HOME 東京・東京周辺 富士山 富士山 【必見】河口湖の周遊バスで巡る富士五湖おすすめ観光! 乗り放題チケットを使ったお得ルートとは
【必見】河口湖の周遊バスで巡る富士五湖おすすめ観光! 乗り放題チケットを使ったお得ルートとは

【必見】河口湖の周遊バスで巡る富士五湖おすすめ観光! 乗り放題チケットを使ったお得ルートとは

公開日: 2020/03/16
更新日: 2020/12/29

富士山の麓にある富士五湖周辺は、四季折々の景色や美味しいグルメが楽しめる人気の観光スポット。2013年には、富士山がユネスコ世界文化遺産に登録されたことで、世界的な観光地としての立場も不動のものにしました。

今回は、そんな富士山・富士五湖周辺の人気観光スポットを路線バスや周遊バスで楽しめる乗り放題の「富士山・富士五湖パスポート」を利用して、お得に巡るプランをご紹介します。

富士山・富士五湖観光の魅力

「富士五湖」とよばれる観光エリアは、山梨県側の富士山麓に点在する「河口湖」「山中湖」「西湖」「本栖湖」「精進湖」から成る5つの湖の総称で、ユネスコ世界文化遺産富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に含まれています。活火山である富士山の噴火がきっかけで誕生したこの5つの湖は、それぞれ個性にあふれ、また四季折々で富士山のさまざまな表情を見せるため、何度訪れても飽きることはありません。

河口湖の見どころ

河口湖の見どころ

周辺に富士急行線が乗り入れる駅があり、都心からのアクセスも便利なことから、富士五湖の中でも1、2を争う人気を誇る湖。周辺には宿泊施設や観光名所が充実しており、富士山を眼前に望みながら温泉に浸かったり、アクティビティを楽しんだりすることができます。また、湖面に映し出される「逆さ富士」を撮りたいという方にも、河口湖は特にオススメ。北岸からの眺めは、絶好の撮影ポイントです。

山中湖の見どころ

山中湖の見どころ

河口湖にならぶ人気を誇る湖。その大きさは、富士五湖の中でも最大です。そのため、山中湖周辺には多くの絶景スポットが点在。湖の周りをぐるりと囲うように路線バスのルートが整備されているほか、レンタサイクル店もあるので、お好みの手段で山中湖周遊を楽しめます。ほかにも、遊覧船や水陸両用バスといった乗り物を利用して、湖上から富士山の眺めを満喫することも。

西湖の見どころ

西湖の見どころ

湖岸のすぐそばに青木ヶ原樹海を擁する西湖は、天然記念物であるフジマリモの群生地として有名です。また、大正初期に放流し繁殖に成功したヒメマス釣りができることから、釣り好きにも人気の湖でもあります。2010年には、70年前に絶滅したと考えられていた「クニマス」が発見されたことでも話題を集めました。湖の周辺には、コウモリ穴や富岳風穴、鳴沢氷穴など、自然が作り上げた名所が多数。

精進湖の見どころ

精進湖の見どころ

こちらは、富士五湖の中で最も小さい湖。ほかの湖と比べ、周辺の観光開発が進んでいないことから、原始的な風景を味わうことができる「東洋のスイス」などとよばれ、外国人観光客を中心に注目を集めています。特に、青木ヶ原樹海越しに望む富士山は絶景。また、精進湖はプランクトンなどを豊富に含んだ栄養湖でもあるため、釣り好きの方にはうってつけの湖といえるでしょう。

本栖湖の見どころ

本栖湖の見どころ

富士五湖の最西端に位置する湖で、水深が最も深い湖でもあります。また、水の透明度が高いことから、ダイビングやカヤックなどのウォーターアクティビティが充実。さらに、富士山頂から昇る朝日の美しさにも定評があり、カメラマンたちが「ダイヤモンド富士」を狙いに集まる場所としても知られています。ちなみに、千円札の裏側に描かれた富士山のモチーフとなった場所は、この本栖湖です。

お得チケット「富士山・富士五湖パスポート」とは?

