山梨県・富士吉田市にある「富士急ハイランド」は、ギネス級の絶叫アトラクションやお化け屋敷、人気アニメとコラボした乗り物が楽しめる遊園地。日本の名峰・富士山を園内から望めることもあり、観光スポットとしても大人気です。
今回はそんな富士急ハイランドの楽しみ方や魅力、東京からバスや電車を使ったアクセス、お得なチケット情報などを内容盛りだくさんでご紹介します。LIVE JAPANのイギリス人編集者・キャシーさんと実際に行ってみた様子とともに、さっそく見ていきましょう!
「得Qパック」の利用で富士急ハイランドへお得にGO!
富士急ハイランドへ行く際にオススメなのが、オンラインで事前に購入できるチケット「得Q PACK(トッキューパック)」の利用です。直行バスの往復乗車券と、富士急ハイランドのフリーパス(アトラクション乗り放題の1日券)がセットになっているお得なセット券。関東エリアから関西エリアまで、多方面からの発着便が設けられています。今回は渋谷発着便を利用しました(アクセス情報は後ほど詳しく紹介します!)。
この日は道が空いていたため、渋谷から高速バスに乗ること約2時間で富士急ハイランドに到着! 開園前の到着に合わせて早朝からの出動になりましたが、乗り換えなしの直行便なので楽ちんです。
富士急ハイランドには入園口が2つあり、高速バスの発着口や公式ホテルに隣接するのが第一入園口、電車が発着する富士急行線「富士急ハイランド<トーマスランド>」駅から直結しているのが第二入園口です。
「オンライン顔登録フリーパス」を利用すれば富士急ハイランド開園15分前に入園できる!
富士急ハイランドに事前購入できるフリーパスには「顔認証」と「QR発券」の2種類があります。QR発券の場合は、入園口の『E-TICKETS発券機』にE-TICKETSのQRコードをかざしてチケットを発券し、入園ゲートに並び、顔写真を登録のうえ入園する必要がありますが、「顔認証」の場合、入園ゲートからそのまま入園できます。
また、富士急ハイランドでは訪日外国人向けのお得なデジタル前売券の発売もしています。JR Passや富士山フリーパスとも一緒に購入できますので、以下のリンクをチェックしてください。
「QR発券」を利用する場合や現地でフリーパスチケットを購入する場合、入園ゲートに並んで顔登録をしてから入園することになります。ふざけて変顔で撮影したりすると、アトラクションに乗るたびにその顔をしないと認証されなくなるので、要注意です。
富士急ハイランドはフリーパスを買わなくても入園は無料
ちなみに、富士急ハイランドは2018年夏から入園無料になりました。フリーパスを購入しなくても、中で乗りたいアトラクションのチケットだけを購入して楽しんだり、乗り物にはのらずに園内でお土産を買ったりグルメを楽しんだり、自由に楽しめます。
ギネス級の絶叫アトラクション!富士急ハイランドが誇る4大コースター
富士急ハイランドといえば、ギネス級の絶叫アトラクションが有名。「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」「高飛車」「ええじゃないか」は、不動の人気を誇る4大コースターです。コースからは広々とした空と富士山の絶景が同時に拝めるスポットもあり、晴れた日に乗る爽快感は抜群です。
4つの世界記録を持つコースター「FUJIIYAMA」
「FUJIYAMA」は、怖さ世界レベルの“キング・オブ・コースター”。1996年に登場して以来、世界の絶叫コースターシーンをリードする存在です。宙返りのない王道の大型コースターとして、4つの世界記録にも認定されています。
乗り物には金色と銀色があり、どちらに乗れるかはタイミング次第。全長2045m、最大落差70m、最高速度130km/hのコースは、3分36秒の長尺! コースターの原点である“明るく楽しいスリル”と“コースターの醍醐味”をたっぷり楽しめるレイアウトになっています。
絶叫マシンは大好きだというキャシーさん。実際乗ってみると……?
