HOME 関西 京都 京都近郊 【2023-24最新】関西・冬の絶景おすすめ10選~貴船神社や伊根の舟屋の雪景色も~
【2023-24最新】関西・冬の絶景おすすめ10選~貴船神社や伊根の舟屋の雪景色も~

【2023-24最新】関西・冬の絶景おすすめ10選~貴船神社や伊根の舟屋の雪景色も~

更新日: 2023/11/24

足を延ばせば、すぐに行ける場所に街も海も山もある関西。ここに吐く息が白くなる時季にしか見られない季節限定の絶景があります。鳥居と雪の赤と白とのコントラスト、日本一大きい湖・琵琶湖に浮かぶ鳥居、奈良の一大イベント・光の祭典、静と動が織りなす水墨画のような世界……どこも足を運んでこそ感じることのできる風景です。”冬にこそ訪ねて欲しい”関西一円の冬の絶景10選を紹介します。

目次
  1. 1.朱色と雪が織りなす美・貴船神社(きふねじんじゃ)【京都】
  2. 2.舟屋のある風景・伊根【京都】
  3. 3.自然が作り出した神秘の造形「天橋立(あまのはしだて)」【京都】
  4. 4.天女伝説が残る日本のウユニ塩湖「余呉湖(よごこ)」【滋賀】
  5. 5.まるで冬の雪花「メタセコイア並木」【滋賀】
  6. 6.琵琶湖に浮かぶ幻想的な鳥居、白鬚神社(しらひげじんじゃ)【滋賀】
  7. 7.奈良公園一帯が瑠璃色に染まる【奈良】
  8. 8.ダイナミックな夜景を見に掬星台(きくせいだい)へ【兵庫】
  9. 9.冬の「箕面(みのお)の滝」は水墨画の世界【大阪】
  10. 10.心に染み入る小島に沈む円月島(えんげつとう)の夕陽【和歌山】

1.朱色と雪が織りなす美・貴船神社(きふねじんじゃ)【京都】

1.朱色と雪が織りなす美・貴船神社(きふねじんじゃ)【京都】

京都の奥座敷と呼ばれる「貴船神社」は、貴船山と鞍馬山とに挟まれた谷合に鎮座する神社で、太古の時代からの信仰の地です。縁結びの神様としても名高いパワースポットとしても知られています。長い石段の春日灯篭が雪に覆われる冬景色は、訪れる人を神秘の世界へ導いてくれるかのようです。

2023年は1月7日(土)~ 2月26日(日)の土、日曜、祝日に、日の入りから20時まで、積雪日限定でライトアップをしました(2024年の詳細は未定)。

貴船神社へは、叡山電車「貴船口駅」からバスを利用すると便利です。

2.舟屋のある風景・伊根【京都】

2.舟屋のある風景・伊根【京都】

日本で一番、海に近い暮らしをしている漁村の町、伊根町。「舟屋(ふなや)」と呼ばれる海に面した家々が建ち並んでいる景観は、まるで家が海に浮かんでいるかのよう。

雪の降る日は、いっそう幻想的で、一度見たら忘れられない風景です。この地区独特の伝統的建造物の舟屋の一階は、漁をするための舟のガレージ、二階は生活の場として使われています。冬が旬の「伊根ブリ」は、ぜひ、しゃぶしゃぶで食べてみてください。

大阪からも京都からも直通がある京都丹後鉄道で「宮津駅」下車、そこからバスを利用できます。

  • 伊根の舟屋
    • 住所 京都府与謝郡伊根町字平田
    • 電話番号:0772-32-0277(伊根町観光協会、9:00~17:00)
      アクセス:京都丹後鉄道(JR京都駅、大阪駅から直通あり)「天橋立駅」または「宮津駅」下車、路線バス(丹後海陸交通)に乗り換えて約1時間。

