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東北・福島旅行の楽しみは?代表的な観光地や買い物、遊びで行くべきスポット

東北・福島旅行の楽しみは?代表的な観光地や買い物、遊びで行くべきスポット

公開日: 2019/09/06

日本の東北地方の南に位置する福島県は、比較的温暖な気候で、磐梯山や大内宿などの山間部は夏涼しく、冬はたくさん雪が降るのが特徴。名所が雪で染まる光景は、目をみはる美しさです。二本松城や鶴ヶ城といった歴史的なスポットが多く、着物をレンタルして城下町散策を楽しむ観光客の姿も見られます。

グルメは、日本三大ラーメンに数えられる喜多方ラーメンや地酒とともに味わう円盤餃子が人気です。また、桃やぶどうなどフルーツの栽培も盛んで、シーズン中はフルーツ狩りを楽しめます。

福島ってどんなとこ?

人口約185万人、国内で3番目に広い面積を誇る福島県は、主に3つのエリアに分かれています。鶴ヶ城をはじめ、歴史的な名所が点在する「会地方」と、山間にあり自然の景観や果樹園、温泉に恵まれた「中通り」は、冬も温暖な盆地と、夏は涼しく冬は降雪量が多い山間部を有します。太平洋側は「浜通り」と呼ばれ、多彩なプールのある「スパリゾートハワイアンズ」や福島沖合の海をテーマに展示を行なう「環境水族館アクアマリンふくしま」が観光スポットとして人気。潮風が吹き、夏も比較的涼しいエリアです。

グルメは、福島市街地や会津若松の街なか、温泉街に、国内で評判の地酒を味わえる居酒屋が多く集まり、「餃子」や「いかにんじん」といったご当地グルメと一緒に楽しめます。

福島観光のポイント

東京駅から福島観光の起点となる郡山駅までは、東北新幹線を利用し1時間15分~50分程。郡山駅を中心に、会地方や喜多方方面、福島いわきなどにはバスや電車で移動ができます。複数のエリアを巡る場合や裏磐梯、吾妻山などの山間部へは、最寄り駅まで電車で移動し、車かタクシーを利用するのがおすすめです。

会津若松福島市内、郡山駅周辺の観光に便利なのが、主要なスポットを巡るバス。1乗車につき100~210円ほどとリーズナブルなのが特徴です。なかには、1日乗車券を販売しているバスもあり、お得にたくさんの観光地を巡ることができます。

鶴ヶ城

鶴ヶ城

中世の頃から約500年間、伊達家や蒲生家、上杉家、松平家といった数々の大名家が入れ替わり居城としてきました。守りが堅いことで知られた名城で、1868年に起こった戊辰戦争の際も敵の攻撃に1カ月間耐え続けたと伝わっています。城はその後、1874年に時代の移り変わりとともに取り壊されました。

現在の姿は、1965年に復元されたもので、取り壊される前と同じ「赤瓦(あかがわら)」を屋根に使った日本唯一の城と呼ばれています。天守閣内では、1868年頃の鶴ヶ城内を再現したコーナーや、会の歴史、歴代城主などの資料を展示。最上階へ登れば、磐梯山や飯盛山、会街並みを見渡せます。

  • 鶴ヶ城
    • 住所 福島県会津若松市追手町1-1
    • 電話 0242-27-4005

    営業時間:8:30~17:00
    料金:入場410円
    定休日:無休

大内宿

大内宿

大内宿は江戸時代(1600年~1867年)、宿や荷物の中継ぎをする問屋を中心に、旅と運送の拠点として栄えた宿場町。現在は、約30軒にのぼる茅葺き屋根の飲食店とみやげ店が並ぶ、東北屈指の観光地となっています。街並みを撮影するなら、沿道の突き当りを少し登ったところにある「子安観音堂(こやすかんのんどう)」を訪れてみましょう。大内宿の全景を収めることができます。

名物は、ネギまるごと1本を箸代わりにしてそばをすする「ねぎ蕎麦」。丸めたご飯にえごまの味噌を塗って焼いた「しんごろう」や、地元で採れた栃の実を使った大内宿のおもてなし料理「栃餅」もおすすめです。

裏磐梯

1888年に起きた水蒸気爆発によって磐梯山の北側に出現した裏磐梯。水蒸気爆発の際にできた火口壁や飛来した岩々が見られ、荒々しい山の一面を眺められます。岩石が川の流れをせき止めてできた、数百個の湖も見どころ。なかでも、青沼(あおぬま)や毘沙門沼(びしゃもんぬま)など、大小20~30もの湖沼を総称した「五色沼湖沼群(ごしきぬまこぬまぐん)」が有名です。時間や日光の当たり方によって湖水の色がエメラルドグリーンやコバルトブルーに変化して見えます。

散策路「五色沼自然探勝路(ごしきぬましぜんたんしょうろ)」を歩けば、吾妻山や磐梯山をバックに次々と姿を現す美しい湖沼を巡ることができます。時間は1時間程。高低差が少なく歩きやすいものの、訪れる際はスニーカーやトレッキングシューズの着用がおすすめです。

