
今回、私は銀山温泉や蔵王がある山形を紹介しようと思います。東京や大阪のような大都市旅行ではなく、癒しのための旅行を望む方には、美しい自然と美味しい食べ物がたくさんある場所「山形」をおすすめします。
こんにちは。LIVE JAPANスタッフの金です。

普段はオフィスや自宅で働いていますが、いま日本の東北地方、山形県に来ています。
そして、上司です。

なぜかついてきました。
この記事は宮城県・山形県を(上司とともに)旅してきた2泊3日の記録の後編で、これから山形県を1泊2日で旅します。前編(宮城県)は以下からご確認ください。
山形までのアクセス
仙台空港からなら直通バスが便利。約1時間20分で山形旅行の拠点となる山形駅に到着します。運賃は1人片道2,000円です。
(毎日運行) 仙台空港→山形駅前行き
仙台空港2番乗り場→山形駅前 10:00発→11:20着、17:00発→18:20着
(毎日運行) 山形駅前→仙台空港行き
山形駅前1番乗り場→仙台空港 6:30発→7:50着、12:40発→14:00着
仙台観光の後に山形へ移動する場合は、バス・電車いずれも利用できます。仙台駅西口から山形駅まではバスで約1時間。バスは時間帯によって異なりますが、1時間に4~5本運行しており、運賃は1人片道1,100円です。(2025年4月以降の運賃)
電車の場合はJR仙山線に乗ってください。仙台駅からの所要時間は約1時間30分で、運賃は1人片道1,170円です。
ちなみに、東京から山形駅は山形新幹線で最速2時間22分です。
山形県の人気の観光地 山寺(立石寺)
さて、最初に訪れたのは山寺。この景色、見たことありませんか?

山形県の4分の3は山地であり、山を神聖なものとする精神が多くの人に宿っています。特に出羽三山は3つの山からなり、月山=死後の安楽と往生を祈る山(過去)、羽黒山=現世の幸せを祈る山(現在)、湯殿山=生まれかわりを祈る山(未来)として敬われてきました。出羽三山を巡ることは「生まれかわりの旅」といわれています。現在でも山伏修行が行われており、一般の方も事前申込のうえ参加できる修行もあります。


出羽三山についてはここでは語り切れないほどの魅力があるので、下記を参考にしてみてください。
山寺は正しくは天台宗宝珠山立石寺といい、当時の天皇の祈願により860年に開かれました。奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっており、多くの僧が修行に励んでいます。1015段もある長い石段を登って奥之院を目指すのが王道しましょう。石段は登ることにより煩悩が消滅すると言われている修行の石段です。往復で1時間半ほど、雪がない季節はスニーカーで十分に登ることができます。

早速、私たちも挑戦!…したかったのですが、この日は記録的な寒波が直撃しており、頂上の積雪が膝ほどまで1日で積もってしまい、入山時間も終了間近だったため断念…。頂上の五大堂からはこんな景色が見られたはずなのに…。


日本人の多くは紅葉や行楽シーズン・週末や祝日に多く訪れ、冬の訪問は少ない状況。四季折々、美しい景色を見せてくれますが、冬ならではの雪景色も大変素晴らしいので、選択肢の一つとして加えてみては?但し、雪の場合は登山靴や簡易アイゼンが欠かせません。
そして、私はローカルガイドと一緒に登ることをお勧めします。何故なら、ここは歴史ある修行の場。登るだけでは決して分からない歴史やストーリー、周辺の暮らしを知り、味わいながら登れるからです。
山寺には山寺を愛する外国語ガイドチーム 「Yamaderans(ヤマデランズ)」がいます。

通常は頂上にある奥之院までガイドしてくれますが、今回は特別に山門周辺までのガイドをお願いしました。


根本中堂の中には、約1200年燃え続ける火があります(1200年一度も火を絶やしてないってすごくないですか?)。冬季は閉じていますが、春~秋は中に入って見学することができます。