「イギリスでコースターに乗るときは、早いところと少し落ち着くところの波があるけど、FUJIYAMAはずーっと早いのが続くのでドキドキしちゃいました! でもすごく楽しかった! 朝が早くてちょっと眠たかったけど、乗ったらすっきりしました(笑)」(キャシーさん)と大興奮です。
時速180kmの“超ド級”加速アトラクション「ド・ドドンパ」
「ド・ドドンパ」はコース全長1244m、所要時間は約1分と短めですが、発射1.56秒で時速180kmにまで至る加速が醍醐味。世界No.1の加速と世界最大級のループを誇る“超ド級”加速アトラクションです。
スタート直後のゼロGフォール(無重力体感ゾーン)、遠心力で身体が真横に傾いた形で大きくターンする大カーブなど、メリハリのあるコースをダイナミックに駆け抜けるため、富士急ハイランドの広大な敷地をフル活用したコースレイアウトになっています。
近くの記念撮影スポットには、「どきどき」や「速すぎてウケる」の文言も。発射前のトンネルで薄暗い中、同乗のお客さんが皆キャーキャーと恐怖の声をあげていたので、「走り出すときの雰囲気がすごく怖かったけど、それもまた楽しかった!」とキャシーさん。スピード感に圧倒された様子です。
乗車した様子はコチラ。ハンディカメラが音を拾えなくなるくらい高速で、本当にあっという間でした。あまりに早すぎて撮影がうまくいかなかった為、乗車の様子は以下の公式動画をご覧ください!
最大落下角度121度の最恐コースター「高飛車」
「高飛車」は、世界記録に登録済の最大落下角度121度が目玉の最恐コースター。リニアランチ方式の直線加速と、垂直巻き上げによる落下という、2種類の加速を楽しめます。
コース全長1004m、最高速度100km/h、所要時間160秒。リニアモーターによる急加速、7カ所のひねり(回転)、最大落下角度121度のえぐるような落下、空を見ながらの姿勢での急上昇、落下姿勢での一時停止など、バラエティーに富んだ規格外の体験ができるのが魅力。
「FUJIYAMAやド・ドドンパと比べるとスピードは緩やかですが、一番高いところで落下を待っているときが、すごくドキドキしました。そこが一番アピールできるところ。テンションも高くなっちゃう!」とキャシーさん。
「高飛車」のループと富士山のコラボレーションを撮影できる絶好の場所もあり、富士急ハイランド園内でも人気の撮影スポットになっています。
キャシーさんおすすめNo.1!変則的にグルグル回転する「ええじゃないか」
「ええじゃないか」は、変則的な動きにハマるファンが続出している大人気のコースター。走行しながら座席が前や後ろにグルグルと回転し、さらに走る方向も前向きや後ろ向きにチェンジします。
乗車中に「座席が前後方向に回転する」「ループして大宙返り」「ひねりが入って回転する」という3種類の回転があり、総回転数14回転は開業当時、世界記録に認定されています。
他の4大コースターとの大きな違いは、靴を脱ぎ足をぶらぶらさせた状態で乗る点。踏ん張れないなかで多種多様の回転がかかるので、疾走感や開放感もひとしおです。コース全長1153m、最高速度126km/h、所要時間は約2分。
「乗っている時間的にもちょうどいい感じ。足がぶらぶらしているなかで何度も回転するのが楽しいし、本当に飛んでいるような気持になります! 4大コースターのなかで一番怖くて一番楽しかった!これがおすすめNo.1です」とキャシーさんも大絶賛。スリルを楽しむのにぴったりのコースターです。
2023年7月新登場!バイクライド型コースター 「ZOKKON(ぞっこん)」
2023年7月、総工費約45億円を費やして12年ぶりに大型コースターが登場しました。その名も「ZOKKON(ぞっこん)」。バイク型のライドに乗り込んでハンドルを握りしめ、まるで自分自身でバイクを操縦しているかのように次々と迫りくるカーブを右に左にと旋回。全身で風を感じる“爽快MAXコースター”です。
コース途中に待ち受けるドキドキの仕掛けや、暗闇の中を走行し野外へと飛び出す演出など注目ポイントもたくさん。スリリングで心地よい体験はリピートしたくなること間違いなしです。
また、ライド本体にはLEDライトが搭載されており、3編成ある車両は夜になるとグリーン、ブルー、ピンクへとそれぞれ鮮やかに光り輝き幻想的な雰囲気を味わえますよ。