富士五湖をゆっくり観光したいと思ったら、自家用車やレンタカーでしか巡ることができないのではないかと思う人もいるかもしれません。実は富士山・富士五湖周辺には、さまざまなルートを走る公共交通機関が充実しているため、車を所有していない方や運転できない方でも、満足のいく観光ができます。

その際、富士急のバスが発売している「富士山・富士五湖パスポート」を購入すれば、それらの公共交通機関がお得に利用できるのです。

●「富士山・富士五湖パスポート」って何?
富士山・富士五湖パスポートは、富士急行バスが発売している2日間有効のフリーパス。パスの種類は2タイプあり、主要な路線バスと富士急行線の一部が乗り降り自由となる「富士山・富士五湖パスポート(大人2600円、小人1300円)」と、主要な路線バスと富士急行線全線が乗り降り自由の「富士山・富士五湖パスポート『富士急電車セット』(大人3600円、小人1800円)」から選ぶことができます。※各税込

●何がお得?
このフリーパスの適用範囲は、富士山・富士五湖周辺の主要な観光施設にアクセスする公共交通機関をほぼ網羅しているため(※)、1枚あれば観光にかかる移動費用がぐっと抑えられます。さらにパスには、提携観光施設の優待もプラスされており、河口湖付近にある「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ(旧名:天上山公園カチカチ山ロープウェイ)」の乗車料金や先述した富岳風穴・鳴沢氷穴の入場料など、全42施設が定価よりも安く観光できるのです。

※パスポート適用範囲
路線バス全線(富士五湖エリア)、河口湖周遊バス(レッドライン)、西湖周遊バス(グリーンライン)、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス(ブルーライン)、富士吉田・忍野・山中湖周遊バス「ふじっ湖号」、富士山世界 遺産ループバス」、鉄道(富士急行線)「河口湖」駅~「下吉田」駅間(富士急電車セットは富士急行線全線が乗り降り自由)

河口湖駅を朝9時スタート! おすすめ観光プラン

それでは、この富士山・富士五湖パスポートを利用して、お得に巡る富士五湖観光プランの一例をご紹介します。今回ご紹介するプランは、9時に「河口湖」駅をスタートし、日没の時間までに4つの観光地を目指すスケジュールとなります。

大石公園で河口湖越しの富士山を一望

大石公園で河口湖越しの富士山を一望

「河口湖」駅から「河口湖周遊バス(レッドライン)」を利用して、大石公園を目指します。「河口湖」駅から最寄りのバス停である「河口湖自然生活館」までの乗車時間は30分ほど。到着後は、大石公園から一望できる富士山を眺めたり、記念撮影をしたりと、思い思いの時間を過ごせます。

また、大石公園の西側には花街道とよばれる散歩コースがあり、春から冬が訪れるまでの間、さまざまな花々で彩られます。特に、6月下旬~7月上旬に見頃を迎えるラベンダーや秋のコキアはこの公園の名物となっており、その時期に合わせてハーブフェスティバルなどのイベントも開催されます。

バス停のすぐそばで営業を行う商業施設・河口湖自然生活館では、すぐそばの農園で採れたブルーベリーやサクランボを使った商品などが販売されており、お土産購入にもオススメです。

  • 大石公園
    • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町大石2525

「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ」で標高1075メートルから望む大パノラマを満喫

「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ」で標高1075メートルから望む大パノラマを満喫

続いて、大石公園から河口湖を東に半周し、「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ(旧名:天上山公園カチカチ山ロープウェイ)」へ。「河口湖自然生活館」から10時台の河口湖周遊バス(レッドライン)に乗って、「遊覧船・ロープウェイ入口」まで向かいます。バスの乗車時間は、約15分。

バスを下車し、ロープウェイ乗り場である「河口湖畔」駅に向かいます。ロープウェイの乗車チケットを購入する際、乗車料金が富士山・富士五湖パスポートの優待対象となるため、ぜひ利用しましょう。ロープウェイで「富士見台」駅まで登ること、わずか3分。そこには、大パノラマが広がります。

ParrySuwanitch / Shutterstock.com

この天上山は、日本の有名な昔話『カチカチ山』の舞台といわれています。そのため、たぬき茶屋やうさぎ神社など、物語の主人公であるたぬきとうさぎにまつわるモチーフがあちこちで見受けられます。そのほかにも、「富士見台」駅周辺には展望台やかわらけ投げなど、人気のスポットが充実。

  • ~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ
    • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
    • 最寄駅 富士急行線「河口湖」駅から河口湖周遊バス(レッドライン)で10分、バス停「遊覧船・ロープウェイ入口」下車徒歩すぐ
    • 電話 0555-72-0363
    • 料金:乗車大人往復900円(片道500円)、子ども往復450円(片道250円)※各税込、小学生未満大人1名につき1名まで無料
      営業時間:9:00~17:00(下り最終17:20)
      定休日:なし