3.自然が作り出した神秘の造形「天橋立(あまのはしだて)」【京都】

3.自然が作り出した神秘の造形「天橋立(あまのはしだて)」【京都】

京都府宮津市にある「天橋立」は、日本三景のひとつとして知られています。自然が作り出した見事なまでの造形美は、何千年もの潮の満ち引きで作り出されました。

幅約20~170メートル、全長約3.6キロメートルの砂浜に5,000本もの松が生い茂る地形が、天に架かる橋のように見えることから「天橋立」と名付けられたのです。

その雪化粧は、計算しつくされた芸術のような白銀の世界です。天橋立を歩いて渡ると片道約50分、自転車約20分です。

京都丹後鉄道で「宮津駅」下車、駅からレンタサイクルも利用できます。

4.天女伝説が残る日本のウユニ塩湖「余呉湖(よごこ)」【滋賀】

景色を鏡のように映す湖
景色を鏡のように映す湖

滋賀県の北端に位置する「余呉湖」は、東、南、西の三方をブナやミズナラなどの落葉広葉樹林の山に囲まれています。天女伝説も残る神秘的な湖で、風のない日には湖面に風景が映り込み、吸い込まれそうな鏡の世界が広がることから「鏡湖」とも称され、日本のウユニ塩湖ともいわれています。

冬には水鳥が飛来し、一面、銀世界に包まれます。冬の風物詩、ワカサギ釣りは、初心者でも手軽に楽しめるのでおすすめです。JR北陸本線 「余呉駅」から歩いてすぐのところにあります。

  • 余呉湖
    • 住所 滋賀県長浜市余呉町川並
    • 電話番号:0749-65-6521(長浜観光協会)
      アクセス:JR北陸本線 「余呉駅」 下車 徒歩 5分

5.まるで冬の雪花「メタセコイア並木」【滋賀】

5.まるで冬の雪花「メタセコイア並木」【滋賀】

滋賀県高島市にあるマキノピックランドからマキノ高原へ続く道路沿いに、延長2.4キロに渡り約500本のメタセコイアが植えられており、夏の新緑、秋の紅葉と、四季折々の姿を楽しませてくれます。中でも雪がメタセコイアの枝葉に降り積もった景色は、まるで雪の花のようです。

「恋人の聖地」にも認定されており、映画の主人公になったような気分に浸れます。そのファンタジックで雄大な姿は、真冬の雪が降りそそぐ季節ならではの楽しみです。

JR「マキノ駅」から、バスに乗り換え、10分足らずで行くことができます。

  • メタセコイア並木
    • 住所 滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
    • 電話番号:0740-33-7101(びわ湖高島観光協会、8:30~17:15)

6.琵琶湖に浮かぶ幻想的な鳥居、白鬚神社(しらひげじんじゃ)【滋賀】

6.琵琶湖に浮かぶ幻想的な鳥居、白鬚神社(しらひげじんじゃ)【滋賀】

日本で一番大きな湖、琵琶湖に浮かぶ鳥居が、滋賀県北西部の高島市にあります。鳥居のある「白鬚神社」の創建は1900年前と古く、全国にある白鬚神社の総本社です。鳥居の向こうに見えるのは琵琶湖最大の島、沖の島です。

対岸から昇る朝陽
対岸から昇る朝陽

空が澄んだ冬空に生える朱塗りの大鳥居の姿は、観光に訪れる人だけでなく、地元民にも愛されてきました。冬空に夕日が沈むころの景色のすばらしさをぜひ、その足で行って確かめてください。

JR「近江高島駅」で下車し、タクシーで5分くらいです。

  • 白鬚神社
    • 住所 滋賀県高島市鵜川215
    • 電話 0740-36-1555
    • アクセス:JR「近江高島駅」下車 予約乗合タクシーで5分

7.奈良公園一帯が瑠璃色に染まる【奈良】

7.奈良公園一帯が瑠璃色に染まる【奈良】

奈良公園の三大社寺、春日大社、興福寺、東大寺を幻想的な光の道でつなぐ「しあわせ回廊なら瑠璃絵」が2024年2月8日(木)~14日(水)まで開催されます。従来なら期間中はそれぞれの社寺での夜間特別拝観ができ、美しい瑠璃絵の世界に誘い、底冷えのする冬の奈良を美しく彩ります。

  • なら瑠璃絵
    • 住所 奈良県奈良市春日野町(奈良公園一帯)
    • 最寄駅 近鉄奈良駅、JR奈良駅
    • 電話番号:0742-20-0214(なら瑠璃絵実行委員会)
      期間:2024年2月8日(木)~14日(水)時間は施設により異なる
      ※詳細は公式ホームページ(https://rurie.jp/)でご確認ください。

  • 奈良公園
    • 住所 630-0000 奈良県奈良市春日野町・雑司町・高畑町・登大路町 一帯
      地図をみる
    • 最寄駅 近鉄奈良 駅 (近鉄奈良線)
      徒歩5分
    • 電話 0742-22-0375