富士急ハイランドは雨でも楽しめる!全天候型の「富士飛行社」
「実はあまり絶叫系が得意じゃないんだよね……」という方にもぜひチャレンジしてほしいのが、日本初のフライトシュミレーションライド「富士飛行社」。座席を包み込むような巨大スクリーンに富士山の映像が映し出され、圧倒的なスケールの飛行体験が楽しめるアトラクションです。
飛行機の翼に乗って、空から富士山を囲む景色を眺めていくという仮想のシチュエーション。富士山を静岡側、山梨側と多方向から、また、春夏秋冬さまざまな気候での変化を空から観察していきます。6Kのカメラとモーターパラグライダーやドローンで撮影した映像もあり、臨場感あふれる富士山の姿や、周辺の季節の移ろいが感じられます。
富士急ハイランドや富士山周辺のフライト映像と座席が連動し、富士山麓を吹き抜ける風や湖面のしぶき、森林や花々の香りなどを肌で感じられるさまざまな仕かけも、臨場感の演出に一役買っています。
「一番好きだったのは、香り。花や木の香りがすごかった! 雨のシーンで実際にミストが降ってきたのはびっくりしました。本当に飛んでいるような気持ちで心地よかったし、富士山を色んな場所から見たことがないから、それも魅力的でした」と、キャシーさんも大満足。
また、乗車中に流れる音楽も「富士飛行社」の魅力の大きな要素。日本を代表する作曲家・久石譲氏書き下ろしのオリジナル曲「Mt.Fuji」。フルオーケストラが織りなす壮大な旋律が、感動的な演出で富士山飛行を盛り上げてくれます。
館内には、観光地ではおなじみの“顔はめ”撮影スポットもあり、ユニークな記念写真が撮影できます。
キャシーさん満面のスマイル! 縁起の良さそうな一枚が撮れました。
リタイア続出⁉ 史上最長&最恐のお化け屋敷「戦慄迷宮 ~慈急総合病院~」
富士急ハイランドのお化け屋敷は、日本でも指折りの怖さで有名。途中で脱落する人も多いと噂のホラーハウスは、幾度となく進化を遂げ、現在「戦慄迷宮 ~慈急総合病院~」が展開されています。こちらはグループ全員がフリーパスを持っている場合、1組(4名)4000円の利用料金が必要となります(フリーパスを持っていない場合は1組4名まで8000円の利用料金となります)。
舞台はかつて患者に対して惨い人体実験が繰り返されていた隔離病棟跡地。襲いかかる数々の恐怖に耐えながら、建物内の約900mを進みます。所要時間はおよそ50分。入口前には、恐怖を煽りつつユニークな内容の注意書きも。
絶叫マシンよりもホラー系のほうが苦手というキャシーさん。果たして堪えられるでしょうか……⁉
廃病院さながらのリアリティ溢れるロケーション。廃病院内には、視覚だけにとどまらず、五感を刺激する仕かけも多数用意されています。
暴れる患者から内臓を取り出した手術室、生まれたばかりの赤ん坊にまで手をかけた新生児室など、かつて凄惨な事件が起きた数々の部屋を通り抜けていきます。暗い室内に目が慣れるまで足元もおぼつかず、恐る恐る先へ進む感じ。
暗闇のなか少しずつ歩みを進めていると、あらぬところから突然飛び出す恐怖! まったく予期していない絶妙なタイミングで現れるので、心臓が飛び出るくらいの衝撃を受けます。心拍数急上昇、トラウマ級のホラーハウスです。
難攻不落の攻略アトラクション「絶望要塞3」
脱出ゲームが好きな方にはとくにオススメしたいのが「絶望要塞3」。これまで累計320万人の挑戦者たちを絶望させ続けてきた難攻不落の攻略アトラクション「絶望要塞」。現在展開されている第3シリーズのテーマは、AI(人工知能)に支配された“ハイテク要塞”の攻略です。
AIに乗っ取られ誰も入ることができない要塞と化した研究所に侵入し、要塞を支配するAI“アルコン”を停止させ研究所を取り戻すため、様々なミッションに挑戦します。
ミッションは入場時に配布される端末で確認。英語バージョンも用意されています。
所要時間は約20分~1時間以上。これまでほぼ全ての挑戦者が脱落したという激ムズのアトラクション。脱出ゲームが得意という方も、難攻不落の絶望感を楽しみに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
NARUTO×BORUTOの世界観を堪能!「富士 木ノ葉隠れの里」
