瀬戸内海に浮かぶ日本最大の島、淡路島。神話によると日本で最初に生まれたとされる島です。北には全長3,911mを誇るつり橋「明石海峡大橋」が、南の鳴門海峡では世界最大級の「鳴門の渦潮」が出現し、アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」などもある、今注目のエリアです。この淡路島の中心地・洲本市は、洲本温泉があり、温泉旅館が集まるリゾート地として知られています。

洲本バスセンターから送迎バスで5分のところにある「淡路夢泉景（あわじゆめせんけい）」のコンセプトは「見たかった海が。ここにある」。美しい海原に、満天の星や朝日、すみわたる青い空が映える風景は、贅沢そのもの。英語対応可能なスタッフや館内案内の英語表記、翻訳アプリの使用など、外国人観光客への配慮も万全です。

特別フロア「里楽」の客室は、個性ある７種18室があり自分好みの客室が見つかります。女性専用のレディースラウンジやレイトチェックアウト（11:00）などの特典もうれしい。

温泉施設も景色は抜群。湯賓閣「天宮の雫」は、2Fに海・空・湯の一体感を感じる「展望露天風呂」と「展望大浴場」、1Fの波打ち際にも露天風呂があるメゾネットタイプの温泉。洲本温泉と自家源泉のにごり湯「古茂江温泉」の2種類のお湯が楽しめます（タトゥーがある人もカバーシールなどを使い、他の人から見えない場合は利用可能）

また、家族で利用できる「貸切露天風呂」や「貸切家族風呂＋岩盤浴」もあります。

食事は、食材の宝庫といわれる淡路島の上質な海の幸と山の幸を使った和会席。コースは複数あり、選べるのも魅力です。外国人旅行者からは「感動した！」という感想が多いのも特徴です。

小さな子ども向けには天気に関係なく遊べるキッズランドなどの設備、誕生日や結婚記念日・長寿の祝いなど3世代で楽しめるサービスも魅力。食事は部屋食・個室利用などから選ぶことができ、家族で気兼ねなく過ごせます。幼児向けのアメニティや貸出品も充実しています。

回廊でつながったグループホテルの「ホテルニューアワジ」の湯巡りやエステ施設、シガーバーなども利用可能。ファミリーでホテルリゾートらしい楽しみ方ができます。

ホテルで実施中の新型コロナ感染症対策
フロントや設備等の消毒・除菌・洗浄／館内各所に除菌・消毒液の設置／エレベーターや大浴場など定員制限による三密回避／フロントでのアクリル板設置、手続きの時間短縮、事前精算の推奨／お客様の入れ替わり都度の消毒／施設内換気の実施／スタッフのマスク・手袋着用・手洗い・消毒・うがい・検温・健康管理チェックの実施お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施／入館時に旅行者全員の本人確認の実施／体調不良のお客様対応（厚生労働省の指導に従い、個室にて待機頂き、保健所に連絡の上、その指示に従っていただきます）

関西で最も南国的なリゾート地といえば、和歌山県の南紀白浜。青い海と白い砂浜での海水浴や「日本三古湯」に名を連ねる由緒ある「白浜温泉」、豊富なグルメ、パンダの飼育展示で有名な「南紀白浜アドベンチャーワールド」など、家族で楽しめるスポットが盛りだくさんのリゾート地です。

約620ｍにおよぶ弓形の白砂の浜「白良浜（しららはま）」は、関西屈指のビーチ。その北端に「白良荘グランドホテル」はあります。JR白浜駅から路線バスで約15分。ビーチまでは徒歩約30秒。1929年開業の老舗ホテルで、皇室をはじめ多くの文化人や著名人に愛されています。

英語を話せるスタッフが常駐し、館内案内板は多言語対応しているので、外国人観光客も安心です。

最大の魅力は、客室の窓から見える白良浜の風景。白砂の浜とどこまでも続く青い海の景色が一望できます。

さまざまなタイプの客室があり、どの客室も外国人観光客に人気。おすすめはロイヤルフロアの客室。和洋室（写真）と和室があり、広々とした間取りと大きな窓からの望むビーチは爽快です。ほかの宿泊客との接触が気になる方には、食事を個室でいただけるプランもあります。

温泉ももちろんおすすめ。「眺望の湯 潮風」や「磯辺の湯 松風」といった露天風呂のほか、大浴場や貸切風呂などがあります。海と空と一体になったような開放的な露天風呂で、美しい白良浜の波音を聞きながら、海を一望しながらリラックス。心地よいこと間違いありません。

食事は、和歌山の幸をふんだんに取り入れた日本の伝統的な会席スタイルです。地域の食材と季節を盛り込み、味はもちろん目でも楽しませてくれる料理は、外国人観光客も称賛。他にも高級魚クエを使った鍋料理や子ども向けの料理もあり、食物アレルギーなどにも対応してくれます。

