業時間>
10:00~16:00
<休業日>
なし
「くりはま花の国」は、他にもアーチェリー場やパークゴルフ場、エアーライフル場などのスポーツ施設があり、一日中たっぷり遊べるスポットです。花を愛で、自然に触れて、ゆっくりのんびりしたひと時を堪能してみてくださいね。
※本記事は2019年4月公開時の情報です
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くりはま花の国
- 住所 神奈川県横須賀市神明町1番地
- 電話 046-833-8282
営業時間:24時間
定休日:なし
※園内施設は営業時間・休業日あり。
※詳細は各施設の情報をご確認ください。
編集・ライター歴トータル17年以上。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWEB戦略コンサルティングも行う。そのため、日本グルメの新商品やトレンドのキャッチアップが早く、LIVE JAPANでは幅広い年齢層や国籍の方にわかりやすく伝えている。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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