青森県弘前城にて、2020年9月18日～11月8日（日）の期間、人気クリエイティブカンパニー、ネイキッドが手掛ける「弘前城×ネイキッド 光の桜紅葉」を開催中。ネイキッドと青森が初めてコラボするアートイベントとして、桜や紅葉の名所でもある弘前城が、光や音、香りの演出で幻想的な空間に彩られます。感染症予防にも配慮したアートも見逃せません。
五感で楽しめる！「弘前城×ネイキッド 光の桜紅葉」
桜や紅葉の聖地として、多くの人たちでにぎわう青森県弘前公園。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在の再開に至るまで一時公園を閉鎖することになり、弘前さくらまつりもやむなく中止となってしまいました。
そこで今年の弘前の秋をより楽しんでもらえるよう、紅葉が始まる前の9月から「弘前城×ネイキッド 光の桜紅葉」を開催。国指定重要文化材「弘前城」の天守や石垣へのプロジェクションマッピングをはじめ、紅葉へのライトアップ、音やアロマが香るシャボン、レーザーライトを使った演出なども実施されます。
特に、江戸時代に津軽藩（現在の青森県）で誕生した品種の金魚「津軽錦」が紅葉体験へ誘う物語をテーマにした、プロジェクションマッピングが見もの。中止となったさくらまつりを彷彿とさせるような桜や、ねぷたをモチーフにした演出が行われ、ネイキッドならではの幻想的な世界観に自然と引き込まれてしまいます。
主な見どころコンテンツ
本丸と二の丸に架かる下乗橋で行われるのが「黄葉のはじまり」。緑の桜の葉が黄色く色づき始める様子を、光と音楽によって演出されます。
石垣では「立秋の報せ」と題したプロジェクションマッピングを実施。青森で誕生した金魚「津軽錦」が赤く色づくような紅葉が演出され、秋の物語が始まっていきます。
弘前城天守の建築美を活かしたプロジェクトマッピングの演出「錦秋（きんしゅう）の宴」では、周辺の木々が共鳴するように天守が光り輝きます。
弘前城天守付近では、木々がライトアップし、もっとも赤く色づいた秋の瞬間を光と音で演出する「秋香の小径」が現れます。除菌効果のあるアロマを閉じ込めたシャボン玉が飛び交い、より幻想的な空間に。
秋から冬の訪れを表現したのは鷹丘橋「晩秋の巡り」。橋にプロジェクションマッピングを施し、津軽錦からほどけた紅葉の葉が橋の奥へと流れ、季節の移ろいを憂いと美しさで表しています。
ソーシャルディスタンスを保った参加型アート「ディスタンス提灯™」
ネイキッドと「津軽藩ねぷた村」のねぷた職人で共同制作した「ディスタンス提灯™」は、提灯の光がガイドラインとなり、自然とソーシャルディスタンスをキープしながら散策できるという参加型アート。自ら光の演出に加わり楽しみながら園内を回遊できます。津軽錦をモチーフにした金魚ねぶたが提灯になっているため、地面に金魚の影が浮かび上がります。
また、本イベント開催にあたり、新型コロナウイルス感染拡大防止対策も徹底。入場時には会場入り口での検温や手指の消毒、マスク着用が求められます。また、場合によっては人数制限や、内容・開催スケジュールの変更または中止の可能性もあるため、詳細は公式サイトをチェックしてください。
さらに公式サイトの特設アンケートに答えると、先着500名にお家で観光気分が楽しめる【NAKED, INC. VR】「弘前城 光の桜紅葉」をプレゼントされるという特典も。遠方で来られない方でも、光の桜紅葉を楽しむことができます（商品の発送開始は10月上旬を予定）。
これまでとはひと味違う、光輝く弘前公園をぜひ、心ゆくまで楽しんではいかがでしょうか。
＜開催情報＞
イベント名：弘前城 × ネイキッド 光の桜紅葉
開催日：
2020/9/18（金）～9/22（火）、
2020/9/23（水）～10/31（土）の金・土・日
2020/11/1（日）～11/8（日）
開催時間：
2020/9/18(金)〜9/22(火) 18:00~21:00
2020/9/23（水）～10/31（日）の金・土・日 日没~21:00
2020/11/1（日）～11/8（日） 日没~21:00
場所：弘前公園
入場料：無料
イベントに関する問合せ先：弘前城秋の大祭典実行委員会（弘前市観光課）0172-35-1128 ※平⽇ 10:00〜17:00 まで
主催：弘前城秋の大祭典実行委員会
企画・演出・制作：NAKED, INC.
公式ウェブサイト：https://event.naked.works/hirosaki/
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
