
大阪の人はグルメで知られ、外食をする際に求めるレベルがとても高いのです。美味しくてあたりまえ、手ごろな値段でボリュームがあるのが合格点。そして大盛りも大好きです。そんななかで話題になっているのが、「グリル異人館」の「ローストビーフ」のメガ盛りです。高級な肉料理をどーんと積み上げるなんて、なんて太っ腹! 行列ができるのも当然ですね。並んででも食べたい噂の丼を味わいに行ってきました。
グルメスポット、大阪駅前第3ビルの「異人館」で豪華なメガ盛り


JR、阪急・阪神、OsakaMetro、大阪梅田にあるどの鉄道の駅からも近い大阪駅前第3ビル。ここの地下1階、飲食フロアに「グリル異人館」があります。のれんが上がっていたら営業中のしるし。11:30のオープンから23:00まで、休憩時間がないので、いつ行っても食事とお酒が楽しめるのです。駅から近いため観光客も訪れますが、近隣には企業も多いのでビジネスマンの常連さんも多い店です。
100gから300gまで、ローストビーフ丼は4段階のボリューム


お店の前に立てかけてあるメニュー看板でひときわ目立つローストビーフ丼は、中(100g)、大(150g)、特大(200g)、そしてメガ(300g)と4段階から選べます。中に入ると、「いらっしゃいませ!」と、店員さんの威勢のいい声が響いて、わくわく気持ちが高まります。店のインテリアはクラシックな雰囲気で、昭和の歌謡曲が流れるレトロな感覚もいい感じ。メニューには写真と値段がはっきり書いてあるので、外国人にもわかりやすいですね。指差し注文でもOKです。
ランチ名物、ローストビーフ丼は高級ホテルの味

今回はメガ盛り(2,100円・税込)を注文。運ばれてくると、周りのお客さんから感嘆の声がこぼれ、中にはスマホを取り出す人も。ほんと、写真に収めたくなるほどのボリューム感です。高さは30cmほどもありそうで、となりに置いたボールペンと比べると、その大きさがわかりますね。

異人館のローストビーフは、1917年のオープン時から変わらない人気メニューです。ホテル出身の腕利きシェフが考案したレシピで、毎日作られています。キッチンのオーブンで、塩とニンニクで下味を付けた牛肉を、低温で40分かけて焼き上げて、ひと晩寝かせています。ローストビーフの山の頂には卵黄とカイワレ、それにオリジナル自家製タレとサワークリームがかかって、見た目もおいしそう。
甘めのタレをまとったローストビーフは絶品

たおれそうなくらい高い山を前に、気合を入れて、いざ実食。まず山の頂にある卵黄をといて、サワークリームと一緒に、ローストビーフにからめていただきます。ハチミツが入った甘めのタレに、サワークリームの軽やかな酸味、卵黄のまろやかなコクが、肉の旨みを引き立てます。口の中でブラックペッパーとカイワレの特徴ある刺激も感じられます。

ごはんにもローストビーフと同じタレがたっぷりかかっていて、ごはんだけでもどんどん箸が進むくらいおいしいのです。ローストビーフとごはんを交互に食べていくと……。

一番上となる三段目を平らげると、ローストビーフが敷き詰められた二段目が登場。器にぎっしり詰まったローストビーフはお得感満点です。さらに食べ進めると、ベースとなる一段目が姿を見せます。ごはんの上にローストビーフをのせることを3回繰り返す贅沢なローストビーフ300gの丼は、なかなかの食べ応えで、満足度100%です。
特大200gは、この二段分と同じ量ですが、女性でもこれを注文して完食する人がいるそうです。プラス30円でトッピングに西洋ワサビを追加できたり、プラス容器代50円でテイクアウトもできます。ローストビーフは幅広い年代に人気のメニューなので、テイクアウトをして家族や友達とおうちでシェアするのもいいかも。

一時期の大ブームも過ぎ去ったと思いきや、やっぱり日本人はローストビーフが大好き。異人館ではランチタイム以外でも、ローストビーフがメニューにあります。洋風居酒屋としても人気の店なので、高級なローストビーフを食べながら、赤ワインを飲む人は多いのです。ランチとディナーのあいだに休憩時間がないので、いつでも飲んで食べることができます。丁寧に作られたオリジナルのローストビーフを大阪で堪能してみませんか。
-
グリル異人館
- 住所 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル地下1階100号
- 電話 06-6455-5033
営業時間:11:30〜23:00、土日祝11:30〜22:00
料金:ローストビーフ丼 中(100g)1,020円、大(150g)1,420円、特大(200g)1,850円、メガ(300g)2,100円 ※全て税込
定休日:無休
松田きこ、木村桂子、都志リサほか、関西に精通した女性ライターチーム。食べること、飲むこと、旅することが大好き! 自ら体験した楽しい情報を発信しています
- エリア
- カテゴリ
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
-
古都奈良で日本の伝統文化や歴史を巡る特別な旅を
-
空港アクセス抜群「OMO関西空港」食も遊びもリラックスも叶える宿泊完全ガイド
by: 株式会社ウエストプラン
-
「ニンテンドーミュージアム」がついにオープン!最寄り駅や宇治の観光スポット、旅行計画のコツを攻略しよう
by: LIVE JAPAN編集部
-
京都・大阪・神戸観光がより便利に! 阪急1dayパス攻略ガイド
-
【2024年11月】旬を迎える紅葉狩り、イルミネーション&クリスマスイベント、そして秋の花火大会も!関西近郊イベント&お祭り情報
by: 木村かおり
-
相撲発祥の地 奈良県葛城市の観光ガイド記事(動画付き)。 當麻寺・道の駅かつらぎ・中将堂本舗・梅乃宿酒造などを紹介
by: LIVE JAPAN編集部