国内外を問わず多くのアニメファンから大人気の忍者アニメ『NARUTO−ナルト−」と『BORUTO−ボルト− NARUTO NEXT GENERATIONS」。その世界観を富士急ハイランドでたっぷり堪能できるのが、「NARUTO×BORUTO 富士 木ノ葉隠れの里」です。
「NARUTO」「BORUTO」をテーマにしたアトラクションやミュージアム、飲食店などが盛りだくさん。エリア内の至るところに、作中の登場キャラクターと一緒に写真を撮れるスポットが用意されています。
ここでオススメのアトラクションが、「3Dシューティングライド 科学忍具道場」です。最新の科学忍具に乗り込み、次々と現れる点数の的を撃破する屋内型3Dシューティングライド。キャラクターたちの忍術を楽しみながら、ハイスコアを目指します。
入場時に配られるサングラスを装着し、木ノ葉号に乗り込んだら、手元の忍術ガンを駆使して得点のついた的を狙います。コツを掴んだキャシーさん、得点が高い的を華麗にシューティング! 映像には「NARUTO」のキャラクターたちが登場し、まさに作中に入り込んだような感覚で楽しめます。
お土産コーナーには、富士急ハイランド限定の「NARUTO」「BORUTO」コラボ商品も販売されています。
こちらも富士急ハイランド限定の「NARUTO マグネット缶キャラメル(販売なし)」。富士急ハイランドでしか買えない「NARUTO」や「BORUTO」のグッズは、作品ファンの友人へのお土産にも良さそうです。
「富士 木ノ葉隠れの里」には、昼食やおやつにオススメの飲食店も。「ラーメン一楽」は、作品に登場するナルト行きつけのラーメン屋「一楽」をモチーフにした飲食店。キャラクターにちなんだボリューム満点のオリジナルラーメンや写真映え間違いなしのドリンクやデザートなど、様々なメニューが用意されています。
オススメは「サスケの”豪火球”辛味噌らーめん(写輪眼味玉つき)」です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります
もっちりとした麺が、濃厚なスープにしっかりと絡みついていて、とても美味。「濃いめの味なので、歩き疲れた身体にちょうどいいかも」とキャシーさん。
待ち時間なしで効率良くたくさん乗りたい場合には「絶叫優先券」がおすすめ
このほかにも富士急ハイランドの園内には、絶叫系だけでも13個(4大コースター含む)、パーク内パーク「トーマスランド」「リサとガスパールタウン」も含めると40個以上のアトラクションがあります。
もちろん日によりますが、先に紹介した絶叫系の4大コースターは30分~繁忙期には2時間以上並ぶことも。どんなに早起きをして行っても全部のアトラクションを楽しむのはなかなか難しいかもしれません。
「せっかく富士急ハイランドに来たのだからなるべく多くのアトラクションに乗りたい!」そんな人におすすめなのが「絶叫優先券」です。
絶叫優先券は富士急ハイランドのFUJIYAMA、ええじゃないか、高飛車、ド・ドドンパ、テンテコマイ、鉄骨番長、ナガシマスカ、絶望要塞-IMPOSSIBLE GAMES-、富士飛行社、進撃の巨人 THE RIDE、3Dシューティングライド科学忍具道場を、ほぼ待ち時間なしで楽しめる優先チケット。1枚1,800円~で、事前にWebまたは園内チケット売り場、アトラクション前券売機で購入すれば混雑時でも人気アトラクションに乗ることができます。※数量限定、金額は機種や時期により異なります。
フォトスポット満載!「リサとガスパールタウン」
休憩やお土産選びにおすすめなのは、「リサとガスパールタウン」。フランス生まれの人気絵本のキャラクター「リサとガスパール」の世界初テーマパークです。富士急ハイランド第一入園口に隣接していて、アトラクションやカフェ、ショップが軒を連ねる、誰でも気軽に立ち寄れるエリアです。
絵本から飛び出したような街並みは可愛らしく、エリア内の至るところでSNS映えばっちりの写真が撮影できます。
店内で作られる焼きたてパンの香りが漂う「カフェ ブリオッシュ」や、「リサとガスパール」のグッズがたくさん揃うショップなど、「リサとガスパール」ファン大満足のお店が盛りだくさん!
キャシーさん、リサとガスパールに挟まれて一枚。
さらに、お買い物中の「リサとガスパール」と並んで一枚。エッフェル塔や花々が咲く噴水庭園が広がり、夜にはイルミネーションの輝きも堪能できる「リサとガスパールタウン」。思い出の一枚を撮影しに、立ち寄ってみてはいかが?