あと、入口にいらっしゃるファットブッダ(招福布袋尊)が愛らしい…。体をなでて願い事をすると願いが叶うそうです。みんなにたくさん触られて、つるつるです。

ガイドなしだと通り過ぎてしまいそうな箇所も、情報を教えてもらうと見方が変わります。先代たちが築きあげ、大事に想い、守り続けられてきたもの。そういったリスペクトを感じながら歩けたのはとても良い機会でした。
Yamaderansは現在英語でのガイドが可能。以下からオンライン申し込みができます。冬季はメールで直接相談を。ガイドツアー申込者には、冬場は簡易アイゼンの貸し出しもしているそうなので、相談してみてください。
《山寺登山のためのTIPS》
1. できるだけ荷物は軽く! 山寺の最寄り駅である山寺駅のコインロッカーなどに不要な荷物を預けましょう。
2. 入山料は1人300円。山寺の登山は往復で約1時間30分が目安。
3. 下山時間を考え、余裕を持っていきましょう。特に秋・冬。
4. 冬に登る場合は滑りにくい靴を履きましょう。階段を登ることになりますが、凍結している場所もあるため注意が必要です。
山寺のグルメを堪能!
山寺観光をする際、是非試してもらいたいグルメを紹介します!
「板蕎麦と下足天かけそば」

今回は、事前予約ならベジタリアン・ヴィーガン対応が可能な「ふもとや本店」でいただきました。山形はそば王国を掲げているほどそばが有名なのです。板そばも山形の名物。少し太めのそばで、ボリューム満点(東京で食べる2人前くらいの量はありました)。
下足天はげそ天と読み、烏賊の足の天ぷらのこと。保存食であったするめ(烏賊を干したもの)を、この地で切って揚げて食べていたことが由来。そばと一緒に食べても良いですし、塩で食べても美味しいですよ!
ちなみに上司は「だしそば」が食べたかったそうです。山形の「だし」とは、きゅうりやなすなどの夏野菜と青じそ・みょうがなどの香味野菜を刻んで和えて味付けしたもの。その「だし」がトッピングとして乗ったさっぱりとしたそば。さすがに冬はメニューにありませんでした。「冷たい肉そば」も山形の名物なので、夏に食べてみたい!

「力こんにゃく」

醤油だしで煮込んだ玉こんにゃく。お好みで練りからしをどうぞ。串に刺したものを提供してくれるお店もあれば、自分で串に刺すお店もあります。日本旅行のお土産としてよく買われるこんにゃくゼリーとは食感が全く異なり、噛むとより弾力を感じられます。1015段の石段を登る前に食べてみてくださいね!あったかくて力が出てきます。

「芋煮」

山形県民が愛してやまないご当地料理、それが芋煮。里いもの旬である秋になると、BBQ感覚で河原にて芋煮を作りみんなで食べるそう。それを芋煮会と呼んでおり、スーパーでは芋煮セットが売られ、鍋やかまどを貸し出すスーパーもある、まさにソウルフード。醤油味か味噌味か、牛肉か豚肉か、それぞれの好みが論争を生むほど愛されている料理です。
芋煮への愛は留まることを知らず、毎年9月に「日本一の芋煮会フェスティバル」が山形市の河川敷で開催されています。三代目 大鍋・鍋太郎という名前がついた直径6.5メートルの大鍋に対し、建築現場で使われるクレーンをダイナミックに使って、約30,000食の芋煮が作られる衝撃的なイベント。それが芋煮フェス。皆さんぜひ来てけろ、見でけろ、食ってけろ〜!


《山寺までのアクセス》
おすすめは電車です。暴風・豪雪等の影響で仙山線の運行が停止した場合は、代替手段として路線バスがあります。

電車:JR仙山線の山寺駅で降ります。JR山形駅から約20分、仙台駅から約50分。
山寺駅から山寺(立石寺)があるエリアまでは徒歩10分ほどです。
バス:JR山形駅前2番のりばから山寺駅前までD56山交バスが出ています(平日のみ)。
予約不要。9:37、11:27、13:27、15:27、17:27発で約40分。
2025年3月時点の時刻表です。最新情報は以下よりご確認ください。
レンタカー:JR山形駅から30分、蔵王温泉から60分。近隣に駐車場があります
山形県といえば温泉!
その後、私たちは県の中心部となるJR山形駅に向かいました。
山形県は35市町村すべてで温泉が湧いている温泉県。
「銀山温泉は昔ながらの風情が楽しめ、世界的に有名。近年オーバーツーリズムが話題になってしまった。樹氷が美しく見える2月の蔵王温泉は、平日だとしても宿の予約が難しくなりつつある。だから、今回はゆっくりできる穴場の温泉地を選んだよ。」と、道中に上司が語っていました。さて、一体どこに連れて行ってくれるのでしょう。

