HOME 東北 山形 山形近郊 ノスタルジックな雪景色にうっとり。冬の銀山温泉で泊まりたい温泉宿5選
ノスタルジックな雪景色にうっとり。冬の銀山温泉で泊まりたい温泉宿5選

ノスタルジックな雪景色にうっとり。冬の銀山温泉で泊まりたい温泉宿5選

更新日: 2020/12/16

山形県尾花沢市の山峡に佇む東北屈指の人気温泉地・銀山(ぎんざん)温泉。清らかな川沿いに、築100年ほどの木造旅館が建ち並ぶ趣のある雰囲気が魅力の温泉地です。温泉街は端から端まで歩いても片道徒歩約5分と、とてもコンパクト。重厚な旅館の放つ雰囲気を楽しんだり、名物グルメを味わったりとゆっくり過ごせます。

そんな銀山温泉は、雪化粧をまとった冬こそ見どころにあふれています。今回は冬の銀山温泉の楽しみ方をご紹介。非日常的な感覚さえ覚える温泉へ、足を運んでみませんか?

銀山温泉ってどんなところ?

銀山温泉ってどんなところ?

日本の北部、東北地方の日本海側に位置する山形県。県内の全市町村に温泉が湧く湯どころであり、なかでも有名なのが山形県尾花沢市の「銀山温泉」です。大正(1912~1926年)末期から昭和(1926~1989年)初期に建てられた木造建築旅館が今なお軒を連ねる温泉地で、県内外から大勢の観光客が訪れています。

銀山温泉の最大の魅力は、ここだけ時代が違うのではないかと思わせるような街並みにあります。銀山川の両岸に建ち並ぶ木造旅館、夕暮れどきの温泉街を照らすガス灯、石畳の通路のところどころに埋め込まれた雪の結晶柄のタイル、目に留まるすべての光景が、現代の建築物街並みとは異なる独特の美しさを放っています。

最も見応えがあるのは冬

最も見応えがあるのは冬

銀山温泉が特に美しくなるのは冬。なかでも冬の夜は、真っ白な雪で彩られた温泉街に、ガス灯のやわらかな灯りが輝く、ドラマチックな光景を見ることができます。雪景色を見るために、旅行のシーズンを合わせて訪れる人も多いんですよ。

いちばんの楽しみは風情ある温泉街の散策。雪が降り積もる温泉街を背景に写真撮影するのもいいですね。山間部に位置することもあり、18時頃になるとあたりが真っ暗になるので、撮影をする場合は夕方頃がおすすめです。

また、雪見風呂に浸かるのも冬の日本ならではのお楽しみ。せっかくなら露天風呂のある宿に宿泊し、雪を眺めながらの温泉に浸かる、風情溢れるひと時を満喫しましょう。

冬の銀山温泉観光は注意点もあります。それは雪。銀山温泉は豪雪地帯として知られ、12月上旬から雪が降り始めます。積雪量のピークは1~2月で、3月中旬頃まで雪が積もっています。1メートル以上の積雪となるので、防寒対策や滑りにくい靴が必須です。

絶景が楽しめるおすすめ温泉宿5選

銀山温泉には、周囲の山々を望む露天風呂が人気の宿や、レトロな佇まいが魅力の宿がいっぱい。特におすすめの宿を厳選しご紹介します。

1)能登屋旅館

1)能登屋旅館

銀山温泉を代表する宿といえば「能登屋旅館(のとやりょかん)」。風格漂う建物は、国の有形文化財に指定されています。建物には、漆喰を用いて作られるレリーフ・鏝絵(こてえ)があしらわれているほか、館内へと足を踏み入れれば、約100年前の建築当時の姿を残す最上階の望楼(ぼうろう)や、繊細な装飾が施された桟など、目を引くポイントがあちらこちらに。展望露天風呂からは、銀山温泉のビュースポット「白銀の滝(しろがねのたき)を見渡せます。

2)古勢起屋別館

2)古勢起屋別館

「古勢起屋別館(こせきやべっかん」は、温泉街の中心部に佇むレトロな宿。客室は川側と山側から選べ、川側は心地よい川のせせらぎが、山側は窓から望む自然の美しさが癒しのひと時を演出してくれます。

館内には内湯が2つあり、どちらも源泉掛け流し。また、宿泊者限定で姉妹宿「銀山荘」の風呂を無料で利用できるといううれしいサービスも。銀山荘には周囲の山々を一望する露天風呂があるので、絶景を楽しみたいときには、ぜひ訪れてみてください。

  • 古勢起屋別館
    • 住所 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑417
    • 電話番号:0237-28-2322(仙峡の宿 銀山荘)
      営業時間:IN15:00 OUT10:00
      料金:1泊2食付き16,100円~

3)伝統の宿 古山閣

3)伝統の宿 古山閣

気兼ねなく温泉を満喫したいという方にオススメなのが、「伝統の宿 古山閣(でんとうのやどこざんかく)」。源泉掛け流しの貸切風呂が2つあり、家族や友人とのんびり温泉を楽しめます。

建物は本館と新館に分かれ、新館は全室洋室、ベッドとウォシュレット付トイレが設備されています。窓からは温泉街を一望でき、ガス灯が灯る夜は特にロマンチックです。

  • 伝統の宿 古山閣
    • 住所 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑423
    • 電話 0237-28-2039
    • 営業時間:IN14:30 OUT10:00
      料金:1泊2食付き18,700円~

4)藤屋

4)藤屋

白木の縦格子を使ったスタイリッシュな外観が目を引く「藤屋」。建物は2006年に建築家・隈研吾氏がリノベーション。館内には各所に間接照明が配され、幻想的な雰囲気に満ちています。非日常を体感したいときにぴったりですよ。

浴室は5つあり、なんとすべて貸し切り! 半露天風呂のみ予約が必要ですが、そのほかは利用している人がいなければ、好きなタイミングで入浴できます。贅沢な気分を味わいたいときにはぜひ訪れてみてください。

5)仙峡の宿 銀山荘

5)仙峡の宿 銀山荘

湖や山並みを望む露天風呂が魅力の「仙峡の宿 銀山荘(せんきょうのやどぎんざんそう)」。春は新緑、秋は紅葉と、四季の美しさを温泉とともに堪能できます。あたたかな色合いの照明が灯る、夜の露天風呂も素敵ですよ。

客室はすべて和室。半露天風呂付きの客室に泊まれば、とっておきの時間を過ごせそうですね。尾花沢牛や旬のふるーつなど、地元食材をふんだんに使った料理も評判です。

  • 仙峡の宿 銀山荘
    • 住所 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑85
    • 電話 0237-28-2322
    • 営業時間:IN15:00 OUT10:00
      料金:1泊2食付き22,700円~

◆実施中の新型コロナ感染症対策

ご紹介した5つの温泉宿では、新型コロナウイルス感染症対策を実施しています。

施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/施設内換気の実施/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

検索