富士急ハイランドならではのお土産も盛りだくさん
アトラクションを楽しんだら、次に気になるのはお土産です。富士急ハイランドは園内のさまざまな場所にショップがあり、多種多様のお土産が販売されています。一番人気は「ハイランド バター&チョコクッキー」。個包装されたクッキーが42枚入りで税込1,430円とお手頃価格。
第2位は「富士急ハイランド コースタープリントクッキー」16枚入り税込1,430円。クッキー1枚ごとに、4大コースターがプリントされています。
人気ランキング第3位は、「ド・ドドンパ リッチプディング」税込1,240円。プリン風味のリングケーキに、からめるソースをしみ込ませ、しっとりほろ苦に焼き上げた一品です。
その他にも、富士山と茶畑が広がるイラストが描かれた缶入りの抹茶など、富士山をモチーフにしたお土産が満載です。また「フジキューラーメン」など、富士急ハイランドを存分にアピールできそうなお土産もありますよ。
富士急ハイランド園内のスターバックスコーヒーでは、山梨・静岡限定で販売している富士山柄のタンブラーも販売されています。バラエティーに富んだお土産ラインナップが待ち受けています。ぜひ、お好みの逸品を探しだしてくださいね。
※各商品の情報は2020年2月取材時のものを2023年10月に更新しています
富士急ハイランドに行ったら「ふじやま温泉」「フジヤマ ミュージアム」も要チェック
富士急ハイランドを訪れる際に、合わせて訪れてみてほしいのが「ふじやま温泉」と「フジヤマ ミュージアム」。どちらも「リサとガスパールタウン」から近い場所にあります。
「ふじやま温泉」は、富士に湧く極上の湯が楽しめる日帰り天然温泉。全国的にも珍しい、すべての泉質の温泉がブレンドされている天然温泉で、美肌効果が期待される名湯です。温泉・サウナ、岩盤浴エリア、要予約のボディケアやエステなど、ゆっくりと身体をほぐすのに最適なサービスが堪能できます。
「フジヤマ ミュージアム」は、富士山をモチーフに描かれた名画が展示されている美術館です。近現代の画家が独自の視点で富士に挑んだ秀作を主体にコレクション。芸術家の眼を通したさまざまな富士が見られます。
2階建ての建物は、全館を見渡せるアトリウムを中央に、スロープ状の回廊をめぐって絵を楽しめる斬新な造りになっています。回廊の途中には液晶画面を設置しており、屋上に設置したライブカメラが映した現在の富士山が見られます。
東京から「富士急ハイランド」へのアクセス方法は?
最後に、富士急ハイランドへの主なアクセス方法をご紹介します。
首都圏から富士急ハイランドへ行くには、マイカー(レンタカー含む)または電車、高速バスを利用するのが便利です。
マイカーの場合は、中央自動車道大月JCT経由、河口湖I.Cをおりてすぐ。または東名高速道路御殿場I.Cをおり、国道138号線経由、東富士五湖道路富士吉田I.Cをおりてすぐ。
電車の場合は首都圏各路線でJR「大月」駅まで行き、そこから富士急行線で「富士急ハイランド」駅まで約50分。新宿経由の場合には、JR・富士急行直通特急の富士回遊を利用するのも便利です。
高速バスの場合は、、「バスタ新宿」をはじめ「渋谷マークシティ」「東京駅(八重洲南口・東京駅鉄鋼ビルディング)」「秋葉原」「横浜駅」など復数のスポットから直行バスが出ています。なお高速バスを利用する場合には、今回キャシーさんも利用したフリーパスとのセット券「得Qパック」が便利でお得です。
ギネス級の絶叫アトラクションや富士山を望む絶景、人気キャラクターのテーマパーク、天然温泉にミュージアムまで、幅広く楽しめる富士急ハイランド。現在は新型コロナウイルスの影響により遊園地・テーマパークの楽しみ方も少し変わっていますが、絶叫マシン好きもそうでない方も、ぜひ遊びに訪れてみてくださいね。
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富士急ハイランド
- 住所 山梨県富士吉田市新西原5-6-1
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最寄駅
富士急行線「富士急ハイランド」駅 直結
- 電話 0555-23-2111
営業時間:日により変動(詳細は公式ホームページをご確認ください)
休園日:不定休
入園料:無料
アトラクション料金:1日フリーパス 18~64歳6,000~7,800円、中高生5,500~7,300円、小学生4,400~5,000円、1歳~小学生未満2,100~2,500円、65歳以上シニア(65歳~)2,100~2,500円
※そのほか午後から使用できるアフタヌーンパスもあり
※アトラクション単体料金はホームページをご確認ください
富士急ハイランド周辺のおすすめホテル
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ハイランドリゾート ホテル&スパ
- 住所 山梨県富士吉田市新西原5-6-1
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富士山ステーションホテル
- 住所 山梨県富士吉田市松山 2-7-12
※本記事は2020年2月取材時の情報を2023年10月に更新しています
編集・ライター歴トータル17年以上。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWEB戦略コンサルティングも行う。そのため、日本グルメの新商品やトレンドのキャッチアップが早く、LIVE JAPANでは幅広い年齢層や国籍の方にわかりやすく伝えている。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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