日本屈指の名水の里「忍野八海」で池巡り

日本屈指の名水の里「忍野八海」で池巡り

続いては、透明度の高い池と日本の原風景が残る忍野八海へ行きましょう。「~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ」の最寄りバス停である「遊覧船・ロープウェイ入口」から、10時台の「河口湖周遊バス(レッドライン)」に乗り、一度「河口湖」駅へと向かいます。「河口湖」駅で路線バス(「河口湖」駅~「富士山」駅~忍野~山中湖~御殿場~アウトレット)に乗り換え、「忍野八海」を目指します。忍野八海には11時頃に到着の予定です。

忍野八海には8つの池があり、そのどれもが徒歩圏内の場所に集まっているため、散策コースとして人気の観光スポット。どの池も日本名水百選に選ばれるだけあり、透明度は抜群です。また周辺には、かやぶき屋根の建物が多く残り、昔懐かしい日本の風景を味わえる場所でもあります。

忍野八海はお土産や食事処も充実しているため、2時間半ほど滞在し、富士山の伏流水を使って作られる名物の手打ちそばをランチに堪能するのもオススメです。

  • 忍野八海
    • 住所 山梨県南都留郡忍野村忍草
    • 最寄駅 富士急行線「河口湖」駅から路線バス(「河口湖」駅~「富士山」駅~忍野~山中湖~御殿場~アウトレット)で25分、バス停「忍野八海」下車徒歩5分
    • 電話 0555-84-4222
    • 料金:入場大人300円、子ども150円、1歳~小学生未満100円 ※各税込(底抜池のみ)
      営業時間:9:00~17:00(底抜池のみ)

水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」で富士五湖最大の山中湖をダイナミックに楽しむ

水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」で富士五湖最大の山中湖をダイナミックに楽しむ

最後の目的地となる山中湖へ。「忍野八海」から13時台の路線バス「『河口湖』駅~『富士山』駅~『忍野八海』~『山中湖 旭日丘』~『御殿場』駅」に乗車し、のどかな山岳風景や湖畔の景色を眺めながら、バスに揺られること約15分。「山中湖 旭日丘」のバス停で下車します。※ふじっ湖号右回りは約50分かかります

山中湖はサイクリングや遊覧船など、さまざまな楽しみ方ができますが、今回は水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」をチョイス(要事前予約)。アテンダントによる山中湖の自然や歴史の話を聞きながら、地上と湖上の両方から山中湖を満喫する30分のツアーです。見どころは、なんといっても地上から山中湖へダイブする瞬間。ほかでは味わえない迫力を体験できます。

  • YAMANAKAKO NO KABA
    • 住所 山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
    • 最寄駅 富士急行線「河口湖」駅から路線バス(「河口湖」駅~「富士山」駅~忍野~山中湖~御殿場~アウトレット)で40分、バス停「山中湖 旭日丘」下車すぐ
    • 電話 0555-73-8181
    • 料金:参加費大人2,300円、子ども1,150円、0~4歳未満400円(座席なし)※各税込、夏季料金あり
      ツアー開催時間:9:15~15:15(所要約30分、1日8便運行)
      定休日:不定休

YAMANAKAKO NO KABAのツアーを楽しんだら、観光の時間は終了。16時台の路線バス(「河口湖」駅~「富士山」駅~忍野~山中湖~御殿場~アウトレット)に乗って、「河口湖」駅へと戻ります。

河口湖駅

今回は約1日かけて、河口湖の大石公園から忍野八海、山中湖を大人1人2600円で楽しむことができました。通常なら3120円かかるので、520円もお得で、かつロープウェイや水陸両用バスの料金割引もありました。

今回紹介したコース以外にも、組み合わせ次第でさまざまなルートをお得に楽しめる「富士山・富士五湖パスポート」。富士山・富士五湖エリアにおでかけ予定の方は、利用してみて損はないですよ!

  • 河口湖駅
    • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641

Written by:

Mae Kakizaki

Mae Kakizaki

2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動中。月刊誌やポータルサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、現在は街歩き系サイトを中心に寄稿を行う。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

東京がはじめての方におすすめの記事
検索