HOME 東北 秋田 秋田近郊 東京から気軽にアクセスできる東北秋田・白神山地、一泊二日ツアー!見どころ、グルメ、アクセス、周遊スポットを徹底紹介
東京から気軽にアクセスできる東北秋田・白神山地、一泊二日ツアー!見どころ、グルメ、アクセス、周遊スポットを徹底紹介

東京から気軽にアクセスできる東北秋田・白神山地、一泊二日ツアー!見どころ、グルメ、アクセス、周遊スポットを徹底紹介

公開日: 2020/09/01

日本の東北地方、秋田県と青森県に広がる世界自然遺産の「白神山地」。こちらは太古から変わらない美しい自然とスケールは、訪れる多くの人の心を魅了し続けています。昨今の観光においてニーズが高まってきている "アドベンチャーツーリズム" にもぴったりと当てはまり、これからさらに注目されそうな場所といえます。
この記事では、東北秋田・白神山地を徹底解説。東京からのアクセスやグルメ、周辺のスポットなど、一泊二日で楽しめるプランを紹介します。

■東北地方「白神山地」ってどんな場所?

■東北地方「白神山地」ってどんな場所?

東北地方は日本列島の本州の最北部分で、四季折々の美しく豊かな自然と多くの温泉地、伝統的な祭り、郷土料理など、地域ごとに独自の魅力がいっぱいのエリアです。ガイドブック「ロンリープラネット」が発表した「2020年に訪れるべき世界の10地域」の第3位にも選ばれています。

「白神山地」は、秋田県と青森県にかかった約13万ha(東京山手線の内側の約2倍強の大きさ)に広がる山岳地帯のことで、世界最大級のブナ原生林が広がっています。手つかずの自然と固有の生態系は世界的にも貴重なものとして、1993年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。

■一泊二日で楽しむ弾丸ツアー!東北地方初上陸のキャシーさん

■一泊二日で楽しむ弾丸ツアー!東北地方初上陸のキャシーさん

今回旅するのは東北地方が初めてというイギリス出身のキャシーさん。「動物も自然も大好きなので、すごく楽しみにしています!」

■1日目:飛行機で羽田空港から大館能代空港~秋田・白神山地へ

■1日目:飛行機で羽田空港から大館能代空港~秋田・白神山地へ

東北地方は飛行機、電車、いずれも東京からアクセス抜群。今回は、羽田空港から飛行機で1時間少々、秋田県の大館能代(おおだてのしろ)空港に到着です(2020年10月24日までは1日2往復運航。10月25日以降は1日3往復運航 ※状況により運行状況が変わる場合があります。詳しくはご確認の上ご利用ください)。

現地での移動は、自由気ままなレンタカーがおすすめ。空港で車を借りて、さっそく白神山地の入り口となる藤里町へ向かいます。

■大自然を満喫する旅は、白神山地世界遺産センター(藤里館)から

■大自然を満喫する旅は、白神山地世界遺産センター(藤里館)から

白神山地世界遺産センター(藤里館)は、白神山地の世界遺産としての価値を守り、普及・啓発するために作られた施設です。大館能代空港からは、車で約40分。

白神山地に生息する動植物の解説、日本や各国の世界遺産についてなど、事前に知っておくと役立つ情報が多数展示されています。無料マップももらえるので、散策前にまず立ち寄っておきたいスポットです。

この旅で白神山地を案内してくれるガイドの菅沼さん。現地をよく知るプロの案内で、散策が何倍も楽しくなりそうです。

  • 白神山地世界遺産センター
    • 住所 秋田県山本郡藤里町藤琴里栗63
    • 電話 0185-79-3001
    • ・営業時間/9:00~17:00(12月~2月は10:00~16:00)
      ・定休日/毎週火曜日休(祝日の場合は翌日)
       ※12月~2月は毎週月・火曜日(祝日の場合は火・水曜日)

白神山地の歴史や全体像、私たちがこれから向かう場所、動植物の見どころなど、詳しい説明を聞いて、ますます期待が高まります。

■森の美しさと散策しやすさでおすすめなのは「岳岱(だけだい)自然観察教育林」エリア

■森の美しさと散策しやすさでおすすめなのは「岳岱(だけだい)自然観察教育林」エリア

いくつかある散策ルートのうち、おすすめはこの岳岱(だけだい)エリア。一般の人が立ち入れない世界遺産区域とほぼ同じ状態の森を手軽に見ることができる穴場ルートです。

人も少なく静かなので、ゆっくり自然を堪能したい人にはぴったり。平地も多く、お子さんから年配の方まで比較的楽に散策できます。

岳岱に向かう車道には野生のモミジイチゴ
夏は地下足袋で沢歩きをするシャワークライミングもできる

■一歩足を踏み入れると、そこは緑に包まれた幻想的な別世界!