福島グルメをチェック

地元の名産品をアレンジしたメニューから伝統的な郷土料理まで、多彩なグルメがそろう福島。会地方では会津若松駅周辺でこづゆや味噌田楽、餅料理といった郷土料理が味わえます。

会津若松から少し足を延ばした喜多方駅付近では、ご当地ラーメンの食べ歩きができます。中通りでグルメを楽しむなら、福島市街地や飯坂温泉街の居酒屋などで提供される円盤餃子と、市内の果樹園で採れる桃を使ったスイーツがおすすめ。浜通りにある「いわき・ら・ら・ミュウ」では、新鮮な魚介をバーベキューでいただけます。

喜多方ラーメン

喜多方ラーメン

1920年~1930年にかけて、中国から渡ってきた青年が屋台で売り歩いた支那そばがルーツといわれています。麺は比較的水分が多い太く平たい形状で、縮れた見た目とコシのある歯応えが特徴です。スープは醤油を基本に、店により味噌や塩をベースにするなど多岐に渡ります。観光案内所で手に入るラーメンマップを見ながら、食べ歩きを楽しむのがおすすめ。焼いて固めた麺に、チャーシューやメンマ、ネギを挟んだ喜多方ラーメンバーガーも人気です。

また、喜多方には朝早くからラーメンを食べる「朝ラー」という独特の文化が根づいています。清酒の蔵元や農家など、早朝から仕事をしていた人々が早い時間からラーメンを食べたことが始まり。現在は20程の店舗で朝ラーができます。

ふくしま餃子

ふくしま餃子
写真:福島県観光物産交流協会

皿に盛るときに円盤形になるよう、フライパンに丸く並べて焼き提供するご当地餃子です。第二次世界大戦後、県内の餃子店「元祖円盤餃子 満腹」の創業者が中国にいたころに居酒屋の屋台で味わった、中華で丸く焼いた餃子をアレンジし、フライパンで焼いて提供したことが始まりといわれています。現在は、福島市内の約15店舗ほどで食べることができ、そのほとんどの店は夕方からの営業です。ふくしま餃子が広まり出した当初はサラリーマンが仕事帰りに食べており、そのころの名残といわれています。

店による工夫が特にみられるのは餃子の皮。カリッと揚げ焼きにしたものやヨモギを練り込んだものなどがあります。たっぷりの野菜とひき肉からうまみを引き出した餃子のタネも見事。酒の肴にぴったりの名物です。

福島みやげのポイント

古くから伝わる赤べこ、起き上がり小法師といった民芸品や特産の桃使ったスイーツ、ドリンクなどが人気。国内で高い評価を得ている日本酒を求めて、蔵元を訪れる観光客も珍しくありません。鶴ヶ城や二本松城の城下町にある老舗和菓子店で見られるフォトジェニックな和菓子も魅力的です。

起き上がり小法師

起き上がり小法師

やわらかくほほ笑んだ表情が愛らしい、会地方を代表する民芸品。地域の人々には、家族の繁栄や健康への願いを込めて、年初めの市で家族の数よりも1個多く買う慣習があります。転んでもすぐに立ち上がる姿には、いつも元気で働けるようにという思いが込められています。

大小さまざまなサイズが売られ、色合いも白地に赤、青のほか、ピンクや赤の単色などバリエーションが豊富。会地方をはじめとした県内のみやげ店で購入でき、なかには絵付け体験を実施している工房や観光施設もあります。

玉羊羹

玉羊羹
写真:玉嶋屋

玉嶋屋は江戸時代から続く老舗和菓子店。上品な甘さと小豆の豊かな風味をもつ羊羹が評判で、古くは二本松城主である丹羽家が当時日本を治めていた徳川将軍家に献上していたといわれています。

なかでもおすすめはコロンとした見た目が愛らしい玉羊羹。1937年、戦地でもやわらかいまま食べられる羊羹を作って欲しいという、県知事の依頼で開発されました。当時の店主は、餡をゴムに包むことで、いつまでもやわらかくみずみずしさを保つ羊羹を実現。つまようじを刺しゴムを割って中身を取り出すという、独特の食べ方も人気の理由です。現在は福島県を代表するみやげとなり、ハートの形をした玉羊羹も売られています。

  • 玉嶋屋
    • 住所 福島県二本松市本町1-88
    • 電話 0243-23-2121

    営業時間:7:30~18:50
    定休日:無休

福島での買い物のポイント

地方、中通り、浜通りのそれぞれに物産館がありますが、県内各地のみやげを一カ所で購入するなら「福島県観光物産館」がおすすめ。東北新幹線福島駅から徒歩2分ほどと、アクセスも抜群です。コラッセふくしまというビルの1階にあり、福島の工芸品や特産品、グルメが1フロアに集結しています。福島県のお酒を扱うコーナーには、約54の蔵元から集まった日本酒とリキュール約700種が勢ぞろい。ラウンジスペースでは食事やお酒の飲み比べを楽しめます。

  • 福島県観光物産館
    • 住所 福島県福島市三河南町1-20 コラッセふくしま1階
    • 電話 024-525-4031

    営業時間:9:30~19:00
    定休日:無休

Text by:株式会社シュープレス

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