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仮面ライダー好きは行くべき!石ノ森萬画館の見どころとオリジナルグッズを一挙紹介

仮面ライダー好きは行くべき!石ノ森萬画館の見どころとオリジナルグッズを一挙紹介

更新日: 2021/01/29

宮城県出身で石巻に深いゆかりがある萬画家・石ノ森章太郎。「石ノ森萬画館」は、石ノ森作品の世界観を体感できる人気の施設です。宇宙船をイメージした施設の中には、『サイボーグ009』や『仮面ライダー』などおなじみのヒーローたちを紹介するコーナーが充実。1Fのグッズショップには300点以上のアイテムが並び、オリジナルグッズも豊富にそろっています。マンガファン必見の石ノ森萬画館の見どころをご紹介します。

目次
  1. 「マンガの王様」石ノ森章太郎とは?
  2. JR石巻駅からも見どころがいっぱい
  3. 石ノ森萬画館の見どころはここ
  4. マニア必見!スタッフおすすめのおみやげ5選

「マンガの王様」石ノ森章太郎とは?

「マンガの王様」石ノ森章太郎とは?

1938年に宮城県の登米郡石森町(現在の登米市)に誕生した石ノ森章太郎。1954年のデビュー以来、『サイボーグ009』や『佐武と市捕物控(さぶといちとりものひかえ)』など数々のヒット作品を生み出した日本を代表するマンガ家です。『仮面ライダー』シリーズや『がんばれ!!ロボコン』など特撮ヒーローものの原作も携わり、「特撮」を一大人気ジャンルに育て上げた立役者としても知られています。

宇宙船をイメージした石ノ森萬画館の外観
宇宙船をイメージした石ノ森萬画館の外観

石巻とゆかりのあった石ノ森先生。1990年代の石ノ森萬画館建設計画の立ち上がり当初から、外観のデザインやコンセプトの発案など積極的に構想に関わりました。石ノ森先生は、残念ながら萬画館着工前に亡くなってしまいましたが、その意思を引き継ぎ石ノ森萬画館は2001年に開館しました。

宇宙船をイメージした石ノ森萬画館の外観は、石ノ森先生の発案によるもの。「マンガ惑星から宇宙船が降りてきた」というストーリーをイメージした、新しいもの好きで遊び心のある石ノ森先生らしいデザインです。

JR石巻駅からも見どころがいっぱい

JR石巻駅からも見どころがいっぱい

石ノ森萬画館の最寄り駅は、JR石巻駅。JR仙台駅からは、快速・仙石東北ラインで約1時間で着きます。

JR石巻駅から石ノ森萬画館までは徒歩12分。石ノ森マンガの町らしく、駅から萬画館までの「石巻マンガロード」には石ノ森キャラクターのモニュメントが点在し、訪れる人を楽しませてくれます。ぜひ歩いて萬画館を目指してはいかがでしょうか。

こちらは商店街の入り口「萬画ポケットパーク」にある『サイボーグ009』主人公・島村ジョー。仁王立ちの凛々しい姿
が印象的です。

いわずと知れた仮面ライダー1号を発見! 石ノ森萬画館開館当時から立つモニュメントで、2011年の東日本大震
災発生時には、奇跡的に被害を免れ復興のシンボルともなりました。

ほかにも、マンホールのふたやポストの上のオブジェ、ベンチなど、町のあちこちに石ノ森キャラクターが隠れています。お気に入りのキャラクターを探したり、一緒に撮影したりしながら街の東を流れる北上川を目指しましょう。橋を渡ると中州に建つ石ノ森萬画館が見えてきます。

石ノ森萬画館の見どころはここ

石ノ森萬画館の見どころはここ

萬画館では、石巻のご当地キャラクター「シージェッター海斗」がお出迎え。ちなみにこのシージェッター海斗も、石ノ森先生原案のキャラクター。残されていたデザイン画から生み出されました。

入館すると目の前にインフォメーションがあり、サイボーグ009のコスチュームをまとったスタッフが案内してくれます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として来館者にはマスク着用をお願いしているそうですが、募金形式でマスクの準備もあるので、忘れた際は活用しましょう。

館内は、有料ゾーンと無料ゾーンに分かれています。『サイボーグ009』や『仮面ライダー』をテーマにした展示室に入るためには、観覧チケットを購入しましょう。館内のパンフレットは中国語、英語、台湾語の3種類を用意。日本語が苦手な方へ対応するため、スタッフ用に翻訳機が準備されているので外国からの来館者も安心です。

スロープをあがり2Fの有料ゾーン手前にあるカウンターでチケットを見せたら展示室へ。『サイボーグ009』の研究室をイメージした展示室に入ります。等身大のサイボーグ戦士は、いきいきとして今にも動き出しそう!