8.ダイナミックな夜景を見に掬星台(きくせいだい)へ【兵庫】

まやビューライン・掬星台夜景
まやビューライン・掬星台夜景

神戸市の摩耶山山上にある展望広場、掬星台(「COOL JAPAN AWARD 2019」受賞)は、手で星が掬(すく)えるほどの美しい夜景を眺望できることから、掬星台という名が付けられました。大阪方面から神戸市街の星を散りばめたように輝くダイナミックな夜景を体感できます。

まやビューライン・雪景色
まやビューライン・雪景色

昼間は、神戸から遠く紀伊半島まで見渡せる大パノラマが広がり、日没からは、徐々に街に明かりが灯り始める光模様が圧巻です。空気の澄んだ冬に山の上から見る夜景は格別です。

掬星台へはまやビューライン「星の駅」下車すぐです。

  • 掬星台
    • 住所 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-2
    • 電話番号:078-861-2998(まやビューライン・星の駅)
      まやビューライン営業時間:
      冬季(11/1~3/19)
      ケーブル:
      春・秋:月・水・木10:00~17:40、金・土・日・祝10:00~20:00
      夏:10:00~21:00
      冬:月・水・木10:10~17:40、金・土・日・祝10:00~20:00
      ロープウエー:
      春・秋:月・水・木10:10~17:30、金・土・日・祝10:10~20:50
      夏:10:10~20:50
      冬:月・水・木10:10~17:30、金・土・日・祝10:10~19:50
      春・秋とは、3月20日~7月19日、9月1日~10月31日
      夏とは7月20日~8月31日、
      冬とは11月1日~3月19日

      料金:全区間の場合、片道大人900円、往復大人1,560円まやビューライン定休日:火曜日(祝日の場合は翌平日休))

9.冬の「箕面(みのお)の滝」は水墨画の世界【大阪】

9.冬の「箕面(みのお)の滝」は水墨画の世界【大阪】

箕面山は古来より箕面滝を中心に修行道場として発展し、日本で最も古い修行地の一つです。大阪から約30分の距離で緑豊かな自然に出会うことのできる場所です。「日本の滝100選」にも選ばれた箕面大滝、瀧安寺と見どころがいっぱいです。

箕面駅から箕面大滝へと続く2.7キロメートルの滝道には、もみじの天ぷらを揚げる土産物屋や歴史ある建物を生かしたカフェなどが点在しています。

紅葉も見事な「箕面の滝」ですが、薄く木々を白く染める雪景色は、しっとりとした水墨画の世界のような風景を見せてくれます。

10.心に染み入る小島に沈む円月島(えんげつとう)の夕陽【和歌山】

10.心に染み入る小島に沈む円月島(えんげつとう)の夕陽【和歌山】

1350年以上前から湧き出る温泉がある和歌山県白浜町は、温泉、海水浴、テーマパーク「アドベンチャーワールド」と観光施設が多い人気のスポットです。その南紀白浜のシンボルとして親しまれている風光明媚な「円月島」の夕陽は「日本の夕陽100選」にも選ばれています。

自然が生んだ島の中央にぽっかり空いた円形のトンネル(海蝕洞)に沈む夕陽に誰もが心を奪われます。冬の静かな海でゆったり眺める夕陽は格別です。冬はクエ料理も味わえます。

  • 円月島
    • 住所 和歌山県西牟婁郡白浜町臨海
    • 電話番号:0739-43-5511(白浜観光協会、8:30~18:00)
      アクセス:JR白浜駅から明光バス三段壁・臨海経由アドベンチャー行きで20分、臨海下車、徒歩すぐ
      日の沈む目安時間:冬は16:30頃~

関西は、海、山、歴史ある神社、日本最大の湖と様々な顔を持っています。京都、大阪、神戸をはじめたくさんの観光名所がある関西の冬ならではの絶景スポット、いかがでしたか?

幻想的な風景、ロマンチックな場所、自然が織りなす景観など、見どころが満載です。ぜひ、旅の目的に加えてみてください。

※※本記事の情報は2019年12月時点のものを2023年11月に更新しています。状況により営業時間の変更やサービス・価格が変更になっている場合があります。

Written by:
株式会社ウエストプラン
株式会社ウエストプラン

松田きこ、木村桂子、都志リサほか、関西に精通した女性ライターチーム。食べること、飲むこと、旅することが大好き! 自ら体験した楽しい情報を発信しています

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