月山志津温泉
向かったのは月山志津温泉。出羽三山参拝者の宿場町として栄えました歴史ある温泉地です。
ちょうどこの時期、夜にイベントをやっているので上司は選んだそう。
それは楽しみ。
「ここから50kmくらいあるけどね。」
それは遠い。
山形駅から高速バスに乗り、西川インターチェンジで降り、予め予約しておいた定額タクシーに乗り換えます。うん、ちょっと上司さ。これ日本旅行の達人向けのプランだよ…。
「冬の運転に慣れてなくてね…。公共交通を選んだらこのルートが最短だった。それ以外の季節だったら、レンタカーを選んでいたよ。週末だとこのイベントに合わせて、山形駅からの往復送迎バスもあるらしいのだけど、今回は平日だし、そのまま泊まるからねー。」
なるほど…。そこまでして今回行くのは、そのイベントがあるから??
「それもあるけど。月山志津温泉って実は《隠れ積雪日本一》とも言われる豪雪地なんだって。6mくらい積もるらしいよ!すごくない!?」
「雪旅籠の灯り」
毎年2月初旬~下旬の夜に開催されるこのイベントは、豪雪を生かし、雪で当時の旅籠の街並みを再現し、ろうそくの灯りでライトアップするもの。20年の歴史があるそうです。


これ、全部雪で出来ています!ショベルカーなどの重機を使って作っているそうですが、寒空の下で作るのはさぞ苦労したことでしょう。

暖簾をくぐって、雪旅籠の中にも入れました。そしてなんと、ICE BARもあります!


ホットワインをいただきながら、スタッフの方にお話を伺いました。宿の夕食前後の時間帯が賑い、平日より週末の方が混むそうです。週末はバーの店主が来るため、ICE BARのお酒の種類も増えるそうですよ!月山のクラフトビールや地ワイン「月山山麓トラヤワイン」、地酒「一声」を飲みながら、地元住民や旅行者と会話をすると楽しい!こんな巨大な雪の施設は、韓国ではなかなか体験できないかもしれません。寒い冬の中でも、温かみを感じられてとても良いです。

創業95年を迎えた老舗の宿 「変若水の湯つたや」
イベント会場に徒歩で行ける宿は10軒ほどあり、今日泊めていただくのは「変若水の湯つたや」。変若水は「おちみず」と読み、飲めば若返るといわれた水のこと。月山の雪が生命の水をもたらし、その水が山菜やきのこを育てる。宿場町では、山岳信仰で出羽三山を訪れる行者を山菜料理でもてなし続けてきました。
今回泊まった「変若水の湯つたや」も山菜料理が自慢の宿。山菜・きのこの旬は春~秋のため、冬は保存しておいた山菜を丁寧な仕事で戻して調理します。精進料理と異なるため、魚や肉も出てくるこちらの宿では、山形牛のすき焼きや鉄板焼きが付いたプランも予約できます。






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変若水の湯つたや
- 住所 山形県西村山郡西川町志津10
日帰り入浴・貸切風呂・蒸け風呂(サウナ)の貸切も可能です。

(こんなに雪が積もっているところは見たことがないです。)
駅から歩いて行ける日本酒の酒蔵 「男山酒造」
行きと逆のルートで山形駅に戻ってきました。
今日は帰りの新幹線まで山形駅周辺を観光します。

最初に訪れたのは創業1789年の老舗の酒蔵「男山酒造」。駅から徒歩で行くことができる酒蔵で、事前予約することで蔵見学ができます。大変ありがたいことに無料です。1~3月が仕込み時期で、9人のつくり手が実際に仕込んでいる作業を見ることができます。作業中にも関わらず、みなさんに挨拶していただきました。



見学時間の目安は40分程度。見学後は嬉しい試飲タイムもありますよ。


こちらの酒蔵では20~30種類の日本酒を作っており、その一部を試飲させてくれます。気に入ったお酒はその場で購入可能!現金のみとなりますので、注意してください。(上司が買った純米原酒 無濾過本生は絶品だったそうです)
ウイスキーを楽しむ人が増え、日本の蒸留所ツアーに参加する人も増えています。また、日本酒を愛好する人も増えており、こうした酒蔵見学ツアーへの関心も高まってきています。特に山形は水が清らかで、素晴らしい日本酒が多い。こういったツアーに参加して、自分好みの日本酒を見つけるのも旅の楽しみの一つではないでしょうか。
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男山酒造
- 住所 山形県山形市八日町2丁目4−13
蔵見学は土日祝日を除く平日の10:00~16:00。
電話で事前問い合わせが必要。最大20名程度まで対応可能。
電話番号:023-641-0141(日本語のみ)
山形発祥 元祖 冷しラーメンの店「栄屋本店」
2023年から3年連続でラーメン外食費が最も多い山形市。山形県はラーメン県を掲げており、山形市もラーメンの聖地を掲げています。山形の人にとってラーメンは非常に身近な存在で、お客さんが来た時におもてなしとして出前をふるまうことも多いそうです。醤油味の中華そばが主流で、取り扱っている蕎麦屋も多く、いかにみんなが愛しているかがよくわかります。
ご当地ラーメンとしては、新庄の「とりもつラーメン」、米沢の「米沢ラーメン」、酒田の「酒田のラーメン」が有名。山形駅周辺には様々なカテゴリのラーメン屋があり、そしてなんと「冷たいラーメン」があるのです。
ということで、今回訪れたのは山形発祥 元祖冷しラーメンの店「栄屋本店」。