■一歩足を踏み入れると、そこは緑に包まれた幻想的な別世界!

世界遺産センターからさらに40分ほど車を走らせると入り口に到着。目の前には一面緑の美しい森が広がっています。

この日は雨でしたが、実は晴れより雨のほうが動植物の生態もわかりやすく、幻想的な写真も撮れるのでラッキーなのだそう。また、ブナの葉が雨除けになってくれるので、ほとんど気になりません。

岳岱のシンボルである樹齢400年以上のブナの樹(通常は寿命約200年)。周りと存在感が違います。

「冬の間、雪の重みで折れないように幹を曲げて雪の下に隠れているから、みんな根本が曲がってるんですよ」と菅沼さん。植物が過酷な自然界で生きるための様々な工夫、めずらしい植物についても説明してくれます。

梅雨の時期に見られる銀竜草

腐葉土を通った白神山地の湧き水は、日本トップレベルの軟水です。

喧騒から離れた静かな森でゆっくりと過ごす極上の贅沢時間。キャシーさんも「空気が気持ちよくて、気分がスッキリしますね」とエネルギーチャージできたようです。

  • 岳岱自然観察教育林
    • 住所 秋田県山本郡藤里町

■秋田の地酒の品揃えが豊富な「天洋酒店」

■秋田の地酒の品揃えが豊富な「天洋酒店」

白神山地はもちろん、秋田観光を楽しむならそのまま車を走らせ日本海に面する能代の町に行くことがオススメ。米作りが盛んな秋田で外せないのは日本酒。こちらの天洋酒店は、秋田のお酒のみ取り扱っている地元密着型の酒店です。

店内には、店主が目利きした酒蔵のイチオシの銘柄ばかり!「ただ売るのではなく、酒造りに賭ける想いやこだわり、方向性が共感できる酒蔵さんとお酒を伝えていきたいと思ってるんです」と店主の浅野さん。

それぞれの酒蔵の特徴や歴史、お酒の違いなども詳しく教えてくれるので、自分好みのお酒が見つかるはずです。

  • 天洋酒店
    • 住所 秋田県能代市大町8-16
    • 電話 0185-52-3722
    • ・営業時間/平日9:00~19:00 日曜・祝日 9:00~18:00
      ・定休日/第3月曜

■おいしい郷土料理と温かいおもてなしにあふれた「酒どこ べらぼう」

■おいしい郷土料理と温かいおもてなしにあふれた「酒どこ べらぼう」

自然に恵まれ海も近い秋田は、肉や魚から野菜までなんでも揃う食材の宝庫。ということで、「能代」駅近くの「酒どこ べらぼう」へ。

能代の料理を提供しているローカルな居酒屋で、地元の人のみならず観光客にも人気のお店です。

店名は舌をベーっと出した「べらぼう凧」から。魔よけ的な意味合いがある

秋田で生まれ育った店主の成田さんですが、昔は仕事でヨーロッパ諸国を巡っていたのだとか。気さくでオープンな人柄もお店の大きな魅力です。

名産品「じゅんさい」はマストメニュー
歯ごたえと旨味たっぷり「比内地鶏の焼き鳥」
名物「いぶりがっこ」とめずらしいお米の漬物「赤漬け」
左上:鯨肉を使った鍋「くじらかやき」 左下:食感が良い森のキャビア「とんぶり」 右上:秋田でおなじみの「ハタハタの飯寿司」 右下: お店おすすめ、能代のB級グルメ「豚のなんこつ」

「自分が酒を飲みたいからお店を始めたんだよ」と言いながらも、声掛けやサービスにはお客さんへの愛情がたっぷりで「県外の人や外国の人、一人でくる人誰でも、気軽に楽しんでもらいたいんだよね」と本音も漏らしてくれました。

英語メニューや英語を話すスタッフはいませんが、このお店なら言葉を超えて通じ合えるはずです。こうして秋田の地酒と料理を存分に味わって1日目は終了です。

  • 酒どこ べらぼう
    • 住所 秋田県能代市柳町2-39
    • 電話 0185-54-4066
    • ・営業時間/17:00~23:00
      ・定休日/月曜日

