祭りや方言、食など、青森の文化を満喫できる宿を目指す「星野リゾート　青森屋」。2019年4月に誕生したのが、「ねぶた」をテーマにした客室「青森ねぶたの間」です。

巨大な立体ねぶたとねぶた絵が天井や壁を覆い、青森ねぶた祭の迫力がそのまま再現されたような客室は、まさに豪華絢爛そのもの。寝かせない客室とも呼ばれるほどにぎやかな空間で、一生の思い出に残る時間が過ごせます。

2020年7月24日～11月29日の期間、青森屋では1泊2日で青森ねぶた祭を満喫できる「ねぶた尽くしプラン」を販売。今年は開催中止となってしまった青森ねぶた祭の雰囲気を感じてほしいとの思いから、ねぶた・跳人・お囃子・ねぶた師といった4つの見どころが体験できる工夫が施されています。

特徴のひとつは、なんといってもねぶたを楽しめる迫力満点の客室です。ねぶたとは、和紙と針金で形づくられた人形型の立体的な灯篭のこと。青森屋では全体テーマを「古代東北の歴史」とおき、東北の地で語り継がれる3人の英雄、坂上田村麻呂（さかのうえのたむらまろ）、阿弖流為（アテルイ）、源義経の伝説をもとに客室をデザイン。玄関から主室、寝室にいたるまで、ねぶたの迫力を感じることができます。

頭に花笠、白い浴衣に赤やピンクのたすき、腰に黄色いシゴキを身に付け、掛け声をかけながら、跳ねる動きで祭りを盛り上げるのが跳人です。青森ねぶた祭には欠かせない見どころのひとつ。
この客室には跳人の衣装が用意され、自分で着付けられるようになっています。廊下の床には足跡がついているので、跳人になったつもりでステップを踏んで楽しむことができます。

さらにインターフォンの音は「ラッセラー！」という祭の掛け声になっているのもユニーク。まるで自ら祭に参加しているような気分になれますね。

笛、手振り鉦（がね）、太鼓の3種類の楽器で演奏されるお囃子が、客室で体験できるのも魅力。レクチャー動画で手振り鉦の持ち方、たたき方、リズムや掛け声を教えてくれるので、初めての方でも楽しく演奏できます。

さらに、客室にはねぶたのお面づくりのキットも用意。ねぶた制作の一部の工程を体験できます。

青森屋では、青森ねぶた祭の臨場感あふれるショーも開催。スタッフが囃子方となり、手振り鉦や笛、太鼓による迫力ある演奏を楽しめます。

会場への入場数制限の実施や、ソーシャルディスタンスを確保した座席レイアウトにするほか、各健康・衛生管理も徹底するなどのコロナウィルス対策も行っています。

青森屋では新型コロナウィルス感染症防止の取り組みも徹底しています。

宿泊客にはチェックイン時の検温を実施し、全客室に手指消毒用のアルコールを設置しているほか、フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置。また、通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げも行っており、徹底した衛生管理対策がとられています。

ほかにも、密閉、密集、密接の3密を回避するため、大浴場の混雑度がスマートフォンで分かるサービスの実施や、レストランの混雑状況を管理し、入店時間を分散化させるなどの取り組みも行っています。

青森ねぶた祭りへの思いが詰まった「ねぶた尽くしプラン」。今年は青森ねぶた祭の迫力とにぎわいを、ぜひ青森屋で味わってみてはいかがでしょうか。

ねぶた尽くしプラン
■期間：2020年7月24日～11月29日　＊11月29日チェックインまで可
■料金：30,800円～（2名1室利用時1名あたり、税別）
含まれるもの：青森ねぶたの間宿泊、夕朝食、お囃子の楽器演奏体験、青森四大祭りのショー観覧チケット、ねぶたのお面づくりキット
■定員：1日1組　3名まで
■予約：公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/ にて7日前までに要予約