1932年蕎麦屋として創業し、1949年に中華そばをメニューに加わりました。お客さんの「夏には冷たい蕎麦を食べるのだから、ラーメンも冷たいのが食べてみたい」の一言から着想を得て、1952年に「冷しラーメン」は生まれたそうです。
さぁ、冷しラーメンが到着しましたよ!

きゅうりに氷が乗っている醤油ベースの冷たいラーメンです。脂が固まらないスープは1年かけて開発したそうで。スープのない冷やし中華と異なり、甘酸っぱくなく、出汁が利いたスープがうまい。こちらのお店では1年中注文することができるので、山形に来たら是非食べてみてください。

上司は「鳥中華」を注文しました。こちらも山形県発祥で、蕎麦屋から生まれたラーメンと言われています。蕎麦のつゆに使われる和風だしのスープにラーメンの中華麺が入っています。試食させてもらいましたが、こちらもうまいです。
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栄屋本店
- 住所 山形県山形市本町2丁目3−21
営業時間11:30~18:30。
水曜定休。
山形のお土産を買うなら… 「0035 BY KIYOWAKAYA」「0035 gather」
次に訪れたのは、山形駅徒歩2分の場所にあるカフェ併設のセレクトショップ。山形県内35市町村の魅力ある商品を厳選して販売しています。隣接する2つの売り場に分かれており、「0035 gather」には人の手のぬくもりを感じる山形の工芸品がずらり。洗練された空間の中、ゆっくりと選ぶことができます。
外から見ると、なんだか高価な工芸品が展示されている場所かな?入っても大丈夫かな?と思うかもしれませんが、気軽に入ってみてください。 実は手頃な価格の商品もかなりありますので、お望みの山形旅行の記念品が見つかるかもしれません。

外国人旅行者に人気のお土産は「お鷹ぽっぽ」。米沢市の伝統的な民芸品。かわいいデザインで、インテリアにいいですね。





また、県内の日本酒も取り揃えています。日本酒は有料試飲が可能で、この日は8種類ほど用意されていました。

隣接する「0035 BY KIYOWAKAYA」は、山形のおいしいが集まっています。外国人旅行者に人気のお土産をお店の方に聞いたので、紹介しますね!



併設のカフェでゆっくりするのもおすすめ。季節ごとに中身が変わるフルーツサンドや、蔵王牛コロッケサンド、日本初のラーメンが入った中華まんが3種類も売っていました。さすがラーメン王国、山形。



韓国のホパンを連想させる中華まん。普通は小豆や肉類、野菜、チーズなどが入っていますが、この中華まんの中身はラーメンです! さすが普段からラーメン消費が多い山形県らしい食べ物ですね!

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0035 BY KIYOWAKAYA / 0035 gather
- 住所 山形県山形市双葉町1丁目2−38 総合文化芸術館(やまぎん県民ホール)1階
営業時間 10:00~18:00。
冬季の火曜日は休みの場合があります。
隣接する提携駐車場あり。
山形県内の日本酒・ワインを飲み比べ 「やまがた酒巡り Chetto」
最後に訪れたのは、駅から濡れずに行けるビル内にある「やまがた酒巡り Chetto」。2024年にオープンした大人向けの施設です。

「ちぇっと」は山形弁で「ちょっとだけ」という意味。その名の通り、ちょっとずつ県内の日本酒・ワインを飲み比べる酒呑みにとっての天国!500円で3枚、1,000円で6枚のコインを購入したら、受付で試飲用のカップをもらいます。あとは、飲みたいお酒を選んでコインを入れて、ボタンを押すだけです。