ここでは、サイボーグ001から009の特殊能力や、サイボーグとなった経緯を映像で解説。サイボーグ化手術を施したアイザック・ギルモア博士ももちろんいます。キャラクターがしゃべったり動いたり、光ったりという仕掛けも。15分おきには、サイボーグ002ことジェット・リンクが頭上を飛びます。

サイボーグ009の世界を抜けると、次は仮面ライダーの展示室です。仮面ライダー1号が岩の上でバシッとポーズを決めています! かっこいい!

周囲には、昭和期のライダーのマスクが展示されています。さらに奥に進むと、平成・令和ライダーたちのマスクもずらり。歴代のライダーファンはもちろん、最近ライダーにハマった方もテンションがあがる展示内容です。

「仮面ライダーの世界」では、プリペイドカード(500円)を購入すれば、「仮面ライダーに変身!」、「サイクロン号に乗る!」の2種のアトラクションに挑戦することもできますよ(各250円)。

「仮面ライダーの世界」を抜けると、その先には「人造人間キカイダーの世界」や、『ホテルプラトン』をイメージした「HOTELの世界」などが続きます。シージェッター海斗も登場。石ノ森先生の当時のラフスケッチを見ることができます。

石ノ森作品の原画が展示された「原画コーナー」をのぞき、有料ゾーン、無料ゾーン共に写真撮影が可能です。SNSへの投稿はOKですが動画投稿はNG、自撮り棒の使用は不可など一定のルールがあるので、確認してから撮影を楽しんでくださいね。

3Fは無料の「学習・体験ゾーン」。約6,000冊のマンガ本が並んでいて自由に閲覧できます。「アニメにしよう!」のコーナーでは無料でアニメーション作りに挑戦できます。石ノ森キャラクターの見本を敷いて、上からなぞり色鉛筆で色付け。パラパラマンガのように連続する数枚の絵を描いてスタッフに渡すと、アニメーション動画がテレビ画面に映し出されます。自分の絵が動く感動は、他では味わえませんよ!

マニア必見!スタッフおすすめのおみやげ5選

マニア必見!スタッフおすすめのおみやげ5選

館内をひと通り楽しんだら、次はおみやげを選びましょう。1Fグッズショップで300点以上のアイテムのなかから、スタッフのオススメを紹介してもらいました。

まずは定番の「ボールペン」(各510円)。3種類あり、それぞれサイボーグ009、ロボコン、仮面ライダーのマンガが描かれています。なめらかな書き心地に定評のあるこのボールペンは、日本でも人気の文具会社・ぺんてる製。安心のジャパン・クオリティです。

「チケットファイル」(各310円)は最近人気急上昇中のアイテムなんだとか。萬画館のチケットを入れるのに便利なのはもちろん、出先で一時的に外したマスクを保管するマスクホルダーとして利用する人も多いそう。石ノ森マンガらしいシックなデザインなので、大人の方が使いやすいのもポイントです。

仮面ライダー、サイボーグ009、ロボコンの3種の入れ物に入った「金平糖缶」(各610円)。こちらは2020年9月に発売されたばかりですが、SNSで発信されるやいなや話題になった商品です。日持ちのする金平糖はおみやげにぴったり。お菓子を食べた後は、小物入れとしても活用できるダブルで嬉しいアイテムです。

サイボーグ009のキャラクターを愛らしく描いたオリジナル調味料のシリーズ(各396円)は、石巻の老舗醤油店「山形屋商店」とのコラボ商品。定番の醤油のほか、レモン果汁入りの醤油や卵にかける専用醤油など変わり種もラインナップ。200mlと小さめサイズなので持ち帰りも楽ちんです。

「シルク扇子」(各1,650円)は、長年高い人気を誇るアイテム。石ノ森マンガを和テイストにアレンジした落ち着きのあるデザインが魅力で、破れにくく高級感があるところも人気の理由です。

喫茶室もあり一日中楽しめる「石ノ森萬画館」。1Fのグッズショップは、チケットの購入がなくても利用OK。気軽に訪れて、ここでしか買えないオリジナルグッズを探してみてください。

  • 石ノ森萬画館
    • 住所 〒986-0823 宮城県石巻市中瀬2-7
    • 電話 0225-96-5055
    • 営業時間:9:00~18:00(12~2月~17:00)
      料金:大人840円、中高生520円、小学生210円
      定休日:第3火曜(12~2月火曜、8月無休)

Text by:株式会社シュープレス
※本記事の情報は2020年9月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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