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ここなら外さない！「喜多方ラーメン」がウマいおすすめのお店3選

更新日: 2022/11/29

福島県で美味しいものが食べたいなら、やっぱり外せないのが「喜多方ラーメン」です。博多ラーメン、札幌ラーメンと並んで“日本三大ラーメン”の一つとされ、この喜多方ラーメンを目的に観光へ訪れる人も少なくありません。とはいえ店が多過ぎて、どこに行こうか悩んでしまう方は多いはず。そこで、個性の異なるオススメの喜多方ラーメン店を3つ厳選してご紹介します。

水分が多く含み、ツルツルした口当たりともちもちした食感の加水麺が特徴的な喜多方ラーメン。博多ラーメン、札幌ラーメンと合わせて“日本三大ラーメン”と呼ばれています。同じ喜多方ラーメンでも味は店舗によって異なりますが、スープのベースは醤油味が基本。平打ちのちぢれ麺によく絡みます。喜多方市内には約100店舗にも及ぶ喜多方ラーメン店が点在し、中には創業より何代も続く老舗店も少なくありません。

喜多方駅から北へ向かって徒歩約30分。国道459号線を経て、県道333号線に入ってすぐの道路沿いにあります。駐車場が広く設けられているので、電車だけでなく車での来店にも便利です。

店内に入るとカウンターとボックス席、そして小上り席が。お一人様から家族連れまで入りやすいでしょう。基本のラーメンは中太手もみ縮れ麺に多加水麺、そして豚拳骨をベースにしたおなじみの喜多方しょうゆ味ラーメン。

しかし、お店のおすすめメニューは「特製ラーメン」（1,150円）です。こちらは、なんと喜多方ラーメンには珍しい“背脂ちゃっちゃ系”（スープに煮込んだ豚の背脂を網でこして加えることでコクを出したラーメン）。豚の背脂が入り、少しニンニクが効いたスープが印象的です。さらにネギとチャーシューが入った全部乗せで、味はもちろんボリュームも満足間違いなし！な一品です。

喜多方駅から徒歩約20分の場所にある老舗の喜多方ラーメン店。現在は4代目となる店主が、開店当初より変わらぬ美味しさを貫いています。すぐ近くには田付川が流れ、喜多方市役所からもすぐ。観光客はもちろん、地元民も多く足を運びます。昔ながらの暖簾をくぐれば、店内には古き良き昭和の雰囲気が。テーブル席のほかに畳の敷かれた座敷もあり、落ち着いて食事が楽しめます。

人気のメニューは中華そば（750円）。しっかりした醤油味のスープに、もっちりした麺がよく合います。上に乗せられた3枚の自家製チャーシューもこだわりの逸品で、ジューシーで食べ応え抜群。チャーシューの10枚乗った「チャーシュー麺」（1,050円）もあるので、チャーシュー好きならこちらがおすすめです。7:00から営業しているため、朝ラーを楽しみたい方も是非どうぞ。

2008年開業の比較的まだ新しい喜多方ラーメン店。喜多方駅から徒歩約10分、中心市街地から離れた郊外に店舗を構えています。テーブル席は4人がけ3席、カウンター席6席、小上がり席2席あり、店内は綺麗でゆとりある雰囲気です。

一押しのメニューは、店主が生まれ育った町のシジミの歴史と文化をラーメンにしたいと考え開発した「山葵潮そば」（850円）。カエシには提携漁師から直送で仕入れているシジミを大量に使っており、スッキリした塩味のスープにシジミの風味がマッチします。山葵を溶かすと香りが広がり、また異なる味わいが楽しめるでしょう。

なお、カエシ以外に麺やスープも地元産にこだわる徹底ぶり。喜多方味噌醸造の米麹で熟成された、大豆の旨味と風味豊かな「芳醇味噌ラーメン」（800円）も人気です。

喜多方駅周辺を中心として、数多くの店舗が軒を連ねる喜多方ラーメン店。しかし同じ喜多方ラーメンと言っても、お店によってコンセプトや味わいが全く異なります。長い伝統を持つ老舗から新店まで。ぜひ、ご自身の中でイチオシの喜多方ラーメン店を見つけてみてください。

Text by:三河 賢文
※取材時の情報を2022年11月に更新しています。営業時間や価格、サービス内容が変更となっている場合があります。最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。