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京都のおすすめスモールラグジュアリーホテル「そわか」

京都のおすすめスモールラグジュアリーホテル「そわか」

更新日: 2020/11/25

2018年11月に京都・祇園八坂エリアにオープンしたホテル「そわか(SOWAKA)」。築100年超の元老舗料亭をリノベーションした本館、新館あわせて全23室のスモールラグジュアリーホテルです。
襖絵、漆、和紙など古都らしい和の要素を存分に取り入れた部屋はすべて間取りが異なり、それぞれに趣があります。せっかくの京都観光、宿泊先も「京都ならでは」にこだわりたい!という方に、いま一番おすすめしたいホテルです。

京都旅行の拠点にも便利な東山エリア

京都旅行の拠点にも便利な東山エリア

そわかが位置する「東山」は、京都を代表する名所が集まる観光の王道エリアです。近隣には清水の舞台で名高い清水寺や、平安神宮、高台寺、八坂神社などがあります。京都府の条例によって保存、整備された雅な街並みは、ねねの道、二寧坂などホテル周辺を歩くだけでもその雰囲気を楽しむことができます。

ESB Professional / Shutterstock.com
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1年を通して世界中から観光客が訪れる清水寺も徒歩圏内。いつ行ってもたくさんの人で溢れている人気の観光地ですが、そわか(SOWAKA)からは歩いて15分ほどで行くことができます。おすすめは、早朝参拝。開門の6時を目指して、朝食前に訪れると、あまり人の多くない静かな時間帯を満喫できますよ。すがすがしい空気の、清らかな朝の境内で1日の始まりを晴れやかな気持ちで迎えましょう。

ホテルへのアクセスはJR京都駅から206系統のバスに乗り、「祇園」で下車してすぐです。京都祇園四条駅からなら徒歩約10分、阪急河原町駅からは徒歩約14分で行くことができます。

数寄屋造りの魅力に触れる【本館】

数寄屋造りの魅力に触れる【本館】

本館は大正後期から、昭和初期にかけて技巧を凝らして建築された「数寄屋造り」の元料亭をリノベーションした建物です。数寄屋造りとは、数寄屋(茶室)風を取り入れた建築様式のことを指します。その語源は「好き」。つまり、「好みに応じて作った家」という意味で、型にとらわれず遊び心のある造りのこと。窓や天井など細部に施された装飾などがその特徴です。

4タイプ11室の客室のうち、世界観を一番堪能できるのが本館の「108ガーデンビュー スイート」。引き手にほら貝の意匠が施された襖を開けると、中塗り仕上げの土壁の華やかなベッドルームが現れます。ほかにも茶室が備わったメゾネットタイプの部屋、伝統職人が壁一面に施した「名栗(なぐり)」が楽しめる部屋など、それぞれに趣向を凝らした部屋ばかり。和の伝統様式を重んじながらも、現代を生きる人々が過ごしやすく、違和感なくマッチするような細かな配慮が行き届いています。

個性豊かなモダン空間【新館】

個性豊かなモダン空間【新館】

新たに建設した、杉目模様が美しい新館。部屋と部屋が接することのないゆとりのある空間で、たくさんの坪庭が配され、すべての部屋から緑が眺められるよう造られています。

各部屋の入口は、共用の廊下から少し入ったところにあり、まるで京都の路地を歩いているかのような気分を味わえます。町家のような細長い部屋、畳敷きの小部屋を備えた部屋、半露天風呂付きの部屋など、それぞれにユニークな特徴があって、柱や梁がなく、すっきりした印象のモダンな空間でリラックスして過ごすことができます。本館とはまた異なった「新しい数寄」の魅力が詰まっています。

レストランで新しい日本料理体験

レストランで新しい日本料理体験

宿泊者が食事を楽しむのは、ホテル内に併設されたレストラン「ラ・ボンバンス 祇園」。本店は、東京・西麻布で10年連続ミシュランの星を獲得した実績をもつ名店です。窓ガラス一面に広が坪庭の緑を眺めながら、旬の素材を生かした繊細で独創的な日本料理をいただくことができます。

ディナーは、京都産を中心に産地直送の食材をふんだんに取り入れた月替わりのコースです。先付けにはじまり、彩りよく盛り付けられた9種の前菜、お椀、蒸し物、肉料理、料理など全9品。看板メニューのひとつである「フォアグラの茶わん蒸」もコースの一品としていただけます。和食では使うことが少ない素材も積極的に取り入れ、ここでしか味わえないボーダーレスな「新日本料理」を提案しています。

豪華な特別宿泊プランも要チェック

※写真提供:高台寺
※写真提供:高台寺

ホテルでは定期的に、京都観光を組み込んだ特別なプランを用意しています。例えば2019年の秋には、2日間限定で『夜の高台寺「貸切」拝観付宿泊プラン』を実施。春は桜、秋は紅葉の名所として知られる夜の高台寺を、そわか(SOWAKA)の宿泊者だけで貸し切り散策できるという内容です。例年、高台寺の紅葉の見ごろは10月中旬~12月上旬。そのシーズンには特に多くの観光客が詰めかける高台寺ですが、このプランでは、少人数で静謐な空気のなか、その美しい景色と文化を堪能することができます。(2020年の実施は未定)

いかがでしたか?古きよきものと新しいものとが調和し融合した、「京都らしい体験」を大切にしたホテル。「そわか(SOWAKA)」とは、インドのサンスクリット語で「幸あれ」という意味。趣のある贅沢な空間で、とびきり幸せな時間を過ごしてみては。

  • そわか
    • 住所 〒605-0821 京都市東山区下河原通下ル清井町480
    • 電話 075-541-5323
    • 営業時間:チェックイン15:00~/チェックアウト ~11:00
      料金:本館デラックス5万円~(一泊一室料金)、新館スタンダード4万円~ (一泊一室料金)
      ※2名1室利用/税サ・宿泊税別

Text by:株式会社ウエストプラン

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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