館内には、ラウンジやワークスペースを設置。夏季限定の宿泊者専用屋外プールは、浅い部分（60㎝）と深い部分（120㎝）を柵で仕切っているので子どもも安心して遊べます。備え付けの浴衣のほか、オシャレなデザイン浴衣のレンタル（有料、もしくは宿泊プラン特典）は、男性用の大きなサイズも用意してあります。館外へのお出かけにも利用でき、日本らしい夏を感じられることでしょう。

ホテルで実施中の新型コロナ感染症対策
フロントや設備等の消毒・除菌・洗浄／ホテルエントランスやロビーなどの共用部に除菌・消毒液の設置／エレベーターや喫煙室等の定員制限／フロントでのアクリル板設置、手続きの簡略化／お客様の入れ替わり都度の消毒／施設内換気の実施／スタッフのフェイスシールド・マスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温・健康管理チェックの実施／お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施／従業員の客室サービス（入室）の制限／体調不良のお客様対応（厚生労働省の指導に従い、個室にて待機頂き、保健所に連絡の上、その指示に従っていただきます）、場合により宿泊のお断り

JR白浜駅からタクシーで約15分。白良浜を見下ろす高台にある「南紀白浜マリオットホテル」は、ロケーション抜群の人気のホテルで、海岸まで徒歩約3分の場所にあります。

客室は「ただ宿泊するだけではなく、そこで過ごす時間そのものを愉しんでほしい」という想いが込められ、海側、庭園側に全182室揃っています。どの客室も42㎡あり、ゆとりある広さが自慢です。写真の「和洋室 海側ツイン(写真)・キング」は最大５名まで宿泊できるので家族旅行にピッタリ。他にも、温泉ビューバス付きの客室は、外国人旅行者から高い評価を得ています。

外国人観光客も絶賛しているのがホテル最上階の温泉大浴場と露天風呂です。太平洋を一望できその風景はダイナミックさに多くの人が感動。タトゥーがある人もカバーシール（8㎝×10㎝）2枚で隠せるならば、入浴できます（詳しくはフロントで要確認）。家族連れには、貸切温泉もおすすめです。

夕食は、豊かな海が育んだ魚介をはじめ、熊野牛や紀州うめぶたなどご当地食材を活かしたグリル料理が定番。和会席のコースやキッズメニューもあります。
朝食は、ビュッフェスタイルやコンチネンタル、アメリカンブレックファーストなどからチョイスできます。

最上階にあるSPAの他、ラウンジやフィットネスルーム、レンタサイクルやワーケーションプランなど、リゾート施設らしい設備やサービスが充実しています。特に景勝地へのサイクリングは、外国人観光客からも好評です。
館内の案内板は英語表記、フロントには24時間対応ではないが英語対応できるスタッフがいます。

ホテルで実施中の新型コロナ感染症対策
フロントや設備等の消毒・除菌・洗浄／ロビーやレストラン、エレベーター前、客室等に除菌・消毒液の設置／エレベーターや喫煙室等の定員制限／フロントでの手続きの時間短縮／お客様の入れ替わり都度の消毒／施設内換気の実施／スタッフのフェイスシールド・マスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温・健康管理チェックの実施／体調不良のお客様の宿泊お断り／お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施／従業員の客室サービス（入室）の制限

紀伊半島の東に位置する三重県の伊勢志摩は、リアス式海岸の岬や入江が多い複雑な地形で「日本の原風景」といわれる自然あふれるところ。海だけではなく、「伊勢神宮」やその背後に広がる自然豊かな森林環境など、自然と歴史、文化、風習にふれられるリゾート地です。2016年にはG7伊勢志摩サミットが開催されました。

そんな伊勢志摩の国立公園内に位置する「NEMU RESORT（ネムリゾート）」は、英虞湾（あごわん）を望む約300万㎡もの広大な自然の中にあります。最寄り駅は近畿日本鉄道「賢島（かしこじま）」駅。送迎バスで約20分。車なら伊勢道玉城ICからサニーロード経由で約40分の場所にあります。

最大の特徴は、自然の中で体験できるアクティビティ。プールやゴルフ場をはじめ、「ヨガプログラム」「ネイチャープログラム」「マリンプログラム」などの体験プログラムが豊富です。また、早朝に海から昇る美しい朝陽を眺められる「東の見晴台」や、海に沈む夕日を満喫できる「夕日に染まる浜」、初夏にはホタルが飛び交う「里山水生園」などの自然スポットも揃っています。

屋内施設ももちろん充実しています。NEMU RESORTの客室は68室。全室46.8㎡の広々とした空間に、大きな窓から望む風景がさらに広さを感じさせてくれる「HOTEL NEMU」に加えて、2022年4月には「NEMU フォレストヴィラ」が8棟オープン。１棟建てのプライベートな空間は、別荘気分で過ごせます。