■2日目:秋田犬とのふれあい体験~白神山地の人気スポット「十二湖」へ

■2日目:秋田犬とのふれあい体験~白神山地の人気スポット「十二湖」へ

二日目は、白神山地屈指の人気スポット「青池」のある十二湖エリアを目指します。
目的地に向かう前に 、 "秋田といえば" の代表格、「秋田犬」に会いに行きます。旅の体験予約サイト「Voyagin」なら、秋田犬触れ合い体験コース(約1時間)を堪能できます。

経験豊富なブリーダーである本瀬さんが、体験者の動物への慣れ具合も考慮し、その日のコンディションがベストな犬を選んでくれます。

まずは子犬の抱っこ体験から。毛並みはフワフワ、つぶらな瞳、終始笑顔が止まりません。

続いて、散歩体験。大きくて力がある秋田犬ですが、賢くて性格は従順。歩き方やリードの持ち方のコツもしっかり教えてくれます。

特別に生後14日の赤ちゃん犬の抱っこ体験

「本当にかわいかったです!動物が大好きなのであんなに触れ合えて大満足!」とキャシーさん。
秋田犬と触れ合える場所の中でも、実際に抱っこしたり散歩できるのはここだけ。ストレスなく大事に育てられているからこそできる体験プランです。

■十二湖へは「リゾートしらかみ」の列車の旅で思い出作りも

■十二湖へは「リゾートしらかみ」の列車の旅で思い出作りも

続いて向かう青森県側の「十二湖」へは、秋田から青森を結びJR五能線内を走る観光列車「リゾートしらかみ」に乗っていくこともできます。絶景ポイントで徐行運転してくれたり、イベントの開催や名産品の販売も行っています。

JR五能線の起点「東能代(ひがしのしろ)」駅。青森県「川部」駅まで全長約150㎞のローカル線。車窓から海と山の絶景を望めながら移動も楽しめる列車の旅はとても人気、早めの予約が必須です。
JR五能線「十二湖」駅からはバスで「奥十二湖駐車場」(終点)で下車

■十二湖観光のハイライト、「青池」を目指して散策コースへ!

■十二湖観光のハイライト、「青池」を目指して散策コースへ!

「十二湖」とは、青森・白神山地にある33の湖沼の総称で、山から十二の湖が見えたことから名づけられたといいます。

鶏頭場(けとば)の池からスタートし、ゆっくり歩いて約1時間半の散策です。

他に類を見ない鮮やかで美しい青色が有名な「青池」に到着です。季節や天気、時間帯によってもいろいろな表情を見せてくれます。

取材時はあいにくのお天気でしたが、晴れた日はこんな鮮やかな色にも

階段を上った先は、ブナ自然林。うっすらと霧がかかり、すべてを浄化してくれる神聖な空気が流れているようです。

「映画の世界にいるみたい…本当に幻想的な風景ですね」とキャシーさん。しばしうっとりこの空間を味わいます。

この新緑の森も、秋には美しく色付いた紅葉が見られます。

倒木と苔が織りなす景色はまるで天然のアート作品

■旅の最後は自然への感謝とともに。世界遺産を楽しむために知っておきたいマナー

■旅の最後は自然への感謝とともに。世界遺産を楽しむために知っておきたいマナー

現代で人の手が加えられていない自然を残すのは簡単なことではありません。どんなにきれいな草木でも、落ちている実ひとつでも持ち帰るのはNG。思い出は、カメラと心に刻んで持ち帰りましょう。また、貴重な生態系を壊してしまわないように、ゴミも残さず、必ず指定された散策ルートを進んでいってくださいね。

最後は自然に感謝して「十二湖」を後にします。帰りは、青森方面へ向かって青森空港またはJR新青森駅も利用できます。

■身も心も豊かさを感じられる 東北・秋田白神山地の旅

■身も心も豊かさを感じられる 東北・秋田白神山地の旅

「ここでしか見られない自然は素晴らしかったです。まだあまり人がいっていないところや穴場的スポットはワクワクします。世界遺産を極めたい人は絶対に楽しめる場所。秋田犬もかわいかったし、東北はまた来たいところになりました」と、旅の感想を話してくれたキャシーさん。

自然の素晴らしさ、土地に根付く食文化、人の温かさが感じられる白神山地の旅。大自然のパワーで心も身体も満足できる新たな旅へ、ぜひ訪れてみてください。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

検索