選べるお酒は常時42種類。県内ワイナリーの赤ワイン・白ワインはそれぞれ6種類ずつありました。こちらのお酒は毎月入れ替えるそうです。上司が「ここに住みたい!」って言ってます。
山形は優れたお米と低温発酵に有利な寒冷気候、雪解けによる豊富な仕込み水など自然の恵みが豊かで日本酒づくりに適しています。また、山形のワインはぶどう本来の味や香りが引き立った、爽やかな酸による余韻が特徴。うん、いいから飲もう。

そして、山形県ならではの面白い日本酒を教えてもらいました。それが「山形讃香」。
「山形讃香」は、日本の最高峰を目指し、県と県酒造組合が技術の粋を尽くして開発したオリジナルブランドの純米大吟醸酒。山形県で開発した酒造好適米「雪女神」の中でもコンテストで選ばれた特に優良なものを厳選し、醸造は、その年に選ばれた優秀酒蔵のみが醸すことを許される、すべてが山形産の至極の一本。…ですって!
つまり、銘柄もラベルも毎年同じだけど、酒米や酒蔵は毎年変わる可能性がある。これは毎年の味わいが楽しみな銘柄ですねー。そんな高級日本酒も、ここではコイン1枚で飲むことができます!…幸せの味でした。
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やまがた酒巡り Chetto
- 住所 山形県山形市城南町1丁目1−1 霞城セントラル1F
営業時間 10:00~18:00(コインの購入は17:30まで)。
年中無休
なお、やまがた酒巡り Chettoは、「やまがた観光情報センター」の中にあります。県内の観光情報のインフォメーションセンターとして旅行者のサポートを行ってくれるので、是非いろいろ相談してみてください。県内各地の観光パンフレットや、バリアフリーに関する情報も提供しているので、インターネットで検索するより早いかも。


山形県の見どころは他にもたくさん!

私たちが旅したのは、山形・蔵王がある村山エリアと呼ばれるエリア。他にも新庄を起点とした最上エリア、鶴岡・酒田がある日本海側の庄内エリア、米沢がある置賜エリアがあります。山形県は広く、今回紹介できなかった観光スポットがたくさんあります。有名なところだと「銀山温泉」「蔵王のお釜」「出羽三山」「加茂水族館」「蔵王エコーライン」「山居倉庫」など。他にも神秘的な「白川湖の水没林」や、世界にひとつだけの空気を御神体とする「空気神社」、4~7月にスキーができる「月山スキー場」など、自然を楽しめるスポットが多いのも特徴です。あと、フルーツが有名なので、フルーツ狩りも忘れてはいけない楽しみ。新幹線で訪れるのも便利な「かみのやま温泉」「赤湯温泉」「天童温泉」など、温泉とセットで旅行してみてください。上司は鶴岡の「スイデンテラス」が気になるそうです。
最後に、季節の見どころ・イベントも少しだけ紹介します。
春: 毎年恒例の桜祭りが開催され、県内各地の数多くの桜の名所で花見を楽しむことができます。夜になるとライトアップが行われる場所もあり、夜桜の幻想的な風景を堪能することができます。ちなみに、2025年の山形市の桜の開花予想日は4月10日前後となっています。(気温や状況によって、開花時期は変わることもあります。)
夏: 山形花笠まつりは、日本全国から多くの人々を引きつける祭りです。夏の装いを身にまとった踊り手たちが、伝統的な日本の音楽に合わせて踊りながらパレードを繰り広げ、3日間にわたって真夏の祭典を開催します。
秋:伝統的な「芋煮」スープを作る芋煮会が開かれます。多くの人々が紅葉を楽しみながら、この美味しい料理を味わうために川辺に集まります。秋はまた、山寺が観光客にとって人気のシーズンでもあり、森の木々が何十種類もの赤、オレンジ、黄色に染まり、美しい景色が広がります。ぜひおすすめします。
冬: 蔵王温泉や銀山温泉は特に人気があり、多くの観光客で賑わいます。そのため、混雑を避けたい、時間をもっと有効に使いたいなら黒伏高原スノーパークや米沢スキー場などもおすすめです。
宮城県で1泊2日、山形県で1泊2日、合計2泊3日の旅をしてきました。私たちは2月に訪れましたが、いつ訪れても両県には魅力があふれています。韓国から山形までの直行便はありませんが、仙台空港を経由しての移動、または宮城県の仙台とセットで回るのがオススメプラン。いろいろ情報を調べて、訪れてもらえると嬉しいです。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。