伊勢志摩の自然の緑と空の境界線を眺めるひと時は、まさにリゾート。外国人旅行者からも好評です。

HOTEL NEMUでのディナーは、落ち着いた雰囲気のレストランでいただく和食料理か、360度自然に囲まれたアウトドアダイニングでリゾート感を追求したグランピングディナー（幼児の利用不可）が選べます。どちらも伊勢志摩の食材が中心で多くの外国人観光客が絶賛。朝食はレストランでの和洋各種を揃えたブッフェか、里山ラウンジでのグランピングブレックファストから選べます。

ランチタイムもアラカルトメニューや屋外に持ち出せるランチボックス、バーベキューと充実しています。

もちろん温泉もあります。敷地内から湧く源泉の「潮騒の湯」、真珠養殖の技術から生まれた化粧品メーカー「ミキモト コスメティックスと共同開発した「真珠の湯」「合歓の木湯」など、3つの湯を巡れて外国人観光客も高評価。

広大な自然が魅力のリゾート地ですが、館内のスパをはじめガーデンルームなど雨の日でも楽しめるようになっています。英語対応可能なスタッフが多いのも魅力。ダイナミックさとエレガントな雰囲気が調和した、家族で思いっきり楽しめるホテルです。

ホテルで実施中の新型コロナ感染症対策
フロントや設備等の消毒・除菌・洗浄／館内各所に除菌・消毒液・空気清浄機の設置／フィジカルディスタンシングの確保による三密回避／フロントや館内施設カウンターに飛沫防止ボードの設置、手続き・客室案内の簡略化／お客様の入れ替わり都度の消毒／施設内換気の実施／スタッフのマスク・手洗い・消毒・うがい・検温・健康管理チェックの実施／体調不良のお客様の宿泊お断り／お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

リゾート地といえば、海や山など景勝地にあるものと思いがち。でも、ホテルでゆっくり滞在しながら、時にはふらりと散策という過ごし方は都会でもできます。それが京都の中心部、JR「京都」駅から徒歩約15分、「梅小路京都西」駅からは徒歩約5分、梅小路公園内の京都水族館のすぐとなりにある「梅小路ポテル京都」です。

客室は、シンプルで落ち着きあるデザイン。木のぬくもりに包まれた日本家屋スタイルで、京都らしさが漂います。家族連れには、公園に面したテラスがあるパークサイドルームがおすすめ。館内案内は英語表記があり、テレビのVODは多言語対応（英・韓・日）になっています。

2～5Fに設けられた「あわいの間」には、本やレコード、ボードゲームなどが用意され、アルコールやソフトドリンクがセルフ＆フリーサービス。宿泊者が自由に利用できる最上階のルーフトップテラスは、京都市街を一望できます。幼児向けの遊べる空間や屋外の遊戯施設もあり、梅小路公園でのウォーキングやジョギングなど、家族一緒に楽しく過ごせます。

隣接する棟の1Fには、銭湯「ぽて湯」があります。宿泊者以外も利用できる日本の伝統的な温浴施設です（時間制限あり）。隣には、日本の食文化を支える発酵の魅力を体験できる「梅小路発酵所」があり、日本酒や発酵食品を味わったり購入したりできます。

夕食は、発酵をテーマにしたディナーコース。梅小路醗酵所から好きなボトルをセレクトしてレストランに持ち込めるサービスなどもあり、日本の伝統食に魅了されるはずです。朝食は、まるで朝市にいるかのような豊富なおかずから、好きなおかずを選ぶスタイル。ランチやカフェタイムも独創性の高いメニューが用意されています。京都には何度も訪れているという外国人観光客こそ、体験してほしいホテルです。

ホテルで実施中の新型コロナ感染症対策
フロントや設備等の消毒・除菌・洗浄／館内各所に除菌・消毒液の設置／予約人数やエレベーター、喫煙室等の定員制限による三密回避／フロントでの飛沫防止シールド設置、キャッシュレス決済の推奨／お客様の入れ替わり都度の消毒／施設内換気の実施／スタッフのフェイスシールド・マスク・手洗い・消毒・うがい・検温・健康管理チェックの実施／体調不良のお客様の宿泊お断り／お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施／マスク会食の推奨／朝食レストランでの混雑確認サービスの導入／入館時に旅行者全員の本人確認の実施／ルームサービス時の配慮／Trust Youが設定する新型コロナウィルス衛生対策基準「Trusted Cleanliness Badge」取得済

非日常を感じながら、家族と一緒の時間を過ごす休日。楽しい思い出づくりに、良い宿との出会いは重要です。ロケーションや設備、料理に温泉、そしておもてなし。今回は、数ある宿の中から、よりすぐりのホテルを紹介しました。

旅の終わりに「また、行きたいね」と、家族の笑顔で包まれる休日をお過ごしください。

Text by：一二三　五十一（ひふみ　いそかず）
※本記事の情報は2022年4月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。